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#174 神々が眠る山ネムルトダーゥへの道は厳しかった inトルコ(11) 2018.6.5



旅程の皮算用からちょっとだけ冒険できそうなことが分かったので訪ねてみますは神の山と言われる「ネムルトダーゥ」


・ネット上に最近の情報がほぼ無い(5年前以上の情報ばかり)
・現地でどのようなツアーがあるかも不透明(泊りがけのツアーに参加したいので宿の事前予約をせず。)
・場所的には戦争中のシリアにも近い
・その次に行かなければならない街へのバスがあるかどうか不明
・断食期間中なので日中のレストランは期待できない


というなかなかな冒険になりそうです。
神への道は険しいのですね。


――――――――――――――――――
▼徘徊メモ
①カイセリ→アディヤマン
・手段:長距離バス(GULARAS社)
・料金:70リラ≒1,610円
・時間:6.5時間   25:30発、8:00着


↓移動図

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※地図下部のアレッポはシリアの首都。



②アディヤマン→キャフタ
・手段:ミニバス
・料金:5リラ≒115円
・時間:1時間    8:35発、9:30着
       ※うち30分は途中の乗客ピック


↓移動図

20180607172245ebd.jpeg 



↓ネムルト山 周辺地図マップ
・左下のオレンジ:キャフタバスターミナル
・一番右上の赤:ネムルト山頂&ネムルトダーゥ
・一つ左下の赤:ネムルト山ビジターセンター
       Nemrut Dağı Ziyaretçi Karşılama Merkezi
・その左下の赤ピン三つ、右下から順に
    アルサメイア  Arsameia
    イェ二・カレを見上げられる橋
    イェ二・カレ  Yeni Kale
・その左下の赤:ジェンデレ橋
       Cendere Bridge
・その左下の赤:カラクス・トゥルムス
       Karakuş Tümülüsü
・右の青:ツアーで宿泊した宿
       Karadut Pension Nemrut
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どこかわからないトルコのどこかの朝。

from夜行バスの車窓から。

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GPS見る限りかなりシリアに近づいてきました。
この景色は南方面なので、あの山の向こうでは戦争が起きているのですよね。


検問もありました。
私は日本人というだけで何事もありませんが、トルコの人たちは一人一人IDカードをチェックしてなんらかのDBと照合を取っているようでした。


まあ兵隊さん談笑中ですし、パラソルはアイスのメーカーで街中の売店によくあるやつですし。平和。


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8:00頃にアディヤマン着。
ネムルトダーゥに近い街で最も大きい街です。



バスターミナル内部。

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、、、静かです。。


バスターミナルに来たというのに客引きが来ません。ここは果たして本当にトルコなんでしょうか。


これは誤算です。


なぜなら事前情報がネット上にあまりなかったので、今回ばかりは大いに客引きを構ってやろうと思っていたのです。




バスターミナル内にネムルト山へのツアー会社窓口が沢山あるイメージでいたのですが、皆無。。。


朝早いからかな。
でもカウンターすら無いですからね。。。


これは困りました。
アディヤマンバスターミナルは市内からやや離れており、そこまで歩くのも気が乗りません。


ひとまず、もうちょっとネムルト山に近い隣町、キャフタへ向かうことにしました。


さっき乗ってたバス、終点キャフタだったんですけどね。



アディヤマンバスターミナルはシーンとしてますが、作りはわかりやすく、プラットホーム側へ出て右にミニバスが行き先ごとに並んでます。

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ここがキャフタ行きのバス会社です。
キャフタまで5リラ≒115円。安い。



バスの出発を待ってる間、緑の服のおっさんに「キャフタでなにするんだい。私はツアーもやっているよ!」と聞かれました。臨んでいた客引きです。


①サンライズ&サンセットツアーがあったらそれに参加、翌日のバスで次の街へ
②サンセットツアーしかなければそれに参加、合わせて本日の宿を探す
が正式回答なのですがもうキャフタ行くチケット買ってしまったこともあり面倒なので適当に誤魔化す。




キャフタバスターミナル。

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え、、、なにこの静けさ。。。

ネムルトダーゥネムルトダーゥ
ムルトダーゥネムルトダーゥネ
ルトダーゥネムルトダーゥネム
トダーゥネムルトダーゥネムル
ダーゥネムルトダーゥネムルト
ーゥネムルトダーゥネムルトダ
ネムルトダーゥネムルトダー


という音の塊で突き飛ばされる覚悟をしていたのですが、、です。

そしてやはりここにツアー会社のカウンターはありません。


ちょっと街へ出てみましたが(キャフタは街中にバスターミナルがある)やはり見当たらず。





どうしよう。
もう思い切ってタクってくしか無いかなぁと思っていたら、まさかのアディヤマンバスターミナルにいた緑の服のおっさんがここでも登場。


120%怪しい偶然を装われていますが、もはや私に選択肢が無いので、一旦おっさんの話を聞いて見ることにしました。




連れてかれたのは旅行代理店。
まあそりゃそうなんですけどね。


最初サンセットツアーしか無いとおっさんは言ってましたが、話しているうちにサンセット&サンライズツアーができそうな雰囲気に。


※サンライズツアーを後出しにしたのは恐らく早朝早くておっさんが大変だからだなということが翌日わかります。




ご提案いただいた内容はこんな感じ。


【1】サンセット&サンライズ
・14:30発  周辺のスポットを巡ってネムルト山サンセット&ネムルトダーゥを見学
・何たらかんたらホテル泊 ※追記:
Karadut Pension Nemrutでした。

・翌朝サンライズを見て8:30にキャフタ戻り
・300リラ≒6,900円  宿泊+翌朝朝食込


【2】サンライズ

・14:30発  周辺のスポットを巡ってネムルト山サンセット&ネムルトダーゥを見学
・21:00戻り
・180リラ≒4,140円


高いですよねぇ。。。


5年以上前のブロガーさん情報の1.5倍くらいです。

催行しているツアー会社が少なくて価格競争が起きていないのでしょう。
催行ツアー会社数が少ないのはやはりシリア戦争やテロの影響でしょうか。



ということで、かなり迷いましたが、【1】に参加します。
この辺は宿も高く一泊2,500円とかするんですね、そう考えると、高杉でも無いかなと。いや高いは高いんですけどね。


▼宣伝です。

ツアー会社:Nemeut tours
HP:www.nemrutturizm.com
おっさんMail:nemruttur@hotmail.com



場所↓

赤ピンのあたり。黄色がバスターミナル
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外観↓

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名刺↓
おっさん個人 Murat(ムラトゥという名前です)。

おっさんは英語ペラペラです。

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↓ツアー会社

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緑のおっさんに宣伝を頼まれたので上記にて。

おそらくおっさんメアドに連絡した方が、話は早いかもしれません。明日の日記でも触れますが、おっさんはフリーのガイドかもしれず、ツアー会社通さない方が安くつくかも。わかりませんが。



ということで14:30まで暇なのでそのあたりを散歩。


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緑のおっさんも言ってましたが、東トルコは街も小さく観光客が少ないためこの断食ラマダンシーズンは日中は食べるところがほぼ無いと言ってました。


なのでスーパーへ。
一泊二日のツアーですが、今日の夕食がない可能性大だなと思い、ふわふわピザ風パンを購入。リュック内に一つありますが、追加。


蜂蜜もボトルタイプがあったので即購入。

やばいむしろツアーが楽しみになってきました。



VakifBank発見。助かった。

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ギョレメ以降、街中のATMがほとんど新生銀行国際キャッシュカードを受け付けてくれなくて、今このVakifBankともう一個どっかくらいでしかお金下ろせないんですよね。


営業中のケバブ屋がありました。


すでにパンを二つ所持してますが、迷わずイン。
ラマダン期間中は貴重なお客さんなのでしょう。おやっさんとその小さな息子たちが嬉しそうにあれこれ進めてきます。トルコ語で。

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チキンケバブとヨーグルトジュースのアイランを注文。するとなんとアイランが蛇口からドバドバ出てきたじゃないですか。


これすごいな、欲しいな。でも衛生面大丈夫かな。

少年はアイランを並々注ぎ、嬉しそうに持ってきてくれました。

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しばらくすると、学校帰り?の少年たちが多数入店しお店は大騒ぎ状態。
そして激しく絡まれる私。トルコ語で。


マジでなに言ってるか分かりません。
一人の少年がワンス!ワンス!と言いながらあれこれ話しかけてくるのですが、意味不明です。


この少年はこの後もずっと付いてきました。
時折手を差し出して「5」としてくるのでなんだ金が欲しいだけのマネーギャングかと思いきや、マネーと言うわけでもなく、そうなのかどうなのか分からない感じでもあり、追い払うに追い払いきれません。


※この街の子供達は出会い頭にマニー!と手を突き出してきます。本旅初のマニーチルドレンです。対応に苦慮してます。



バスターミナルへ戻ってきました。
次の街へのチケットを買うためです。


詳細は明日の日記に載せますが、2社取り扱っており同額だったので時間が早い方に決めました。
まさかこのキャフタからバスが出てると思ってなかったので助かりました。


ワンス5少年はここでいなくなりました。
正確にはバス会社の窓口で私が行きたい次の街の名がxxxであることを知ると、そこから私が喋ってるところに割って入って「ジャポニャxxxx」だの「△△◯◯xxxx」だのあれこれ喋るのでバス会社の人の逆鱗に触れ、ショボショボといなくなりました。


ということで1時間で散歩を終え、ツアー会社の建物内で3時間の暇つぶし。

途中小さな可愛い少女が現れたので笑顔で応じると、マニー! この子もでした。


そのうち慣れるのでしょうが、ちょっとまだダメですね、無視しても手を掴んできますし。


パーソナルスペースに手厳しい私めはいちいちイライラしたり、イライラする自分にイライラしたりします。


要はイライラします。




14:30
緑のおっさんがワゴンで登場。
やや危惧していましたが、参加者はやはり私一人でしょうか、と問うと、もう一人途中で乗るよ!
ということで、ギリギリ合計3名の道中です。マンツーマンになってたら私溶けていたでしょう。



ワゴンは街中を抜けて一つめのスポット、カラクス・トゥルムスに到着。
かつてこの地を支配していたコンマゲネ王国の家族の墳墓だそうです。
今では数本の円柱のみが残されています。
ウェブ上に情報がないので私が理解したほんのちょっとの英訳情報です。違ってたらすみません。


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1枚目の写真に写ってる女性がもう一人の参加者、スジャーナ。

さらに東のトルコの街、マルディンからの参加です。

地図で見たらもはやシリア目の前なことに今気づきましたが大丈夫なのかな。



ちなみに大曇天ですがサンセット大丈夫でしょうか。




とんでもない植物を発見しました。
ここトルコでは他人を傷つけることしか考えていない植物を多々見てきましたが、コイツはなんというか、もう達観の域を感じます。

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名前を緑のおっさんに聞いて衝撃でした。


「サタン・ローズ」ですって。


悪魔の薔薇です。
どこの世界のラスボスですか。

ないしはそんな名前のヴィジュアル系バンドいそうですね。




神の山にはこの悪魔の薔薇が咲き乱れておりました。

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続いてこちらはジェンデレ川に架かるジェンデレ橋。

東ローマ帝国統治下の時代に作られた橋だそうです。

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橋から見える、目の前に迫る谷の景色がなかなかでした。

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なおこの川は世界四大文明に登場するユーフラテス川の支流です。

この先イラクに流れ込みます。


ローマ皇帝気分の本日の野犬。

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皇帝はその領土に隙を与えません。

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一面の草むら。

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ここで緑のおっさんが元カメラマンらしいことが発覚。

まあトルコ人なので120%嘘ですが、

たしかにスジャーナを撮影した写真はなかなか上手でした。




なので私も彼のカメラマントークに身を委ねてみました。


「神さまヒャッホウ!」

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なかなかじゃないですか?
私断言しますが跳躍力限りなくゼロなのでこれほとんど飛べてないはずです。なのに飛べてる感じする。


おっさんやるな!




首の後ろの線は二段肉じゃないですよ。
首飾りです。トルコの魔除けを首から提げてます。
一応言い訳です。


そしてなぜこのまだ神の山にたどり着く前のこのタイミングでヒャッホウさせたのか謎です。


イェ二・カレという砦から流れ落ちる川に架かる橋まで来ました。修飾節が多い一文ですね。「節」でしたっけ、「句」でしたっけ、まあなんでも。

写真の上の方にちょっとだけ見えてるのが砦です。


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修飾節を率いる橋。

ちょっとしか写ってないけど。

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昨夜は大雨だったそうで川が濁流ですが。



なおこのあたりはこのピンクの花、ツツジかどうか自信ないですがそこら中で咲いていて綺麗です。

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人間の横顔っぽい岩です。

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おっさんは、It's called "オバマ"と言ってました。

やめときなさいて。



標識。

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ネムルトダーゥまでの距離は○km→16kmとなってます。


距離が変わるってあり得ます?
ふむふむ。流石は神の山。可動式なのでしょうか。ライディーン的な?


その手前のアルサメイアという場所です。
結局ここがなんなのかよくわかりませんが、元要塞か城か住居かのいずれかかと。

原文載せておくので興味ある方是非英訳してコメント欄に投稿くださいまし。

(追記:都市だそうです)


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もうもう崩れるんではなかろうか。




デカい洞窟登場。

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ここは食糧貯蔵庫だったそうです。


もう一つ洞窟。


こちらは、このまま下まで続いて出口がある通路的なことを言っていたような違うような。

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※私がいないバージョンの写真が消えたので仕方なく。



なんだか壁が襞のようになっていて大腸のようですね。
そうすると私がうんこの役回りになるのはさておき。


その洞窟の出口にこの石碑。
なんたら帝(左)とヘラクレス(右)

※追記:アンティオカス1世


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ここからの景色は抜群です。

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そしておっさんが「コーヒー」と言ってこれをくれました。

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どうやらコーヒーの実だと言っているようなのですが本当ですか。味は酸っぱかったです。


さあいよいよネムルト山ですよ。
ってこれまでのはネムルト山じゃなかったのかどうかは謎です。

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マチュピチュまでの道を思い出させる天空の蛇行路。

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ただマチュピチュと違って道が舗装されているので縦揺れはないです。


その分、緑のおっさん飛ばします。

全然緑のおっさんじゃないです。(緑=交通安全の、おっさんの意)



いちいち説明しておきたくなるあたり、私もおっさん臭くなりましたねぇ。




そして牛の大群。

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そりゃこの辺りの道端の牛糞量も納得ですわ。


ネムルト山ビジターセンターに到着。

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山へ続く道は一本ですが、このビジターセンターの前でゲート封鎖されてました。


ここから先はビジターセンターを一度抜けねばなりません(特にチェックとかしてなさそうだけど)。


先人ブログにて途中までヒッチハイクで来てその後歩いて山頂まで行ったというツワモノがいましたが、このビジターセンターは最近できたのでしょうかね。



内部もなかなか綺麗です快適です。


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カフェやトイレもあります。
山頂は風が吹いて寒いらしく、5リラでブランケットも借りれます。

テラスからの景色。
周辺の山々が見渡せます。

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ここからはシャトルです。

20180606053855eab.jpeg 


一人5リラ。おっさんが払ってくれてるので往復か片道かは不明です。
距離は1.4km。歩ける距離だと思います。



山頂のちょい手前です。
ここから徒歩です。700mほど歩きます。


20180606053928e3c.jpeg 

たった700m?
と思うじゃないですか。


結構きついんですよなんだか知らんけど。


標高2000mなのでいうほど高くもないのですが、なんでしょうかこのすぐ疲れる感じ。


さすが神の山。
見えない力が働いてるんでしょうか。



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 201806060539266ec.jpeg 



ユネスコ世界遺産であります。




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危険! かどうかはわかりませんがそんな雰囲気の看板を見てヒャッホウで道を逸れる若者たち。


おっさん「ヤンガーピーポークレイジー」とのこと。


ちなみにおっさんは45だそうです。
その歳で一人でホイホイ階段を上がってく様は十分にクレイジーでヤンガーだと思いますよ。


山頂が見えてきました。
緑のかけらもないただただ石が積み上がった山です。

小さな石を積み重ねることで盗掘を防ぐ目的なのだそうです。

そしてそれが故に、現代においても個々の発掘作業は中止されているんですって。

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そしてその頂きが見下ろす先に、神々が鎮座しております。それがこの、ネムルトダーゥです。


こんな感じで。

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そう、生首です。



神様が生首です。



ちゃんというと、

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この台座から大地震で転げ落ちてしまったんですって。すべて。
不吉ですね。

そして神々よ、貴方様方各位ももうちょっと神々らしく耐え忍んで頂きたかったです。


※追記:地震によるものか、イスラムによる偶像破壊活動によるものかは不明らしいです。




そんな神々をご紹介します。


アンティオカス様

(コンマゲネ国王)


20180606053948121.jpeg 



ティケ様

(Tycheタイケ=バクトBakht)

20180606053955e39.jpeg 


ゼウス様

(ゼウスZeus=アラマズドAramazd)

20180606053954902.jpeg 


アポロン様
アポロンApollo=ミトゥラスMithras)

20180606053949238.jpeg 


ヘラクレス様
(ヘラクレスHercules=ヴァーグンVahagn)

20180606053954bd4.jpeg 



あとは力をもたらすとされていたイーグルとライオンの像です。


このコンマゲネ国王と、

ギリシャ神話の神々です。

凄いですね。もはや神々全部のせですね。
あ、乗ってないけど。首は。


うん上手いこと言ったな私。



各名前の記載の下に( )書きしたのは、各神々の坐像の台座に記載されている名前です。アポロンとかヘラクレスとか、片方だけ聞いたことあるのは、この記載はギリシャ語とペルシャ語だそうです。


この場所は当時のマケドニア王国(ギリシャ)とペルシャ王国の間にあるわけですが、アンティオカス王はこの像が破壊されて忘れ去られることのなきよう、双方の国の言葉で神々を鎮座させたそうです。


頭良いですね。

結果的にイスラム教徒が破壊した説があるのは無念ですが。





神様たちの胴体と首の関係図。

201806060540007d3.jpeg 

復元イメージ図

201806060544186c4.jpeg 


神々の景色。

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そこら中から見上げることができるこの山の山頂にこんなデカイ、それも五体の神々がそびえていたら周辺住民はそりゃもう信仰したでしょうね。


地震で首が全部落ちた時、人々はどうしたんでしょうか。
なんだか漫☆画太郎の世界がフラッシュバックします。


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緑のおっさんは長らくスジャーナの写真撮影に付き合わされております。

おっさん曰く、「シーイズライクアナクトレス、バットアリトルクレイズィー」

頑張れおっさん。




そんなおっさんの気分転換に付き合わされる私。



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改めて見ると、神々の御前での身投げですね。





そしていまこの景色はイーストテラスという東側の景色なのですが、西側にはウエストテラスという同様の神殿跡があります。

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西側の神殿は東側より大きいのですが、
土台となる胴体も崩れてしまっており、見た感の見ごたえがやや欠けます。

祀られている神々は東側と同じです。


20180606054421d73.jpeg


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ただこちらは西側なので、夕焼けが大絶賛進行中です。

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ここでひたすら1時間半、夕暮れを待ちます。




そしてその時。




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毎度お馴染みタイムラプスで〆。






神々が見守る中で、こんな景色を見せられたら、絶対的ななんらかの存在への信仰も、さもありなんと思いました。





さて、その後は私だけ宿に連れてかれ、おっさんは翌朝3:30に迎えに来るということで私一人宿泊です。


まあ全体的に緑のおっさんによる手弁当ツアーっぽい気がしてきてますし(おっさんの解説はとてもちゃんとしてます。本物のガイドっぽい。てかガイドかな。)、おっさんは泊まらないだろうとは思いましたが、まさかこの宿全体で客が私一人とは。


出された夕食が笑えるくらい不味くて(焦げ味が染みついている)、それでいて夕食別料金だったことにわなわなし、当然美味いよね?のように絡んで来るトルコ人スタッフにわなわなし、部屋が下水くさいことにわなわなし、要するにわなわなした一晩でした。




明日は3:30に起きて東側の神々と朝日を共にしますよ。

明日もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
テシェッキュル エデリムでした。


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MAEDAKプロフィール

Maedak

Author:Maedak
ろくに英語もできないまま地球を東方面へ徘徊しはじめた158cmです。
なにを目指したブログかいまいち模索中ですが、関係各位への生存報告を兼ねて日々更新していきます。

記事中の情報はあくまで英語力不十分な私が個人的に体験した限りのことを記載しているまでですので、あくまでご参考程度によろしくお願いいたします。

また大変恐縮ながら不躾かつ不勉強な部分も多く、見当違いな記述もあるかもしれません。なにかございましたらメッセージ欄よりお申し付けくださいませ。
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