#150 洞窟住居マテーラの街① inイタリア(13) 2018.5.12
- 2018/05/14
- 18:00
いきなりトイレ話で恐縮ですが、イタリアはトイレが汚いです。便座はなくて当たり前ですし、トイレットペーパーはないことの方が多いです。
なのでいつも手ぶらで外出するときも腰巻きウルトラライトダウンのポケットにトイレットペーパーを忍ばせてます。
オチを考えましたがどうしても下品になってしまうので本題へ参りたいと思います。
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▼徘徊メモ
・行き先:ナポリ→マテーラ Matera
・手段:長距離バス(FLIXBUS)
・料金:11.9€
・時間:4.5時間 12:30発、16:50着
↓移動図
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本日は移動メインの日です。
目指すはマテーラという街で、靴の形をしたイタリアの踵の部分になります。
ただここはアクセスが難しく、バーリという大きな港街まで出てそこからローカル線でどうこう、とあったのでちょっとたじろいだのですが、まさかのFLIXBUSで一撃到着とのことで万歳。
ただ12:30発の16:50着という昼間の時間をかなり贅沢に使う移動です。
朝はナポリで行けなかった場所に行こうとも思ったのですが、間も無くヨーロッパも終了なので色々旅程の確認などしてました。
ナポリバスターミナル。
ナポリ中央駅の南に位置してます。
こちらもただのバス停でした。
電光掲示板もありません。
バス停の左右にレーンがありますが、左がバス到着レーン、右のPartenzeと書かれた方が出発レーンのようです。
最初私の目当てのバスが左に来て、乗客を降ろしたらすぐ出発してしまいガチョーン!としてたらすぐ右側にバス参りました。
本日のバス
やはりFLIxBUS@イタリアは良いです。
ほぼ電源があるのと、WiFiの容量も多いです。
スペイン、フランスのFLIXBUSは電源あるのは稀で、WiFiも基本なく、あってもfacebook開いたら容量一発オーバーだったりします。
ということで第九と共に極楽バス日和。
ヴェスビオ火山の脇を通って行きます。
ナポリには3日間滞在しましたが、結局のところ雲ひとつないヴェスビオ火山のご尊顔を拝見することは出来ませんでした。
バスはひたすらイタリアの日常を走り抜けて行きます。
オリーブかぶどうのどちらか。
オリーブかぶどうのどちらか。
オリーブかぶどうのどちらかと、オリーブかぶどうのどちらかの、コラボ。
もうどっちでもいいです。どちらも美味です。
唐突に曇り空。
そして豪雨
そして晴れる、を繰り返す。
この五本の木、こんな遠くからあんなにはっきり見えるって凄くないですか。
一本だけ離れてます。
ちょっとだけTOKIOを思い起こさせました。
最近私Yahoo!ニュース見てます。
エルレ復活とか、チーバくんインスタ復活とか、知ってますからね。ふふ。
私も参加しているブログ村の管理ページにこんなトピがありました。
どうしたんでしょうか。
まあブログというメディア自体の存在感が相対的に弱くなっていく中でブログ村も事業としては難しくなっているのかもですね。
広告収益以外にいくらでも活路はあると思うのですが。
バーリに到着。
まさかのバーリ経由でした。
豪雨です。
ここから宿まで徒歩1時間。
頑張ります。
マテーラってそもそもどんな街でしたっけ、ってまだお伝えしてなかったですが、ここは世界でも珍しい洞窟住居群の街です。
が、
得てしてそうですが、いわゆる駅やバスターミナル周辺は普通でして、このマテーラもしばらく普通の街をひたすら豪雨の中を歩き続けます。
宿がまさかの洞窟住居リノベ物件でした。
こりゃ良い。
一泊17€。高すぎません。安くもないが。
宿のすぐ裏にスーパーがあったので自炊食材買い足し。
ズッキーニ極太4本200円+マッシュルームカット100円。
パスタ500gで50円なのはイタリアほぼ共通ですが、にしてもなかなか物価安目です。
宿のキッチン。
もうナポリではピザしか食べてなく私の血液は小麦になってしまうのではないかと思うぐらいグルテングルグルテンな日々だったので、思いっきりズッキーニを食いました。
パスタ2人前+ズッキーニ二本を平らげ大満足です。
時刻18:00。
マテーラは2泊するので、もう今日はこのまま爆睡しようかとも思ったのですが、やはり居ても立っても居られなくなり、外へ出て見ることにしました。雨も上がりましたし。
マテーラ、洞窟住居の街並みです。
宿の場所は街の高台にあるようで、ちょっと歩いたらすぐに絶景ポイントに出ました。
をーーー。
すごいなぁこりゃ。
谷に街がへばりついてます。
↓地図で言うとこっちを眺めてます。
矢印の麓が今いるとこ。青矢印が現在地ではないです。
この谷はグラヴィナ渓谷と言うそうです。
そして石灰岩の侵食によって形成されているそうです。
そしてこの洞窟住居たちは「サッシ」と呼ばれます。
洞窟住居と言いながら、外観はギリギリ家なのですね。
このマテーラは8-13世紀に、イスラム勢力を逃れて東方から逃げてきた修道僧が住み着いたのがこの洞窟住居の始まりだそうです。
そして20世紀に人口が増大するとそこら中の洞窟に人が住み始め衛生環境が悪化。イタリア当局は郊外に集合住宅を作り住民を強制移住させ、この洞窟住居群は廃墟になったそうです。
その後にこの街のユニークさが評価されて環境も整備され、今のような観光街になってきているのだそうです。
降りてきた谷をまた上がることに。
、、、違いました。
それっぽかったですが、どうやらここではなさそう。
「ドゥオモからの景色がやばい」
と聞いていたのですが、景色を見渡せる場所がないのでMapsme開いたらドゥオモはまだ先でした。
改めましてドゥオモです。
マテーラ西側の景色を拝めます。
↓地図で言うとこっち。青矢印が今いるとこ。
うーん、私はさっきの宿近くの景色の方が好きかも。
マテーラは東側が大きな谷になっているのですが、その景色がたまらなかったのです。
でもこのドゥオモはすり鉢状のど真ん中の小高い丘の上(やや矛盾してますが、察して下さい)にあるので、ちょっと歩いたらもしかして。。。
的中。
いやー堪りません。
好きですこの景色。
ドゥオモはこの丘の上。
だいぶ降りてきました。
ちょうど近くに、某サイトイチオシのマテーラレストランがあったので立ち寄りました。
日没まで時間があったので。
※退店時撮影
満腹なのにここにきた理由はただ一つ。
ワインが安い。
※もちろん料理も評判。
このデカンタワイン。500円です。
サイゼリアを思い出します。
朝まで泥のように飲み散らかし続けたサイゼリア。生きて帰国できたらまたやりたいです。お願いしますね同期各位。場所は想い出深き五反田でお願いします。
この写真に写っているマテーラパンと言うパンも有名なんだそうです。
しっとりふっくらなパンですが、耳が超合金のような剛さで口内負傷しました。
さて、ここから夜の洞窟住居群を徘徊します。
観光客だらけの街なのでなんとなく安全そうと踏んでのGoですが、
ちょっと路地に入ると、というか路地しかないのですが、やや不安感はありますね。
とはいえ綺麗なのでこのままドゥオモまで登ってみます。
ドゥオモ。
そしてドゥオモからの景色。
凄いですね。
ちゃんと観光街としての使命を全うするライトアップっぷりです。
そしてこうしてみると、
今とき22:00ですが、出歩いている人は多いです。
やはり安全ということなのでしょう。
と調子に乗っていると、
一寸先は闇です。
良い子は真似しないでくださいね。
今向かっているのは先ほども訪れた、
宿の近くの見晴らしが良いところです。
崖沿いに城?があります。
ここもしっかりおめかししております。
その隣には教会。
左端よく見て下さい。
よくもまあこんなところに。心安らかにはなれません。
タソ!!!
行ってしまわれた。。
そしてたどり着きましたこちらが最初に訪れた見晴らしの丘(仮名)です。
なんかiPhoneがちょっとカッコつけて光が美しいことになっちゃってますが、それを差し引いても良い夜景です。
先ほどの城なのかなんなのかわからない城も見えてます(写真右奥)。
そんなマテーラ初日でした。
明日は丸一日マテーラ日和なのでのんびり徘徊していきますよ。
明日もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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