要はキリル文字頑張ったぞ、という1日です。
アルファベッドですら無い国で国境越える際は、バスの行き先と降車地の英語/出発国語表記/到着国語表記の三点をメモっておかないといかんです。
ということを身に沁みたので掲題にしました。
つまり本日はウクライナ・キエフからポーランド・クラクフへの移動日です。
12:50バス出発ですがバスターミナルは宿から遠いです。
まだキエフで行けていない有名な修道院、キエフ・ペチェールシク大修道院という場所があったので早起きしたのですが、行くのはやめました。
文字読めない国のバスターミナルが初だったのと、宿から遠い&キエフに来た時とは別ターミナルなので、体力を温存しておきたかったのです。
ということで本日の1番の楽しみはこちら。
ブサタハタです。
なのですが朝はメニューが朝ブサタ的なものしかなく、最後のブサタはあまり豪勢にはできませんでした。
このために昨日ちょっとポーランドズウォティをリュブリャナに両替しておいたんだけどな。
とはいえ美味です。
今日のボルシチはソーセージと玉ねぎでした。
この小麦を揚げたようなのも脂ギッシュですが美味です。
いや良かったです本当にブサタハタ。
この三日間で4回行きましたが、全くハズレなしでした。
11:00まで宿で日記更新などして時間を潰します。
アイスランド〜北欧〜ロシアと最強の相棒だったこのブーツともお別れしました。
昨日のツアーで放射線も気になりますしね。
そろそろバスターミナルへ向かいます。
ターミナルの脇に地下鉄駅があることに気づき、所要時間はわずか20分でした。
11:30に到着。
ですが、案の定。
英語が一欠片もありません。。!
電光掲示板ありますがそれはなぜか空港のフライト一覧表(と思われる)。
バスは路線一覧表みたいのがあるだけ。
まあダメだろうと思いながら窓口のおばちゃんに事前に印刷しておいたEチケットを見せながら、Google翻訳でウクライナ語で、乗り場はどこですか、と聞いてみる。
おばちゃん、笑顔で紙に「8」と書いてくれる。
ありがとう!
なのだけど私の質問の意図が正しく通じたかは不明。
私、Eチケを見せながらクラコー(クラクフの英語読み)と発言し、おばちゃんはそれを聞いて「8」と書いてきたのです。
バス会社によって乗り場違ったりしないのかいな。
8番乗り場に来てみました。
発着バスの行き先一覧表がありましたが、やはりそこにもウクライナ語でしか行き先は書いてなく。
出発時刻12:50と一致するバスが一つだけありました。行き先「прагa」と書いてます。
ウクライナ語はpがrになるので「?ラ?」というところまではわかります。
一旦近くにマックがあったので撤退です。
注文時、いつもはカウンター上にあるメニュー表を写メして、指差しでマックシェイクを注文するのですが、今回はそれがなくどうしようと思っているうちに順番が来てしまったので、とっさにDo you have Mac shake? と聞くと、お兄さんYes♪。さすが世界のマクドナルド。
、、、ということは?
マックシェイクが出来上がり渡された際に、思い切って「クラクフをウクライナ語で書けますか?」と頼み、ゲットしました!
クラクフはウクライナ語で「Kpakiв」だそうです。
うーむ。
先ほどの8番乗り場。
Kpakiвが無いですね。。。
何気なくチケットを見ていると、
このチケット、プラハ行きなことに気づきます。
もしや先ほどの「?ラ?」はプラハでは!?
ネットが繋がったのでキリル文字一覧表でpとhaに対応するキリル文字を探したところ、、、
ビンゴ!!!
8番乗り場の12:50発のバスはプラハ(英:praha/ウпрагa)行きでした。
このバスで間違いなさそうです!
もう勝利も同然です。
手持ちのリュブリャナ残金58UAHを売店でパン2個とホットドッグという炭水化物だらけの小腹アイテムで完全消化し、いざバス!
乗れましたーーーーー!!!!
いやなんだこの達成感。
今までで一番難易度高かったです。
南米も言葉は通じませんが、現地でバス券買ってその場で乗り場を確認できるので、満席リスクはありますが、安心感はあるのです。
言葉がわからない&文字すら読めない国は今後ネット予約はやめようかな。
ということで本日はひたすら移動です。
5:50にクラクフに着くらしいので、一旦日記はここまで。国境もきっと楽勝です。
ではまた明日。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
と思っていたのですが、バスが4:00に着きやがりまして、大変に暇なので追記です。
上記で日記を書き上げ爆睡しているとまたも肩を叩かれ起こされます
国境でした。
23:30頃かな。
ウクライナ出国は簡単で、運転手がパスポートを回収し、しばらくしたらスタンプ押されて帰ってきました。相変わらずパスポートの最終ページです。
続いてポーランド国境。
ここではパスポート回収→押されて帰ってくるよねスキームではなく、全員下車してゲート行きでした。
ロシア→フィンランド入国時にシェンゲン協定について聞かれたので心の準備。
なぜならばこのゲートのおっさん、一人一人への質問が長い。。!
と思っていたら急に電話に出ました。
表情がとろけるおっさん。
途端に質問は止み、バスンバスンとスタンプ押していきます。
そういうもんでしょうか。
私もありがたくバスンと一発通過でした。
ナイスですヒズハニー。
ヨーロッパの人たちスタンプの位置が適当。
もうちょっと我々の夢というものをですね、
クラクフです!!
寝過ごしてプラハまで行っちゃうことがないよう気を張ってましたが、
まさか6:00到着予定が4:00に着くとはね!!
寒いわ!
ただぼちぼち人はいて、ターミナルも空いており、ロッカーもあったので荷物をぶち込み(12ズウォティ。両替機無いので注意)、鉄道駅挟んで反対側のショッピングモールにあるマックで時間潰しているのが今です。
朝マック330円。
意外と安い。