#161 マエダ史三十四年の歴史に終止符、大断髪。inブルガリア(1) 2018.5.23
- 2018/05/25
- 16:00
ブルガリアは首都ソフィアに来ました。
そして唐突ですが、髪をベリーショートにしました。
34年間の縮毛矯正人生に終止符を打ちました。
いえ。あのですね、当初は縮毛矯正しようと思ってたのですよ。
ただですね、そもそも日本クオリティの縮毛矯正は海外ではNYやロンドンなどの日経美容室で大金払う以外は皆無なのと、どうせこの辺りで掛けてもすぐ落ちそうなのと、失敗したとて誰に見られるわけでもないので、この期に試しに決行してみたのです。
日本に戻る頃には元に戻る予定です。
なので誰にも見せません。見せれません。見せるわけにはいきません。
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▼徘徊メモ
・行き先:ソフィア市内
・手段:徒歩
・料金:ー
・時間:ー
↓ソフィアぶらりマップ
・上のオレンジ二つ:長距離バスターミナル(二つある)
・青:宿 エレガンス ホステルアンドゲストハウス 平日一泊約1000円
・上の緑:Zhenski pazar市場
・下の緑:ブルガリア料理レストラン MOMA
・ピンク:髪を切った美容室 名前失念 英語OK
・左の紫 上から順に
・バーニャ・バシ・ジャーミヤ
Banya Bashi Mosque
・聖ペトカ地下教会
Church of St Petka of the Saddlers
・聖ゲオルギ教会
Saint George Rotunda
・聖ネデリャ教会
Holy Nedelya Church
・右の紫:アレクサンダル・ネフスキー寺院
Alexander Nevsky Cathedral
・左の赤:共産党ホール
・右の赤:アレクサンダル2世の像
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本日は1日ソフィアぶらりです。
ただ1番の目的は冒頭の通り、美容室探し。
英語ができる美容室を探さねばです。
スコピエでも美容室探しは難儀したのでハードル高いだろうことは分かっているので、見つからなかったら次の街で、くらいの気持ちです。
ひとまず宿のすぐ近くにある市場に行ってみます。
そんなに浮浪者もいません。
やって参りました。Zhenski pazar市場です。
多分pazarが市場という意味なので市場市場になってますが、分かりやすくするためあえて書いてます。あえてな。
野菜とフルーツが盛り盛り。
マケドニアもそうでしたが、トマトが凄い。
これもトマトでしょうか。
市場は通りに沿って展開されてましたが、八百屋がほぼほぼでした。
あとスパイス屋も多数。
アラブに近づいておりますな。
いくつか美容室を見かけたのですが、おばちゃんが切り盛りしてるようなところは一旦skip。
英語通じなそうなこと以上に、出来れば、、、おこがましいですが、ちょっとセンスありそうなとこで、、、切ってもらえればと。。。どこのどの口が何様じゃいと言う話ですが、34年の歴史を託すわけですから、それなりの、ねえ、はい。です。
なんてしてるうちにバーニャ・バシ・ジャーミヤというモスクに来ました。
本旅初モスク、、、ですかね。
いやモスク自体は多々あったので、本日記初モスク、ですかね。
モスクとはイスラム教の礼拝所です。
ブルガリアは正教会が主な宗教ですが、400年以上もの間、オスマントルコ帝国の支配下にあったので、国民の一定数がトルコ人ないしはイスラム教なのだそうです。
中に入るのも初です。
靴を脱いで入ります。
女性はフード付きの羽織ものを貸し出されていました。
内部。
モスクも国や場所により様々なのでしょうが、意外と内部は装飾されていました。
イスラム教は偶像崇拝NGなので内部は真っ白なんだと思っていました。
モスクの隣は地下鉄Serdika駅なのですが、そこにも唐突に遺跡。
地下鉄掘ってたら出て来たらしいです。
凄いですね、ソフィア。
どこかの誰かが、ソフィアをもっと発掘すれば、ローマ、アテネに次ぐ遺跡都市になるのでは、と仰ってました。
その遺跡群に並んで街のど真ん中に登場するのが
聖ペトカ地下教会。
イスラム教のオスマン帝国統治下だった14世紀にこっそり建てられた秘密の教会だったとか。
今では地下ごと露わになってますけど。
いざ。
内部は地下から入り、内部から二階の祭壇に上がる感じ。
かなり古びていますが、多数のイコンがありました。
教会自体はとても小さく、私のような野暮な人間は15秒でひと段落してしまいます。いつもすみません、キリスト様。
そんな心持ちですが教会が続きます。
聖ネデリャ教会。
こちらは聖ペトカ地下教会よりもイコンがきっちりと残されて(復元?)いました。
※入場無料ですがカメラ撮影は有料。金額失念。
さて、この近くに、GoogleMapで調べていた美容室がある、、、はずですが見当たりません。
困りました。
事前に調べていた唯一の店名が英語の美容室だったのに。
しょうがないので地道に歩いて探します。
ひとまず聖ペトカ地下教会が街の中心点になるのですが、そこから南へ歩行者天国の大通りがずうっと続いています。
ここを攻めてみることにします。
ZARAあり。
H&Mもあり。
なかなかイケてます。
私にとってはH&Mがあるだけでもうシャレオツスポット確定です。
みんなして写真撮ってたので私も便乗。
あとあと調べたらただの裁判所でした。
ただの、って失礼ですね。すみません。
ラコステ?
よくみるといっちゃってる。
銅像をみるとつい頭の中で大喜利が始まる。
、、、なかなか無いですねぇ。。
大通りの端まで来てしまいました。
思うに、大通り沿いには無いのだと思います。
データ母数が少なすぎますが、スコピエ もオフリドも、一本入ったところにあったので。
東京だと一本入ったとこか大通りのビルの8Fとか、とかく家賃安そうなとこにありますし。ASHとかああいうのはさておき。
ということで、大通りの両脇の道をあみだくじのようにウロウロしながら北へ戻ります。
そして数件ありましたが、すべてネイルサロンを兼ねたビューティーサロン?で及び腰であります。
30分ほど歩きました。
もう疲れたので、先ほどのビューティーサロンに、男性向け美容室を知らんかね、と聞きに行こうかと思った矢先。
ここどうでしょう。
外に置かれてるイスがやや洒落乙です。
なかではシャレオツな男性美容師が女性にマーパー当てつつ、受付ではお姉さん二人がスマホいじってます。
この態度の悪さもナウいです。
恐る恐る覗きつつ、
い、い、イングリッシュオーケー?
と聞いてみると、Sure♪とのこと。
おお!
そして私のブロークンイングリッシュを真摯にお聞きいただき、こんな風にしたいんですけど、と私が持ってった画像も入念にチェックしてくれたので、ここに決めました。お姉さん態度は悪いが優しす。
すみませんね、短髪初体験なので中学生男子が初めて美容室行くみたいなソワソワです。
お値段80とのこと。
、、、五千円前後。
クッソ高いな!と思いましたが、私の34年間を捧げるわけですから高かろう良かろうに掛けてみることに。
散髪開始。
さ、さんじゅうよねん、、、
まあでもそんなもんですよね。
そしてそのままペースは緩まずあっという間に左側が刈り上がる。
そしてトップ。
ここでお姉さん、
Are you sure?
だなんて言うから、今言うなしと思いつつも、Let's go、と動揺丸出しの謎回答で前髪ズドン。
結果。
34年越しに私、ベリーショートになりました。
てかベリーショートって言うのかなこれ。
短髪童貞なので右も左もわかりましぇん。
ひとまず言えるのは、
出家?
ということでしょうか。
詳細は割愛します。
そしてお会計は80ではなく18でした。
約1000円です。
もう動揺しすぎてましたね。
他方で、NYの縮毛矯正は5万したわけで、5000円くらいなら無問題という金銭感覚トチ狂ってたのもあります。
これからはQBハウスで一発1000円ですヒャハー(゚∀゚)
日本に戻る頃には元に戻しますけどね。
絶対に。
ということで、思った以上に世捨て人感が強まってしまったので、私の旅のワードローブ、H&Mにて幾つかアイテムを追加し、ソフィアの街歩き再開。
どうでもいいですが、ソフィアの街って、懐かしいですね。
皆さんはGLAY派ラルク派ソフィア派どちらでしたか。
私は相川七瀬でした。
なにこれ。
おばあちゃんの鳥葬!?どうしちゃったの。。。?
呆然と見ていると、
おばあちゃん楽しそうに微笑みかけてきました。
どうやら物乞いでもなさそうで、
これを愉しんでいるようです。
なんともはや。。。
そこに子供が走り込んでくる。
この後に鳩がバサバサ飛んでいきおばあちゃん唐突に☆殺£◆滅⌘§狂℃憤∂怒〓仝焦土っっ!!と怒鳴り散らし鳩は一匹もいなくなりました。
ソフィアの街はちょっとイかれてます。
聖ゲオルギ教会。
どうしてもここに建物建てたかったんでしょうね。
四方を囲まれています。
入り口。
転がるなんらかの重要な物。
内部は撮影NGでしたが、他同様、イコンが溢れる内装でした。
聖ネデリャ教会よりはやや朽ちてしまってたかな。。確か。
この教会を囲む建物の近くかつSerdika駅から真正面に見渡すのが
共産党ホール。渋谷109のような存在感。
あれ、共産党ってまだあるのですか。
背後のSerdika駅上部にはソフィア様の像。
黒い衣を纏ってます。
なんだか神聖感が無いですね。
アレクサンダル2世の像。
ロシア皇帝です。
露土戦争でロシアがオスマントルコを打ち破った結果、ブルガリアはオスマン帝国から解放されたため、英雄として讃えられています。
※何処かの国の歴史で触れた通り、ロシアもブルガリアも同じスラブ系民族という共通点もあり、友好関係が強い。
アレクサンダル・ネフスキー寺院です。
バルカン半島で最も美しい寺院だそうです。
美しいって主観やん。
そして寺院とか教会とか聖堂とか大聖堂とかドゥオモとかカテドラルとかチャーチとかもういい加減にしてください。
内部はカメラ撮影料10レフ=660円と高額だったので諦めました。
私最初カメラ詳しく無いので最初1眼レフの1が10になったのかと思いました。10眼レフって相当綺麗な写真撮るんだろうなと。よほどいいカメラじゃ無いと写真撮らせないぞ的な。
そこからしばしソフィアの街を歩き、
旧社会主義国にはやっぱりこういうウォールアートがあるなあなどと思いつつ、
銅像大喜利を一人楽しみ、
GoogleMapで見つけたMade in homeというレストランにやってきました。
ブルガリア料理が食べれそうな名前です。
どうでもいいですがMadeと打とうとするとMaeda予測変換されます。
気持ちはわかりますが、Maeda in homeは髪が伸びるまで無理です。
ということでお店。
メニュー
店内
店員さんに、ヨーグルトスープなるものを注文し、
もう一品と思って、なにかオススメのブルガリアの伝統料理はありますか、と聞くと
うちブルガリア伝統料理屋じゃないです。
がちょーん!!
違うのね。。。
Made in homeというからてっきり家庭料理を想像したらただのお手製料理ということらしいです。
あ、あ、強いて言うなら、ヨーグルトスープはトラディショナルかなー、、
なんて空気を読んでお姉さんが言うものだから
ひとまずヨーグルトスープ(とビール)だけにしました。
藻?
みたいの浮いてますが、ジェノヴェーゼのようなソースでした。
ヨーグルトというか、やや酸味のあるシチューのような。
So soなお味です。
うーむ。
不発。
上記スープは300円くらいだったので、もう一軒の方にハシゴします。
こちらは「地元料理」とGoogleMapにカテゴライズされてるのできっと大丈夫。
レストランMOMA。
、、、ちょっと高そう。。
店内。
メニュー。あ、開くの忘れた。
こちらは観光客向けブルガリアンレストランでした。
値段は一品1000円前後。
中には3000円くらいするものも。
お姉さんに、オススメはどれですか?と問うと
「全部よ」
と返され、困り果ててひとまずトラディショナルと書かれた前菜と、チキンなんたらを注文。
前菜。
なんだろうこれ。パテ的なのきました。
赤はトマト、オレンジは羊のチーズ、
あとは謎です。
ひとまずパンにつけて食べました。
それよりも
この「パンにかけてね」と出された粉が超うまいです。
なんじゃこりゃ。超うまいというか、病み付き系です。
チキンはめっちゃ普通でした。
ファミレスの方が全然美味い。
お会計1300円なり。
美味くなかったので無念ですが、それなりのレストランで二品+ドリンクでこの値段は安いです。イタリアだと3000円超えますからねぇ。
バラのグッズ。
ブルガリアはバラで有名らしいです。そうなんですか?
私一時期バスタブにバラのアロマオイル垂らした半身浴にハマってました。
テラクオーレの。
仕事でね。貰ったんです。
でもね、にしてもね。
GoogleMapに「狩猟クラブ」という三度見してしまうロケーションがあったので覗きにきました。
ガチの狩猟っぽいです。
入り口右上のマークは鹿です。
ところで誰なんでしょうかGoogleMapのカテゴリフラグ立ててる人って。
乗る予定はないですが途中通りかかったので地下鉄Serdika駅の改札を覗きにきました。
シングルライド1.6BGL≒105円です。
路線図。
青が一号線、赤が二号線。
交差してる真ん中の駅がここSerdika駅。
帰りは宿近くの市場でトマトを買い(33円)、
ビール樽の下でくつろぐ本日の野犬に唸られ
唐突の光景に慄き、
シャワー浴びてタオルドライだけでどれだけ行けるかを観察した上でメキシコから共にアンデス山脈を越え拳銃に負けず大西洋を越えてきたドライヤーに別れを告げ、
トマトがマズイ!!!
と叫んで結びます。
明日はブルガリアの奥地、ヴェリコ・タルノヴォへ向かいます。
明日もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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