#6 ラスベガス カジノの街で5$だけ使う。inアメリカ(6) 2017.12.19
- 2017/12/23
- 19:05
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▼徘徊メモ
・どこから:ロサンゼルス
・どこまで:ラスベガス
・交通手段:高速バス グレイハウンド 08:15発 13:30着
・所要時間:5時間
・必要料金:20$
・必要料金:20$
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本日はラスベガスです。
8:15のバスに乗るために宿を6:30出発。
グレイハウンドバスステーションへ。
この左上の宿から、右下へ移動です。
地下鉄RedlineでPershing squre駅で降りてバスに乗り換えるのですが、
どのバスに乗るべきかを忘れたことに、地下鉄内で気づく。
まあ時間もあるし歩こう、と呑気に構えて
オフラインに強い地図アプリMaps meみたらなんと4kmもあるじゃないですか。
この殺人リュックで4kmはヤバいですが、
下手にバスに乗って見当違いの方面へ行ってしまうのもリスクと考え、
思いきって徒歩で敢行。
※LAは流しのタクシーがほぼいないのでこちらも期待できません。
7:10、6thストリートをダッシュで東へ。
小さい東洋人がばかでかい荷物背負ってジタバタ駆ける姿はさぞ滑稽なのでしょう。
通りすがりの人にWhat's?なりBe careful等々の声援を戴きます。
が、
ビル街が一転してホームレスがたむろするテント街になりました。
ビル街が一転してホームレスがたむろするテント街になりました。
Be carefulとはそういう意味だったのだと思います。
こんな区画すぐ終わるだろうと突き進んだのですが、
景色は杖の老人達から車椅子の老人達に変わり、
そして四つん這いで地を這う年齢不詳の人々に変わってきました。
朝7時で明るいですが、いよいよヤバい雰囲気です。
マリファナ臭がガツンと来ます。
一瞬で頭いたくなります
四つん這いが両手をあわせて天に向かって
〆〇×♂℃◆▽△▼★○ゑΘ㍻Ы~~~
と叫び出します。
お祈りかなと思ったら放尿でした。
さすがにNo photoです。
思い出すだけで気持ち悪くなる光景でしたが、
これも現実として理解できるようにならないとです。
なお昨日の日記にも書きましたが、
今いるこのエリアが、まさにLA治安マップで言うところの以下の④でした。
拳銃ナイフ、当たり前のエリアだそうです。
ちなみに①②③はそれ以上の無法地帯だそうです。
観光客がいくようななにかある場所ではないですが、ダウンタウンからほんとに近いです。
怖いです。
さて、なんとかグレイハウンドバスステーション到着です。
テント通りを恐怖一心で駆け抜けたため7:40には着きました。
振り返るとLAの摩天楼です。
あの摩天楼からここまでの間に、例の危険地帯があります。
こんな都会のど真ん中なのに。
LAのバスステーションは大きいです。
数人のスタッフにLas vegas?と問いかけて乗るべきバスを二重チェック。
Las vegasでトランジットする人もいるようで
DenverとかNewyorkとかいろいろな地名が聞こえてきます。
このバスが本当にベガス行きなのかどうか不安になります。
バスは電源Wi-Fiありで快適ですが、通路挟んで反対側の人は四つん這い系です。
右足が無さそうです。
途中まで爆睡されていらっしゃったのですが、急に目を覚まし、
ラップのようなノリでRhyme刻んでます。
耳をすますと聞こえてきますのは
rock, extream, distinguish, drug, real, rule, down, drug, drug, dark, drug,,,
貴重品を強く抱き抱えながら寝ることにします。
ふと見るとこんな掲示が。
INTOXICANT。
INTOXICANT。
わたしもちょっとヤられてしまったのでしょうか。
外界をシャットアウトしようと取り出したipod nanoをポロッと座席の隙間に落としました。
どう見てもサルベージ不可能です。
本旅、最初のロスト案件です。
いつかなくすと思ってたので、忘れます。
LAは車の数も車線の数も大変な騒ぎなのですが
景色が
だんだんと
ワイルドになってきて
荒野の丘の間から、
ちょっとずつ街が見えてきました。
ちょっとずつ街が見えてきました。
LAから5時間、ラスベガスに13時着です。
(ラスベガスのグレイハウンドバスステーション外観)
ラスベガスのグレイハウンドバスステーションは
ラスベガスの北、ダウンタウンエリアにあります。
アウトレットの近くです。
アウトレットの近くです。
ホテルエリアからめっちゃ遠い、、、。
事前に調べた交通手段として、
大通りの両脇にホテルが君臨するこのラスベガスを縦断する路線バス、
各駅的なのがDEUCE、急行的なのがSDXである、と聞き、
迷わず近くのSDXバス停に行くと、建物取り壊し工事中でバス停ごと無い。
のでラスベガス大通りに出ようと向かったのですがその道中がこれまたダーティー。
例の刺激臭はするわホームレス多いわです。
ガバーンメントセンター、どうしちゃったんですか。
ぐっしゃぐしゃです。
ぐっしゃぐしゃです。
まずは御自身をガバナントしてください。
ホームレスにやられたのですか。
ホームレスにやられたのですか。
ようやく大通りにでて、
DEUCEのほうのバス停へ。
DEUCEのほうのバス停へ。
券売機で1日券的なものを買い、乗車。
1乗車6$、1日券8$、という、
もうちょっとうまくやろうよ、という料金です。
その後一駅でバスが故障したとアナウンスがあり全員強制的に降ろされ、
その次に来たSDXに乗車。
結局SDXに乗れました。
結局SDXに乗れました。
ホテル&カジノが終結するエリアまで来ました。
wynnホテル
Treasure islandホテル
手前にあるのは海賊船みたいなやつです。
手前にあるのは海賊船みたいなやつです。
交差点に横断歩道がないところがちらほらあり、
いちいち大通りをまたぐ遊歩道を渡らねばなのですが、
その遊歩道がホテルの2F直結になってたりして大変歩きづらい。
回遊動線がハンパない。
Venetianホテル
ゴンドラがいらっしゃいます。
着きました。。
ようやく私が宿泊するホテル着です。
直線距離ではもっと近いのに、あれこれ上下左右に迂回させられもはや汗だくです。
この、Harrah'sです。
でかすぎてカメラに収まりません。
でかすぎてカメラに収まりません。
平民なもので、予約してしばらくするまで有名ホテルであることを一切知りませんでした。
ただこうして隣のVenetianと比較すると
外観は老舗な感があります。
外観は老舗な感があります。
(写真右下がharrah's)
そして入り口がわからず・・・。
ハラーズカジノがでっかい入り口おっぴろげいてるのですが、
私の目的はカジノではないのです。チェックインカウンターです。
この殺人リュックを放り投げたいのです。
とはいえ日本のバブル時代のホテルはゲーセンの奥にフロントがあったりするので、
それを期待してカジノにインです。
、、、が
どこまで行ってもカジノ(;´Д⊂)
どこまで行ってもカジノ(;´Д⊂)
これがラスベガスなのですね。
カジノが止まりません。
カジノが止まりません。
ホテルスタッフに問うと、この奥ですよ、と丁寧に教えてくれるのですが、
どんだけ射幸心をあおるんですか。
フロント着。
一流ホテルはカタコトの日本人に優しくゆっくり説明してくれます。
感激です。
とはいえ実は今日のホテル代は3800円と、日本のカプセルホテル並です。
きっと旧館のじめっとした地下室に案内されるかと思いきや、
!!
!
!
!
34階!
キングサイズベッド(枕5個。なにに使うんですか)!
なんということでしょう!
なのですが日暮れも近いので
殺人リュックを放り投げてそそくさと出発。
殺人リュックを放り投げてそそくさと出発。
こちらがラスベガスの大まかなマップです。
インフォメセンターの人が手書きメモが入ったものを渡してきました。
そして私にとってのラスベガスの唯一の目的地、ストラトスフィアタワーへ。
カジノをとおらないと外へ出れないのかなとチェックインカウンター側の出口を出ると
ホテル専用バスターミナル。
そこをすり抜けて行くと、
ホテルとホテルの間の人影の無い薄暗い倉庫みたいなとこにきちゃいました。
一寸先は闇とはこういうことを言うのだなと。
ハラーズホテル前はぼちぼち治安は悪く、
ホームレスが道端で転がってるわ、例の刺激臭するわ、ちょっと想像と異なりました。
まあどこもこんな感じなのでしょうかね。
ハラーズ前のマック。
この前にホームレスと刺激臭臭い黒人がたむろしてました。
道中のスタバ。
ちょっとファンキーです。
ホテル近くのバス停でDEUCEを待ちますが30分待ちました。
そして前職の先輩であるO越さんがちょうどベガスにいるということで
メッセしてたらストラトスフィア駅を過ぎてました。
循環バスなのでそのまま折り返し地点行って戻って来た頃にはもう日は暮れてましたが、
逆に正解だったのではないでしょうか。
O越さん、ありがとうございます。
結局会うことはなかったですが。
結局会うことはなかったですが。
ラスベガスって、
砂漠にポツンとギャーギャー眩しいホテル群があるんだと思っていましたが、
こんなに広い街なんですね。
360度、光の海です。
360度、ほぼ同じ景色とも言えます。
夜景の写真って得てしてこうなりますよね。
360度写真を取るものの、どれがどれだかわからなくなる。
なので360度のパノラマ写真もとってみました。
うーん、暗い。。
ふとした一角にこんな入口を発見。
なかではアジア系の男女がワイン片手に執事に写真撮影させていました。
なお、このストラトスフィアタワーに来たのは、
夜景を見たかっただけでなく、
ニンゲンの極限なる狂気の沙汰を見ることができるからです。
それがこちら。
目が点になるとはこのことです。
高さ約280メートルの展望台スペースに
滑り台のようなシーソーのようなレールの先が無いコースターを設置して
闇夜へニンゲンを放り出す(を三回繰り返す)、という代物です。
動画を撮ってみました。
実際に乗った人の動画もありました。
昼間版です。
キがチガってイます。
他にも、ムスカ大佐様の名言「人がごみのようだ」を体現するこちらのマシン。
ニンゲンを闇夜へ放り出しガンガンぶん回しています。
ニンゲンはもうまっ逆さまに近い状態を安全バー一本でもてあそばれています。
こちらも動画撮ってみました。画質かなり悪くなってますが。
ちょっと私は絶叫マシーンは全然平気なのですが、
安全性に違和感がある&高所ものはダメです。
ちょっとこの滑り台コースターとヒトをゴミのようにぶん回すやつは遠慮します。
代わりにこれにトライします。
よくある逆バンジー的に天高くニンゲンを放つやつです。
高所ではありますが安全性に難はありません。
安全性、というか仮に途中で故障しても闇夜に舞う可能性は低いということです。
これに乗る道中、タワーのさらに上部へ行きます。
滑り台マシンとゴミ回し機(語弊ありますね)が上から見えます。
残念ながら写真は無いですが、
この天高く放り投げ出された際の景色は絶景でした。
この天高く放り投げ出された際の景色は絶景でした。
隣の欧米人が「ユー、君はオールライトかー!」と膝をバンバン叩いて来ました。
景色に感動して絶句していたのですが。
お陰さまでこういったアトラクションはお茶の子サイサイです。
ムスカ大佐にトリップできるこのスポットは
私にとって何時間もいられるほどのよい景色でしたが、
ロンT一枚では凍えてきたので一旦退散。
※気温9度
その道中、
Circus Circus(ホテルの名前です)
Circus Circus(ホテルの名前です)
Encore
wynn
ファッションショーモール(ファッションのショッピングモール)
Palazzo
Treasure island
Venetian
我が宿Harrah's
一旦CVS(食品も扱うドラッグストア)で夕食と明日からの車移動の物資を買い足し、
部屋に戻り洗濯+サンドイッチタイム。
での食費が掲題のトータル5$です。
窓から向かいのホテルミラージュの泉で火山噴火のショー(うまく表現できない)、
ボルケーノショーが見えました。
上からだとちょっとしょぼいですね。
おやおや、なんだか
火が強すぎやしないか
!!
!!!!
火事ですか!!!
ここまで爆発音が聞こえています。
鎮火したようです。
間近で体感したかったですが本日はこの20:00の回で終了みたいです。
残念。
残念。
さて、ヒートテックを着こんでいざ再出陣。
ここからはストリップ通り(このラスベガスの一本の大通りをストリップと呼ぶそうです)
を
を
南へ向かいます。
さきほどボルケーノしていたのがまさにこのMirageです。
火山噴火が嘘のように静かです。
Caesars palece
Flamingo
こちらのフラミンゴホテル前も例の刺激臭する黒人達がギャーギャー騒いでいました。
BALLY’S。
そして、
着きましたBellagio!
着きましたBellagio!
ここの噴水ショーがすごいと聞いていたのですが、
いきなりやってました。
なんと15分に一回やるらしいです。
気温9度のなか、4回も見てもうたです。
すんごいですよとにかく。
大きさも広さもなのですが、至近距離で見れるのもすごいです。
カメラを塀において動画にしてみました。
どちらも3-4分の長編ですが、
後半から凄いので、気長にお付き合いください。
バーンっていう音は噴水がかなり強く噴出されるときの音です。
発砲音ではありません。
そして、ラス・ベガスもかなり南のエリアになってきました。
Mandarin oriental
だんだんこのあたりになってくると人影が減ってきて、
POLICEを見かけるようになってきました。
からのNewyork Newyork。
まるでNYが治安悪いみたいに見えますね。
やっぱこうなりますよね。
自由の女神がいます。
なるほど、これでニューヨークニューヨークなのですね。
と思い道路の反対側に渡ると、
あ、すみません、ちょっと本気度が違いました。
摩天楼作っちゃったんですね。
どうしちゃったんですか。
ここから先はちょっとヤバそうだったので、ここでストリップ通りを折り返し。
反対側に渡って気づきましたが、
NYNYの隣にはもはやどこ意識?なホテル。
名前忘れました。
治安悪そうなので近づくの辞めました。
(あとで確認したらここがエクスカリバーでした。もう名前だけで行っておけばよかったと後悔です)
その向かいには、誰に見せたい大きさなの、というサイズのライオン。
歩行者には確実にライオンとは思わせられないTooMuchなサイズです。
M&Mキャラのフラッグシップショップ(?)
なんか色々体験したりできるそうです。
その隣にコカ・コーラショップ。でっかいコーラが出迎えてくれます。
このコカ・コーラショップが意外とイケてて、
コーラ瓶のフタをモチーフにした栓抜きやTシャツなど、
ちょっとゴージャステイストになっています。
ラス・ベガステイストの古着風なゴージャスTシャツとコーラを購入。
やってしまった。衝動買い。
ただここのコカ・コーラショップのショッピングバッグが頑丈だったので、
これを手提げにして
食料品を持ち歩くことにしました。
ポジティブに行きます。
食料品を持ち歩くことにしました。
ポジティブに行きます。
Paris
なんでもありです。
東武ワールドスクエアもビックリです。
ということで、ストリップ通りを(コカ・コーラ以外)5$しか使わずに
乞食同然のラス・ベガスナイトでした。
どっかのホテルがガラス越しにカジノを覗けたので幾つかパシャパシャ。
(カジノ内はカメラ禁止なことが多いらしいので中ではとってなかったのです)
うーん、ここのホテルは閑古鳥。
いや、これから盛り上がるのかな。
いや、これから盛り上がるのかな。
ということで私、カジノには一切触れていません。
なんせまだ本旅が始まったばっかりですからね。
なぜかクレカ3枚中2枚が使えなくなってて内心超焦ってますからね。
ラスベガス・トレイルはこれにて終了です。
明日からまさかのレンタカーでグランドサークルです。
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