#168 パムッカレ石灰棚 inトルコ(5) 2018.5.30
- 2018/06/01
- 17:00
トルコってちょっと前にテロがあったんですね。
お恥ずかしながら知らなかったです。
お陰で日本人観光客がかなり減っているとのこと。
ここパムッカレも日本語の案内はよく見ますが、日本人に今のところ会いません。
何が言いたいかというと、穴場です。
トルコリラも三年前の半額になってますし。
―――――――――――――――――――
▼徘徊メモ
以下、本日はすでにパムッカレにおりますが、以下の旅メモはセルチュクからパムッカレへの移動を書いております。
①セルチュク→デニズリ Denizli
・手段:長距離バス(Pamukkale社)
・料金:35リラ≒805円
・時間:3時間 11:45発、14:45着
②デニズリ→パムッカレ Pamukkale
・手段:ミニバス(?社)
・料金:4リラ≒92円
・時間:30分
↓移動図
↓パムッカレ周辺地図マップ
・右上の赤と茶色のピンがあるあたりが
パムッカレ石灰棚関連施設とヒエラポリス遺跡
・青い線が石灰棚のエリア
・その下の赤ピンが入場ゲート
・オレンジ:ミニバスが止まる場所
・青:宿 カレ ホテル 平日一泊35リラ≒800円
↓ミニバスが止まる場所 詳細
↓デニズリのバスターミナル(場所変わったらしい)
―――――――――――――――――――
↓ブログランキングに登録してみました↓
にほんブログ村
↑
記事が参考になった、ちょっと笑えた等々、
少しでも心動かされたましたらぜひこの青い
テキストを1クリックいただけると幸甚です mm
クリック数でランキングが上下します。
―――――――――――――――――――
パムッカレには昨日到着し、
パムッカレ探検は本日が本番です。
ひとまず朝飯として昨日気になっていたラム子のロカンタというレストランに来ました。
どう見てもラム子さんでは無さそうな現地の女性の方が応対。
※この犬のことじゃないですよ。
迷いましたが、UDONを注文しました。
米モノはどうしても米がいかんだろうと思いまして。
UDON、肝心の写真をうっかり削除してしまいましたが、結構うまかったです。
出汁が美味く、完飲してしまいました。
30リラ≒690円。
かなり高いですが、満足です。
私は予想外にもこの長旅中の日本食シックに全く掛かってないですが(中華は食いたい。今すぐ。)、たまにはいいなと思いました。
恐縮です。
宿の隣家のオウム。
引くぐらいけたたましく鳴き叫んでおりますが大丈夫でしょうか。
日本だったら騒音クレームです。即刻、隣人の手で野に放たれることでしょう。
さて。
パムッカレに向かいましょう。
実はパムッカレの入場ゲートは宿から徒歩1分なのであります。
もう着いた。
さて、実はもう目の前にありますのが
パムッカレ石灰棚の景色です。
雪山か!と。
こんな真っ白なんですね。
サングラス忘れたので目が眩みます。
パムッカレとはトルコ語で「絹の城」という意味だそう。炭酸カルシウムを含んだ温泉水が長い歳月をかけて石灰質を蓄積し、この景観を作りだしたのだそうです。
そしてその石灰棚を、なんと歩けます。
入場して早々に裸足です。
石灰棚を裸足で歩いて登っていくという日本じゃ考えられない大胆なおもてなしです。
裸足になる人間たちを見つめ続ける本日の野犬。
さあ、参りましょう。
こう見えて足元は岩です。
そしてざらついているので滑りません。
てか私焼けましたね。
ばいやーごいすーです。
昔はこの辺りも温泉が張って棚田のようだったそうですが、周囲のリゾートホテルに温泉を引いた結果、湯量が不足しこのように枯れがれしくなってしまったそうです。
ちょくちょくはんなり。
ちょくちょくつらたん。※痛い
徐々に棚田温泉が増えてきました。
といってもまだまだぬるいですが。
と思って写真撮ってましたがこれきっと後でチップ請求されるやつや、と思い立ち早々に立ち去りました。
後ろからヘイ!
と聞こえましたが無視。
まだまだ上に上がっていく感じ。
こんな山の上で水着な不思議。
徐々に湯量も増えて足元は温泉が流れてます。温度も上がってきており良い感じ。
1/5の確率で誰かしらがすってんころりんしている魔のスポット。
っとここで丘を登りきり、裸足エリア終了。
ちょっと先まで歩くと丘の向こう側の斜面がありました。ここがなかなか良いです。
パラグライダー飛んでるの見えます?
めっちゃ気持ち良さそう。。!
私、本旅のどっかでパラグライダーやりたいです。やってみたかったのですよね、パラグライダーとスカイダイビング。
日本でも出来るらしいのですが。埼玉の土手とかで。ちょっとアレじゃないですか、強風に煽られて電線であえなく焦尽とか。
かといってインドとかでやったらもれなく犬糞牛糞人糞の海によろしくどうぞ、なんでしょうけれども。どなたかアジアの良いパラグライダースポット、ご存知ないですか。
パラグライダーとパラセーリングって違うんですね。
いまGoogle先生から教わりました。
なんて思いを馳すパムッカレ棚田の景色なのであります。
でもちょっと歩くと
こんな感じ。
枯れます。
丘の向こう側をぐるりと回って最初に上がってきた坂道を見渡せる場所に来ました。
うまく言えないですが要はそういう地形でして。
ここパムッカレ石灰棚は豊富な温泉地ということもあり、古代にはここに都市が築かれていました。その名をヒエラポリスと言います。
今ではエフェス遺跡同様、残骸しか残っていないのですが、パムッカレ入場料とセットでその遺跡群も拝見できます。
そしてこの近くにクレイジーな温泉があるらしいので向かってみます。
ってかもう最初の丘を上がったら目の前なんですけど。
そしてその温泉には更衣室もあるので、向こうの温泉からこちらの石灰棚の湯だまりに向けてみんなピッチピチの水着で歩いてきます。
こんな荒涼とした荒野を水着の人たちが歩いてくる景色、なかなかケイオスです。
※小心なので背後からパシャり。ピッチピチでは無かったですごめんなさい。
水着の美魔女たちを次々と棚田へ送り出す施設がこちら。
ANTIQUE POOL。
何がどうANTIQUEなのかお察しつきますか。ヒントはすでに上述しました。ここはヒエラポリスという古代都市の遺跡です。
そしてここは適当なノリの良いトルコ人の国、トルコです。
そうです。
みんなして数千年前の古代遺跡の残骸を尻に敷き足蹴にしキャッキャキャッキャはしゃぐよねー!
ここなんざ水深7mあるんですって!
7m下まで遺物沈めたんすねー!!
誰ですかこれ考えたの。
ハドリアヌスだかコンスタンティヌスだかバルサミコスだか知りませんがローマの方角に1日5回謝罪としてひれ伏すべきかと存じます。
入場料32リラ≒960円。
もはやパムッカレ入場料とほぼ同じですからね。
ちなみに入浴しなくても上記の通りカフェエリアからプールを見学することができます。
!!
この人たち温泉を飲んでおります。
その昔この温泉を「クレオパトラの水」としてロシア人が「これを飲むと綺麗になる」と好んで飲んだそうです。
なぜこんなとこにロシア人、しかもクレオパトラを持ち出す、だなんて情報はネット上のどこにもありませんでしたが、私も綺麗になりたいの一心で口に含みましたが兎にも角にも不味すぎて即刻噴き出しました。
コントレックスと同様、綺麗の道は険しいです。
人がいない場所はご覧の通り天国のようです。
確かにこうしてみるとクレオパトラ感は否めませんね。
リゾート満喫するぬこ
トルコ猫め。
ANTIQUE POOLの北側はこんな感じ。
ここにかつてはヒエラポリスという都市が広がっていたのですな。
「遺跡に乗っちゃいけないよ」
「遺跡マジウケる100いいね」
「遺跡に触れたら身体からwifi出た」
どれだと思いますか。
とにかく遺跡が眼前に点在してます。
広いです。
お
最近よく見てる気がする円形劇場です。
トルコ国内では保存状態が一番良いらしいです。
ステージも上げ底式?なんというのか分かりませんが高くなってます。
近くでツアー団体のガイドが、わー!だー! とか叫びだしました。例の件でハドリアヌス帝が降臨したのかと思いましたが、どうやらこの円形劇場の反響度合いを説明していたようです。確かにすごい反響する。青天なのに。
ここでライブやったら面白いだろうな。
コシバンして転げ落ちるだろうな。
さて。
ヒエラポリスの見どころは以上で終了なのですが、せっかく天気も良いし私は今夜の夜行バスで次の街なので時間ありまくりスティな次第でして、あっちの方まで行ってみたいと思います。
本日の野亀。
えっと、、、これ写真で見るよりずっと道とは呼べない道なのですが、どうでしょうか。
Mapsmeには載ってるんですよね。
これMapsmeって誰が作ってるんですか。
こんな獣道、衛星写真でも拾えないしGoogleカーさんも拾えないですよ。
獣道担当みたいな人がいるんでしょうか。ガウみたいな。あ、すみません。
そして道中マジで危ないのが
この他者を傷つけることしか念頭にないお花。どうして君はそんな棘だらけになってしまったんだい。
この殺人花を慎重に避けながら歩いてると遺跡がポツポツ現れ始めました。
フィリップさんのMARTYRION(殉教者廟)

なぜこんな廃墟にわざわざ来ているかというとですね。
だーーーれも居ないんですよ。
エフェス遺跡との違いはそこです。
だーーーれもいないと、なんかアガります。
別に変態的ななにかをしようとしてるわけじゃないんですが、分かりますかね、この誰にも邪魔されない感じ。
時折ガサッとかいってビビって振り向くと大概カメですからね。
あーーーー。悦い。
太陽の真下ですが、風が心地よいのでむしろ気持ちが良いです。
自然最高。
、、、あれ、私のアイデンティティが揺らいでいる。
ところでフィリップさんて誰ですか。
欲を出してもうちょっと歩いてみます。
道の行く手をくだんの殺人花に塞がれました。
凄いですよねMapsme。
仰る通りです。
恐る恐る殺人花を踏み倒しながら(枯れてるので)、なんとか通過。
アゴラ・イーストサイドだそうな。
だいぶ開けた道に出ました。
観光客の姿も見えはじめてます。
ここからはシャバです。
ノーザン ビザンチン ゲート
そんな感じです。
遺跡というか、遺跡を擁する大自然に大満足でした。
その後はまた登って来た棚田道を裸足で降り、宿のロビーで昼寝。
15時過ぎに昨日目をつけた中華料理屋にて念願の麻婆豆腐を注文するもオーダーを取りに来たトルコ人にトーフーメイヨー(豆腐滅。豆腐はない。)といわれ、じゃあ麻婆茄子をくれ、と注文するもトルコ人には伝わらず厨房の中国人に直接オーダーするというなかなかな玄人っぷりを披露し、無事着丼。
こっちのチャーハンもご飯がホクホクで◎でした。
オーダー取りに来たトルコ人はしきりに私を厨房の中国人と絡ませたがりますが、私、一応日本人ですよ。
余談ですが、このレストランは例外として、ベリーショート(坊主とは言わないですあえて。)にしてから日本人として見られる率が上がりました。これまでは、こにちはー:アニョハセヨー:ニーハオが3:3:4でしたが、いまは8:1:1です。
私的には見た目ミャンマー人だと思っているのですが。托鉢したい。
店内
パムッカレ石灰棚が見えておりますが、その向こうに巨大な入道雲。予報通り、夕立の予感。
帰り道。
絨毯の可能性を考える。
最近毎日こんな感じで夕立なんですって。
私としては昼にスカッと晴れてくれれば良いので有難いです。
さ、19時。
それまで散々宿のロビーでダラダラしました。おじいさんおばあさん失礼いたしました。そして初日にテンション上げて日本食食べておいてその後一切オーダーしなくてごめんなさい。伝わっちゃいましたでしょうか、イマイチだったこと。
パムッカレからデニズリへ向かうバスはここから出発。
この付近に行くとおっさんが「デニズリ!デニズリ!」ないしは「ウェアーアーユーゴーイング!」というツアー会社定番の客引き声がけが掛かるので、デニズリデニズリ言いながらこの辺を彷徨えばなんとかなると思います。
私の時はすでにバスが止まっており(バスというかバン)、すぐ乗れちゃいました。バスは夜22時まで運行してるらしいですよ。
よって本日のバス①は写真なしです。
デニズリバスターミナル。
ここで3時間時間つぶしです。
バスは23時。
バスターミナルの中央にある時計が狂ってる。
これぞトルコ。貴様らいつ祈るんじゃ。
売店でピザ。普通にうまい。5リラ≒115円。
お茶。1.5リラ≒35円。
トイレは1リラ。
洋式一室だけ。ペーパーありますが汚いです。
wifiありますが多分日本の携帯はアクセス不可。
コンセントあり。有料のUSB充電マシンもあり。後者意味ないじゃん。あ、前者が通電してるかは未確認です。
本日のバス。
バス会社の人にはプラットフォーム1番で待っててね、と言われましたが、堂々とプラットフォーム2番に来ました。トルコ人め。
安定のトルコバス。
お水とお菓子。
このパックの水。
南米ブラジルもバスでこれ配られましたが飲みづらいのなんの。
ペットボトルだと原価高いからこれにするんでしょうかね。
先日イスタンブール行きのバスでもバス内揺れてて飲みづらいから鞄に入れて宿で飲もうと思ったら潰れて弾けてジャジャジャジャーンでした。
お陰様で私の渾身の旅程エクセルが水浸しです。トルコ人め。
ということで本日はここまで。
明日からしばしカッパドキアでございます。
久々にTHE観光な日々をお届けできればと。
ま、予報は雨ですけどね。
テシェッキュル エデリム!!
―――――――――――――――――――――
↓ブログランキングに登録してみました↓
にほんブログ村
↑
記事が参考になった、ちょっと笑えた等々、
少しでも心動かされたましたらぜひこの青い
テキストを1クリックいただけると幸甚です mm
クリック数でランキングが上下します。
―――――――――――――――――――――