#176 トルコ最後の晩餐で歯が欠ける inトルコ(13) 2018.6.7
- 2018/06/09
- 16:00
トラブゾンへ向かう夜行バス。
現在東トルコはガチのラマダン(断食)中につき、夜行バスも夜明け前までの夜中に食堂に立ち寄りまくります。
バス内は私以外みんなムスリムのようで、みんな食堂へ行きモリモリ食べてます。私だけずっとバスで寝てます。
なんだか寂しいなぁー。
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▼徘徊メモ
・行き先:キャフタ→トラブゾン Trabzon
・手段:長距離バス(Ünal社)
・料金:120リラ≒2,760円
・時間:18.5時間 14:30発、9:00着
↓トラブゾン地図マップ
・右のオレンジ:長距離バスターミナル
・左のオレンジ:市内路線バスターミナル
・青:宿 Sanli hotel. 平日一泊75リラ≒1,725円
・左の紫:アヤソフィア
Ayasofya Camii ve Müzesi
・上の赤:市場
New Eurasia Bazaar
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もうバスは黒海沿いを爆進中です。
昨日までシリアに近い南東トルコにいたのですが、あっという間です。
あっという間と言いながら私は寝続けてるだけでもう17時間もバスは走り続けてるんですけどね。
ということで朝9:30。
19時間の時を経てトルコ北東の街、トラブゾンまで来ました。
この街でトルコを終え、次はジョージアという国へ向かいます。
トラブゾンは街の中心地から離れたところにバスターミナルがあるのですが、次のジョージアのどの街に行くかをバス会社の情報収集しながら決めたかったので、バスターミナルの近くのホテルにしました。
書き間違いではないです。
ホテルです。
なんか見つからなかったんですよね、ドミトリー。一泊75リラ≒1,725円てめっちゃ高いんですけど。
ホ、ホテルです。。。
安っぽいですがラウンジがあり、
謎の鳥がいます。
wifiもちろんあり。
チェックイン時間まで、適当に考えていたジョージアプランを検討します。
そしてここで衝撃の事実。
私次のフライトの日程を2日分勘違いしておりまして、日程に全く余裕がないことがわかりました。
次のフライト6/19だと思っていたらそれは到着日であり、実際は6/18朝5時のフライトなので実質6/17出発であり、6/18は16時間もアテネ空港でトランジット待ちでした。
オーマイヘラクレス!!
※トルコにいる間はヘラクレス様を信仰します。
神々の御前で図に乗ってiPhoneブチ割ってる場合じゃなかったです。。
そなので6/17までの約10日間で、ジョージア、アゼルバイジャン、アルメニアの三国を強行します。
そしてアルメニアとアゼルバイジャンは紛争が続いている為隣国なのに国境は超えれず、
かつ先にアルメニアに行くとアゼルバイジャンに入国しづらくなるので先にアゼルバイジャンに行くのですがここはビザが必要でその事前申請を忘れてました。
またアルメニアとアゼルバイジャンは夜行バスor夜行列車しかなさそうでそれだけで日数が嵩む。
(゚∀゚)
ひとまず遅れていた日記を更新し、
バスターミナルへ。
アンカラアンカラアンカラ
イスタンブルイスタンブル
コニチワドシタノドコイク
カッパドチアカッパドチア
リゼリゼリゼリゼリゼリゼ
パムカレパムカレパムカレ
ジャポニャジャポニャワー
南東トルコでは味わえなかった聴覚ゲシュタルト崩壊が起きました。
なんだろうこの安心感。
上記の通りたまに只の騒ぎたがりがいますが。
そんな中で私をビシッと指差して、
「アンカラァーッ!」
と言い放つトルコ人まで登場。
私にアンカラへ行けということでしょうか。
なんだかもう一周まわっちゃってて甚だ愉快です。
トラブゾンからジョージア方面へのバスは概ね以下でした。
大体のバス会社が、
・トルコ・トラブゾン
↓
・国境
↓
・ジョージア・バトゥミ
↓
・ジョージア・クタイシ
↓
・ジョージア・トビリシ(首都)
※トルコ語ではトビリシをTiFLisティフリスというようです。
という路線を持っているようです。
個社毎はざっくりこんな感じ。
19:15発
バトゥミ 24:00着 40リラ
クタイシ 05:00着 60リラ
トビリシ ??着 ?リラ
②メトロの左隣のここ。複数会社扱っててどの会社のことを言ってるか不明
06:00/07:00/08:00発
バトゥミ 3時間後着 40リラ
クタイシ 7時間後着 60リラ
トビリシ 不明
③PLENSKALE
写真忘れましたが赤背景に白文字のロゴ。
トルコ側の国境の街HOPAまでのバスが6:30/7:30/8:30、、と毎時30分に出発
料金未確認ですすみません。
Hopaから国境までタクシーで自力で行く必要ありですが、朝から行けるのはGoodかと。
21:00発
バトゥミ 時間不明
クタイシ 時間不明 70リラ
毎度すみませんね、聞いてるうちに自分の中で選択肢が固まって行くとそれ以外のことを聞かなくなってしまうので情報が穴ぼこだらけです。
というかトルコ人の客引き、客引きしまくるが故にどんどん客がカウンターに来るのでちょっとでも考える沈黙をするとすぐ次客の相手を始めるんですよ、そこに食い込むのがまあMP使うんですわ。
こいつら日本大好きというこだが漢字好きかな。
額にでっかく書いてやろうか、「接遇」と。
さて。
私が行きたいのはメスティア。
スケジュールギリギリですが強行します。
バトゥミ、クタイシ、トビリシそれぞれから行けるのですが、最速でメスティアに行くために、各街からメスティアへ行く交通手段とその時間を把握した上で、トラブゾンからどの街に行くかを決めねばなりません。
で、こうしました。
本日19:15の①メトロ社のバスで05:00クタイシ着→明日9:00バスで15:00メスティア着
はい、今日の宿を泊まらずに出ます。
いいのです。シャワー浴びれて散々Wi-Fiを浴びたので結構宿代分は回収したつもりです。
ということで唐突ですが今日がトルコ最終日になりました!
現在15:00。あと4時間しかありません。
そもそもこのトラブゾンでは観光する気はなく、名物のイワシサンドが食べれたらいいな、くらいでした。なのでもう良いです。
ひとまず黒海だけ見ておこうと思います。
ジョージアのバトゥミという街も黒海沿いなのですが、今しがたスキップすることが決まったので、黒海を仰ぎ見るチャンスは今しかありません。
トラブゾンの街は黒海の目の前なのですが、思ったよりも山が海に近く、なんとなくナポリのような感じ。
写真ではそうは見えないですがね。
そしてやってきました黒海!!
、、、昨日大雨だったのか、近くの川が泥流となってまして、海も泥色です。。。
防波堤が海に突き出ているのでちょと歩いてみます。
防波堤を歩いて行くと
灯台ではなさそうな灯台っぽいもの
黒海ってなんで黒海っていうんでしょうね。
全然黒くないです。
深緑な感じ。
なおアゼルバイジャンビザが間に合えば来週にはカスピ海を拝める予定ですが、カスピ海ヨーグルト色なんでしょうか。
どうなんでしょうかそこのところ。
イワシサンド屋を探しながらバスターミナルまで戻りましたが、ありませんでした。
そもそもここは街はずれですし、ラマダン中なのでお店は空いてません。
なのでトルコ最期の晩餐は、バスターミナル内のロカンタで手を打ちました。
トルコ初日のイスタンブールで衝撃を受けたインゲン豆のトマト煮(ターゼ・ファスリエ Taze fasulye)、2日目のイスタンブールで衝撃を受けたキョフテ(Köfte)、そして初挑戦のヨーグルトスープです。
ここまでトルコ料理を幅広くチャレンジしてきましたが、やはりイスタンブールが最強です。美味いし安いです。
他のところが観光地価格過ぎるのと、観光地じゃないとこはラマダンでレストランに入れなかったのでちゃんと比較できるわけではないのですが、やはりイスタンブールです。
。。とトルコを振り返りながら、まあまあ美味いトルコ最期の晩餐でした。
ヨーグルトスープはリピ無しです。まさかホットとは。
そしてインゲン豆を食べながらガリっとするのもご愛嬌。多客が食べ残したパンをパンカゴに戻して別客に平気で提供する(私は食べますけどね、美味いし)トルコ人が作ってますからね。
ということでトルコ最期の晩餐、Doneです。
もーやり残したことは無いぞ!
っと宿に戻る道中、異変に気づきます。
、、、右の犬歯の右の歯とその隣の歯との間に違和感。
。。。これ、、、歯が欠けてますね。
え、なぜ?
しかもそれ私、食いましたね。
インゲン豆と一緒に。
ガリっ言うて。
ご愛嬌言うて。
。。。ま、いっか!!
もう騒いでもしょうがないですからね。
ということで本日のバス。
メトロ社はおそらくトルコ最大手の大定番バスですが、本旅初利用です。
その割にはWi-Fi無し、電源不通で大変残念です。もう機会はないですが、二度と乗らないでしょう。
スマホの充電は即ち私の充電なのです。
バスは上記の通りトビリシ行き。表記がトルコ語なので注意。
まだ出発してたったの30分ですが、
日没後のイフタール時刻になるとバスも乗客も道端に放り置いて運転手各位、お食事行くよねー!!
もうこればっかりは仕方ないですね。
イスラム国ということで。
ただなんというか、この雑さがトルコっぽいなと思ってしまうのです。
運転手の帰還と同時に出発するバス。
ねえほんとに乗り遅れいないの?
と思ったら走り出してすぐバス停車。
男性一人が乗り込んできました。
言わんこっちゃない。
明日の我が身と思い気を引き締めます。
さて、わーきゃー言いながらトルコを駆け抜けましたが、総じて好きな国です。
特に今回はラマダン中と言う貴重な機会を体験することができました。
イスタンブールの日没後のイフタールは皆が大事な人たちと食事を囲んで心底楽しそうにしている姿はグッと来るものがありました。
トルコ人は客引きはうっさいわ日本人に馴れ馴れしいわ誤魔化すわ適当なこと言うわで何度もキレましたが、そういうもんだと割り切れば総じて愉快で賑やかです。みんな悪意は無く、基本的には人間想いの良い人だと思ってます。
トルコ料理はコレという決め料理はないですが総じてレベルが高く、好きなものを好きなだけ指差し注文できるロカンタ(大衆食堂)がそこら中にあるので幸せでした。
外食は一食500-800円くらいとやや高めですが、ケバブは大抵5リラ≒115円、水一本1-2リラ≒40円前後、宿一泊1000円前後と低予算旅行も可能かと。大概パン食べ放題ですし。
地中海エリアは行けませんでしたが、それ以外はほぼ行けたのも満足です。
テロやISやシリア情勢など安全とは言い切れませんが、私としてはおススメしたい国上位に入ります。
宜しければ、是非に。
さ、出国です。
22:35、バスは国境着。
まずはトルコ出国です。
バスから荷物を持って出る雰囲気になり、すごすご従う。そしてバスの外で預入荷物を取り合って、、、で?
指示が全てトルコ語なので分からないが、なんとなく人の流れがあるのでそれに乗って建物へ。
左がArrival、右がDepartingと書いてます。
右だよねきっと。
国境とか関係ない本日の野犬①②
似たような野犬がいろんな向きで寝ている。
その後に人がすし詰めの出国手続き列。
なんでこんなに密着してくると言うくらいトルコ人なのかジョージア人なのかわかりませんがATフィールド溶けそうです。
そしてトルコ出国手続きは不問でした。
その後、トタン通路をてくてく。
ちょっと期待しましたが流石にここには野犬はいませんでした。
まっすぐ進んでいると後ろから叫ばれました。言葉がわからんのでまさか私とは。
本来は道路渡って右に行くべきだったようで、
正解はこちら。
しばらく歩くと税関申告。
特に無いはずなので私は左。
の後のジョージア入国審査。
ジョージア人だかトルコ人だか知りませんがグイグイ割り込んで行くので私もグイグイ割り込んで行くと、最後の最後でムスリムのお母様に前を譲られ申し訳ない気持ちになる罠。
そして譲られておいて、私のパスポートを睨み続ける入国審査の官の金髪美女。
そして
「そこで待ってて」
ありがとうございます。
もう今後どこいってもこうなるんでしょうね。
毎度ながら全身全霊で善良無垢な旅人を装い刻を待ちます。
そして待っていてもなかなか進展無し。
お姉さんおそらく助っ人を呼んだのだとおもうのですが、なかなかこないことがわかったからなのか、手招きされ、伺うと
・滞在期間
・ジョージアのどこに行くか
・ジョージアに友人はいるか
だけ聞かれてホイホイ答えてたらGo頂きました。
ブルガリアとトルコで奇跡の脈絡無しのP26にバスン頂きましたが、まさかそこから遡るとは。
※順当に行けば本来P16に押されるべき。
その後はジョージア側の外に出ます。
ここでバスが来るのを待ちます。
※他ブロガーさんも同様でしたが、私の時もバスの方が遅かったです。
この広場は乗合バス&タクシーの客引きでごった返してます。
バトゥミ行きの乗合バス。
最悪バスに取り残されてもバトゥミまでは行けそうです。
ATMもあります。
ここで新生銀行カード使えました。
200ラリ≒8,800円相当をゲット。
今回は30分ほどでメトロのバスがやってきました。このバス自体の窓口で手続きは数分しか掛かっていません。
ブロガーさんの中には2時間待ったという人もいました。
旅人界隈では美食の国と評判のジョージア。
今回はまったく時間がないのでのんびりできませんが、食べれるだけ食べますよ。安いのを。
もうヨーロッパで肥えた腹はどうにもならんことが分かってきたので、もう良いです。
それでは明日もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
これが最後の、テシェッキュル エデリム、でした!
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