【2018/3/18】#96 フィンランド(1) ヘルシンキ宿なし闊歩
- 2018/03/19
- 18:56
まずい事になりました。
パソコンの電源ケーブルが見当たりません。
これがないとパソコンが鉄くずになります。
私のパソコンはバッテリー最重視のPanasonicレッツノートにつき、海外ではケーブルが調達できません。
ま、きっと出てくるでしょっ
と強引に気持ちを落ち着かせているのですが、残り1時間くらいしかない充電を使ってデスクトップのファイルをすべてGoogleドライブに移した自分はなかなか成長したなと思います。
もうね、ちょっとやそっとじゃ動じませんよ。
と言いながらいちいちこんなことを書いてる=超動揺してます。
だってだって、日記の更新がたぶんこれまでの2倍の時間が必要になるからです。
ああああああ鳴呼。
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▼徘徊メモ
・行き先:スウェーデン・ストックホルム
→フィンランド・ヘルシンキ
・手段:船(タリンクシリアライン)
・料金:150€≒19500円
・時間:18:45(16:45発、10:30着、時差+1時間)
▼移動図

▼ヘルシンキぶらりマップ
後ほど
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船はオンタイムで10:30にヘルシンキ着。
市街地に近いいいところに到着してくれます。
そこから一路、ヘルシンキ中央駅に向かいます。
そこにコインロッカーがあるらしいのです。
そうなんです、今回は宿を取らず、いきなり夜行バスでヘルシンキを離れます。
しかも夜行バスが深夜25:30発というなかなかな感じです。
ヘルシンキ中央駅!

凛々しい男性像が両脇を固めています。
普通こういう時って女神像だと思うのですが、斬新です。


駅はかなりコンパクトで、入ってすぐにホームでした。
その左手にコインロッカーの案内板があり、それに従って地下一階に降りると大量のコインロッカーが。
サイズによって料金まちまちですが、1番小さいのが4€でした。
といっても私のころころバッグ+食材だらけの大きめのバッグ+ショルダーバッグが軽々入るので結構デカイロッカーです。
鍵

ドラクエかと。
荷物を解き放ち、私、風になりました。
ということでこのヘルシンキの街を闊歩、の前に一旦フィンランド情報を自分の勉強のためにまとめておきます。
主にWikiを参照しています。
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▪️国名:フィンランド

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▪️地理:
北欧諸国の一つ
大きさは北海道と同じ
西はスウェーデン
北はノルウェー
東はロシア
南はバルト海を挟んでエストニア
▪️人口:532万人 ※2012年時点
▪️首都:ヘルシンキ
▪️言語:フィンランド語、スウェーデン語
最近は英語も通じる
Moi(モイ) こんにちは
Kiitos(キートス) ありがとう
Moimoi(モイモイ) さようなら
Missä on vessa(ミッサオンヴェッサ) トイレはどこですか
▪️通貨:ユーロ(EUR) 1EUR≒130円 *本日時点
▪️物価:水500ml@調査中
ビックマック@520円
バス初乗り=416円
*ヘルシンキ
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▪️経済:
1980年代以降、農業と林業中心の経済体制から、携帯電話の生産量が世界1位になるなどのハイテク産業を基幹とする工業先進国へと著しい変化を遂げることに成功。特に、150年前からある老舗企業のノキア(NOKIA)やLinuxが有名。世界経済フォーラム(WEF)が毎年発表する国際経済競争力の順位は2001年から2004年までと4年連続首位となった。現在では付加価値ベースで71.2%をサービス業が占めている。フィンランドはOECDによるレビューにおいて、「世界で最も競争的であり、かつ市民は人生に満足している国の一つである」と2014年には報告された。
▪️文化:
教育水準は世界トップ(学習到達度調査)。フィンランドメソッドとして各国に注目されている。図書館利用率が世界一。サウナは約200万あり、国民全員が入ってもまだスペースに余裕があると言われる。携帯電話のノキアの本国。ファッションブランドのマリメッコの本国
テーブルウェアのイッタラの本国。一風変わった世界選手権を多々開催。エアギター選手権、 奥様運び大会、携帯電話投げ選手権、世界サウナ我慢大会、国際雪合戦大会、コケモモ摘み世界大会、など
▪️歴史:
旧石器時代から人が居住。
1155年にはスウェーデンがフィンランドを征服。
1700年から始まった大北方戦争とその後のナポレオン戦争でのスウェーデン敗北で今度はロシア統治下に。
1917年にロシア革命の混乱に乗じフィンランドは独立を宣言。
第二次世界大戦はソ連と対抗するために枢軸国側に付いて戦う。枢軸国側は敗戦国になったもののフィンランド軍はソ連軍に大損害を与えたため、フィンランドはバルト三国のようにソ連へ併合されたり、ソ連に占領された東ヨーロッパ諸国のように完全な衛星国化や社会主義化をされたりすることなく、現在に至っている。
戦後はソ連の影響下に置かれ、ソ連の意向によりマーシャル・プランを受けられず、北大西洋条約機構(NATO)にもECにも加盟しなかった。自由民主政体を維持し資本主義経済圏に属するかたわら、外交・国防の面では共産圏に近かったが、ワルシャワ条約機構には加盟しなかった(ノルディックバランス、フィンランド化)。この微妙な舵取りのもと、現在に至るまで独立と平和を維持した。ソ連崩壊後には西側陣営に接近し、1994年にはEU加盟に合意。2000年には欧州共通通貨ユーロを導入した。
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文化の項、凄いですね。エアギター選手権ってフィンランドだったのですね。なんというのでしょう、おおらかな国なのですねきっと。
かたやで毎度、歴史をまとめるのがすごく難しいのですが、一国一国まとめて行くうちに関連性がつかめて来ますね。
そして第二次世界大戦とその戦後を多めに明記しているのは現代の姿を色濃く反映していると思う個人的な考えからです。
なんとなくながら、各国の景色には世界大戦の影響が強く残っていると思い始めています。
さて、話を戻しまして。
まずはヘルシンキ大聖堂に行ってみます。
アレクサンダー2世がお出迎えです。
アレクサンダー1世が上記歴史項にてロシア支配下にフィンランド建国を宣言した人で、アレクサンダー2世はロシア支配下にてフィンランドの民族意識を高めさせていった人です。だいぶ大雑把な要約ですが。違ってたらすみません。
そこにそびえるのがこちらのヘルシンキ大聖堂。
こんな大階段の上に鎮座する大聖堂というのが面白いです。
大階段からの景色。
写真奥左側、建物の向こうに私が乗ってきたタリンクシリアラインが見えてます。
やはり巨大だ。
聖堂内部。
ストックホルムとは打って変わり、
レイキャヴィークのようにシンプルでスマートな印象の内観です。
背後のパイプオルガンも壮観です。
毎度思うのですがこの音色って聞けないのかな。
ミサに参加したら聞けるのだろうか。参加できるのだろうか。
そこからウスペンスキー大聖堂へ向かいます。
ロシア正教会の大聖堂です。
生神女就寝大聖堂というのが日本語表記で、ウスペンスキーというのはロシア語読みだそうです。
やはりヘルシンキはロシアと近いだけあってロシアの色が垣間見えますね。
内観。
こ、こんな感じなんですね。。
ロシア。
ビザ取得が難しく訪問予定はないのですが、どんな国なのでしょうか。。。無表情で日本人を猿扱いするというイメージしかないです。
聖堂についてもどんななのか想像もついてなかったので、このやや南米を思い出すようなクラシカルというか中世ぽいというかなんとなく血生臭い感じがするというか、この感じは意外でした。
街や教会によっても全然違うのだとは思いますが。
ロシア、行ってみたいですね。
ヘルシンキ大通りへ。
フィンランドが産んだブランド、マリメッコ。
ここが本店かは不明です。
ストックホルムのH&Mと同様、そこら中にあるんだもの。
ムーミンショップもそこら中に。
聖ヨハネス教会。
そしてのんびりやってきたのはここ。
食堂かもめ。
そうです、このヘルシンキは映画「かもめ食堂」の舞台なのです。
ここに来るまでに観ておきたかったのですが、すっかり忘れてましたただ、概要だけは知ってますよ、予告編見てますからっ、、、
という安易な気持ちが祟ったか、
日曜閉店でした。
なんということだ。
お昼ご飯が、、、。
隣にはアトリエかもめもあります。
もちろん日曜閉店です。
凹んでる気持ちを、
左
右
天使・・・!
で癒してくれる本日の野犬ではない犬。
このヘルシンキの街は路面電車が多数走っています。
そして大量のバスが並走しています。
エクアドルのキトもそうなのですが、もっと住民目線の公共交通機関の敷設をですね。
Kaivopuisto公園まで来ました。
・・・!
アナ雪の世界。。!
シャンシャン言うてますよ。
さて、やって来たはカフェUrsulaです。
こちらもかもめ食堂の舞台になったカフェです。
仕方なくこちらでランチを、と思いきやビュッフェランチで22€(確か)だったので諦めました。
かれこれ2時間近く歩いていて疲れたので近くのベンチで仮眠。
手ぶらだからこそできる技です。
本日のヘルシンキはかなり温かいです。
気温3度。
フランス入国以来、ここ最近で一番暖かいです。
一応私の事前調査ではこのヘルシンキが最も寒くなるはずだったのですが、予想外の暖かさで良かったです。
、、、強がりました嘘ですクソ寒いです。
鼻と頬がピキピキ痛み出して目が覚めました。
ここから市内の北西を目指すのですが、歩き飽きたので、路面電車に乗ってみようと思い、、、たのですが、乗り場で色々見ているとどうやら事前にコンビニとかで切符を買っておく必要があるとかなんとか書いてあったのでやめました。
同じラインを走るバスが来たのでそちらへ。
3.2€その場で現金払いで乗れました。
・・・やはり高いな。
バス
毎度路線バスは乗り降りがバタバタなので外観写真を忘れます。
やって来ましたはシベリウス公園。
音楽家ジャン・シベリウスご存知ですか。私は当然存じ上げませんでした。
「カレリア」が有名なんだそうですすみません、それも存じ上げませんで。
そのシベリウスにちなんだアートが2点あるそうです。
えっと、どこにあるのかな、、、
探し甲斐なく2点同時に発見してしまいました。
ちょっとツッコミ所ですが、一旦左行きましょう。
これはなんなんでしょうか。
金属管の集合体です。
下から覗いてみるとちょっと不思議。
してこちら。
この人面。
シベリウス氏なんだそうです。
すごい着想ですよね。
なぜこうしたんだろう。
、、、以上です。
色々観光サイト見てみると、「このアート作品以外に何もないこの空間はジャン・シベリウスの曲に想いを馳せるのに最高の場所です」とあるのですがすみません、馳せれません。。。
そこから歩いて15分。
テンペリアウキオ教会。
ぱっと見、よくわかりません。
16:30まで閉館中だったので上に登ってみる。
岩の上にドームのようなものが。
ひとまずマックでマンゴースムージーをやらせていただき、16:30に戻ってくると
おや、EXITの次に日本語。
入場料3€支払って中に入ると、
おおお、
これはすごい。
岩の中の教会です。
めっちゃ綺麗じゃないか。
パイプオルガンも綺麗です。
二階に上がれました。
BGMも流れていてとても居心地の良い空間です。
言い換えると観光客向けの演出が強すぎてお祈りする雰囲気ではないです。
そして
マジで日本人だらけでした。
なんですかここ。
なんかの聖地なのですか。
日本人がうるさいので早めに出ました。
そこから歩いて10分。
今日の夜行バスが出るカンピバスターミナル(Kampin)に来ました。
バスターミナルがデカイのと、夜25:30にはこのターミナルに入れる入り口が限られるだろうと見たて、下見です。
インフォメーションのお姉さんが英語通じたのでなんとかなりました。
結構わかりづらいぞこのターミナル。
私のバス乗車場所は地下2階でした。
なお地下1階にもバスターミナルがあります。
そしてこの建物は前と後ろで入り口の階が違うので上記が正しくは何階なのかは不明です。
そして深夜の出入り口はkampinターミナル正面向かって右手側でした。
入ったらすぐに下に向かうエスカレーターがある入り口です。
Kampinバスターミナル
ショッピングモールとセットになってて広いです。
あ、忘れてました。もう一個教会があるんです。
このターミナルの敷地内に。
これ。
カンピ礼拝堂。
どうしてこういうデザインになったのかは不明です。
内観もこんな感じ。
超モダンなのであります。
こちらは入場無料です。
市民の方が気軽にお祈りできるようデザインされたそうですよ。
ということで一通りヘルシンキを回ったので、ヘルシンキ中央駅で荷物を引き上げ、カンピバスターミナル裏手の24時間マックで24:00まで時間を潰し、バスターミナルのベンチで日記を書いているのが今です。
カフェオレに誤って塩を2袋も入れてしまう。
冒頭に立ち返りますが、パソコンがないと日記更新1件3.4時間掛かりそうです。
これは辛い。
あと肩がこる。
これも辛い。姿勢が悪くなると気持ちも下向きになりませんか。
胸張って闊歩して行きたいのです私は。
これからフィンランドの田舎町に行くのでしばらくは猫背です。
うちの猫元気かな。
明日もどうぞよろしくお願いします。
あ、夜行バスの行き先はフィンランド北部ラップランド地方のロヴァニエミです。
オーロラリベンジします。
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