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【2018/3/30】#107 ロシア(2) エミルタージュ美術館 建築美と300万点の絵画


昨夜、ちょっと体臭がなかなかな同室客が出かけていったので今が爆睡のチャンスです、と日記を閉じましたが、部屋に戻ったら、いました。

どうやら双子か兄弟のようです。
めっちゃ似てます。


そして片割れはすぐに帰ってきました。

二人とも日本が大好きなようで、似たような大柄太っちょが私のベッドの前で顔を並べて嬉しそうにロバートロバート言ってます。

すげぇなロバートってロシアでも人気なんですね。


特にこれが好き!

と片割れが差し出してきたyoutubeに映っていたのは女性型ロボットでした。

ロボットね。
ロバートじゃなくて。

やはり国が変わると同じ英語喋ってるつもりでもこうした微妙な違いがあります。単語は英語でも発音をその国のアルファベッド読みにされたり。

彼らはcultureをクルツールと言っており最初なんだかわかりませんでした。


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▼徘徊メモ
・行き先:エミルタージュ美術館
・手段:徒歩
・料金:入場料700RUB
              オーディオガイド500RUB
・時間:ー

▼サンクトペテルブルクぶらりマップ
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・青:宿 cozy place hostel 1泊720円
           露表記 Uyutnoe Mesto
・ピンク:エミルタージュ美術館
        左上:本館のネット予約なし受付
        右上:本館のネット予約あり受付
        右下:別館受付

・左上の赤:青銅の騎士像
・すぐ下の赤:聖イサーク聖堂
・もっと左下の赤:トリニティ教会
・右上の赤:血の上の救世主教会
・その下の赤:カザン聖堂
・上の方で二つ並んだ緑の左:シュトーレン ※ピローグ
・上の方で二つ並んだ緑の右:文学カフェ
・真ん中らへんの緑:テレモーク ※ピリヌイ



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ロシア・サンクトペテルブルクにきたきっかけがこのエミルタージュ美術館です。

エカテリーナ2世が過ごした宮殿でもあるこの美術館は宮殿としての建築美がとても素晴らしいのです。

そして約300万点の絵画。
誰調べか分かりませんがルーブル美術館画が約30万点らしいのでとんでもない量になります。

美術館まるごと世界遺産になっています。


ちょっとこのエミルタージュ美術館に行く前に、エカテリーナ2世について理解を深めるべく、なにかいい勉強素材はないかなと探していたらこんなのを見つけました。
山口智子が、女帝エカテリーナが残した、愛する人ポチョムキンへの恋文からエカテリーナ2世の姿を紐解いて行くというドキュメント番組です。これがすごく良い勉強になりました。






ちょっとその勢いもあって、
朝イチから行ってきました!



の前に朝ごはん。
昨日もお邪魔したシュトーレです。
宿から5分。
もうサンクト滞在中はここに通い詰めるでしょう。

本日はウサギ肉とマッシュルームのピローグと、ボルシチを頼んでみました。

ウサギ肉。
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ボルシチ。
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美味です。
うまいですね、ボルシチ。
私たぶんボルシチ初めてだと思うのですが、思ったよりあっさりしてるのに味がしっかりしてて好みです。

ウサギ肉の方はそれがウサギ肉であることをすっかり忘れてマッシュルームやっぱうないなと思ってたら完食してました。
つまり普通でした。



ではでは、エミルタージュ広場へ。

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朝陽を浴びるエミルタージュ美術館です。



時刻10:00。
開場は10:30です。

兵隊がパレード、、、、の練習でしょうか。
3組に分かれ、3組が思い思いに盛大に演奏してます。




カオスです。

これ練習ですよねきっと。。



オンライン予約組は正面から入るのではなく、脇の入り口から入ります。
冒頭地図ご参照ください。


この看板が予約なし入り口、予約あり入り口共に置いてあるので、わかるかと。

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やや細い道に入り、

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左手にドアがあります。

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入るとすぐに手荷物検査があり、
コートは強制的にクロークです。

A4以上のサイズのバッグやペットボトルは持ち込めません。



そしてオンライン予約組の入り口は上記の通りちょっと場所が異なります。
のでオーディオガイドを貸してくれた窓口の人に正規の入り口へのルートを教えてもらいました。

なぜならその入り口にはエミルタージュ美術館の最初の建築美であるこれがあるからです!

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主階段、またの名を大使の階段。さらにまたの名をヨルダン階段。
ややこしいですね。



今この写真の真後ろに中国人ツアー集団がおり、私を押しのけてシャッターを切ろうとしてきます。マジで怖いです。

ちょっとじっくり鑑賞はやめにして、先に建築美ハイライトをとっとと写真だけ撮って回ってしまおうと判断しました。


※以下はさっさと撮った写真と、後ほどゆっくり見回った解説と感想をがっちゃんこしたものです。お陰様でラファエロの回廊を始め、多数の建築と絵画をしばし独り占めできました!



続いて将軍の間。
ここはやや普通の大部屋です。

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本来なら全然普通ではないのですが、この宮殿兼美術館はこのような部屋が数百あるのです。



そのお隣がピョートル大帝の間。

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昨日のロシア歴史まとめにも出てきた、このサンクトペテルブルクを創設した皇帝です。



お隣はなんたらの間。なんだったっけか。
絢爛です。

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動画。




玉座の間 ※午後に撮った写真なので混んでます。

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ここからグググっと一気に宮殿の端っこまで行き、ラファエロの回廊へ。

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ここヤバいです。
朝イチで来ておいてよかった。

ここはローマ・ヴァチカンにある聖堂の回廊を、エカテリーナ2世があたいもあれが欲しいー!と言って作らせたものだそうです。
なので「ヴァチカン市国のラファエロの回廊を模した回廊」という表現が正でしょうか。


回廊にはそこら中に絵画が描かれています。
壁の左と右とで対称的になってたりします。

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天井画も盛り盛りです。

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床も凝ったデザインでありながら上品です。

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その奥にレオナルド・ダ・ヴィンチの間。
さすがレオナルド・ダ・ヴィンチ。
もう部屋の作りが違います。

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気合い入ってます。




ダ・ヴィンチって14点しか作品を描いていないんですって。そのうちの2点が今目の前に。

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こちらが
▪️ダ・ヴィンチ「リッタの聖母」

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こちらが
▪️ダ・ヴィンチ「ブノワの聖母」

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いずれも所有していた貴族の名前がつけられています。

リッタの聖母のマリアの優しい表情、素敵ですね。
対称的に赤子の瞳が大変に生々しいです。


そしてこのオーディオガイドの解説が主観が強すぎてちょっと面白いです。

「これは◯◯が◯◯です。きっとそれは◯◯を表しているのでしょう」→あれ今の公式見解?それとも願望?

「これは◯◯が◯◯ですが、◯◯に見えてきませんか?」→誘導尋問?

等々。


観客を飽きさせません。



ダ・ヴィンチの間は装飾も素敵です。

ラピスラズリで装飾された暖炉。

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ロシアンモザイクという大理石のカケラを何たらかんたらして色合いを成す柱。
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そして天井画。
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これをいま、独り占めしています私。
朝イチの美術館奥エリアは穴場です。



ダ・ヴィンチの間を抜けて幾多の絵画の嵐を抜けて行った先にはバヴィリオン。

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そこにあるのは、エカテリーナ2世が愛した人、グレゴリー・ポチョムキンがエカテリーナへ送った孔雀時計。

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これ、機械仕掛けで動くんですよ。

ここでは滅多に動かないらしいので動画引用しておきます。




冒頭の山口智子のドキュメントではその様子がしっかり紹介されています。



なお肝心の時刻を示すものは

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孔雀の足元の、キノコのカサにありました。
もう時計と呼ぶ必要はないのでは。




この辺りは先ほどのダ・ヴィンチの間も含めてイタリア絵画エリアです。
とても広いです。

そしてこちらがミケランジェロの間です。

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なにかいますね。


▪️ミケランジェロ「うずくまる少年」です。

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塞ぎ込む少年を人っ子一人いないのをいいことに360度からパパラッチしてやりました。


にしてもこんな塞ぎ込んだ陰鬱な雰囲気なのに筋骨隆々のイケメン君です。

そんな太陽のような彼がこんなに塞ぎ込むほどの悲劇=これは戦争の最中にミケランジェロが彫り上げた作品だそうです。

石は研磨されず、彫り込んだ工具の跡もそのまま残しているのだそうな。



騎馬たち。

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怒涛の絵画たち。

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怒涛の彫刻たち。

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ラファエロの間。

▪️ラファエロ「聖家族」

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▪️ラファエロ「コネスタビルの聖母」

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まだまだ沢山ありました。

▪️ティッツィアーノ「ダナエ」

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ギリシャ神話の一場面です
「孫に殺されることになる」という予言を聞いたアルゴス王アクリシオスが、娘のダナエが子を身篭らないように塔に幽閉。しかしダナエの美しさが主神ゼクスに見初められ、黄金の雨に姿を変えたゼクスとダナエは交わり、ダナエは後に英雄となるペルシウスを身ごもる。後にアクリシオスは大人になったペルシウスによって予言通り殺されてしまう。
という、なんかもうちょっと救いがあってもいいようなギリシャ神話の一場面です。ダナエはギリシャ神話の中でもっとも美しい女性なんだそうです。




▪️エル・グレコ「使徒ペテロとパウロ」

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エル・グレコも色々な美術館で見てきましたが、イタリア画家なんですね。そして有名な作品はプラド美術館に沢山あったようです。記憶にないので、せっかく行ったのにかなりすっ飛ばしたんだと思います。





ネーデルラント(オランダやベルギーのあたり)画家エリアに参りました。


▪️ルーベンス「大地と水の融合」

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ルーベンス、なんか聞いたことあるなと思っていたら、フランダースの犬でネロ少年が切望したあのルーベンスさんでありました。

この絵は大地母神キュベレと海神ネプチューンの結婚の絵だそうです。

「海運の街アントワルペンがなんたらかんたら」とオーディオガイドが言ってましたが、ベルギーのアントワープでしょうかね。ただそのアントワープとこの絵がどういう繋がりなのかがよく分かりませんでした。

が、後ほどの調べでルーベンスがアントワープの画家であることを知りました。
そしてこの湧き出る水はアントワープのシュレット川を、大地はアントワープを表しているのだそうです。

そしてフランダースの犬の大聖堂はアントワープにあるんですね。


アントワープ、行かなきゃですね。
こうして行き先を自由に決めていけるのはとても幸せです。
24時間マックあるといいなぁ。




▪️ヘンドリック・ホルツィウス
「アダムとイヴ」

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あまり有名な画家では無さそうですが、こういう昔よく見たアダムとイヴがリンゴ食べるシーンの絵ってあまり見たことなかったので写真に残しました。



▪️レンブラントの間。

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これまで各美術館で断片的に見てきたレンブラントもネーデルラント画家なのですね。


美術リテラシー零の私ですが、なんとなくながら各国の美術館を歩いていると段々と画家の名前やその傾向とか、なんたら派とか、分かってきますね。
もっと、各国の歴史と、宗教への理解が深まると、総じて理解度も上がり、美術が面白くなるのでしょうね。大人の階段です。



話を戻しまして、

▪️レンブラント「十字架降下」

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十字架降下、、どっかの美術館で、だれか別の画家のを見たような、、エル・グレコだったか。。場所はルーブル美術館だったか、サンパウロ美術館だったか、忘れましたが。

こうしたいろんな画家が描いた同じシーンの絵を見比べるのも美術の楽しみ方なのでしょうね。




▪️レンブラント「放蕩息子の帰還」

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やりたい放題やって金を使い果たしボロボロになって帰ってきた息子を慈悲深く迎え入れるお父様の絵。聖書の寓話です。
私もいずれこのようにして帰還するでしょうが、どうでしょうか、お父様。



▪️レンブラント「ダナエ」

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先ほどのティッツィアーノのダナエと同じシーンです。
見比べができて良いですね。

先ほどのティッツィアーノはゼクスが金貨でしたが、こちらのレンブラントはゼクスが黄金の雨です。

個人的にはレンブラントのダナエの方が、絵としては好きです。ノリはティッツィアーノの方が好きです。

なお1985年6月にこの絵は精神疾患を抱えた青年によって硫酸をかけられ、ナイフによって二度切りつけられたのだそうです。そのため長きにわたって修復が試みられたが、損傷が激しかったため完全に復元することはできていないそうです。
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この辺りでしょうかね、白っぽくなってしまったままです。




PALACE INTERIORエリアに来ました。
内装を見よ!ということですね?


というエリアながら豪華絢爛感覚がマヒしていたのか写真に残していたのはここくらいです。

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真っ赤っ赤×真っ金っ金でさらに感覚がマヒしました。


あ、まだありました。

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エカテリーナ2世です。

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山口智子のドキュメント番組では、エカテリーナ2世はドイツで生まれ、幼少期には「あなたは美しくないのだから賢くなりなさい」と言われて勉学に励んだそうです。

そしてロシア皇帝から妃として迎え入れられ、夫である皇帝にクーデターを起こして女帝となり、ヨーロッパ随一の才女として君臨したとありました(だいぶ端折り)。


確かに、才女感有りますね、、、。
どことなく親しみやすさを感じます。良い意味でですよ。


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この二重あごにあたりとか。



その肖像画の向かいの壁では虎が狩りをしていました。
意味深です。

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女帝エカテリーナ、進軍。

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そういえばエカテリーナ2世は露土戦争に勝利し、ポーランドやウクライナも領土に加えた実績もあるのでしたね。
凄い人です。




人影の少ない階段を降りていくと(これは階段下から)、



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下はギリシャ・エジプト系エリアでした。


マッパでライオンをシメる人。
いや、ペットか?

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すみません、そのぐらいです。




すんごい歩きましたー!

これでエルミタージュ美術館の本館が終わりです。

別館もあるのですが、建物も入り口も別なので、一旦お昼を食べにぶらりします。



文学カフェという、ロシアの偉大な近代文学作家、プーシキンさんが愛したというレストランへ。お高いのは認識しているのですが、サンクトペテルブルクと言えば的な紹介多数だったので、せっかくなのでね。

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店内冒頭にこのマネキンがいてビビりました。
プーシキンさんだそうです。

もうちょっとピースフルな展開をお願いします。いきなり振り向きざまにいらっしゃられると本末転倒ですよ。


入り口にクロークがありちょっと敷居の高さを感じますが、メンズ1人でも温かく迎え入れてくれます。
お席はお二階でございました。

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マッシュルームスープ(300RUBくらい?)と、ビーフストロガノフ(900RUBくらい?)を頼みました。
飲み物を問われたので、水を、と、
パンはご用意しますか?と問われたので、イエス、と返答。
いずれも300RUBくらいすることが会計時に発覚し完全に予算オーバーです。




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マッシュルームスープ。

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たぶんビーフストロガノフ。

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いずれも超美味です。

ただビーフストロガノフはもっとトロントロンなものを想像していましたが、ここではカツレツのようでした。

お店によってビーフストロガノフのトロトロ感はピンキリ、とどっかにありましたが、今回、注文時に「ビーフストロガノフはどれ?」と聞いて差し出されたページがお値段900〜2450RUBまで幅広で、ついつい最安のものを注文したのです。
もしかしたら私、真のビーフストロガノフを注文していないかもしれません。

たぶんと併記したのはこのためです。

これがそのページです。
もう過ぎたことなので私は細かく見返したりしませんが、ご参考までに。

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なお、お会計は本を模した箱に入ってきました。

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さて、英気を養い、さらにATMで想定外に支出した分も補ったので、別館へ行きますよ。

別館の場所、いまいちわかってなかったのですが、あのエミルタージュ広場の、美術館の反対側の巨大な半円形の建物(の左側)がそれだったのですね。

てっきり美術館を盛り立てるためのハリボテだと思ってました。


入り口ここ。

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日本語では旧参謀本部ビルと言うらしいですよ。
英語はGeneral Staff Buildingです。
なんだかスタッフ専用入り口かと思いますよね。

私がオンラインで購入したチケットは本館別館セットチケット(700RUB)なので、同じプリントアウトでこちらも入場可能です。



中はよくわからん作りで、exibisonの矢印を辿っていき、この大階段を上った先が展示エリアでした。

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印象派の作品は本館からこの別館に全てうつされているのだそうです。


と言いながら、ちょっとこの王冠のきんきら感が凄かったので。
寄り道。

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キンキラキンを伝えたくて、動画。





ということで印象派の作品です。

オーディオガイドないので解説なしですすみません。



この建物、日当たりが良いのは素晴らしいのですが、絵画に窓が映り込むんですよね。大変もったいない。


▪️モネ

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▪️ルノワール

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▪️ポール・セザンヌ

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▪️ゴーギャン

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▪️ゴッホ

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こちらは例のドキュメンタリで山口智子が愛の形について絶賛してたので立ち寄り。

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▪️ピカソ

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▪️アンリ・ルソー ※これ好き

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▪️マティス

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こんな感じでした。

別館自体は広くてもっとたくさんの作品を展示しているのですが、印象派の絵画以外はパンチに欠けているようなのでスキップしました。





疲労困憊なので徒歩3分の宿に戻り昼寝。






から、夜景散歩に出掛けてみます。


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サンクトペテルブルクは24hと書かれた店が非常に多いです。多すぎて24h=24時間営業かどうか疑わしいです。
が、21:00時点でも通りは人が沢山です。

※写真はたまたま人の波が途切れたときです。



馬車

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バンド演奏

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この街頭にライトで照らし出すやつ、があちらこちらにあります。

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GINZAプロジェクトというのはサンクトペテルブルクの街を東京のGINZAのように華やかにしようという取り組みだ、とどっかの日本人ブログに書かれてましたが本当ですか。



時刻20:00ですがまだ真っ暗ではないのでスタバで時間を潰します。

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英語通じました。

あと海外のスタバって出来上がり時に名前で呼ぶんですよね、なのでカウンターで名前を聞かれます。ケイ、と伝えたつもりですが、たぶんこれケイじゃないですね。ケウでしょうか。稀有。



なおスタバもWiFiはSMS必要でした。
無念。

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カザン聖堂

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血の上の救世主教会

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エルミタージュ美術館

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エルミタージュ美術館別館(旧参謀本部ビル)

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両者引っくるめてエルミタージュ広場360動画





エルミタージュ美術館別入り口の彫像

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聖イサーク聖堂

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でした。



夜景はどこも派手すぎず地味すぎず、ちょうどいい感じでした。



さて明日はエカテリーナ宮殿に行ってみます。

郊外にあり、乗合バスで向かうようで難易度高そうですが、せっかくなので冒険してみます。



明日もどうぞよろしくお願いします。



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Maedak

Author:Maedak
ろくに英語もできないまま地球を東方面へ徘徊しはじめた158cmです。
なにを目指したブログかいまいち模索中ですが、関係各位への生存報告を兼ねて日々更新していきます。記事中の情報はあくまで英語力不十分な私が個人的に体験した限りのことを記載しているまでですので、あくまでご参考程度によろしくお願いいたします。

★2019年5月に無事帰国しました!
 これまで応援いただいた皆々様本当にありがとうございました。
 お陰様でこのブログは2018年11月頃よりブログ村世界一周カテゴリで
 しばらくの間、1位をいただくことができました。
 このブログは記念に残しておきますのでどうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
 また皆さまが旅に出れる日が来ることを心から願っております。


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