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#7 ブライスキャニオン国立公園に時速160kmで向かう。inアメリカ(7) 2017.12.20

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▼徘徊メモ 
・行きさき:ラスベガス→ブライスキャニオン国立公園→ペイジ 
・交通手段:レンタカー  
・所要時間:ブライスキャニオンまで5時間、ペイジまで3時間 
・必要料金:7日で900$ ※高いのは日本語対応可能なハーツにしたからです
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せっかくラスベガスのホテルがwifiめっちゃ早いので 
朝5:30に起きてグランドキャニオン周りについて色々情報収集しようと思ったのですが、 
起きたのは6;30。
レンタカー予約は7:00です。 

キングサイズのベッドにしてやられました。
 




IMG_2678.jpg
 

ハーツレンタカーカウンターへ。 
日本語対応できるスタッフ、まだ出社していないそうです。 

もう下手にそれっぽく英語を話すと先方も普通に英語かましてくるので、 
しょっぱなから英語できない感を存分に出しながらチェックアウト。  

金髪のお姉さんが、1単語1単語丁寧に説明してくれる。 
が、それでも保険についてはよくわからないのと、 
・エンジンの掛け方、 
・返却時のガソリンの補給、 
・このあとのクルマのピックアップの仕方 
に大変苦戦しました。 

 ということで、
 

IMG_2681.jpg 

IMG_2684.jpg
 

こちらがこの1週間の相棒です。 

私の実家のクルマは15年くらい前の古いもので、 
最新のクルマには最近乗っていないのですが、 
このクルマはキーではなくもっているだけでエンジンを掛けられるというもの。  

ただどこでエンジン掛けるかわからず10分くらい奮闘。 
スイッチがハンドルで見えてなかったYo! 

続いてナビの設定。 
行き先を文字入力するつもりでいたがアルファベッドの綴がわかんないYo! 
あと使い方すごいわかりづらいYo!
 

そしてそもそもチェックアウト時、お姉さんに 
駐車場の6Fのハーツエリアにあるクルマを適当にPickしてGoしてくださいと言っていたが 
この黒いので大丈夫かどうかわからんYo! 


なんだかんだで出発が8:00になりました。 
1時間もワチャワチャしていました。。

 


IMG_2680.jpg  
ホテルの裏に実は観覧車があった。 

朝日で輝いていますが、お客様で賑わっているかは不明です。 

ラスベガスの街を抜けるのは一か八かと間一髪の繰り返しでした。 
右側通行とわかっていても、クルマの少ないホテル裏通りはなんどか左折時に左レーンに入ってしまいかけました。 

そしてウインカーとワイパーが逆なのです。 
車線変更時、おっしゃいまだとおもってウインカーだすとワイパーが出て来るから 
変更タイミングを逸する。これが本当に危ない。
 

ラスベガス、フリーウェイ(日本でいう高速道路的なやつ、ただし無料)が
普通に6車線とかあります。
 
友人から教わった、右から2番目の車線が身動き取りやすい、のアドバイスを遵守しましたが、 
ガンガン2車線ごとEXITないしはTRANSITのほうに分岐していき、ガンガン合流してきます。 

ナビをよく見ると、約250マイル(400km)も一本道だったので、 
思い切って一番左のレーンを陣取り、
車線変更とは無縁のスタンスを取ることでラスベガスの街を抜け出しました。 

そしてしばらくの後、車線も2車線になりました。 
ここまでくれば勝ちです。 


さて本日の目的地はここ。
 

ラスベガス→ブライスキャニオン

 

ブライスキャニオン国立公園です。 
グランドキャニオンではありません。近いけど。 

グランドキャニオンは黒枠のあたりです。
ここに巨大な渓谷があります。 

ブライスキャニオンはその北側。 
ネバダ州→ユタ州への移動です。
 



IMG_2696.jpg
 
景色がすぐに荒野になり、
 


IMG_2697.jpg 

IMG_2698.jpg
 


だんだんでっかい岩山が現れ、
 


IMG_2704.jpg
 

徐々に大きくなり、、、、
 


IMG_2707.jpg
 

このあとこの岩山のど真ん中を切り開いたすんげー道になりました。 

さすがに写真撮ってる余裕はなかったです。
 
トラックがかなり多く、しかもなぜかトラックが2車線を並走している。
追い越せない。
雑談でもしているのだろうか。 

結構周りのクルマが飛ばしているのですが、 
日本人あるあるでついつい周りに合わせてしまいがちな私も気がつけば100マイル突破してました。

1マイル=1.6kmくらいだと思ってください。 
時速160kmです。 

カーブは流石に80マイルくらいまで落としますが、
不思議とスイスイいけます。
道路が広いからでしょうか。 

 ただ運転において一番慣れなかったのが、車線の真ん中を走ること。 
日本の右ハンドルの感覚が強く残っているので、なんとなく車線の右側に寄ってしまうのです。 

幾度となくヒヤリとしました。
 

 



IMG_2711.jpg
 
13:00、到着しました! 
GoogleMap先生は4時間と書いてますが、
私は5時間かかりました。140~160kmなのに。 

先生、スピード狂ですか。 



入り口後に国立公園の入場料金所が現れます。
30$。
   IMG_2714.jpg
 
マップをGET。
 

IMG_2828.jpg

 
国立公園はかなり広く、その中で幾つかのビューポイントと、その近くのトレイルを歩いてみます。 

公園内にはいくつかお店があり、食事ができたりお土産買えたりトイレあったり
シャワー!あったりします。
17:00で営業終了らしいです。
 

IMG_2716.jpg





 
SUNRISE POINTに来ました。 
ブライスキャニオン最初のビューポイントです。
 


IMG_2720.jpg
 
この駐車場からポイントまで向かう道がワクワク感を醸しますね。
 


IMG_2721.jpg
 

いい感じに、なにかある感が出てきました。 


をおおおお!!!!

Bryce_Canyon_Amphitheater_Hoodoos_Panorama.jpg 



IMG_2748.jpg 


IMG_2749.jpg 


IMG_2750.jpg

 

とんでもないことになっています。 


グランドキャニオンは川に浸食されてできた地形なのですが、 
このブライスキャニオンはそうではないらしいです。 

水の凍結と融解のほか、降雨の自然浸食によって形成されたものだそうで、 
ブライスキャニオンの独自の浸食作用のため、
世界のどこよりも石柱が多く見られます。 

と公式サイトでは書かれています。 

トレイルで下に降りることができます。 

なのですがっ
 

IMG_2751.jpg 

IMG_2754.jpg
 
柵ないし、 
道幅2mくらいしかないし 
すぐ下が崖だし
風超強いし 

極めつけが、
足元が砂利だらけで滑る滑る

 

IMG_2753.jpg


 

みんなから集めた入場料30$でもうちょっとなんとかならんかな・・・。 


だんだん石柱達の麓にやってきました。
 

IMG_2778.jpg 

IMG_2777.jpg

 

トンネルもあります。
 

IMG_2765.jpg

 

長くない長くない石柱のトンネルを抜けると、そこも石柱です。
 

IMG_2769.jpg 

IMG_2770.jpg

 


そんな中、松が生えています。 
石柱も地面もガッチガチに乾燥していてめっちゃ硬いです。 
よくここに住まおうと思うたな君たちは。
 

IMG_2773.jpg 






IMG_2780.jpg

 


ふとした瞬間の空は青く透き通っています。
 



IMG_2781.jpg

 


ここで衝撃の事実に気づきます。

陽が思った以上に沈んでいる・・。 

まずユタ州はネバダ州に比べて時差が1時間ある周囲の岩山によりちょっと早く日差しがブロックされる。つまり日の入り時間を見誤りました。 

こんな山奥で日が暮れたら真っ暗闇です。ヤバイです。 
急いで地上へ戻ります。 

急いで地上へ戻りたい、、、、のですが、 
実はここ標高2700mくらいあることを、帰ったあとに知りました。
 

息がですね、
すぐ切れるのですよ。 

そもそもこのトレイル、
入り口からの高低差が(たぶん)200m以上あるし。 
30分掛けて来た道を、45分くらい掛けて2回休憩しながら登りました。 

ただどうしてももう片方のSUN SET POINTだけは見たく、
クルマで立ち寄りました。
 

IMG_2785.jpg 

IMG_2794.jpg
 


こちらも凄いです。


動画にしてみました。 
風の音だけが響く寂しい感じですが、遠くの方で中国人がギャーギャー騒いでいます。

 



ギャーギャー聞こえてくるほうはというと

おや
   IMG_2790.jpg 


IMG_2791.jpg

 

中国人が崖の切れ端の上に立ち入り、強風に煽られ身動き取れなくなっています。 

ただすみません、それはそれで楽しそうにしているので見捨てます。 


ここは砂漠みたいなとこでもあるので、 
強風だけでなく砂嵐も凄いのです。 

岩柱のすきま風が小さな竜巻を起こして砂を巻き上げます。 
そして標高が高いこともあり、実はずっと極寒です。 




ということでブライスキャニオン国立公園を後にしました。 
向かうはペイジという街です。
 

ブライスキャニオン→ペイジ


 


明るいうちに、アメリカ発の給油も経験しておかねばならず、
すぐ近くのガスステーションで給油。
 
給油は基本、セルフです。

ただなぜだろう、機械がクレカを読み取らず、
お店の中にいる人にヘルプを打診。 

やっぱりなにいってるかあまり良くわからなかったが、 
一旦先に給油して、給油した量を教えてくれ、とのこと。
 

ということで給油。 
DISELかハイオクかREGULARかのイメージでいたのですが 
DIESELかUNLEADEDしかなく、ここでも?に。 

DIESELのノズルはガソリン口に入らなかったがUNLEADEDが入ったので、 
きっとこっちだろうと思い給油。
結果正解でしたが、
よくよく考えるとちゃんと店員さんに確認すべき事案でしたな。 

8.8ガロン、23.8ドルです。 
クルマのガソリンメーターは1/2を指していたので、だいたい20ガロンくらい入るのでしょうか。 
1ガロン3.8リットルなので、約76リットル入るようです。 

これって、多いのでしょうか?
普段クルマにあまり乗らないので不明です。 
 その後はフリーウェイではない、田舎の一般道(山の中を突き抜けるでっかい一本道)を
80-100マイルで爆走しました。
 

途中、街に入るときに、クルマのスピードを感知してディスプレイに表示する
すんごいマシンがあります。 


そこから街を抜けるまでは法定速度で走ります。

 
が、

間に合わなかった・・・。
 

IMG_2815.jpg

 

辺りは真っ暗です。 

くねくね山道もあるので、暗闇に単体で爆走するのは難儀です。 

そこで、前のクルマまで追いつき、その後ろを追走することにしました。 
こうすれば、多少前方の様子がわかります。 

 ただ時折あまりに遅すぎるクルマについてしまったときはアクセル全開で追い越します。 
(追い越しOkエリアならびに道がながらく一直線であることが目視で確認できる場合) 

たまに反対車線からクルマが来ることもあり、 
1回だけちょっとでも遅れたら正面衝突してたんじゃないか的なときがありました。 

トラック追い抜こうとしたらその前にクルマが二台いて三台抜きだったのです。
 

・・・そこからは追い越しはしなくなりました。 



ということで、ペイジ着です。
 

IMG_2826.jpg 

IMG_2821.jpg

 


人生初のモーテルです。
思った以上に綺麗で快適です。 

スーパーで超野菜もりもりのサラダを3$で買い、 
アンテロープキャニオンのツアーをネット予約し
(前日でも全然行けました。オフシーズンだからだと思いますが)、 
この日記を買いて、あとは寝るだけです。 

ここを拠点に、
明日はアンテロープキャニオン、ホースシューベント、モニュメントバレーを 
行けるとこまでいきます。


どうぞよろしくお願いいたします。


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MAEDAKプロフィール

Maedak

Author:Maedak
ろくに英語もできないまま地球を東方面へ徘徊しはじめた158cmです。
なにを目指したブログかいまいち模索中ですが、関係各位への生存報告を兼ねて日々更新していきます。記事中の情報はあくまで英語力不十分な私が個人的に体験した限りのことを記載しているまでですので、あくまでご参考程度によろしくお願いいたします。

★2019年5月に無事帰国しました!
 これまで応援いただいた皆々様本当にありがとうございました。
 お陰様でこのブログは2018年11月頃よりブログ村世界一周カテゴリで
 しばらくの間、1位をいただくことができました。
 このブログは記念に残しておきますのでどうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
 また皆さまが旅に出れる日が来ることを心から願っております。


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