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#163 キング・オブ・廃墟へ inブルガリア(3)


ブルガリア最終日。


すったもんだありつつ、念願の、廃墟業界で世界No.1と名高い「旧共産党ホール(バズルジャ/BUZLUZHA)」に行くことができました。


近づくにつれ雨は土砂降り、タイヤがパンクするなど奇怪な現象に見舞われながら、本旅の目的の一つを成就できました。。


―――――――――――――――――――
▼徘徊メモ
・行き先:ヴェリコ・タルノヴォ→バズルジャ
(BUZLUZHA)
・手段:レンタカー
・料金:
       レンタカー:24時間で50BGL≒3300円
       ガソリン:200km分で60BGL≒3960円
       上記を四人で割り勘
・時間:2時間くらい?


▪️補足
旧共産党ホールはバズルジャ(BUZLUZHA)という場所にあります。公共交通機関が無くネット上の情報では行き方は主に以下二つ。
①ヴェリコ・タルノヴォの街の宿「Hotel Mostel」のツアーに参加(ツアー代不明ですすみません)
②カザンラクの街からタクシー(片道25BGL前後っぽい、運転手と都度要交渉)


まずヴェリコ・タルノヴォとカザンラクは別の街です。私は最初にここを混同しました。


↓地図と各場所の位置関係

201805261411586b3.jpeg 


そしてバズルジャに近いのはカザンラクです。


私は最初ヴェリコ・タルノヴォのHotel Mostelに行きツアーに申し込もうとしましたがツアー一時停止中につき、ヴェリコ・タルノヴォからレンタカーしました。


が、ヴェリコ・タルノヴォからは遠いのです。


今はいずれにせよガードマンが常駐していて中に入れないようなので、無理にHotel Mostelを狙わず、カザンラクからタクシーするか、カザンラク宿でレンタカーの同士を探すか、きっと街中やカザンラク宿にあるだろうバズルジャワンデイツアーを探すのが良いと思います。


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と、冒頭メモに色々と顛末を綴ってしまいましたが、一旦何事もなかったように清々しく時系列で書いていきますね。日記なので。



ヴェリコ・タルノヴォで迎えた朝。


ぬこタソは相変わらず食い物以外には反応しません。


20180526140000700.jpeg 



夕食に続き朝食もインクルードなのですが、内容はよくある安宿インクルード朝食とほぼほぼ同じです。


違うのはオリーブとソーセージがあること。

私にとってはありがたや。

20180526140013252.jpeg 



そしてぬこタソたちがいること。

実は二匹いました。


今日もぬこ共
は私ではなく飯を見つめます。


20180526140003889.jpeg 



飯をくれないと分かると二匹してそっぽを向く。

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さて、本日はカザンラクへ移動です。


このヴェリコタルノヴォの宿では開催されていなかった旧共産党ホール行きのツアーを、カザンラクからのタクシー遠足で成し遂げたいと思っております。


ヴェリコ・タルノヴォからカザンラクは朝(
7:00くらいだったかと。。)、12:0013:00の1日3本と宿の人が言うので、12:00の宿を狙って出発までまったり。


10:30には昨日スーパーで衝動買いした大量のキノコを、宿で発見した激ウマパウダーでソテーしようと思っていたのですが、まさかの宿が断水。15:00まで復旧せずとのこと。
トイレすら流せない状況に。


キノコを洗わずに頂くのもアレなので、キノコを諦めて荷造りをしていると、唐突に同じ宿に宿泊していた日本人の方に、レンタカーで旧共産党ホールに行くらしいけどどうでしょうかとお誘いを頂く。

しばし考えつつ、
当初計画通りカザンラクまで自力で行って単身タクシーの方が自由度高いなと思いお断りをしました。


が、

冷静に考えると、
カザンラク発イスタンブール行きのバスは22:30らしい(不確か情報)こととバズルジャとカザンラクは車で30分であることをを鑑みるとタクシープランは時間を持て余すかつカザンラクでレンタカーを降りればいいのではということに気づき、すごすごとレンタカープラン便乗を表明。


打って変わって
「バスでカザンラク&タクシーでバズルジャ」

「レンタカーでバズルジャ&そのままカザンラク下車」

なりました。


ということで本日の相棒。

20180526140041ea9.jpeg 

相棒と言いながらまさかのマニュアル車なので運転はカナダ人のカナダ君(仮称)。


助手席のウクライナ人のウクライナ君(仮称)は免許なし、後部座席の私ならびにもう一人の日本人(東欧周遊予定のTさん)は国際免許はありますがマニュアル車は両手を上げてお手上げごめんなさい状態なので、運転はカナダ君に一任。毎度すみませんね。



そして旧共産党ホールまでの寄り道として、いくつか修道院や滝を見ながら向かうことに。

車がまさかの天窓。
(すみません天窓とか言って。こういうのなんて言うんですか。オシャンすぎて分かりません)

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最初に来たのはここ。
Kapinovski Monetry
カピノフスキ修道院、、でしょうか。読み方不明です。

20180526140101829.jpeg 




すぐ近くを川が流れているというのでまずは川へ。

2018052614004871e.jpeg


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うーむ。
川は澄んではなく、景色も普通。。

うちの地元にもあるような風景です。



とはいえ自然大好き欧米人。

カナダ君とウクライナ君は、泳ぐ泳がないカメラ撮る撮らないあそこまで行く行かない行きたい行こうかどうしようか行こうとかそんな感じで小盛り上がりしております。


顔と頭をそのまま洗い出すウクライナ君。
私はまだその領域にはいけない。

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蛇。

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蛇を突いてたら蛇が逃げ出して蛙に衝突。
蛙が硬直して動かなくなりました。

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触ってもビクともしないのでひっくり返してみたらエビゾリみたいな姿勢で硬直したカエル

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なんて田舎の小3みたいなことをしてたらようやくカナダ君とウクライナ君は満足したらしく、岸へ。


修道院へ。

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ここでもバラが庭園を彩っています。

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礼拝堂の壁画。

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この左下にあった4コマ壁画物語が引っかかりました。

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これ、なんだと思います?



いじめられて

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一人へこんでたらクラスの女子に発見され
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担任の先生が助けに来て

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保護者に引き渡す

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その後に担任の先生が保護者に「いじめがあったことはショナイでっ!っと口止め料を差し入れる

201805261401573d9.jpeg 


品格を問われますね。

私はもう出禁だと思います。すみませんでした。


そして得てして修道院の壁画の内容がこんな風にエグいのは何か理由があるのでしょうか(前回はメテオラで感じた)。それとも東方正教会特有?

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内部は正教会らしい雰囲気の礼拝堂でした。写真は撮っていません。




続いて次の目的地。
なんてさっくり書いていますが、随所で結構時間を使っています。欧米人の観光のあり方を目の当たりにしておりなかなか驚きの連続です。


やって来ましたはDryanovo Monestry
ドゥリャノヴォ修道院?
読み方不明です。




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谷底に佇むもの凄い落ち着いた修道院です。

ぬこだらけ。


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カナダ君とウクライナ君は庭のさくらんぼを採って食べ始めてます。
私はぬこどもに体をなすりつけられております。きっとノミだらけです。


各位にマイペースな時間が流れています。



そしてここで事件。
修道院の入り口の屋根になぜか子ぬこが登ってしまったようで降りれなくなっております。

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ここ↓


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みんなして救出作戦開始。

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まあ修道院ですからね。
大きなハシゴなど当然なく。


小さなハシゴを持って来てみる。

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でっかい筒を持って来てみる。

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各位、諦めた。

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ここでウクライナ君が、この近くのここに行こうと提案。


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多分あそこ

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Mapsmeで見る限り20分ちょいだったので、じゃあ行こうとなったところでウクライナ君行方不明に。



しばらくするとウクライナ君が天高く登場。

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猫救出作戦に参加してました。


ねえ、どうして?



文化の違いなのか、単に私が英語の理解が追いついてないのか、確実に両方やや前者強めだと思いますが、結局猫はなぜか見当たらず、カナダ君はToo late, Cat is dead.とか言うしもうケイオス。そして何事もなかったかのようにトレッキングが始まる。


私が悪うございます。もう何も言わずに着いていきます。



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途中の橋からの景色。

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ここは小糸ですか(すみません地元の地名です)と言うくらいカエルが大合唱。

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唐突に洞窟登場。

有料の所を普通に華麗にスススっと入ろうとして係員に怒られる両名(カナダ君&ウクライナ君)。

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そして道は一気に上り坂。坂というか山道。


しばらく歩くと、修道院がある谷底を見下ろせる場所に来ました。

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20180526140430dba.jpeg 



ここLove benchなる標の先にあった場所です。

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ベンチの付近は吸い殻多数。
なにか違うものが育まれているようです。



ウクライナ君は山道が好きらしくどんどん登っていきます。
ひーこら言いながら付いていく我々。


続く第二の展望スポット。

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露わになった崖が徐々に大地に向かって歪曲するこの景色。ちょっと平衡感覚を損ないます。



そんな崖っぷちではしゃぐカナダ君。


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見てるこっちがハラハラする。


やってる方は楽しいのでしょうけどね。

私もそうですし。


あー
だから飛び移ったりしないでゆっくりと、、、
あーカメラは手に持たず首から下げてさ、、
あーあ"ーうるさい自分っつ
みたいなことになるんです私。勝手に。
人知れず。


MPすり減るのでやめて下さい。




MP浪費した後もウクライナ君はぐんぐん道を進んでいきます。

結果、この先には何もなく引き返し。
ってなんでそこでさらにテンション高まるの。
光合成でもしているのだろうか。



帰り道も至極当然に脇道見つけては突入し、川のほとりに出ました。

201805261404504da.jpeg 



おたまじゃくし天国。

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ここで今度はカナダ君がカメラ抱えて川の下流方面へ姿をくらましたため、戻ってくるまで皆手持ち無沙汰。


戻るまでおたまじゃくしの溜まり場を突いて遊ぶ。


何してるんだろう私。

あ、でもこういう時間をもってして自分を見つめ直すべきなのかも。
え、だとしてもでももうなんでもいいから早く行きましょうよ。


といきり立ったタイミングでカナダ君は姿をくらました下流方面ではなく我々が来た道から登場しました。神隠しですか。





なんて楽しい時間を過ごしているうちに時刻17:00くらいに。



凄くないですか。
もう17:00です。


上記のテキストからはそんな時間経過を感じませんよね。


そうなんです。この精神と時の部屋みたいな時間経過をこの日記で表現する術を私はまだ持ち合わせておりません。




さあ、いよいよ次はバズルジャにそびえ立つ旧共産党ホールへ向かいます。

ここで晴天が徐々に曇天に変わり、気がつけば土砂降り。


なかなかなタイミングです。

そして徐々に道は細くなり、蛇行し始め、そして未舗装に。


そりゃそうです。


丘の上にポツンと立つ廃墟であすから道路が整備されることも無いのです。



そんなガガガ悪路をガクンガクンさカナダ君ズガガなんでドッタンバッタン70kmで走り込むんだ馬鹿ちんがぁっ!!


Playstation♩
XBOX♩
MARIO CART♩ Bananaシュルルルッ♩ワッハッハ

じゃねーし!!




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パンクしました。
そりゃそうでしょう。


土砂降りの中、ジャッキで車を持ち上げ、レンチを手に鼻歌混じりでタイヤを交換するカナダ。この手慣れた感じ、前科ありですね。



がここで事件。
レンチがタイヤのネジに合いません。
んなことある?


場所は旧共産党ホールまで2km近くの山の上。


こんなところで立ち往生だなんて誰にも助けが、、、と思ったら嘘みたいに目の前に建物があり、おっさんからレンチを借りれました。



トントン拍子でタイヤ交換完了。

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ウクライナ君を含む全員に「Go slowly」と諭されながらカナダが車を再発進。

そんなすったもんだを経てなんとか辿り着きましたるは、奇界遺産にも取り上げられいまやキング・オブ・廃墟の異名を持つ、「旧共産党ホール」なのであります。

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デカい。。。
噂には聞き及んでいましたが、この何もない丘の上にそびえ立つとより一層その不気味さが際立ちます。

ちょっとまだ距離が近すぎてよくわかりませんね。



ていうか、、、極寒。。!!!


土砂降りなだけでなく、ここ風が物凄くてですね、折り畳み傘がもうぶっ壊れそうです。


私はたまたま全荷物を持ってるので、ウルトラライトダウンにバス内座布団代わりの厚手のマフラーを巻いて挑みましたがそれでも寒い。そんなに高度があるわけではないので単純に天候の問題だとは思いますが。



正面に回り込んでみます。

2018052614063905d.jpeg 



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正面アプローチ動画




ここが正面です。

1枚目の写真の右にTさんとウクライナ君が写り込んでます。

比較していただけると馬鹿でかさがわかるかと。


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そして昔はここから中に侵入できたそうです。


2018052614064910d.jpeg 



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この旧共産党ホールは、そもそも廃墟なので誰も何ら管理しておらず、昔は侵入し放題だったそうです。



が、その後侵入者が後を絶えないことからブルガリア当局が入り口を塞ぎ、そして侵入者は新たな入り口を開発し、当局が塞ぎ、というイタチごっこが続いていたそうです、



が、

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今はガードマンが常駐するというなかなか屈強な体制が敷かれており、塞がれた鉄格子や岩蓋を破壊してでも入るような行為は難しそうです。


ただこのガードマン、車内で寝てたので、そのうちまたトチ狂った旅行客がどっかしらブチ破って新たな入り口を開発するのでしょう。

監視カメラとかあるでしょうけどね。


トチ狂った旅行客の典型例。
※カナダとウクライナが肩登りして壁を乗り越えようとしている。


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まあ私もあわよくばと思っているトチ狂った旅行客の一人なので彼らの探検をしばし見守ってました。



以前に開発された侵入穴。
今では鉄蓋+岩で封じられてます。

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外周壁にはいたずら書きされたい放題。

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共産主義の抑圧に対するブルガリア国民の抵抗を表した風刺的なウォールアートが、、、だなんて高尚なものではないでしょう。

なんて書いてあるかわかりませんがどうせ「うんこ」とか書かれてるんだと思います。

すみません適当です。



晴れてたら遠くまで見渡せるようなのですが雷鳴轟くキング・オブ・廃墟もなかなか粋でありました。





さすがに内部への強行突破はしませんでしたが、宿の兄さんに昔に中で撮った最高の一枚をいただきました。

ああ

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たしかにこりゃUFOと言われますわ。
すごい。

そんな写真を記事のサムネイルにしてしまいまして大変恐縮です。


ちなみに本旅で当初狙いを定めたクレイジージャーニーに取り上げられた世界四大廃墟たち。


・イギリス マンセル要塞

・チェルノブイリ プリビャチ
・ベルギー 冷却塔

・ブルガリア 旧共産党ホール


やはり廃墟は難易度高いですよ。

取り残されるような廃墟すなわち街中ではなく人里離れた場所にあるわけで(街中の廃墟は取り壊される)、当然公共交通機関も無く、苦労してたどり着いても中に入れない、ないしは得てして廃墟の壮絶写真は凄腕の写真家が撮るわけで想像していた絵と全然違う、等々。

上記、イギリスのもベルギーのもそれを理由でやめました。
当初この旧共産党ホールもシェンゲン日数的に諦めたのですが、ブルガリアがシェンゲン対象国ではないという嬉しい誤算に気づいたのでやって参りました。


声を大にして言いますね。



満足です!


凍えそうなので一足先に車に戻りましたが、しばらくカナダ君とウクライナ君は土砂降りの中キャッキャしてました。



そこから30分。
カザンラクの街まで車を走らせてもらい、無事到着。


いやはや色々書き綴りましたが、一人旅では決して経験できない刺激的な1日でした。いろんな意味で。やはり欧米人パッカーと共に行動すると色々ぶっ飛んでて面白いです。そして基本みんな凄くジェントルマンでいい奴なんですよ私がいうとそうは聞こえないと思いますが。

ただちょっと私には刺激が強すぎるというか基地外にしか見えないというか一ヶ月に一回で十分かなという感じです。
焼き肉食べ放題みたいなもんです。


ありがとうございましたカナダ君ウクライナ君そしてTさん。あ、みんなで写真撮ってない。


カザンラクバスターミナル。

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驚くほど静かです。
ここカザンラクはバラで有名で、まさに今バラ収穫時期で街自体もバラ祭り真っ只中のはずなのです。


なのでカザンラクに実は一泊することも考えたのですが、バラ祭りのためか、宿が一泊五千円超えかつカザンラクから20kmとかもはやそれ検索結果に出さないでレベルのアンビリーバボな状況だったので仕方なくこのまま夜行バスでブルガリアを離れる決断をしたのですが、、、



なんなんですかこの静けさは。


バスターミナルの窓口へ。
おばちゃんに、イスタンブールに行きたい、というも、ここでまさかの英語通じず。

ひとまず、ノー、とだけ言われます。


、、、!?


先人のブログではカザンラクからイスタンブールにバスで向かってる人がいたのできっとバスはあるはずなのだが、、、



当惑しているとここでまさかの近くにいた女性が通訳の助け舟。


どうやらこの窓口ではイスタンブール行きは扱ってなく、建物の外にバス会社の窓口があるみたいです。



バスターミナルの建物を正面に見て左手、に向かって歩くと、、、

20180526140913bea.jpeg 

ここかしら、、違うわね、とお姉さん。
お姉さんも、建物の外、としか言われてないみたいです。


この写真のバス会社はソフィアにもあったバス会社UNION IKONOV(綴り違うかも)です。

イスタンブール行きはないですが、写真の通り多数の行き先があるようです。
閉まってますけどね。


もうちょっと歩くと、、、

201805261409183b0.jpeg 

ありました。これですね。

RIKI-A 

HUNTER

と書いてます。


どっちが社名なのかはたまた社名がRIKI-A HUNTERなのかは不明です。



場所ここ

オレンジのピンがバスターミナルの建物、

青矢印がイスタンブール行きのバス会社。


20180526140935343.jpeg 




そしてイスタンブールって英表記で書いてます。

ただ窓口が閉まっているようです。

窓口のところに19:30に戻ります、急ぎの方はこちらへ→TELxxx と書いてあるようで、お姉さんなんと電話してくれます。

20180526140916b9a.jpeg 


結果バス会社のおばちゃんがどこからか現れ、建物内に招き入れてくれました。

助かった。。。
お姉さんに、覚えたてされど今日が最後の「ブラゴダリャ(ありがとう)」を重ねてお別れです。


お姉さんは「ほんとに今日出発しちゃうの?カザンラクのバラ祭りは明日から盛り上がるのに、、、」と残念そうにしてました。


すみません、、その盛り上がりにより宿が取れなかったのです。。。




さてバス会社。といっても2畳一間の小さなスペースにおばちゃんとカウンターとソファがあるのみの狭い空間。


無事バスの当日券があったようで、

22:00発、45BGL≒2970円で購入できました。

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二つ目の写真はバス乗車時。



このおばちゃんが大変良い方で、筆談で到着時刻やバスの停車場所など色々教えてくれました。


荷物もここに置いておいて良いということなので、街へ夕食を取りに行くことにしました。




といってもどうしたのでしょう。


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華金だというのに店は片っ端から閉まっています。


バラ祭りが本格化する前の休息でしょうか。

だとしたらどんだけみんな明日からハッスルヒャハーするんでしょうか。


しばらく歩くとどことなく重低音がズンズン響いてきました。
どこぞのヤンキーが窓全開で走らせてるのかと思いきや

2018052614092672b.jpeg 






女の子たちが一生懸命パフォーマンスしていました。
な、なんでしょうかこれは。

取り巻く人々の脇では別の女の子たちが手を手に取りあって「ベストを尽くしましょうねっつ」みたいな真剣な眼差しで語り合っています。

ステージ?の背後にはバラ祭りっぽい垂れ幕。



ミス・バラ祭りを決めるオーディションでしょうか。


にしてはなんというか、うまく言えないのですが、言葉を選ばずにいうと北朝鮮放送の映像に出てきそうなぎこちなさの残るパフォーマンスに見えませんか。



この広場付近はいくつかレストランがありました。が、いずれもカード不可。


私先ほどのバスチケット購入で見事にブルガリア通貨のレフを使い切ったのですが、致し方なくここで10BGLだけ下ろして夕食。


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久々のハンバーグです。
普通に美味し。


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セーラームーンにいたようなぬこがじっと見上げてきます。
ポテトをあげてみましたが、無視されました。


肉はやらんぞ。わしのじゃっ。




結果3BGL余ったのでバスターミナルの道中にあるBILLAへ。


ヴェリコ・タルノヴォの宿にあった謎の美味い粉が売ってないかなーと思い来訪しましたが見当たらず。


相場1リットル1.5BGLくらいのジュースにおいて、3BGLのちょっと良さげなジュースと水を購入しブリガリア通貨消化完了。



おばちゃんの言う通り21:30にバス会社まで戻りましたがバスは22:30に来ました。
ご愛嬌。



本日のバス。


20180526140938b92.jpeg 
 
バスはバス会社の真横の細い道に着きますので迷いません。おそらくソフィアから来てるのかな、すでに乗客が乗ってましたが10名程度のみ。このカザンラクで5人ほど乗り込み、スカスカでバスは出発。
金夜ですが、この路線は余裕ありそうです。

 

ということで本日はここまでです。


明日は魅惑のイスタンブールを味わう予定です。


先に言っておくと入国審査で初めて個別面談となりました。

先が思いやられる。



明日もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


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コメント

No title

お疲れさまでしたー。
まさかあんな長い一日になるとは(^_^;)
バスターミナルでお別れしたあとは、カザンラク市内のレストランで夕食食べて、結局宿に着いたのが10時半頃だったかな。くたくたになったので翌日は夕食まで何もせずにだらけてました。

僕も基本的に一人行動が好きなので、ほんとこういうのは月1回で十分ですね。

残りの旅はマイペースで楽しみましょう~。また東南アジアあたりで会えるといいですね。

Re: No title

おお、、!コメントありがとうございます。
あの日はお疲れ様でした、ブログではあれこれ書いてますが、結論楽しかったですねーw

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MAEDAKプロフィール

Maedak

Author:Maedak
ろくに英語もできないまま地球を東方面へ徘徊しはじめた158cmです。
なにを目指したブログかいまいち模索中ですが、関係各位への生存報告を兼ねて日々更新していきます。記事中の情報はあくまで英語力不十分な私が個人的に体験した限りのことを記載しているまでですので、あくまでご参考程度によろしくお願いいたします。

★2019年5月に無事帰国しました!
 これまで応援いただいた皆々様本当にありがとうございました。
 お陰様でこのブログは2018年11月頃よりブログ村世界一周カテゴリで
 しばらくの間、1位をいただくことができました。
 このブログは記念に残しておきますのでどうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
 また皆さまが旅に出れる日が来ることを心から願っております。


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