#166 遂にアジア大陸に着地&日本へ荷物送付。inトルコ(3) 2018.5.28
- 2018/05/30
- 18:00
本日がイスタンブール最終日です。
正直この街、好きです。
トルコ人のやかましさもどこか抜けてて愛着湧きます。
これくらいの方がATフィールド硬めの私には丁度良いかもしれま腕を掴むんじゃないよ腕を!!
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▼徘徊メモ
・行き先:イスタンブール市内
・手段:フェリー&トラム&地下鉄
・料金:ー
・時間:ー
↓イスタンブール アジア側 地図マップ
アジア地区はここ。
拡大図
・黄色:Üsküdarフェリー発着所
・上の赤:ボスポラス橋(7月15日の殉教者橋)
・左の赤:乙女の塔
・紫はモスク。左から順に
イェ二・ヴァリデ・ジャーミィ
Yeni valide camii
ミフリマー・スルタン・ジャーミィ
Mihrimah sultan camii
Çamlıca Cumhuriyet Camii(日本語読み不明)
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そんな客引き過多の朝の雑踏を通り抜けて向かうは、郵便局。
久々に、日本に荷物を送ろうと思います。
イスタンブールからの送付が3,000円くらい、とめっちゃ安いらしいのです。
※NYから日本へ送った時は9000円しました。
場所はここ。
トラムT1のSirkeci駅の近くです。
トラムで向かいます。慣れたもんです。
2.6リラ≒約60円。
が、
郵便局は絶賛工事中。。。
壁に仮設店舗みたいな案内があったのでそっちに行ってみます。
すぐ裏の通りです。
着きました。
郵便局はPttというサービス名です。
そして朝8:30からやってます。
めっちゃ時間かかると聞いて朝イチに来ました。
中は小さな事務所な感じで、入り口入ってすぐに受付番号発券機が。
Pttのサービスは、2kg以下を扱う郵便局(呼称は適当)と、2kg以上を扱うPtt cargoという二種類があることを事前に把握していたので、Cargoと書かれた一番下を押しました。
今回の私の送りたいもの↓
1.ノートPC
2.各地で買い込んだマグネットと絵はがき
3.Loney Pranet JAPAN
4.マウス
確実に2kg超えているので最初からCargo狙いです。
窓口。
今対応していると思われる番号は1750番。
私は1752番。
割り込みがすごいと聞いてましたが、そもそも朝イチは全然混んでないので大丈夫そうですと思いきや自然にスタッフに話しかけしれっと自分の荷物を手続き進めるトルコ人。
こういうことですね。
でも今日の私はめっちゃ時間あるので焦らず待ちます。そもそも言葉通じないし。
秤があったので私の荷物を図ると「3.9kg」でした。
これが肩の荷から解放されると思うとそれだけでブラボーです。
私の番。
荷物を見せて「ジャパン」と言っただけで先方は意図を理解し、重さを計った上で、シップ、140、プレイン、280、と(数字部分は電卓で見せてくれた)の事。
箱が来ました。
そして記入用紙を渡されます。
記入内容は
1.発送元 名前・住所・メアド
2.発送先 名前・住所・電話番号
3.内容物 個数 重さ 価格
4.日付&シグニチャ
でした。
が、ここで事件。
パソコン指差して何か言ってます。
ノーセンド、と言ってるようです。
こちらが理解できずにいると、箱ごと突き返され、先方次の客の対応開始。
っっととと待て待て。
すかさず箱からノートPCを出し、プリーズ!と申すと手続き再開。
無事梱包されました。
やはりパソコンはダメでした。
たぶんダメかなとは思ってましたが。
あとマウスの内部の電池もダメでした。マウス自体はOKでした。
ちなみにパソコンは堅牢性が謳い文句のLet's noteです。
ゴロンゴロンやられてもきっと大丈夫だと思ってたのですが、
そもそも送れませんでした。無念。
パソコン以外のもので重さ2.2kg。
マグネットがめっちゃ重かったんです。
8:45に手続き開始し、9:30には終わりました。
終わった頃には人も増え、ガヤガヤしてました。朝イチおススメです。
※ラマダン期間中はみんな寝不足のはずなので、通常期は朝から混んでるかもしれません。
あ、値段はざっくり110.45リラ≒2,540円でした。安い。
さて、掲題の通り、
本日はヨーロッパ大陸を飛び出したいと思います。
遂に遂に、です。
ここ数日何度も来ている、ガラタ橋近くのボスポラス海峡を見渡してた場所、に沢山のフェリー発着場があります。
イスタンブールのヨーロッパ側、アジア側は縦横無尽にフェリーが出ているのです。
私が行きたいのはÜsküdar(ウスキュダル?)という場所。以下の場所が発着所でした。
Mapsmeは船の航路も表示されるのですが、Üsküdarに向かう航路は上記地図の右の黄色から伸びてるのです。
ただそのポートに行ってもなんだかÜsküdarっぽい表示が無かったのでお姉さんに質問したら違ってました。
危うくよくわからん場所に連れてかれるところでした。
ゲート自体はイスタンブールカードでピピって入れちゃうので、
乗り間違え出来ちゃうのです。
ところで教えてくれたお姉さんは「No2のポートよ」と教えてくれましたがどこに番号書いてあるんですか。
上記の電光掲示板の発着便お知らせにてÜsküdarと書かれていたのが上記の地図の場所でした。
乗船料1.95リラ≒45円。
ト、トラムより安いだなんて。。。
本日の船
船内
まあ一日中引っ切り無しに往復してる船ですからね。オシャレ要素は一切無しです。
港に到着してから数分で出航。
早いな笑
フェリーはボスポラス海峡をグングン進んで行き、私に想いを馳せる隙を与えません。
トプカプ宮殿
曇天で霞んでますが、ボスポラス海峡をまたぐ大橋。
あのアジア大陸の丘の向こうに見えてるモスクに行ってみたいです。
もはや霞んでますが、この大きさを踏まえるとそんな遠くないんじゃないかと。
でなきゃデカすぎるか。そんなにでかけりゃ有名なはずなので、考察としては「結構近い」の判断です。
アジア大陸のすぐ近くに乙女の塔なる塔が見えます。
名前の由来はダナエの二番煎じみたいな話だったので割愛。
今はレストランになっているらしい。
連絡船が出てるらしいです。
さあ、間もなくです。
いざ、、、、
アジア大陸に、、
着地ーーー!!!!
すみませんなんかあいのりみたいな騒ぎ方して。
アメリカ大陸からヨーロッパ大陸ときて、ようやくアジアです。日本はまだまだ遠いですが、距離的には中間地点な気持ちです。
あともう半分、頑張るぞー。
そして上記写真の通り、いきなり目の前にモスクが見えているので行ってみます。
ミフリマー・スルタン・ジャーミィ(Mihrimah Sultan Cami)です。
トルコの大建築家ミマール・スィナンという人が設計したらしく、内装が素晴らしいんですって。
で、その内装なんですが、
ちょっとコレ凄く無いですか。
綺麗過ぎるんですけど。。。!!!
そして私しかいない。。。
ついつい赤い絨毯に座り込み、口半開きのまま天井を見上げ続けてしまいました。
ここはオスマン帝国の栄華を築き上げたスレイマン大帝が娘のために建てたのだそうです。
だからですかね、全体的にラピスラズリのような深い碧と柔らかいライムグリーンが自然に調和して、凛とした芯の強さみたいな雰囲気がありながらも不思議な安心感があります。
何言ってるか分かりませんね。
写真暗くて碧があまり映ってないし。
そのすぐ近くにもう一つ大きなモスクがありました。
イェ二・ヴァリデ・ジャーミィ(Yeni Valide Calmi)というそうです。
ぬ、、、ぬこ。。。たそ。。。
モスクの格子窓を登ってます何をしたいんだこいつは。
モスク内で何が起きているんでしょうか。
さて。
ここから、あのでっかい白モスクを目指してみたいと思います。
そして今日フェリーから見えたコレです。
実は場所がわかっていません。
当然名前もわかっていません。
私の地図感力を頼りに自力で探してみようと思っています。
ひとまず地図を見ながら道路の分布や曲度を見て丘の位置を想定し、なんとなくこの方角だな、という方へ向かって進軍開始。
疲れました。
これ見て一気に身も心もふんにゃり。
ぬこだまり。
今ここ。
なんたら博物館という場所に来ました。
地図を見る限りここはとある丘の上だろうと踏んでおり、そこからモスクの位置もつかめるだろうとにらんでいたのですが。。。
博物館ぽい建物の外壁が高く、全く見渡せません。。
うーん。
思ったよりもモスクが見えてこないぞ。
歩いてるうちにミナレット(尖塔)が見えてくると思ってたのですが、想像以上に丘のアップダウンの繰り返しに住宅街がへばりついており、丘の上が見えないのです。
、、、見えました!!
肝心の写真を忘れましたが、歩き始めて1時間。
ようやく見えてきました。
ここでMapsmeを開き、今の自位置から、モスクを特定。
Camlica Cumhuriyet Camiiでした。
。。。めちゃ遠いんですけど。。。
さらにもう1時間歩かねばならぬようです。
、、行きましょう。
せっかくここまで来ましたし。
道はひたすら住宅街を進んで行きます
エンドレス。。
坂の上からは新市街が見渡せます。
ここ相当高いでっせ。
もう大曇天で小雨パラついてますからね、結構肌寒いですが、私2時間もアップダウン繰り返してますからね、つまりは汗だくということです。
とはいえモスクです。
ラマダンシーズンですし、中に入れるとは限りません。なんなら私今日半パンですし。半パン言うてもダッサイ六分丈でしてこれまでモスクに入れちゃってるので今回も大丈夫だろうと。
ダメ言われたら腰パンして七分丈にして再挑戦です。
2時間も掛けて来ましたからね、なんとか入りたい工事中------!!!笑
モスクは人工的な鉄の壁とガレキで覆われ近づくことすら出来ませんでした。。。
でもですね、それでも凄いですよこのモスク。相当、相当でかいです。
その御姿、ご覧あそばせくださいー!
この写真とかもう、王宮ですよね。
帰り道に撮ったんですけど。
なんだろうこのモスク。
興味が尽きません。
後日ネットで調べるたのですが、日本語での説明は見当たりませんでした。
歴史的には古いモスクで、今は工事中。
2018年に礼拝堂が完成するっぽいです。
そしてブルーモスクとの比較っぽいサイトがありましたが(トルコ語)、規模でいうとほんのちょっとブルーモスクの方が大きいようです。ただミナレットではないなんらかの柱の数はこちらの方が上。
なんですって。
とはいえこの大きな丘の上に立つ巨大なモスクの存在感は半端ないです。
借り物画像ですが、この天空感。
堪りません。
やはり私、モスク好きかも。
、、、、帰りましょうか。
周囲はトラックが引っ切り無しに通り、砂埃で倒れそうです。
帰りは最寄りの地下鉄駅まで歩きましたがこれまた30分かかりました。。
Umraniye駅。
この地下鉄でÜsküdarまで行けるようです。
Üsküdar駅でMarmarayというメトロに乗り換えてボスポラス海峡を海底トンネルで渡り(1.95リラ)、
Sikeci駅でトラムに乗り換えてあー面倒くさい。
イスタンブールの街はほんとに公共交通機関が今一歩です。
一路線一路線が短過ぎるので乗り換えしまくらねばならない&いちいち改札出る&入るので料金がかさむのです。
海と丘だらけの立地なのでなかなか難しかったのでしょうけど、もうちょっと、ねえ。
なお余談ですが、
一時期日本でCM流れてましたが、このボスポラス海峡を横断するMarmarayの海底トンネルは大成建設が建設したそうです。
大成建設プレスリリース→http://www.taisei.co.jp/about_us/release/2011/1294369103285.html
アジア大陸側は観光地化されてないこともあって特に住宅街エリアは軒並みレストラン閉店していたのです。
今回のチョイス。
インゲン豆のトマト煮はリピ。
今回初チャレンジがこの「カルヌヤルク(karniyarik)」。
ナスの切れ目に挽肉を詰めてトマト出汁で煮込んだやつ。
こっれがクッソ美味い!!
トマト味が染み込んだナス!!
堪らん。。!!
身体に良さそうという点も精神衛生的に最高ですね。
思いがけず良い経験ができました。
そして来ようと思ってたのはここです。
大宮殿モザイク博物館。ブルーモスクの裏あたり。
はいそうです。
ミュージアムパスで他に行けるとこないかなーと思って調べてみて、ドコモあまり惹かれなかったもののまあ強いて一つ行くなら、、、と来てみた次第です。
中は博物館、というか、発掘した大地のモザイク画の上にそのまま櫓を建てました的な感じです。
今更ですが、モザイク画が徐々に好きになっている私です。
写真で見るとぱっと見モザイク画とは分かりませんが、これ肉眼だと結構モザイクなのです。
なので写真を撮るとそのギャップが面白いですし、そもそも目を凝らすと、このタイル一つ一つを積み重ねてこの色合いになっていくのね、と感激します。
このモザイク博物館の周囲はお土産品マーケットになっています。
ただ客引きが大人しいのでゆっくりみれます。
スルタンランプ屋にも入ってみました。
興味はあったのですが客引きがしつこそうで。
やはり綺麗ですねー。
こんなにステキなものを扱っているのだからそんな無理に客引きなんてしないほうがいいのに。
帰り道、今更ながらスーパーの物価調査結果を報告します。
このSOKというのがイスタンブールに沢山あるスーパーっぽいのでここで。
水500ml 0.9リラ≒21円〜
ジュース1リットル 2.45リラ≒56円〜
牛乳1リットル 2.5リラ≒58円〜
パスタ500g 1.5リラ≒35円〜
卵15個 5.95リラ≒137円〜
安いです。
SOKが安いのかも。
にしても卵もうちょっと小分けできませんかか。旅行者には荷が重いです。
ぬこ5匹。
ご主人様がエサの袋をガサガサしただけでサーカスみたいに色んなところからぬこ共が湧いてきました。
ということで宿に戻って来ました。
今夜は夜行バスなので、携帯の充電時間を確保したかったのですよね。
3時間ほど、充電&次の街の下調べをし、
いざ長距離バスターミナル=オトガルへ。
Yenikapi駅からメトロ。
オトガル着。
例の超巨大バスターミナルです。
見た所ここ168社のバスカウンターがありますよ。さすがヨーロッパとアジアの架け橋。
いつか再度行きたい物価超安のウクライナ行きに後ろ髪引かれながらも訪れたはここ。
133番、ATS。
セルチュクという街に直通で行けるバスがあると聞いたのですが、どうやらなさそう。
手前のイズミルという街で乗り換えになるそうです。それがセルチュクに行く王道ルートなのですが、私は直通を探してます。
仕方ない、他を探すか、、と歩き出すともんの凄い客引き。
落ち着け、一社一社話を聞くから。
セルチュクダイレクトー。
と呟いてみると、みんなしてこっちこっちと手招きします。
そういうとこだよトルコ人。
どうせ直通なんて無いんでしょう?
「直通(のように快適な乗り心地)だ」
とか言うんでしょう?
バレてますよ。
ひとまず話を聞いてみた中で
ここの右のNo137、AYDINという会社が、
英語できる人もいて、セルチュクダイレクト、も理解してくれているようなのでここで購入。
90リラ。
これ高いですよね。参考にしてた旅人ブログでは85リラとありました。
とはいえ値切り交渉する&他の会社と対話する体力が無く、ここにしました。
行き先のとこ。IZMIR 手書きでSELCHKとか書いてますけど大丈夫ですかこれ。
まあ国境越えるわけじゃ無いし、最悪IZMIR止まりだったらまたバスに乗るだけだし。
本日のバス。
フロントにはセルチュクではなくイズミルと書いてます。
もうすでに直通バスではない予感。
そして今回が初のトルコ長距離バスですが、噂に聞いていた通りなかなか快適です。
コンセント
ドリンク+お菓子サービス
サーブするおっさんの腹回り写真になっちゃいましたが。
まあモニターとお菓子はいらんからwifi有ると最強です。
ひとまず一番欲しいのはコンセントなので、満足です。
なおイスタンブールのバスターミナルには中央の建物に大量の飯屋とカフェがありますが、幸いwifiとコンセントがあるカフェを発見でき、身も心もバッテリーも満タンです。
場所はこの辺。地図の左側の赤ピン。
バスは30分遅れで出発。
イスタンブールの夜景を横目にすぐ寝落ちしました。
ということで、明日はセルチュクという街へ行き、
エフェソス遺跡を見学します。
明日もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
テシェッキュル エデリム!!
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