#144 ローマは半日にしてならず inイタリア(7) 2018.5.6
- 2018/05/08
- 18:00
風邪は風邪だと思うから風邪だと感じるんであって、そんなもんで風邪だとか抜かすんじゃないよ、どあほうがっ。
とこれまで思うことが幾度もありましたが、ここ数日、咳痰頭痛吐気+虫歯がやんわりと強まってきています。まだ風邪じゃないと思っています。
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▼徘徊メモ
・行き先:リミニ Rimini →ローマ Roma
・手段:長距離バス(FLIXBUS)
・料金:14.99€
・時間:5.5時間弱 9:30発、15:10着
↓ローマぶらりマップ
・青:宿 ホステルローマ 平日一泊17€
・オレンジ:ローマ・テルミ二駅 Roma Termini
・紫の右:サン・ピエトロ広場
・紫の左:サン・ピエトロ大聖堂
・紫の上:バチカン美術館
・上のピンク:スペイン広場
・下のピンク:真実の口
・茶色の右:コロッセオ
・茶色の左:フォロ・ロマーノ
・茶色の下:パラティーノの丘
・上の黄色:トレビの泉
・下の黄色:チェスティアのピラミッド
・一番左の赤:サンアンジェロ城
・その右の赤:ナヴォーナ広場
・その右の赤:パンテオン
・右下の赤:カラカラ浴場
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本日はローマへ向かいます。
が、夜行バスがとても高かったので、朝イチの長距離バスで向かうことにしました。
朝8:30のバスですが、いつも通り5:30起床し、シャワー浴びて、昨夜大量に作ったレタスパスタの残りを平らげようとキッチンにぃぃぃぃ!!!
キッチンが朝は閉鎖されていました。。。
レタスパスタ。。。
残念ですが諦めます。
バスターミナルがこれまた宿および駅から遠く、朝から40分くらいゴロゴロバッグを引きずってやってまいりましたはcentro studiというバス停。
想像通りバスターミナルなどではなくバス停でした。
そして相変わらずせっかちな私は8:30のバスに対して7:30着。
BLUE GIANTという、以前にこのブログの稀有な読者様が推薦下さった漫画が私のツボにはまっており、没頭している間に9::00。
そうです。
バスがこないんです。
とはいえFLIXBUS、リュブリャナで奇跡の2時間遅延かましてますからね。慌てません。
引き続きドイツを舞台にしたDの奮闘に没頭しているとバスが来ました。※誤ってBLUE GIANT通常版ではなくSUPREME版の方から読み始めてしまってますがドイツ行って来たばかりなのでハマってます。
時刻9:30。
まあこんなもんでしょう。
本日のバス
車窓
バスはイタリア東海岸沿いを南下し、Ancoraという街で西に曲がり、長靴の中腹を横断して行った、と思われます。
お陰様で爆睡、気がつけばローマでした。
危うく降り逃すところでした(このバスの終点はローマ空港)。
ということで15:00過ぎてますが、ようやくのローマ!!
1乗車1.5€!激安。
それでも東京よりは高いが。
※正しくは100分間乗れる券。
宿はローマのメイン駅、TELMINA駅の近く。
あたりは安宿が多く、移民も多いようでカオスな感じ。
この辺りに宿があるはずですが、看板がありません。
安宿あるあるです。
営業していることを公にできないのかな。
こういう時に住所が手元に無いといかんです。番地がわかると建物を特定できます。
探すは41。
番地は通りの右側と左側が奇数と偶数とで分かれてます。アメリカ在住のカリスマインスタグラマーH氏に教わったこの知識、めっちゃ役立ってます。
発見
看板なし。
ありました。HOSTEL ROMA。
一泊17€、ローマでは最安クラスです。
とはいえパリやロンドンよりも高い。
ただパリは治安悪いエリア、ロンドンは市街地から離れてましたが。
そして部屋はまさかのこの建物ではなく3分歩いた別の建物でした。
エレベーターがおもちゃみたいな。
さて、もう夕方ですが、このままじゃ日記になりませんからね。
ローマを歩きますよ。
とはいえ今日は日曜日。名だたる観光名所は諦めています。だからこその日中移動というのもあります。
ふふ、先週ヴェネツィアで痛い目にあいましたからね。成長する旅人、MaedaKです。
でかすぎて構図が決まりません。
そしてその向かいに早速遺跡みたいのが登場。
なんじゃらほいほいと近づくと、
Bath of Diocletian。ローマ皇帝ディオクレティアヌスの命で建設されたローマ最大の浴場だそうです。3000人を収容できたとか。
ラクーアとどっちが大きいのでしょうか
すみませんね、私にとっての素晴らしい浴場はラクーアなもので。万葉倶楽部にも行ってみたいのですがちょっと千葉県民のプライドが邪魔をします。嘘ですごめんなさい恥ずかしいことを申しましてごめんなさい。
ローマの街並み。
そこら中に彫刻。
ローマの犬
ローマのギロッポン
ローマの路駐事情 あの左の車、詰んでます。
ローマは歩けば世界遺産にあたる、とは誰かの名言ですが、そうなんですか。
ひとまず歩くとピザ屋と物乞いにぶち当たるのですが、どれが世界遺産なのでしょう。
ただガヤ感はフィレンツェ、ヴェネツィア以上ですね。人だけじゃなくて車も凄い。
スーパー発見。
物価見ておきましょう。
水500ml 55円
ジュース1リットル 132円〜
牛乳1リットル 132円
パスタ500g 66円安!
卵
が見つからず。。
意外と安い。
トマトソースの便が500gで1€だったので即買いしました。
やって来ましたスペイン広場ーー!
の上に来てしまったので、一旦下に降りて、
改めまして、
人がゴミのようです。
こりゃスリもスりますわ。
私の中で、このスペイン広場は世界で最もスリが横行しているスリ総本山、センター・オブ・ザ・スリ、スリパラダイス、つまりはスリパラいう認識ですが相違ないでしょうか。
思った以上に雰囲気は平和です。
そして、
みんな油断しすぎです。
今すぐスレそうです。スっちゃって良いですかいかんいかん。
行き過ぎてついついあっち側の気持ちになってまう。
なお私、このスリ共とのジハード(聖戦)に向け、ヴェネツィアと同様の最強武装で臨んでおります。腰巻きのウルトラライトダウンのポケットには囮の1ボリビアーノを忍ばせてます。ボリビアの通貨ボリビアーノはデザインがユーロに似てるのです。
人々のカバンや手元をジロジロしながら周囲を観察してみるも、スリの現場は発見できませんでした。
まあ彼らプロですからね。
ほんとに気づかぬうちにスススっとDoneするのでしょう。
スペイン広場の階段の上にはトリニタ・ディ・モンティ教会、訳的には丘の上の三位一体教会があります。
奥までは入れませんがね。
壁には祭壇画。
教会にも名画があるって素敵。
スペイン広場の上からローマを見渡す。
向こうの方でちょっとだけ飛び抜けてるのが、バチカン市国です。
動画の途中で視点が変わるのは私がなんかの土台の上に立って撮影してたらポリスメンが激しく注意して来たからです。
ごめんなさい。
彫刻をクローズアップ。
中央はギリシャ神話の海と地震を司るポセイドン、左が豊穣の女神デーメーテール、右に健康の女神ヒュギエイアの像です。
ふと見るとおっさんが写真ピースしながら後ろの泉にゴミを捨てました。
私こういうの本当ダメなのでどあほぅ!!と叫びつけたのですが(心の中で)、どうやら後ろ向きにコインを投げると願いが叶うんですってね。
1枚だと再びローマに戻ることができ、2枚だと大切な人と一生一緒にいることができ、3枚投げると恋人や夫婦は別れることになるのだそうです。
投げときゃよかったな、ボリビアーノ。
あ、1枚ですよ。
なお投げ込まれたコインは集められてカトリック系のチャリティに寄付されるんですって。
だからですかね。
泉内にコインはあまりありませんでした。
毎日回収してるんですかね。
Daily回収。なんだか夢がないですね。
KPIとかあったらやだな。
ちょっと腹が減りました。
今夜はデナーを予約しているので節約せねばなのですが、あまりにトマトとモッツァレラとルッコラのコラボが私を魅了し続けるので、勇気を出してお姉さんに、「このピザを3€分ください」と具申しました。
嘘です。
正確にいうと、
「私はこのピザを食べたいが、3€しか持っていない。OK?」
と、何がどうなったらOKなのかわからない不審な問いをし、天使なお姉さんが小さくカットしたピザいやピッツァを提供してくれたのでした。
3€分、とかなんていえば良いかわかんなかったんです。
3€分、に苦慮するお姉さん。
3€分のピッツァ。
満足。。。!!
やはりこの国はピッツァが美味い。
ローマはこの塔(なんていうんでしたっけ。)がいたるところにあります。
この馬車のおっちゃんの座り方。↑
そんなおっちゃんの背後でフライングしましたが、パンテオンです。
ギリシャみたいですね。
行ったことないけど。
この穴からの太陽光は、ローマの建国記念日と信じられている4月21日の正午に入り口を照らすように設計されているんですって。
紀元前に建てられてるですよこの建物。
凄い話です。
彫刻
おっと。ナヴォーナ広場でした。
つい散歩の一風景として片付けてしまうところでした。
この真ん中の泉の彫刻がすごいです。
四大河の噴水というベルニーニの作だそうです。
バチカン市国が近づいてきています。
そしてサン・アンジェロ城。
ローマにも城があるんですね。
ものすんごい逆光です。
ここから先がバチカン市国です。
国は変わりますが、行き来自由です。
サン・ピエトロ大聖堂は日曜閉館なので明日朝イチに来たいと思います。
ので写真は割愛。
ただこれだけ、、、!
お土産屋のラインナップがローマ教皇。
迂闊なこと書けませんが、そういうことです。
え、どういうことかって?
テロとか怖いのでやめましょうそういうの。
18:30。
良い時間です。
そろそろ予約していたデナーに参ります。
こちら。
知ってましたか、私は今朝知ったのですが、ミラノはリゾット、ジェノヴァはジェノベーゼ、ボローニャはボロネーゼでした。そしてこのローマがカルボナーラなんですって!!
私、見た目の通りカルボナーラ大好きなのです。こりゃたまらん。
ということでローマのなんたらランキングで1位を取ったというレストランがここです。
Webサイト見てたら予約出来そうだったので予約したのですが、中学生が授業で作るような簡単なウェブフォームだったので内心不安。
結果無事に予約できてました。
雰囲気は思ったよりラフで、地元の人も多く街のレストランという感じ。
もちろん注文はカルボナーラ。
メニューの最初にドーンとあるかと思ったらそうではなかったのでちょっと戸惑いました。
着丼!!! ※ 丼じゃないのはわかってます。言いたいだけ。
もう見た目と香りで悶が絶します。
この盛りの中に飛び込みたいです。
味は推して知るべし。
ビビビビ美味です。最高です。
ただちょっと味強めかな。と感じた私はまだまだイタリアを味わうには役不足のようです。
10€。この手のレストランにしてはお手頃。
なお歩くカルボナーラである私はローマにいる間カルボナーラに塗れたいと思っていますので乞うご期待。
営業時間が変則すぎるので全部行けるかわかりませんが。
食通という意味では決してないですよ。
ちょっとまだ陽が明るいので、川沿いでまったり日記更新しながら時間潰し。
21:00。
陽も暮れてきたので出掛けます。
この橋の向こうに再びのサンアンジェロ城。
すみませんね先程は「明日来るので写真は割愛」とか書いておいてこんなバシバシと。
明日は行列&日射にやられるはずで夜まで体力持つか自信なかったので今日のうちに夜景だけ見ておこうと思ったのです。
満足です。
ここから歩いて宿まで。
徒歩1.5時間くらいですが、節約&運動です。
この日記には載せてないですが、随所で私ジェラートやってるのです。
一食3€以内、をルールにしたのですが、回数の制限を設けていないのが失敗でした。
途中腹痛が耐えきれなくなり、適当なBARでトイレを借りる代わりにビール一杯やってしまったのは誤算です。
でも今回は本当にOUT寸前でした。危なかったです。
そのBARで気づいたてもとの1€コインのデザインがダ・ヴィンチのウィトルウィウス的人体図だった件。
夜23:00のパンテオン。
夜23:30のトレビの泉。
そういえばトレビの泉のコインの件、NoDoneだったので記念にやっておくことに。
暗くてよく見えませんが、0.5ジブラルタルポンドです。
時価75円くらいの価値がありますよ。
ってい!
無音。
帰ります。
夜中のローマはちょっと危険かなと思いましたが、一度物乞いに足首掴まれそうになったぐらいで思ったよりは無事でした。
にしても夜になると黒人が増える。
昼間はどこにいるのか。
陽に当たるとアレなのか。
すみません、明日は本気のローマ徘徊を予定しています。
明日もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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