#131 ドナウ川の真珠はフォアグラです。inハンガリー(1) ブダペスト 2018.4.23
- 2018/04/26
- 18:00
昨日の食事はうっかりのカビパンとホットドッグ二個でしたが、お腹の調子は至って快調です。
もう生水も行っちゃえる気がします。
行きませんが。
さて、ウィーンに続いてブダペストです。
なんだか物騒な名前ですが、ドナウ川の真珠と言われる美しい街なんだそうです。
物価も安いようですがプラハと同じようにブダペストは観光地価格だそうです。
物価も私にとって美しくあって欲しいです。
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▼徘徊メモ
・行き先:オーストリア / ウィーン
→ハンガリー / ブダペスト
英語表記:Budapest
ハンガリー語:Budapest
・手段:長距離バス (FLIXBUS)
・料金:13.99€≒1,846円
・時間:3時間 21:00発、24:00着
↓ブダペストぶらりマップ
・オレンジ色:バスターミナル
・青:宿 come backpacers 平日一泊7€
・茶色左:セッチェー二橋
・茶色右:Vörösmarty tér広場
・紫:聖イシュトヴァーン大聖堂
Szent István Bazilika
・中央下部の赤:ブダペスト中央市場
・やや上の赤:ドハーニ街シナゴーグ
Dohány utcai Zsinagóga
・その左の赤:ブダ城
Budaváli Palota
・その左上赤:ブダ城洞窟
Labyrinth of Buda castle
・その上の赤:マーチャーシュ聖堂と漁夫の砦
Mátyás Temlom
Halászbástya
・その右の赤:ドナウ川遊歩道の靴
Cipök a Duna-parton
・その上の赤:国会議事堂
Palace of Parliament Hungary
↓拡大図&ぶらり道
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24:00にブダペストバスターミナルに着きました。
ここから宿がある街の中心地まで約5km。
メトロに乗ればすぐー
と思いきやハンガリーはユーロでは無かったのでした!
そしてバスターミナルは23:30で営業終了して中に入れません。
歩こうじゃありませんか。
幸いこの辺りは石畳ではなく歩きやすいです。
途中背の高い黒人男性とすれ違う時はハラハラしました。
ようやく街のメインストリートっぽいエリアに来ましたが、人の気配なし。
まあ今日日曜ですしね。。
路頭のATMを発見し、夜中の人がいない路頭ATMという危険条件を満たしていることをすっかり棚に上げて現金ゲット。
ひとまず10,000フォリント。約4,000円。
もうしばらく歩き、無事宿に着き、マンションタイプの宿でインターフォン四苦八苦しながら無事床に着いたのでした。
カムバックパッカーズ!
と言う宿でしたが、もうちょっと入り口の門戸をカム!な状態にしておいて欲しいです。
まあ着いたの25:00なので無理もないか。
ということで毎度恐縮至極、
ハンガリーマエダメモです。
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▪️国名:ハンガリー
英語表記:Hungary
ハンガリー語:Magyarország(マジャロリサーク)
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▪️地理:
▪️首都:ブダペスト
▪️人口:約980万人 (2017日本外務省)
▪️言語:ハンガリー語
こんにちは Jó napot kívánok
ヨー ナポト キヴァーノク
ありがとう Köszönöm szépen
クスヌム セーペン
トイレ WC
ヴェーツェー
▪️宗教:カトリック67%、カルヴァン派20%。
▪️GDP:1,520億ドル 51位 (2017IMF)
▪️一人当たりGDP:15,531ドル 54位 (2017IMF)
▪️経済成長率:3.98% (2017IMF)
▪️失業率:4.04% (2017IMF)
▪️通貨:フォリント(UHF)
▪️物価:水500ml 16円
ジュース1リットル 75円
パン1斤 75円
パスタ500g 83円
卵10個 188円
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▪️歴史
・ハンガリーは平原が多く、古来より様々な民族が住んでいた。
・4世紀に定着したフン族が西ローマ帝国に当該地域の支配を認められこの地に独立国家が誕生する。
・その後フン族は分裂、アヴァール人、フランク王国など幾つかの支配下の後に9世紀にウラル山脈を起源とするマジャル人が移住してくる。
・10世紀末イシュトヴァーン1世がハンガリー王国を建国。周辺国を征服し大国となる。
・13世紀、モンゴル軍の襲来にて大きな被害を受ける。
・その後1396年に南方のオスマントルコ帝国との戦いで敗戦し、南方をオスマントルコ帝国に、北西をハプスブルク家に支配され、ハプスブルク家オーストリアと、オスマントルコ帝国の戦線最前線となった。
・1683年にオーストリアがオスマントルコ帝国を後退させ、ハンガリーはオーストリア支配下となり、その後オーストリア=ハンガリー帝国となる。
・第一次世界大戦で敗戦国となり、オーストリアと分離させられ、ハンガリー王国が成立する。
・1930年頃よりナチスドイツの圧力が強くなり(この頃オーストリアはドイツへ併合)、第二次世界大戦もドイツ側の枢軸国として独ソ戦に参戦。
・戦後は敗戦国としてソ連の支配下に入り、共産圏に属する。
・1980年代後半、ソ連でのペレストロイカを機に民主化運動が開始され、ハンガリーでも民主化の声が強まり、1989年にハンガリー共和国が成立した。
・1999年NATO加盟、2004年EU加盟。
▪️国民
・95%がマジャル人(ハンガリー人)。その他はドイツ人が少数。
・第二次世界大戦前はユダヤ人も多かったが、ナチスドイツの迫害で殆どが亡命ないしは殺害された。
▪️経済
・90年代後半以降、経済成長率4%以上の高成長を続けていたが、その後インフレで失業率が増加し貧富の差が拡大。財政赤字も常態化し、ユーロ導入の目処も立っていない。
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さて、カラスかーで夜が明けて(落語)、
いざブダペストです!
朝一早々から、
宿のエレベーターが自分でカゴの扉を閉めるタイプでビビりました。
※昨夜は階段を使用。
宿は思った以上に街の中心地にあり、宿の前はオサレなブチックがズラリです。
最近朝早く目が醒めるのですよね。
で昼間眠くなる。
ブダペスト中央市場。
ここは朝6時からやっておるのです。
デカいーー!
ただこの時間は茶屋は営業してなく、八百屋や肉屋がメインのようです。なので市場の一角が盛り上がってる感じ。
ブダペストはパプリカが名産なんですって。
市場はパプリカだらけです。
パプリカの粉もんも。
世界三大貴腐ワインのトカイワインもこのハンガリーであります。
そして実はフォアグラ生産量が世界一。
、、、とウロウロしてみたものの、
朝早かったからか食べ歩きできそうなお店がなく、うろうろしただけで終了。
朝ごはんゲットならずです。むぅ。
市場の近くに橋。
ブダペストは、元々川の西のブダと、川の東のペストとが、一つになってできた街です。
そのため街の中央をドナウ川が縦断する構図となっております。
そしてその橋から見えるブダの丘。
綺麗です。。。!
またメインストリートに戻り、北上して行きます。
途中また別の橋が登場するたびに立ち寄ってはパシャり。
「ODAWRA EKIMAE OSYARE YOKOCHO SHOTENKAI」
様からの寄贈でした。
もうちょっと、ねえ。
あと肝心のJAPANがないのでブダペスト市民からしたらどこの国かすら分からんですよ。
聖イシュトヴァーン大聖堂に来ました。
大きいです。
ここ最近の聖堂は塔が高いところが多かったですが、ここはそこまで塔が高くなく左右対称なので、なんというか包容力を感じます。
ただし正面勇姿は逆光。
内部見学は寄付制。
1€と明確に書いてあるので分かりやすいです。
チャリンと入れると神父さん?らしき人が「ありがとー!こにちはー!」と握手をしてきました。
もうちょっと威厳というものをですね。
うっかり私の初「クスセヌセーペン(ありがとう)」を言いそびれてしまったじゃないですか。
大聖堂。
THEカトリックな絢爛な様相です。
ブダペストもビリニュスやワルシャワと同様にドイツ軍やソ連軍によって大きな被害を受けた街です。昔から人々はここに救いを求めにきたのでしょうね。
これ、ハンガリーを建国した初代国王イシュトヴァーン1世の右手のミイラ、が入っている箱です。
聖遺物として祀られています。
1€入れるとライトアップされるそうですが遠慮しておきます。
なんかバチが当たりそうで。
有料で塔に登ることもできますが、やめておきました。先ほどの丘の上の方が景色が良さそうなので。
そこからさらに北へテクテク。
国会議事堂です。
とても美しいです。
毎度恒例、この手の建物は大概国旗の柱や石像が被ってしまいますが、ここも同様です。
ただ夜はもっと綺麗らしいらしいのでまた後できます。
1956年、当時ソ連の支配下にあったハンガリー国民が政府に蜂起したハンガリー蜂起のモニュメントです。
弾痕の後が生々しいです。鎮圧の過程で数千人の市民が殺害されたそうです。
すぐ裏はドナウ川です。
謎の人。
ハンガリー的には有名人なんでしょうけれども。。。
さて、底浅な私はここからシュトラウス「美しき青きドナウ」を聞きながらドナウ川沿いを歩きます。
皆様もBGMどうぞ。
こ、恍惚、、、!!!!
シュトラウスも川沿い歩きながら作曲しtんじゃないかというぐらい景色と歩調に旋律が調和します。
と思っているとすぐにここに着きました。
鉄製の靴が並んでいます。
ここハンガリーもユダヤ人が非常に多く住んでいた国です。
ポーランド同様にこのハンガリーもドイツ軍に占領され、かなりの数のユダヤ人が強制収容所に連れていかれました。
そして同じく多数のユダヤ人が、このドナウ川沿いに並べられ、1人ずつ銃殺されたそうです。
この景色を前に人々は命を絶たれたのですね。。
近くに、それっぽく靴が捨てられていました。
紛らわしいのでゴミはゴミ箱にやってもらって良いですか。
さて、ドナウ川を渡りましょう。
風格抜群です。
ドナウ川の景色。
対岸にはすぐにブダ城の丘に続くケーブルカーが。
、、、の前に一旦休憩。
マンゴーシャーベット。
1600HUFしました。
、、、672円。
高!!!
途中ケーブルカーのライン上に掛かっている橋からの眺め。
道中のタンポポがすごい件。
日本では気づいてなかっただけかもですが、このヨーロッパの春(私にとってはもはや夏)はタンポポがデカイです。
ブダ王宮。
中はミュージアムになっているようです。
ここからは丘の上のエリアを歩きます。
このハンガリーは鍾乳洞が多々あるそうです。
そしてこの王宮の丘にも洞穴があるそうで、、、
来てみました。
が、目の前で学生団体がわんさか入っていったので見なかったことにして手前のレストランに引き返しました。
自分で好きなものをピックしていき会計する私の好きなパターンのやつです。指差し助かります。
本日のお昼。
赤いスープはグラーシュというハンガリー料理。どこに行ってもこのスープは提供されてます。
ビールはハンガリアンビールあるかと聞いたらこれが出て来ました。
肉料理はよくわかりませんが見た目で指名しました。
美味し、、、、。。
景色も良いです。
テラス席やらしてもらってます
適当に入った割には満足度高しです。
スープ250円、ビール250円、肉料理1000円くらい?でトータル1500円でした。
むぅ。やはりこのぐらい行くのか。
現金足りないな。
さて、改めて新鮮な気持ちで洞穴へ。
中は思った以上にかなり広いです。
そして入場料2500HUF≒1000円。
かなり強気価格です。。
中はかなり涼しい、いや寒いです。
なぜか至る所で蝋人形各位によるオペラが再現されてます。
この洞窟のバックグラウンドを調べていないので、この展開についていけません。
途中の分岐点。
ガチでDarknessでした。
私かなりのビビリやなので携帯でライトを照らし、そそくさと足早に突き進むと、純粋にこのDarknessを楽しんでいたアベックがいたようで本気の悲鳴をあげられました。
すみませんねどうも。
一方で足元は急に水たまりがあったり、頭上から水が滴るなど結構なアトラクションです。
私メッシュシューズですし髪も最近コシがなく足元頭上共に弱点なのでやめてください。
そしてこの洞窟、、、長いです。
ガチ鍾乳洞では無いので歩きやすいのですが、思ってたよりも長いです。
そして出口が分かりづらい。。
こういうのに分かりやすくビビる善良な旅人なのでやめてください。
※私のことです。
後半に世界の鍾乳洞を紹介するパネルが現れ出しいよいよアイデンティティが分かりません。
中には日本の秋吉台を紹介するパネルもありました。
脱出、、、。
結構時間を要しました。
といっても30分くらいですが。
もうしばらく歩くと広場に出ました。
にそびえるマーチャーシュ教会。
この教会の屋根がとてもいい色合いで綺麗です。
そしてここには漁夫の砦という、
崖沿いの砦があり、ブダペストの街を一望できる展望スポットになっております。
良い眺めですね。。。!
下の写真の中央に見えるのは先ほどの国会議事堂です
なお教会内部、教会の塔、そして漁夫の砦の二階展望スペースは有料エリアです。
私は悉くスキップしましたが。
ちなみに漁夫の砦は一階のフリーエリアからも充分景色見えますよ。混み合ってはいますが。
見てすらない料金表。
さて、丘を下ります。
丘の上から見えていたこの屋根の教会に行って見たいと思います。
着きました。あっという間でした。
解放教会、とGoogleMapには書いてありましたが本当でしょうか。胡散臭い名前です。
、、、というところで日中のブダペスト観光はここまでにします。
見所はもういくつかあり、まだ14:00なので全然いけるのですが、明日やることが無くなってしまうのでお預けします。
ということでこの後は宿で昼寝。
20:00起床していざ夜のブダペスト。
ご存知でしたか。
まず私はですね、人の結婚式で隣の人が脂がちょっと、、」と残そうとするフォアグラにがっついてしまうほどのフォアグラ好きです。
そしてこのハンガリーはですね。フォアグラ生産量世界一なんです。フォアグラ大国フランスにそのフォアグラを輸出してるほどなのです。
そしてフランスではデナーでホアグラを頼むと軽く一万円を超えますがハンガリーでは数千円で食べれます。
、、、それでも高いけどな。
なのでフォアグラ行かないわけがないのです。
ということで1番の有名店「Comme chez soi」
ががっつり月曜定休日だったので、
次の店なんて調べてないよわーーん泣
どうしよう。
ひとまず聖イシュトヴァーン大聖堂の前を通ったので。
店頭メニューはハンガリー語が多く、フォワグラがあるのかどうか分かりません。
そしてようやく写真付きメニューにフォアグラっぽいのがあった店があったのでもう入店。
またもテラス席やらしてもらってます。
お、そういえばと思いせっかくなので貴腐ワイン「トカイワイン」にトライしたらこれがマジで美味い!!
ワインで初めて「香りが美味い!」と思いました。
お待ちかねのフォアグラ!!!
フォアグラの量が半端なく、大変幸せな時間を頂きました。。。
味は、どうでしょう、ハンガリー特有なのか、この料理特有なのか、この店特有なのか、やや肝臓感があり、食感と口に入れた時の若干の香りはレバーぽかったかな。
もう1店舗くらい比較したい所ですが、言うても安いものではないので。
お会計4000円也。
フォアグラ2500円、スープ750円、ワイン750円という感じです。
おフランスだったらもっと高いと思うので、はい。
その後は夜景を探しにぶらぶらり。
ドナウ川から、ブダ王宮、セッチェーニ橋、マーチャーシュ教会。
ブダ王宮。
を肴に語らうアベック。
せっかくなのでもっと行ってみます。
セッチェーニ橋を渡り、
暗い夜道をひたすら歩き、
(安全だと思いますが、23:00は思ったより人影少ないです)
石段を上がって行き、
漁夫の砦のアーチの向こう側には国会議事堂。
漁夫の砦の入り口のゲートが開いてます。
そしてみんなガンガンすり抜けて行きます。
夜間解放。。。?
いーっちゃいましょう!!
対岸の国会議事堂。
セッチェーニ橋。
聖イシュトバーン大聖堂。
(帰り道に撮ったブダ王宮)
ドナウ川の真珠、ブダペストの夜景でした。
この後はフォアグラで懐やられているので大人しく宿で寝てます。
明日もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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