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▼徘徊メモ
・行きさき:ロズウェル(宿泊)
→カールズバット洞窟 2時間
→ホワイトサンズ 3.5時間
→アラモゴード(宿泊)
・交通手段:レンタカー
・必要料金:レンタカー代 7日で900$ ※高いのは日本語対応可能なハーツにしたからです
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昨日のウォルマートでこんなものをGETしました。
私のマヨ好きの友人、通称まよっちゃんへのお土産はこれで決まりです。
袋がヤワそうなので、おそらく飛行機内で破裂するでしょう。
そしたらクリーニング代をたからせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
ロズウェルは、UFOが不時着した街だかなんだを売りにした街らしく、
街の各所にあのエイリアンをデコってます。
みんなで作ろうWikipedia先生も、
ウォルマートもしっかりヨイショ。
街中のエイリアン(建物右側)
UFOミュージアム
街中の街灯もこやつ
ただすみません、ここに来たのは宿が安かったからだけでありまして、
エイリアン君に興味は無いのです。
そんなこといってUFOでさらわれたらその際はどうぞお手柔らかによろしくお願いいたします。
さてここからカールズバット洞窟へいってみます。
当初予定には無かったのですが、旅程的に差し込めそうだったので急遽行ってみます。
道中、ニューメキシコの朝日がドセンのサイゼンです。
ニューメキシコ州に入ってから、
荒野に人工物を見かけるようになってきました。
牧場、工場、電線などなど。
(アリゾナは本当にただの荒野でした)
これとか、スカブコーラルに対抗するパイルバンカーかと思いました。
あ、すみません取り乱しました。
これとか、使徒撃墜時のあれかと思いました。
あ、すみません取り乱しました。
ロズウェルから2時間くらいで到着。
時刻は9:30。
洞窟以前の景色がすでに凄いです。
こいつが、走ってるクルマの速度を即反映して警告するスーパーマシンです。
すげえ効果てきめんだと思いますが、
ちょっとムカつくのでパシャリしてやりました。
パシャリしても彼にはなんのダメージもありません。
腹いせです。気持ちの問題です。
洞窟に手を繋いで向かう老夫婦
じーんとしますが、
洞窟道中の足腰は大丈夫だろうかと考える私は人でなしでしょうか。
色々気をつけて、という看板
コウモリ飛んでいる間はフラッシュNGの注意書き
などなどありつつ、いざ洞窟へ。
入場料10$です。
めっちゃ安いです。
洞窟への道。この真下にとんでもない規模の洞窟があるそうです。
おや、それっぽい雰囲気になってきてます。
おお、思った以上に入り口がでかいです。
そして地中奥深いです
あの入り口まで落差50mはあると思います。
その入口からさらに50m近く降りてきました。
もうあたりは暗闇です。
要は、気をつけねーと死ぬよ、のお知らせ。
ニューメキシコ州はとなりがメキシコだけあって、
注意書きは英語とスペイン語です。
洞窟はこのようにしてできたそうです。
もともと海の中?だったのですね。
コウモリ鑑賞ツアーなんかもあるらしいです。夕方限定です。
さて、あれからさらにさらに地下へ潜っていきます。
そしてこの洞窟は想像を絶する大きさですた。
グラキャニやアンテロープ以上に、写真がなにがなんだか判別し難いものばかりなので、
先に洞窟の大枠をメモしておきます。
以下全体図のうち、赤枠で囲った辺りが前半戦です。
ぜんっぜんわかりづらいですね。
要はとにかく深く潜るんです。
カールズバッド洞窟群国立公園の中でももっとも大きいこの洞窟は、
wiki先生によると全米最深(1,604フィート;489メートル)で、
長さは世界第5位(126.1 miles;203 km)の石灰岩の洞窟だそうです。
エントランスにて、エレベーターでもっとも大きい「Big Room」というエリアに直行するか、
入り口から歩いて同エリアまで探検感覚で行くかを選べるとのこと。
私もちろん後者とさせていただきました。
この入口から入るルートをNatural Entranceと言うのですが、片道1.5時間。
Big Roomは1周するトレイルがあるのですがこちらが片道2.5時間とのこと。
どんだけ広いのですか。
Big roomの床面積はアメリカンフットボール場約14面分の広さと力説されましたが、
アメリカンフットボール場ってどのくらいなんですか。
スポーツ方面に関しては非国民というレッテルをいただいている私は
サッカーコートですらピンと来ません。
ということで、ここからの写真は初見だとなにがなんだかだと思われ大変恐縮ですし、
1日後にこれを更新している私ですらちんぷんかんぷんなのですが、
とりいそぎ備忘として記載させてください。
↓したのうねうねしているの通路です。
↓どんどん下に下っていきます。
とにかく通路が暗いのです。
みんなして命がけで通路を作り、鍾乳石をライトアップしているのですから、
もうちょっと通路の安全性をですね。
ということで、Big roomまで来ました。
先程の図でいうとこの一帯です。
1時間半と聞いていましたが、30分で到着しました。
私はフォトジェニックな鍾乳石を撮りに来たのではなく、
アメリカ最大の洞窟を体感しにきているのです。
なのでどこぞの中国人のように各スポットの前でお一人様3ポーズ×∞みたいなことはしないので、早いのです。
Bigroomは、その名前から四角い空間なのかと勝手に想像していましたが、
四角というよりはいびつな形で奥に奥にと広がっています。
鋭利な刃物のような鍾乳石や
ここが昔は海の中だったことを思わせる形(むしろサンゴ?)の石や(ぶれててすみません)、
その形が先端にだけついていて「ライオンのしっぽ」と可愛く名付けられた石、
(写真の上部にちょこんとおわします)
などなどめくるめく大物が続きます。
iphoneカメラだと小さく収まってしまうのですが、
いずれもすんごい大モノです。
これちょっとわかりづらいですが、
天井には細い剣山のようなつらら状の鍾乳石が連なり、
下にはドリルのようなぶっとい鍾乳石が広がり、
まるで地獄絵図です。
と思ったらネーミングは「Fairy land」ですって。
誰ですかこれ名付けた人、ちょっとメンヘラでしょう。
途中、泉の前にある鍾乳石のネームプレートが上下逆さになっており、
泉に反射させて文字を見るという小洒落た計らいもありました。
ただここは洞窟です。
水滴が常に滴り続けているので解読は困難でした。
・・・・ということで、
(私は)大変満足です!!
出口はエレベータから地上にあがるのですが、
近くにお土産屋があったので立ち寄りました。
文字色
写真右。なにかが大量に吊り下げられています。
きっとコウモリでしょう。
リス!!!!
しかもビニールがかなり空気圧縮されてて、なんか漬物みたいになっています。
もうちょっと、各資産の強み弱みを把握しての最適配分をすべきです。
エレベータ前でスタッフの女性がお客さんにとにかく話しかけまくる。
これに限らず、アメリカ人の接客は会話重視。
こういうとき、私は隅っこでおとなしくしながら必死に聞き取りの練習をしています。
地上にはニュージアムもあります。
この洞窟を整備した人たちのヒストリーなんかもあります。
グラキャニもそうですが、
国立公園としてガケに柵を設けたり、洞窟内部に歩道を用意したり、
って、
最初は誰がどうやっているのでしょうか。
何十いやはやそれ以上、という人が、きっと命を落としていると思うのです。
だし、屈強な岩に鉄棒をぶちこむわけですから、重機が必要なはずですし、
でも重機入るような場所じゃないですし。
なんてことを妄想していると、大変に興味がつきないのですが、
時間は尽きそうなので、次の目的地へ向かいます。
カールズバッド洞窟群国立公園を12:00に出発。
ホワイトサンズー!!
昔、弾丸トラベラーで梨花が朝日か夕日かで来てた場所です。
当時の映像が忘れられなくて、いつか来てみたいと思っていました。
15:00着です。
ホワイトサンズは白い砂漠として認識していましたが、
砂、というよりは石膏の結晶でできた約710 km2 (275 mi2) の広大な白い砂丘である、
と
wiki先生は仰っています。
入り口から最深部まで12kmもあり、一番奥の駐車場からは砂漠に向かって歩き出せます。
日の入りは17:00くらい。
ちょうどいい訪問タイミングではないでしょうか。
料金所です。
なんと、入場料5$です。
グラキャニ等々と比べると激安です。
一方で、なにか工事をするわけでもなし、維持をするわけでもなし
(あくまでグラキャニとくらべて)
なので
納得価格かも。
入場ゲート後はまだこれまで通りの荒野です。
おや、ちょっとずつ白いものが見えてきました。
両脇がだいぶ白いです。
とうとう道まで白くなりました。
あ、もうだいぶ白いです。
すでに奔放に砂漠に突入している人もいます。
いまは冬ですが、
夏場は遭難して死ぬ人が大量発生しており、
迂闊な砂漠突入は大変に危険なんだそうです。
ということで途中の見どころをすべて飛ばして最深部に到着。
ここから歩いてトレイルをちょっと回りながら景色を味わいたいと思います。
マエダの白いアディダスも、ここ最近の大自然の中でもはや茶色に染まり始めています。
今回のホワイトサンズでホワイトニングされることを期待しています。
いますねいますね、
砂ゾリでキャッキャしている人たちです。
この駐車場の近くあたりは人も沢山いるので砂漠は足跡だらけです。
って、ビーチと同じ話ですね。
トレイル入り口に来ました。
ALKALI FLATというトレイルです。
全長8Km、所要時間3時間です。
なので1周している時間はありません。
途中の適当な所で居を構える予定です。
この赤いポールが定間隔にならんでいて、
トレイルの道標になっています。
常にこの赤いポールを目印に歩いていきます。
でないと、ごくごく自然に遭難します。
ただ、今日は快晴かつ風も皆無で、砂嵐もなく、非常に良いコンディションです。
赤いポールを見失うことは全くありません。
お犬様登場。
アメリカの国立公園はワンコ連れが大変多いです。
そしてモーテルにいくと必ず「Pet?」と聞かれます。
最初は私を動物扱いしているのかと疑りましたが、こういうことだったようです。
出ました。
中東南米系の人に多い(とマエダが勝手に理解している)、私の写真を撮って系。
とはいえお犬様もメリークリスマスな感じで大変にふぉとじぇにっくな感じになりました。
あ、私インスタはやり方よくわかりません。
このあたりで欧米人数名のグループと仲良くなり、
こんな写真を取ることになりました。
超アウトですよねこれ。
どうしてこうなった。
私の運動神経の悪さを露骨に示す一枚です。
唐突に欧米人が、Jump!Jump!とかいうので、
Jumpすることに精一杯で、見栄えを一切気にしなかった結果がこれです。
てかみんなで撮ればよかったこれ。
私こういうキャッキャする写真ってちょっと引いてしまうのですが、
ブロークンイングリッシュの私に一生懸命コミュニケーションしてくれた彼らへの感謝もあり
ちょっと一緒にキャッキャしてみました。
大変ありがたい心遣いです。
・・・と綺麗にまとめて次に行きます。
さて、夕日もそろそろです。
だいぶ人影すくないところまで来ました。
もはやトレイルからだいぶ外れていますが、赤いポールはギリギリ見えています。
またここまで来るまでに目印を多々残してきているので大丈夫です。
って言っている人が最初に遺体で発見されるのですよね海外ドラマでは。
なので過信しすぎぬように慎重に行動しています。
とはいえ時間がまだまだあったので、
ちょっと大人げないことやってみました。
日付を入れてみました。
あ、書いておいて、書いちゃいけない日付だった、と思いました。
※クリスマス・イブに孤独な訪問のエビデンスを記したことに。
ま
つらたん
らぶ
なぜこんな写真を残したのか、
あの瞬間の私以外は誰もわかりません。
いまの私にもわかりません。
やっぱり例の車中泊でシナプス逝っちゃってるんだと思います。
こうしてやっているうちに、
あ、この写真、普通にビーチでやるのと変わらんわ、と気付き、やめました。
人間の足跡がないところに犬の足跡だけがありました。
怖いです。野犬でしょうか。やっぱり色は白いのでしょうか。
そうこうしているうちに、だんだん夕暮れモードです。
本日もキモ三脚大活躍のGopro、がむしろいい味出してくれています。
そしてシャッター押したときにSDカード入れ忘れていたことに気づきました。本日は戦力外です。
以上、サンセットでした。
途中の景色を360度してみた動画。
日が暮れた途端に、寒くなってきます。
ここから気温は氷点下まで下がるようです。
一方、振り返ると、そこには夕暮れ空に照らされた東側の山々が。
こちらは北の空。
砂漠はオレンジです。
こちらは南の空。
もう空の景色がグラデーションになっていて、
私の中での形容が追いつかないです。
月並みな表現ですが、地球というやつはなんてすげぇやつなんだと思います。
もっともっと地球のことを知りたい気持ちでいっぱいです。
唐突に砂漠に、ヒトでもイヌでもないなにかの足跡が登場しました。
トリでしょうか。カモノハシ?
それともロズウェルの街を席巻している例の奴でしょうか。
というところで、靴もクルマも真っ白な砂だらけになり、ホワイトサンズを後にしました。
18時に公園が閉まるのですが、
17:50くらいになって係員が、退場してくださいーとクルマで回っていました。
これ、砂漠に入りこんだままのヒトとか、どうなっちゃうんでしょうか。
宿泊は近くのアラモゴードです。車で30分です。
モーテルたくさんありました。
Booking.comなどに掲載されていないモーテルも沢山あると思うので、
英語できるヒトはGoogleMapで宿検索して直接webないしは電話申込か現地飛び込みが良いと思います。
なおロズウェルに比べると、多少雰囲気は良くないです。
お店の周りに浮浪者いたり、道路が荒れたままだったりします。
そして今日は12/24。
これまでいろいろなスーパーで七面鳥が丸焼きで10$という安さでホットデリコーナーに積み上げられていたので、
折角なのでそれにトライしてみようとウォルマートに行ってみたら、閉店していました・・・。
なので、ガソリンスタンド併設の小さいコンビニみたいなところで、これです。
冷凍ピザとパスタです。
くそまずかったです。
明日はとうとうレンタカー返却!
大都市エルパソの下道で無事レンタカーを返せるのでしょうか。
明日の自分を自分で励まして、今日もお疲れ様でした。
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