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#173 カッパドキア最終日を彩る朝陽と熱気球 inトルコ(10) 2018.6.4



天気、快晴。


風向き、良し。


無事、起床。


もうなにも読者様のご期待を邪魔するものはありません。


宿の裏の丘に上がるのもこれで3回目。
今日の午後出発の次の街へのバスチケット買っちゃってますからね、


背水の陣で臨んだカッパドキアの世界を選り取りみどりに染め上げる極彩色、どうぞご賞味ください。



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この旅に出て、あらためて人間という存在が本当に面白い存在だなぁと思います。



なぜこのカッパドキアではこんなに気球をバカスカ打ち上げるようになったのでしょうね。



この景色を見ているさまざまな人たち、この景色を作り上げたこの国の人たち、言葉も文化も宗教も思想も見た目も違う人間たちですが、


根源的なところって、みんな同じなんだと思います。



最後に一部始終のタイムラプスです。





この景色を見ることができ、もうカッパドキアで思い残すことはありません。



ただですね、バスは16:00発でちょっと時間があるのですよ。
なので本日はちょっくら、風になろうと思います。


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▼徘徊メモ
・行き先:カッパドキア周辺
・手段:レンタサイクル
・料金:30リラ≒690円
・時間:4時間

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本日の相棒。

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カッパドキアはレンタルヴィークルとして、自転車、スクーター、バイク、バギー、車がありますが、今回はチャリにしました。
4時間で30リラ≒690円。



カッパドキア初日の日記に書いたまま遥か彼方に忘れていた「レンタサイクルで風になる」を今日やりきりたいと思います。


ギョレメの街から北隣の街、アヴァノスへ行ってみます。


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この道が下り坂でもう既に私、風です。

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ヒャハー(゚∀゚)


、、、もう満足です。


チャリを放り捨てて宿のリビングで寝たいです。
もう朝の気球で本日のロマン許容量は臨界しました。


とはいえアヴァノスの街が見えてきたのでこのまま行ってみます。

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約10km、ずっと下り坂で20分弱です。


ここアヴァノスは昔から陶器を作る土が豊富にとれたことから、今では陶器の街になっているそうです。

街中にこうした陶器がたくさん。
これが日本だったら一晩で割られてるでしょうね。

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陶器屋さんもしっかり陶器だらけになっております。いっそ建物も陶器にすれば

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これは陶器じゃないですがちょっと良くないですか。

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川です。
なんだか久々のせせらぎです。

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アヴァノスは思ったよりもちゃんとした街でした。気球から見た景色でもその大きさがわかったのですが、いざ来てみるとギョレメよりも街々としてます。

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また一人大喜利を始めそうになりましたがこれ電動車イスの方向けの充電ステーションでした。すみませんでした。


日本では見かけませんねこういうの。あっても女子高生がスマホ充電しちゃうんでしょうけど。





左の人。

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!!!

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やはりトルコだな。


よりによって◯クドナルドをこんなに堂々とパクるとは、


と思いきや本家でした。
どうやらここアヴァノスは本物のシティのようです。


マンゴーシェイク。5リラ≒115円。つい。

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中庭にはしっかりとマクドナルドの世界を構築していました。

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ただこのドナルドさんの馴れ馴れしさにトルコを感じる。

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ちょっとインスタ映え狙ったオブジェも。

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やはり陶器の街。
マックの中庭にも陶器。

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先ほどのマックカフェのオブジェも陶器だったりして、、!
なんてワクワクしながら近くまで見に行ったら衝撃のビニール製(空気で膨らます)。

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もうほんとに可愛らしい街です。
緑の生垣に赤い花をデコったトルコ国旗風ガーデニング。

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誰だか分かりませんが、トルコらしさは十分だと思います。なぜそこを陶器にしなかったのですか。やはりパリーン問題でしょうか。

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トルコのこういうとこ好きなんですよね。

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こういうお花のお手入れとかそんな可愛らしい仕事をおっさんが一生懸命やってるのです。


いや他の国もおっさんがやってるとこ沢山あるんでしょうけど、なんていうんだろうなぁこの感じ。



これとかね!まさにこれとかね!

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先ほどと同じ生垣、今度はハートバージョンですよ、

そこを大のおっさんがカーゴに必要以上の人数でわーわーぎゃーぎゃー言いながらお手入れしてるの。

ちょっと語弊あるでしょうけれども、なんだか可愛らしいんですよね。おっさん達。




久々のモスク。

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最近、カッパドキアといいエフェス遺跡といいヒエラポリスと言い石とか岩とかばっかりだったので、久々です、絨毯の感覚。

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タイルが綺麗です。

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街の中心広場みたいなとこにきました。

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この辺りにようやく数件の陶器屋さんを発見。この街でも伝統工芸は失われつつあるのでしょうか。


うか  と打とうとして間違って  うぁ  と


と打ちまちがえると予測変換で「ウァレンティヌス」と出るのですがなんの予言でしょうか。



話を戻して陶器屋さんを覗いてみました。

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普段なら客引きの激しいお土産屋は避けるのですが、今朝の気球の絶景とこの街の頑張るおっさん達にすっかり私の腐食した心も浄化されておりまして、トルコ人に悪い人はいないと信じ込んでおります。


あ、いや、悪い人は本当にいないと思うんですけどね、ちょっとばかし冗談が過ぎて嘘と解釈せざるを得ないことがあるのとお節介は度がすぎると人権侵害だぞというだけで。




綺麗です。

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このお店はこのブルジャンさんが一つ一つ焼き上げているようで、底面に彼の名前が刻まれています。

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ブルジャンさん、商品のPRに夢中になるあまり、This pot is Hard!と言って壺の上に乗りました。確かに壺は割れませんでしたが、いま貴方が棚に戻した壺はいずれ誰かの水差しになるのですよあなた。


この上にかかっている輪っかみたいなポットが街のいたるところで推しメンされてるのでこれが定番土産なのでしょう。形としても面白いです。


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ということで贈り物として一つ購入。
一生懸命包んでくれるブルジャンさん。

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久々にTHEお土産屋的なものを買い物をしました。




よく考えたら私チャリですね。
でもきっと大丈夫です。この壺は乗っても割れませんから。


因みに彼は包みながら、I guarantee!! と言ってコンコンと包みを叩いてました。


この台詞どっかでもなんかの店の人が言ってましたが、何かあったら何をどう保証するんでしょうかね。


あ、前のはイスタンブールのコロコロバッグの店員だ。やはりトルコか。



なおここに至るまでにバルジャンさん、これがなんだか教えてくれい!、と日本の友人からもらったという巻物を持ってきました。


唐突な展開に戸惑いつつ、そしてその友人に聞けし。とも思いつつ、見てみると、何妙法蓮華経の文字と日本の有名な寺の名が複数書き込まれた掛け軸だったので、This is Buddhism spellと咄嗟に回答しましたが、正解はどう言うべきだったでしょうか。


補足として、今私が首から下げてるナザール・ボンジュウという魔除けのお守りを見せて、Like thisと補足してみましたが、よりまずかったでしょうか。


ブルジャンさんは嬉しそうにウンウンうなづいてました。嗚呼、すみませんブッダ様。



お隣のお店はカラフルなポットを飾ってました。ぼーっと見ていたら「ぜひ写真を撮って♩」と意外なプッシュ。


お言葉に甘えます、ありがとうございます。懐が厳しいのバレてましたでしょうか。

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川を渡り向こう側へ。そこは公園でした。
川沿いは木々が立ち並んでおり(桜だったっぽい)、良い雰囲気です。

川と木々とモスク。なかなか無かった組み合わせ。

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うぉーしこれから目指すはまだ行けてなかった「これぞカッパドキア」的な岩が並ぶパシャバー というエリア。


また岩かい、と思いました?

奇遇ですね、私もです。


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なのですがこの道中がほんとに辛い。


緩やかな上り坂なのですが、これ絶対チャリおかしいです。
日本のチャリと比べてはいけませんが、感覚的に同じ力でペダルを漕いだとして進む距離が3倍違います。このチャリ1/3です。


ちょっと傾斜つくともうダメです。歩いた方が早いです。
なんなんじゃいこれ。



朝は気温12度とかで肌寒いくらいですが、日中は日差しが恐ろしく強く、あっという間に汗だくです。砂埃もあり口の中ガサつきます。


これ辛いですね。。。中東行ったらこんなもんじゃ済まないと思いますが、もう既につらたんですよ私。



なんとかたどり着きましたパシャバー 。

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一帯はお土産屋やカフェが集まり、こじんまりながら充実しています。

そしてパシャバーの景色。

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こんな感じです。


うん、6つの谷を歩き回りテーブルマウンテン登頂まで果たしてしまっていると、ふぅんで終わってしまう。


いやこれが草木生い茂る谷底を抜け奈落の底が迫り来る稜線を渡り歩き馬糞まみれの洞穴をくぐり抜けたその先にある景色だったらばもう感激ひとしおなんでしょうけれども、こうも大通りからペペペっと見れちゃうと。


こじんまりとしたお土産街


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に突如現れるお尻を出した子一等賞。


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トルコの商店にはちょくちょくこうした事故ではなく恣意的にそうしているような有り得ないマネキンが登場します。




なんて言いながら、せっかくここまで来たので、もう一つ先の谷まで眼下に収めたいと思います。その名もDevrent valley。どういう意味か知りませんが、きっとデブレントなんでしょう。

いざ。





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タイヤがパンクしました。



え、そんなことってある?
ギャグみたいな展開なんですけど。


どうしようか路頭に迷いかけましたが、そういえばレンタルするときに有事の際の連絡先カードをもらったのでした。


そこにある電話番号に電話をすべく、パシャバー のカフェで店員さんにパンクしたタイヤを見せて泣きそうな顔したら電話を貸してくれました。ありがとうございます。


「10分で行くよ!」


というなんの驚きもなく即答するこの会社に本パンクについて恣意的ななにかを感じてしまった私。
今朝の奇跡によって浄化された心はもうすでに邪に蝕まれているようです。


20分で登場。

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どうやら例の殺人草のような刺々しい実のようなものがぶっ刺さってたようです。


タイヤのチューブを交換するレンタル会社の親子。男の子が何気にオシャレです。隙を見てササッっとスマホいじっちゃうあたりにトルコっ子らしさを感じます。




Good Luck!!
と颯爽と立ち去る二人。、、、こなれてるな。常習犯め。

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とは言えお陰様でチャリの不調要因も判明したので、これで心置きなく風になれません。

え、どうして。
チャリの進みづらさが全然改善してません。


パンクとは別問題?
ペダルの問題?
はたまた私の脚力が朝の奇跡で失われた?

兎にも角にもとにかく疲れますが、ここまで来たので強行します。


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Maps.meの経路検索に自転車版があることを知り喜び勇んで使ってみたら痔が悪化するんじゃないかと思われる悪路へ突入させられているです。
 


さらに道が悪化し、もうチャリを手押しで峠を越えようとしている道中。

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景色は良かったのですが写真を撮る余裕を失ってました。


からの下り道。


下り坂になるといけしゃあしゃあとスイスイ進むのですよねこのチャリ。なのでタイヤには問題ないんだと思うです。

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着きました、おそらくこの辺りがDevrent Valley。

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おお、これまでとはちょっと違う景色ですね。


って言いながらもやはりこれはここまで苦労して息切らして来てるからこその感動なんだなと再感。


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この辺はギョレメの街から遠いこともあって全く人影がありません。
ただちょっと本日は暑すぎる。。


木陰も何もない場所なので、ちょっと早々に退散します。



帰りはチャリ手押しが不要の舗装路を遠回りして帰ってきました。
と言っても道の大半を占める上り坂は下手すら歩いた方が早いんじゃないくらいのスピードです。


風になるどころか泥になりました。心身が。


カッパドキアでレンタルするなら最初に試験走行をお勧めします。




そんな踏んだり蹴ったりだったので、その後はバスの出発まで宿で大人しくし、16:00のバスに乗るべくバスターミナルへ。




本日のバスターミナルの野犬。


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本日のバス①

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まあ想定どおりですが、ミニバスです。
そして1時間ちょっとでカイセリに到着。


この街、結構都会でっせ。



オトガル(長距離バスターミナル)

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ここ凄いですよ。


中の構造が、入り口を中心に放射状にバス会社のカウンターが並んでおり、入ると同時に


      ↘︎   ↓    ↙︎
    →     私     ←


のように囲まれ


!!イスタンブルイスタンブ!!
ギョレメ!!ギョレメ!!ギョレ
!!アンカラ!!アンカラ!!ア
アンタルヤ!!アンタルヤ!!ア
!!パムッカレ!!パムッカレ!



大地讃頌と河口と航海とハレルヤを四方から声楽16重奏ぶち込まれたような状態になります。


聴覚がゲシュタルト崩壊しそうです。


ただ私の行きたい先はマニアックな「アディヤマン」。




「アディヤマン?」と者共に問うと


      ↖︎   ↑    ↗︎
    ←     私     →


あっという間に皆散り散りになりました。

今朝の気球並みに感情が揺さぶられました。
負の方角に。



トルコは今のところ大好きですがバスターミナルの奴らは一回全員、平林都の接遇教室にぶち込んでやりたいです。


てかそんなにアディヤマンって不人気なの。


各社のカウンターへ赴き、アディヤマンというとみんな下を向きます。


中には「それよりもギョレメはどう?」とか提案してくる馬鹿が前向きな人がいましたが、カイセリまで来ておいて『あ、いいね、カッパドキア行ってみようか』なんて大馬鹿はいないと思います。みんなカッパドキア目当てで来とるんじゃっつボk


※カイセリは大きな空港があり、カッパドキアに最短で来る人はカイセリ空港を使うのです。



ようやく見つけたバス会社。

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看板がごっちゃごちゃですが、一番上のGULARASという会社で、23:00発の70リラでした。


ギョレメのバスターミナルではおっさんに「カイセリからは三社がバスを扱ってるよと言われてましたが、減っているのでしょうか。シリア内戦の影響がなければ良いのですが。。。



ということでチケット購入。
荷物はバス会社では預かってくれず、ターミナルの西端の荷物預かり所を使うべしとのこと。

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荷物一つ目7リラ、二つ目は3リラでした。



さて、身軽になったもののどうしよう。


ただ今17:00。


ひとまずカイセリのオトガルは街中心部からは10km離れており、トラムでいけるということは認識しているのですが、これといって見どころが無いのですよね。



が、行ってみることにしました。
観光色の無い街のラマダンがどのような雰囲気かをみておこうと思い。



↓地図
見ての通りオトガルが街の中心部からかなり離れております。

・左のお恋情:長距離バスターミナル

・右のほうのピンたち:市街


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↓詳細

・黄色:トラムCumhuriyet Meydanı駅

・赤ピン左から順に

       カイセリ城   Kayseri Kalesi

      フナトモスク   Hunat Camii

      ドネル霊廟   Döner Kümbet


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トラム駅までは徒歩10分。

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駅の脇の売店でチケット購入。1乗車3リラ。

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街の中心、「Cumhuriyet Meydanı駅」に来ました。

トラム30分弱です。結構遠い。

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いきなり城がありますが、工事中のようです。

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そして街並み。

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想像以上でした。
まったく誰も飲食してません。


なんならレストランすらありません。
たまーにありますが、閉店してます。


ないしはイフタールに向けて宴会準備中です。


こりゃ結構な感じですね。


いや、これまでのイスタンブールやカッパドキアが観光地観光地し過ぎていただけでこのカイセリが普通なんだと思うのですが、何も食べれないのは辛いです。


ポケットにペットボトルの水を忍ばせてますが、人前では飲む勇気がありませんでした。


モスク。

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中は豪華さを排除した端正な作り。



多数の人が、、、寝てました。
ゴロンゴロンと。

寝っ転がってて良いんですね?


であれば私も、と行きたいところでしたが、数名のトルコ人のおっさんがジャポニャジャポニャとニコニコしながら引っ付いて話しかけて来るので無理でした。


英語が出来ないようですがとにかく絡みたがる、それがトルコ人です。




ちょっと歩いたところに変わった霊廟がありそうなので見にいってみます。

の道中でケバブ屋が調理中!!

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頂きましたー。。。


助かりました。
ロングケバブ5リラ≒115円です。


そして霊廟。

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ドネル霊廟という名前らしいです。


ドネルって捻るとか回転という意味らしいですが、特にねじれを感じるものではありませんでした。




で、結局なんのお墓だったんでしょ。



時刻19:00。
街中のお店が一気にシャッターを下ろし始めます。イフタールに向けて家族の元に戻るのでしょう。

街行く人は皆食材がどっさり入った袋をぶら下げての往来。
これがラマダンのある日常生活なのでありますね。


私もバスターミナルに戻ろうと思います。





カイセリバスターミナルに戻って来ました。
バスの時間までまだ4時間。



カフェ兼休憩スペースみたいなとこで時間を潰してると、20mくらい離れたおっちゃんがチラチラこちらをみています。


そして唐突にこちらへ来て、アイ・ラブ・ジャポーン!とのこと。
なんだか恐縮です。
おっちゃん英語があまり出来ないようで(私もですが)、身振り手振りでアレコレ体当たりしてくるのですが、いかんせんなかなか理解できず。
私なりに要約すると、
日本韓国ラブ!ロシア中国アメリカバッド!カンナムスタイル一緒に踊ろう!でした。


カンナムスタイルは日本じゃ無いよ、コリアだよ、と言うも伝わってないようで、コリアという単語に反応して大喜び。


結果、チャイを頂きました。


そして本旅初の「レッツセルフィーとなりました。アジアあるあるの『一緒に写真撮ろうよ』コミュニケーションです。やはりここはアジアだな。

あとおっさん、「アン・ジン・ソウ!」つって刀を振り下ろすマネをしてましたがなんですかねぇ。

おっさんの各国ラブ&バッド話が8周目に入る頃にはもうおっさん自分が店番してる20m先のカウンタ越しから話しかけて来てましたが、そろそろ店終いのようでここで終了。



そして外のバス発着所でバスを待っている間は青年たち+娘連れの一家に囲まれました。


みんなしてGoogle翻訳開いて、これ聞いてみようぜあれ聞いてみようぜみたいな座談が繰り広げられています。


かたや女の子は学校で英語を習っているようで、「ハウ、アー、ユー?」と聞かれたので、イッツファイン、アンデュー?と返すと多分教科書で習ったのでしょう。「アイムファインセンキュー、アンデュー?」と100点満点の回答をしてくれました。
英語で話せたことが嬉しかったらしくその後はお母さんとキャッキャしてました。10歳のエミファンちゃんだそうです。うむ。和む。前途有望。


一方で青年たちは、どこを旅行してるのか、次はどこに行くのか、トルコは好きか、日本のどこに住んでるのか、と言ったFAQのような質問だったので無難に会話が進みました。
君はムスリムかい?という質問もありました。断食シーズンですしね。


ちなみに私いまは「どこに住んでるのか」と聞かれたら『Kimitsu, near Tokyo』、と地元の宣伝をしているんですよ>君津市長様。


かといって本当に君津に来られても鹿野山コーラくらいしか無いですが。トルコ人にウケそうなのって。



鹿野山コーラ、ご存知ですか。ぜひおググり下さい。情報あるか不明ですが。






そんなやかましい微笑ましいカイセリの夜は更けて行きいま24:30です。
なにこれバス来るのほんとに。。。

バス会社のカウンターがまだ空いていたので聞きに行くと、英語通じず。Google翻訳で、ここでもう10分待って、とのこと。訳がかなり片言だったので心配でしたが、同じようにアディヤマン行きを聞きに来た女性も同様に待ち始めたのでひとまず安心。



60分後、25:30にバスが来たようです。

20180606025705f5e.jpeg 

、、、なにやらプラットホームでは無い方の正面入り口に連れてかれると、

20180606025707fe5.jpeg 



大通り沿いに本日のバス②が止まってました。
なにこれターミナル使用料の節約?



その後バスは二度、途中でレストランに立ち寄りました。まあみんなイフタールですからね。今食べとかないと明日の日中しんどいですよね。
ただ休憩時間が長い。。

ということで明日の日記に続きます。


明日もどうぞ宜しくお願い申し上げます!
テシェッキュル エデリムでした。


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MAEDAKプロフィール

Maedak

Author:Maedak
ろくに英語もできないまま地球を東方面へ徘徊しはじめた158cmです。
なにを目指したブログかいまいち模索中ですが、関係各位への生存報告を兼ねて日々更新していきます。記事中の情報はあくまで英語力不十分な私が個人的に体験した限りのことを記載しているまでですので、あくまでご参考程度によろしくお願いいたします。

★2019年5月に無事帰国しました!
 これまで応援いただいた皆々様本当にありがとうございました。
 お陰様でこのブログは2018年11月頃よりブログ村世界一周カテゴリで
 しばらくの間、1位をいただくことができました。
 このブログは記念に残しておきますのでどうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
 また皆さまが旅に出れる日が来ることを心から願っております。


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