#126 モルダウと三匹のカエル inチェコ(1) プラハ 2018.4.18
- 2018/04/21
- 20:00
とうとう念願のプラハに参りました。
作曲家スメタナの生誕の地であり、モルダウの曲の舞台でもあり、漫画「モンスター」でヨハンが育った街でもあり、宿代が一泊1000円切る街です。
なおモルダウは、スメタナが作曲者で、
「我が祖国」という6つの交響詩の中の第2番「モルダウ(ドイツ語。チェコ語だとヴルタヴァ)」を指します。モルダウという名前だけ一人歩きしているのでややこしい。
本日の日記はこちらをBGMにてお送りします。
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▼徘徊メモ
・行き先:ドイツ・ミュンヘン
(英語表記 Munich)
(ドイツ語表記München)
→チェコ・プラハ
(英語表記 Prague)
(チェコ語表記 Praha )
・手段:長距離バス(FLIXBUS社)
・料金:19.9€≒2,626円
・時間:5.5時間 23:55発、5:30着
・オレンジ左:長距離バスターミナル
・青:宿 Hostel Ananas
・茶:旧市街の中央広場
・左の緑:三匹のダチョウのホテルレストラン
・右の緑:大衆食堂 Havelská Koruna
・紫:スメタナ博物館
・ピンク右下:国立歌劇場
・ピンク上:ミラーチャペル
・ピンク左:ナショナルシアター
・下の赤:ダンシングハウス
・左の赤:ストラホフ修道院図書館
・その右上の赤:プラハ城
・川の上の赤:カレル橋
・右上の4つの赤:ユダヤ人墓地とシナゴーグ達
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ミュンヘンを夜23:55に出発し、予定通り5:30くらいにプラハに着きました。
到着先はセントラル鉄道駅ということでしたが、ターミナル無しでした。
最近ターミナル無しが多いです。
同駅は地上階にお店や切符窓口があるようですが、バス停は2階でした。
地図アプリだとこういう時弱いですよね。
バスを降りた際になんとなくそんな雰囲気を察したので階段探して下ると人がいるエリアに行けました。
ATMで現金引出し。
チェコはユーロでは無いのです。
ポーランドの大量引出し事件の反省を生かし、今回は2000Kč≒10,000円にしました。
まだ時間が早いので、マックを探します。
しばらく旧市街方面に向けて歩くと大通りがあり、そこにマックからスタバまで、欲しいものが全てありました。
マックで10:00まで情報収集等々し、プラハの仕込みをします。今更ですけど。
ということで毎度の現時点マエダメモです。
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▪️チェコ共和国
英語表記:Czech republic
チェコ語表記:Česká republika
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▪️首都:プラハ
▪️人口:1,056万人 (2016世界銀行調査)
▪️言語:チェコ語
こんにちは Donrÿ den ドブリーデン
ありがとう Dêkuji ジェクィー
トイレ Záchod ザーホド
▪️宗教:無宗教60%、カトリック27%
▪️GDP:1,961億ドル (2017IMF)
▪️一人当たりGDP:18,534ドル(2017IMF)
▪️経済成長率:2.8% (2016IMF)
▪️失業率:3.8% (2016IMF)
▪️通貨:チェコ・コルナ(CZK)
単位はKč。1Kč≒5.2円 ※本日時点
▪️物価:水500ml 75円
ジュース1リットル 250円
パン1斤 ?
パスタ500g 250円
卵10個 220円
ビール1缶 75円
※プラハ市内コンビニŽabkaでの価格
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▪️歴史
・6世紀までにこの地に定住したスラヴ人が現在のチェコ人の直接の祖先。
・9世紀にスラヴ人は大モラヴィア帝国を建設するも10世紀に滅亡し、西スラヴ人によるボヘミア王国が成立する。なおその東のスロバキアはハンガリーの支配下にあった。
・16世紀にハプスブルク家領としてオーストリア・ハンガリー帝国の支配を受け、政治/宗教で抑圧される。
・第一次世界大戦後、オーストリア・ハンガリー帝国が崩壊した後の1918年、民族自決の理念のもとチェコスロバキア共和国の独立が宣言。
・1938年ミュンヘン会談でナチス=ドイツの支配下に入り、チェコスロバキア共和国は消失する。
・第二次世界大戦後に独立を回復。
・1948年に共産主義政権を設立し、社会主義国となる
・抑圧に対する不満が爆発し「プラハの春」と呼ばれる自由化・民主化路線の政党が誕生するも、他の社会主義国からの政治介入や国内の秘密警察の強化による国民同士の監視や密告が奨励され、東欧で最悪の警察国家」となった。この折に、人々は人間不信になり、無神論者が増えたという。
・1989年ビロード革命で共産党体制崩壊、民族主義の高まりもあって1993年にチェコスロバキアはチェコとスロバキアに平和的に分離した。
▪️国民
・チェコ人が90%。
・ユダヤ人コミュニティの人口も多かったがナチス=ドイツにより消滅している。
・宗教は熾烈な宗教戦争を繰り返してきた経緯から無宗教者が多く60%を占める。
・国民一人当たりのビール消費量が世界一。日本の3.3倍。
・作曲家のドヴォルザーク、スメタナを輩出
・作家のフランツ・カフカを輩出
▪️経済
・国民一人当たりGDPはEU平均のほぼ半分。
・オーストリア・ハンガリー帝国時代に早くから産業革命が進み、1930年代は世界7位の工業国だった。
・旧東欧国の中ではスロベニアやハンガリーと並んで高い経済成長率を維持している。
+++++++++++++++++++++++++++
これまではドイツとソ連がよく出てきましたが、オーストリア・ハンガリー帝国が出てきました。この国についてももっと知らねば。
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10:00になったので宿へ。
街へ出てみます。
プラハ!!
マックがあったのは一番人通りの多いプラハ旧市街に向かう大通りでした。
そしてなんと旧市街入り口のファッションビルの一角に宿がありました。安宿なのに。。
荷物を預け、いざ!!
早速ですがプラハ駅の近くまで戻ります。
国立歌劇場(オペラ劇場)で本日滑り込みできそうな公演がないか聞いてみるのです。
プラハはクラシック、オペラ、バレエが鬼安いらしいのです。そして当日でも行けますよと先日旅先で出会った若者にアドバイスをもらい、チャレンジしてみる次第です。
絶 賛 改 装 工 事 中!!
なんということでしょう、出鼻を蹴飛ばされました。
ひとまず旧市街の広場へ行ってみます。
の前に、
プラハでのチェコ料理でコスパ最高と名高いこちらの大衆食堂に来ました。
「Havelská Koruna」
ここはカウンターで自分が食べたいものを都度貰っていき、最後にレジで会計するシステム。
指差し注文だなんて神!
と思って訪れたのですが、
メニューの大半がスープとシチュー系で、見た目では何が何だかわからない罠でした。
チェコ料理はこうしたシチューものが多いみたいです。
スープは穀物っぽいものを、シチューは某サイトリコメンドのものと同じ色のクリームっぽいもので付け合わせはライスにしました。
こんな感じ。
値段不明です。
カウンターに各々の料金書いてあるのですが、どれがどれだかわからないのです。
実食。
、、、、うま!!!
このクリームシチューみたいの超美味いです。
これは通うの決定ですね。値段次第ですが。
いざお会計。
159Kč。
=826円!?
想定よりだいぶお高い。
どうやらチェコは物価が安いものの、観光客が押し寄せるプラハは別で物価は普通に高いそうです。
なのでこのお値段はプラハでは安い方らしい。
確かに辺りのレストランを見ているとメイン一品1000円超えとか普通です。
なるほど、、、なかなか難儀な街ですな。。
気を取り直して旧市街中央広場に向かいます。
プラハの大通りから旧市街に行こうとすると必ず通る細い道、にこれ。
道が細いから必ず目に入るんですよね。
これよくチェコ観光局は許容しましたよね。
最初GoogleMapでその名を見て我が目を疑いました。
アムステルダムに限らず、ドイツといいアイスランドといい、ヨーロッパは性に奔放な感じがします。
中央広場の天文時計!
※であることを知らずに撮った写真
フス氏の銅像
※であることを知らずに撮った写真。
フス氏は15世紀の中央ヨーロッパで起きた大きな宗教戦争、フス戦争の引金になった人です。この地ボヘミアとポーランドを中心としたプロテスタントと、カトリック教徒ならびに神聖ローマ帝国との間の戦争です。
旧市街中央広場の北側にきました。
ここはユダヤ人街だった場所です。ヨゼフォフという地域です。
私も初めて知ったのですが、
チェコ・プラハもユダヤ人が非常に多かったそうです。
ビジネススキルが高く街の経済の根幹となっているユダヤ人を重宝する人がリーダーとなった時分にはユダヤ人に対する環境整備が進み、数多くのユダヤ人が居住していたそうです。
一方で他国では大流行した黒死病の原因をユダヤ人に帰結させて迫害をするなどユダヤ人差別は続いておりこのプラハに亡命してきたユダヤ人の数が増えすぎてくると今度はユダヤ人追い出し政策を図り、結果経済がボロボロになってまたユダヤ人を呼び戻す、
というユダヤ人からしたらたまったもんではない歴史があるのだそうです。
なお第二次世界大戦ではここもナチス=ドイツの迫害にあい、ユダヤ人人口の2/3が強制収容所に送られています。
ユダヤ人墓地に来ました。
墓地は高い石壁に囲まれており、墓地南にあるピンスカシナゴーグから入場出来ます。
有料なのですが、チケットは周囲に複数存在するシナゴーグの見学チケットとセットになっていて330Kč≒1730円でした。結構します。後ほど出てくる新旧シナゴーグは別途で150Kčします。
入場時、男性はユダヤ人がよく身につけているこの帽子を渡されます。
被らなきゃいけないものなのかどうかは不明です。被っている人は5人に1人くらいでした。
被るというか、載せるというか。
頭に載せるも風に飛ばされるので抑えながら歩く人。
当時ユダヤ人の居住区域はこの地区のみ制限されており、狭い土地に墓地を拡張することができず、こうしてぎゅうぎゅう詰めになっていってしまったそうです。
にしても観光客が多いです。
普通の観光客も多いですし、学生団体も多いです。アウシュビッツもそうでしたが学校にとっては貴重な教材なんでしょうね。
なのだから君たちスマホで撮りあった写真をデッコデコにしてインスタ映え狙ってないでガイドの話を聞いてやりなさい。ないしは道を開けてください。
ユダヤ人の方がお墓参りしています。
(写真中央奥)
と思ったら墓跡の上の鳩の写真をスマホで撮ってました。
あ、そ、そんな感じでいいのです?
良かったです。
お持ち帰りするには畏れ多いアイテムだったので。恐れ入ります。
この辺りには沢山のシナゴーグがあります。
せっかく手元に周遊チケットがあるのでいくつか覗いてみました。
クラウス・シナゴーグ
シナゴーグって落ち着いた内観が多いですよね。偶像崇拝をしないからだと思いますが。
スペイン・シナゴーグ
と思ったら金ピカシナゴーグもありました。
綺麗です。
ただやはり像はありませんでした。
外に像がありましたが意図は不明です。
新旧シナゴーグ。
現存する中ではヨーロッパ最古のシナゴーグだそうです。
別途料金なので入っていませんが。。
プラハにはゴーレム伝説というのがあって、
それはここで生まれたそうです。
ラビ(ユダヤ教の神父)・レーヴ氏が呪文を唱えると泥人形に魂が吹き込まれてゴーレムとなり、さまたげられるユダヤ人を守るために夜な夜なプラハの街で暴れまわる。使命を終えたゴーレムは泥人形に戻り今も新旧シナゴーグの屋根裏部屋で眠る、というものです。
確かに先ほどの写真をよく見ると、梯子が付いていて屋根裏に登れそうです。
中はどうなってるんでしょうか。
ゴーレムの着ぐるみ保管所とかだとほっこりするのですが。
てか呪文とか、暴れ回る、とかユダヤ教の教え的にアリなんでしょうか。
プラハのお土産屋にはこのゴーレム関連アイテムがよく売られておりチョコやクッキーも多いです。
街の守り神を喰うわけですね。
↓
旧市街中央広場に戻り、ちょっと歩いてやって来たは、ミラーチャペル。
実は私、どうしてもどうしてもこのスメタナ生誕の地プラハにて、我が祖国「モルダウ」を味わいたくて、明日コンサート予約してあるのです。
その場所下見です。
リーフレットを見ると、今日は今日でコンサートやるのですね。
明日のコンサートはヴィヴァルディ四季メインにモルダウ付き、な感じですが、今日のコンサートは同じ構成ながらソプラノありでした。
結構商売は押し押しで、ボックスオフィスのおっさんは明日のチケットがあるなら今日のチケットはエリアA(最も良いエリア)を600→500Kčで提供するよどうだいどうだい!?
とグイグイ来ます。
日本と比べると非常に安いですが、ソプラノは逆にいらないな、、、と思い直し、その場を立ち去りました。
ちなみにこのあと知るのですが、プラハは街中至る所でコンサートが毎晩開催されており、こんな看板がたくさんあります。
この人、スメタナさんです。
めっちゃ外野からちょっかい出されてます。
この像の目の前に、スメタナが一時期住居としていた建物があり、スメタナ博物館となっているのですが、誰かこの像の手入れをしてあげないのでしょうか。
手入れをした上でこれであれば納得しないですが理解はします。
博物館の入り口にこんな写真が。
ドナウ川が氾濫した時に、ドナウ川の美しさを曲にしたスメタナ氏の像が濁流の上で表情一つ変えずにただずんでいる様子。
何を言わんとしているのでしょうか。。
そんなスメタナ博物館。
入るつもりはなかったのですが、50Kč≒250円なので入ってみました。
作曲家の博物館って私行ったことがなくてですね。
あまり面白くなさそうじゃないですか、耳で楽しむものですし。
言葉がわからない場合は特に。
なので行ったことなかったのですが、せっかくというのもあり。
入り口
の脇にスメタナの家系図が。
なんと実名+写真付きです。
このご時世に大丈夫でしょうか。
博物館は3部屋だけの小さなものでチェコ語メインでしたが、日本語の解説パンフレットがありました。
スメタナの生い立ちから創作活動の様子まで。
学校の成績表まであるんですけど。
そりゃピアノもあるわな。
モルダウの関連資料
などなど、
やはりその作曲家のことをとことん存じ上げたい熱意のある人でないと楽しめなさそうでした。
が、
これ。
ただの指揮台だと思ってましたが台上のこの指揮棒を、奥に見えるこの
譜面台の足元の黒いボードに向けると、その譜面の曲が流れ出すという謎なギミック!!
なんだこの最新技術w
博物館のおばちゃんがただ1人の観客である私に使い方を教えてくれました。
ということで、、、
モルダウを頂きながら、ドナウ川の景色をば。
窓が小さい。。。
そしてこれからっというタイミングで曲が終了。
うーん、勿体ない。。
さて、そんなドナウ川を渡ります。
大賑わいです。
橋の両サイドにはストリートパフォーマーと土産屋と絵描きが並び、橋桁には結構な彫刻。
渡るの一苦労です。
そして渡りきり、
そろそろこの辺にあれがあるはず、、、
!!!
ありました。。
浦沢直樹「MONSTER」でヨハンとニナが育った家です(という設定)です。
いやー。感慨深い。
あの世界観がここに。
当時は中学生とかだったからプラハなんて言われても全然分からなかったし、想像もつかなかったから尚更あの物語をミステリアスに感じていたものです。
再読したいなー。
でも漫画って電子版だと巻数多いと費用が嵩むんです。無念。
三匹のダチョウのレストランはカレル橋を渡りこの大きな門をくぐる前の右手です。
詳細は冒頭地図参照下さい。
橋を渡った先も旧市街が広がります。
ジョンレノンの壁。
ジョンレノンのゆかりの地なのでは無くファンが書き始めて今じゃこうなったという場所。
ここから徐々に上り坂になっていきます。
この辺りでも小さなコンサートが毎晩多数公演されているようで、観光客への客引きが強いです。
さあ、だいぶ上がってきました。
プラハ旧市街、眺望良好です!
遠くの方に気になる構造物が見えます。
眺望良好な一角をスタバが所有しており、テイクアウトしてここで飲んでね、的な感じになってます。
肝心のスタバは見当たりません。
坂の下にあるのかな?
景色を餌に客を釣る。
なかなか商売上手です。
プラハ城の入り口に来ました。
プラハ城、世界でも有数のデカさだそうです。
ここまで長々と歩いて来たのもプラハ城の敷地がデカいかつ入り口が旧市街の反対側にあるためです。
地図
チケットオフィス。
これまた難儀だったのが、プラハ城はその区画内に9つくらいの見どころを持つのですが、その中の複数を組み合わせたサーキットチケットを買うことになるのです。
興味あるところは一部だけなのですが。
もう面倒くさいので全部載せみたいのにしました。330Kč=1,650円。
そして早速目の前に登場するのは大聖堂。
もう聖堂はお腹いっぱい感が否めませんが、フルチケットなので折角なので中へ。
ステンドグラスの光がとても綺麗です。
日差しも強いので聖堂内鮮やかに彩られています。
聖堂を出た後は聖堂の脇を通って城敷地内を進みます。
ここでもコンサートの案内。
こんなところでもやっているんですね。
黄金の小道。
名前だけ見て金ピカかと思っていたらそうではなかったです。当時はここに錬金術師が住んでいた時の名残だとか。
並んだ家々は改装されていて、2,3階には武具甲冑が所狭しと展示されています。
黄金の小道の一階は工芸品屋が並んでいます。ビールコスメなんてのもありました。
Rosenbegパレス。
もうちょっと「城!」感を感じられるかなと思っていましたが、聖堂がメインのように感じました。迫力は十分ですがね。
後日調べでは、このプラハ城はかつてのボヘミア国王や神聖ローマ帝国皇帝の居城となった歴史があり、今ではチェコ共和国の大統領府があるのだそうです。
そして世界で最も古くて大きい城であるとギネス認定されているのだそうです。
え、そ、そうなのですか、すみません、そ、そんな感じしなかったです。。
3日ぶりにシャワーを浴び、溜まった洗濯物を片付けて18:00。
いざ再出陣です。
「ナショナルシアター(国立劇場。国立歌劇場ではない)は必見」という情報あたりから、国立歌劇場は工事中であるもののナショナルシアターなら行けるんじゃないかと思い立ったのです。
ナショナルシアターのホームページには本日の公演で19:30からオーケストラとあったので、これを狙おうと思います。演目などの中身は何も書かれてませんでしたが。
ナショナルシアター。
到着しましたが、四方八方、全てのドアが開きません。
そんなはずは、、、と思ったら正面入り口に、「開門は上演45分前から。ボックスオフィスはどこそこ。18時まで。」と案内がありました。
18:00、過ぎておる。。
ひとまず見なかったことにしてボックスオフィスに来てみました。隣の黒い建物です。
やってました。
が、
クラシックコンサートはこの場所ではないらしいです。。
何か今日観れるものはありますか?
と聞くと、オペラ「オランゴ」なら空席ありとのこと。値段は350Kč。2000円しません。
ただオランゴだなんて聞いたこともありません。
ちょっと逡巡しましたが、、、
折角なのでチャレンジしてみることにしました。
隣のビアガーデンで時間を潰しながらWiFi拾ってオランゴを調べますが、日本語ではほとんど情報なし。
情報無し、というか、オペラが世に出るまでの過程が一風変わっているのでそのことについては多々情報があるのですが、こと内容に関しては殆ど情報無しです。
辛うじて登場人物とペラッペラの概要を発見したので頭に入れておきます。
いざ。
。。。。上演終了。
えっとですね、すみません!よく分かりませんでした!
言葉がわからないのもありますがそれは事前にストーリーを把握しているのとステージ上部に英語訳が出ていたのでそれは良いとして、
何がってこの作品のストーリー自体がひっちゃかめっちゃかなのです。
私がオペラの楽しみ方を分かっていないのでもっと違う見方をすべきなのかもしれませんが、ちょっとまだまだ私には早かったようです。
という勉強代でした。押忍。
上演時間は40分くらいでした。
ナショナルシアターはドナウ川沿いにあるので、このまま川沿いを行ってみます。
、、、見えてきました。
ヤバいですね、プラハ城とカレル橋とドナウ川が光り輝いています。
実はカバンの中に隠し持っていたビール瓶。
一本75円なんですもん。そりゃ買うわ。
チェコは確かにビールが鬼安いです。
この川辺のほとりで良い気分を頂きながらモルダウ「我が祖国」を爆音でやらせて頂きました。
もうね、止まりません。震えが。
途中ついつい昼間に行った大衆食堂屋を除いてしまいましたが21:00で閉店してました。
ということでプラハ初日でした。
明日は日帰りできるところに遠足してみます。そして夕方は念願のコンサートです。
高まるーーー!
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