#200 楽園千秋楽。inエジプト(5) 2018.7.1
- 2018/07/04
- 01:17
とうとうダハブ最終日です。
この紅海の美しさと物価の安さ、そして豊富なレストランカフェと日本人宿という条件下、1ヶ月以上滞在する人が多い中、小生わずか5日でした。
先日の20歳の若者は「暇っすね」と2日で次の街へ行きましたが。
掲題を「千秋楽」としたのはダハブ滞在で一番綺麗な海を経験でき、かつ写真を綺麗に撮る方法を発見できたためです。
以下どうぞご堪能あれ。
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▼徘徊メモ
・行き先:ダハブ周辺
ダイビングスポット「ゴールデンブロック」「スリープール」
・手段:レンタサイクル
・料金:200ポンド≒1,200円
・時間:5時間くらい
↓ダハブ ダイビングスポット地図マップ
(英表記はMaps.me上の表記)
今回行った場所周辺。
この「Happy life village」で検索するとヒットするかと。
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本日は夜行バスでエジプトの首都、カイロに向かいます。
もともとダハブの次はフェリーを使って紅海を渡りハルガダという街へ行く予定でした。
理由はダハブ→カイロのルートはシナイ半島をぐるっと迂回するのですが、このシナイ半島が以前バス襲撃ゲリラがあったりして外務省危険度レベル3に指定されているためです。
が、いざ来てみたら、フェリーはいま運行されてなさそう(人づての話)かつカイロ&ダハブ間はバスが一日10本近く出ていて日本人宿で長らく滞在している人もカイロとダハブ行ったり来たりしてる人もいたので、まあ大丈夫だろう、と判断しました。
とはいえちょっと夜行バスの道中は心穏やかでは無いと思うので今日は死ぬほど活動してバスは死んだように寝るという計を略します。
何かあっても死んだように寝ているので安らかに云々でしょう。
という大命題の元、本日はダハブ南のダイビングスポットに行ってみます。
ここが最高!
というダイバーが多いので。
まあ私はシュノーケリングなのですが。
そして普通はツアー会社の催行で行くような場所だそうですが、10kmちょいっぽいので、レンタサイクルで行きます。
これは今宵、実に素晴らしく死んだように寝れるんじゃないでしょうか。
朝、そんな私のシュノーケリングセット袋に首を突っ込んで餌を探すぬこ。
宿のオブジェ?にまとわりつくぬこ
ねえ、瞬間移動してるの?
(全部同じぬこです)
ってくらい色々なところに現れては餌を求めます。
餌なきことがわかると数秒で立ち去るスタンスは5日間変わることはありませんでした。侍です。
ちなみに先日実家から報告が上がって来たうちのぬこの近況。
父が釣って来た魚を嫌がり顔を背けます。
私が面倒臭がってドライフードしかあげてなかったらドライフードしか食べなくなりました。
「お魚くわえたうちのぬこ」をいつか追っかけたいのですが、大器晩成と信じます。
宿。
お世話になりました。
初めて快適に過ごせた日本人宿でした。
チェックアウトを済ませていざ出発。
自転車屋が13時開店ということで一足先にブレックファーストを。
大変素晴らしいバンザイです。
最初アダムかと思いました。
色々サンドして食べる感じ。
すみません、正直面倒くさい。
宿のぬこと違いここのぬこタソは飯の匂いに無関心です。
やはり色々サンドするのが面倒なのだと思われる。
毎度恒例ダハブの朝の光景。
散らかるマネキンたち。
だからサドル高すぎるんだって。
下げて下げて言うたらエジプシャン爆笑。
お前ぇいてこましてサドルにするぞワレ。
その足で今日のバスチケットを買いにGobusという会社のオフィスに来ました。宿から徒歩数分です。
が、
なんということでしょう。
エジプト人同士でなんかもめてます。
よく見たらGobusと書いてあるTシャツ来てるじゃないですか。
従業員がお客さんそっちのけで口論中。
そのうち片方が走り出し、なんと石の塊を持ち上げて相手にめがけて突進!!!をしようとして4人のエジプト人に取り押さえられる。
固まるバス待ちの乗客たち。
ちょっとちょっと、なんなんですか。
怖すぎるんですけど。
もう意味不明すぎてこの会社をやめ、もうちょっと奥にあるBLUE BUSという会社に行くもカイロ行きは18:00と24:00しかないらしく断念。
仕方なく戻ると、怒鳴りわめいていた二人は消えており、止めていた人たちがチケット窓口に戻っていたので何事もなく買いました。
消えた二人はどこ行ったのでしょうか。
その代わりそこには兵士がいました。
っということで万事おーきーどーきです。
いざ南へ。
先日訪れたislandを左に見やりながら海岸沿いの道を進みます。
途中で道が砂になり、チャリで走れないので歩いて引っ張りながら進んで行く。
本日炎天下。
北東の風。
口呼吸していると喉がパリパリになるアラブ日和です。
えっちらおっちら
えっちらおっちら
えっちらおっちら
おっさん「ここはプライベートビーチだから入れないよ。スリープール?1km戻って道を左折だよ」
なんということでしょう。
ここまでの私の体力と滝汗をどうしてくれるんですか。
そして戻り道(北方面)は逆風だからつらたんなのでありますよ。
チャリは進みづらいし口の中はカピカピだし髪はガサガサだし。
なんとか道を戻り、通り沿いを進む。
なるほどどうやらislandからlagoonにかけての海沿いはホテルが立ち並びそのプライベートビーチゾーンになってるんですね。
ホテル通りを抜け、荒野に。
そして道路は丘になり長い登り坂を登り、そして下り、を繰り返したあたりで現れたのはホテル。
警備員「ここはプライベートエリアだから入れないよ。スリープール?3km戻って丘を上がった道路を左折だよ」
マジでもう絶望です。
あのアップダウンをこの逆風の中戻るだなんて愚の骨頂。
今宵死んだように寝れそうどころか今死ぬすぐ死ぬ。
水をグビグビ飲みながら、このグネグネしたダハブの道路事情に最初はイライラしつつ、徐々にこれはゲリラ組織に対する防犯も兼ねた街づくりなのではとハラハラ。
これとか確実に燃えてるんだと思うんです。
車が。
南米で「道路に障害物が落ちてたら絶対に車から降りるな(降りた途端に賊が襲撃してくる)」と言われた記憶が蘇ります。
とはいえの絶景。
丘の上からのLagoon。
殺風景な道路を1時間ほど進んだところで左に折れる道があり、ここが目撃地の入り口なのか分かりませんが、そうじゃなくてももう結構、と突入した先が
目的地でした。。。奇跡。
(写真奥の方の建物が海の家たち)
ちなみに本日はiPhone無し。
地図がないと途端にこうなります。
そしてやはりというかなんというか、軽く熱射にやられました。
頭クラクラです。
幸いここには海の家的な店が多数並んでいるので、30分くらい休憩。
出発は13:30でしたが今すでに15:00とのこと。だいぶ遅くなりました。。
休憩を終えいざ海へ。
レストランのおっさんにおススメスポットを教えてもらえたのでそれに沿って行ってみます。
このビーチの左手前(写真外)ゴールデンブロック、正面がモレイガーデン、右がスリープール、と言うてました。
なので左から右にのんびり行ってみたいと思います。
ラクダたちに見守られながら。
この辺りでしょうか。
この桟橋は思うにホテルのプライベートエリアでは無いかと思うので、この手前から行きます。
大変な騒ぎです。
なんなんですかこの魚の数は。
桟橋の終点あたりから珊瑚の崖が続いてます。この崖がもう魚の祭典。
いろどりみどりの珊瑚各位。
珊瑚の崖の奥は砂地になっており、一気に深くなってます。
そんな世界を舞台に色々な魚たちがめくるめく。
人懐っこいのですよ魚たちが。
カサゴ君。初めてこんな接近しましたが、大変優雅です。
金魚みたいなやーつ。
珊瑚の谷を越えてみたりしつつ。
ここヤバイです。
ポツンと現れた珊瑚の丘に大量の魚群が。
前半は白黒フィッシュ。
この魚群すごい。
マジでビビった瞬間。
これわかります?
写真中央に巨大なエイがいます。
これ写真なので小さく見えてますが実際は2mくらいの超巨大です。
ど素人単身シュノーケリング中にこういった未知の生物に出くわす時ほど恐ろしいことはありません。
そそくさと退散。
すでにこの辺りで1時間経過しており、休憩したいのですが、ありがたいことに珊瑚エリアが絶え間なく続くのです。
陸に近づけません。
※珊瑚は保護のため踏んじゃいけないし、中には触ると怪我する珊瑚も。
すでに二回右足をつっており、結構しんどいです。
一番痛いのは口。長らくくわえてるシュノーケルのおかげで顔が変形しそうです。
この辺りがスリープールだと思われます。
環状珊瑚に囲まれたプールのような地形が複数回続いたのできっとここがそう。
もはやこの時は早く陸に戻りたい一心、かつ、触ったらかぶれそうな小さな浮遊物が多数あり写真どころじゃありませんでした。
あ、これはしっかりカメラに収めました。
先日ライトハウスでカメラブレまくって写真残せなかったDAHAB海底モニュメント。ここにもあったのです。
そしてすでに陽が陰ってます。
ここは西側に高い岩山があるのでちょっと早めに日陰になるようです。
その名の通りスリープールな環状珊瑚の写真を最後に撮りたかったのですが。。
海の向こう側はサウジアラビア。
あちら側もやはりゴツゴツしてます。
夕陽を受けて紅く染まってます。
※写真だとほとんどよく分かりませんね。
かなり体力消耗したのでもっかい海の家で存分に休んでから帰路につきました。
その後は私と同じ日にダハブを出る人が数名いるようで晩御飯をご一緒。
からの本日のバス。
これが初のエジプト長距離バスになりますが、衝撃です。
夜通し爆音で映画流れてました。
しかもアクションもの。もう銃声バンバン爆音ドカンドカン。
ゲリラ襲撃事故が多数あったこの路線でそんなん流すのマジで不謹慎なので即刻やめていただきたい。
本物の銃声だったらどうすんですか。
なおこの日記をポストしている時点でで言わずもがなですが、バスは何事もなくカイロに到着しています。くわばらくわばら。
ということで明日はのんびりカイロを歩きます。シュクラーンでした。
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