#207 ピラミッド。inエジプト(12) 2018.7.8
- 2018/07/11
- 03:22
下痢の一丁目一番地、私です。
本日はエジ下痢引っさげて詐欺師ペテン師エジプト人のデパート、ギザの三大ピラミッドへ参ります。
――――――――――――――――――
▼徘徊メモ
①
・行き先:ルクソール→カイロ
・手段:長距離バス(Gobus社)
・料金:225ポンド≒1,350円
・時間:9時間 21:00発、06:00着
↓移動図
②
・行き先:カイロ→ギザ
・手段:地下鉄&路線バス
・料金:6ポンド≒36円
・時間:1時間弱?
↓移動図
↓ギザ地図マップ
(英表記はMaps.me上の表記)
・右上のピン達がカイロ中心部
・Gizaの文字の近くの黄色:地下鉄ギザ駅
・左下の赤ピン達:ピラミッド各種
<さらに詳細>
・上のピンク:北入り口
クフ王ピラミッドチケットはここで買う
・右のピンク:東入り口
クフ王ピラミッドチケットはここでは買えない
・右上赤:クフ王のピラミッド
・二番目赤:カフラー王のピラミッド
・三番目赤:メンカウラー王のピラミッド
・四番目赤:三大ピラミッドが一直線ぽく見える丘
・右の赤:スフィンクス
・右の緑:ケンタッキー
――――――――――――――――――
↓ブログランキングに登録してみました↓
にほんブログ村
↑
記事が参考になった、ちょっと笑えた等々、
少しでも心動かされましたらぜひ上記のテキストを1クリック頂けると幸甚です mm
クリック数でランキングが上下します。
現在15-20位あたり。
――――――――――――――――――
※コメントは非公開形式での投稿も可能です。お気軽にコメントください。
――――――――――――――――――
バスはルクソールから一夜かけてタハリール広場北に到着。
続いてこのまま目指すはナイル川の西岸、ギザです。
大概の人はツアーで行くか、タクシーで行っちゃうと思うのですが、せっかく時間もあるのできっと格安な公共交通機関で行ってみることにします。
まずは地下鉄へ。
窓口でギザ!と言うとチケット買えました。
3ポンド≒18円。
しょこたん的な。
路線図見ると3路線あるらしい。
ただアラビア語なのでわからん。
ひとまず地図上で照合するとギザは青い「Line2」で行けるようです。
Sadat駅はLine1と2がありますが、Gizaと書かれた改札があったのでこっち行ってみます。普通Line2と表示しますよね。
地下鉄はエジプトらしくなく綺麗です。
が、ここで兵士が何やら叫んできます。
どうやら私が乗ろうとしたのは女性専用車らしいです。
なるほど、イスラム教圏は地下鉄は男女別なのですね。トルコがそうではなかったのはトルコが自由だからか。
結果
男だらけの車内。
満員電車になったら辛かろうな。
ギザ駅着。
ここで英語表記の路線図発見。
さて、改札を出て左へ。
駅出てすぐのこの分かれ道は左へ。
ギザ駅からピラミッドは冒頭の地図の通りで10kmも離れてるのです。
ということで大通りに出てローカルバスを拾います。
なお一つ前の写真の分かれ道の左に写ってるタバコ吸ってる男もそうなのですが、ここではそこらじゅうのエジプト人が「ピラミッド?こっちこっち」と違う方向に連れてこうとします。
全て無視です。
大通り。
車多すぎて反対車線に渡るの命がけ。
バスは引っ切り無しに通るのですが、先ほどの地図の通りここからピラミッドまでは大通りをまっすぐなので大概のバスがピラミッド近くを通ると思われます。
私の場合は最初に通りかかったバスがいきなりピラミッド近くを通ると言うので乗り込みました。
停車時に停車しないアジアっぽい感じのバス、何気に本旅初です。飛び乗る感じ。
安定の運転手の後ろの席です。
料金は下車時に支払い。
3ポンドでした。
ピラミッドエリアは北口と東口があります。
北口がクフ王のピラミッドの入り口がある方で、東口がスフィンクスがある方です。
んで、私は今回東口の目の前の宿を取ったので、そこまでまずは行かねばです。
ギザの街もカイロと変わらず3K。
(汚い・車多い・けたたましいエジプト人)
もっと言うなら4K。
(くたばれエジp
まだ朝7:00ですが入れてくれてチェックインも出来ちゃいました。
このSphinx guest house、もうボッロボロの宿なのですが、何が良いって、
これ凄くないですか。
三大ピラミッドならびにスフィンクスさんが真正面にござい。
ピラミッドは右の大きいものから順に、
クフ王のピラミッド
カフラー王のピラミッド
メンカウラー王のピラミッド
です。
ちなみにテラス自体はもはや廃墟です。もったいない。
ちょっと宿で休んでから早い時間のうちにピラミッドへ。暑くなる前に。
ピラミッドの料金体系は、
三大ピラミッドエリアに入るのに120ポンド、さらにクフ王のピラミッド内部に入るのに300ポンド掛かります。
※クフ王以外にも色々入れるところがあります。
クフ王ピラミッドの玄室は「がっかり」みたいな意見が多く行かない人も多いみたいですが、ロマン派の私はがっかり覚悟でがっつり臨む所存です。
このチケットが東口ではなく北口でしか買えないらしく、ひとまず東口から入場して北口を目指します。
ピラミッドとラクダ。
このピラミッド周辺のラクダたち。
控えめに言ってベスト・オブ・ボッタクリ・オブ・ザ・ユニバース的なポジショニングでしたが、昨今エジプト政府により公定価格が決められたそうで(50ポンド?)、ラクダを引くエジプト人共にエジプト人らしい勢いがありません。
ただ中には「フォト!フォト!」と写真を撮らせてチップをふんだくる作戦に転じているやつもおり、なかなかしぶとい奴らです。
スフィンクスさんとカフラーのピラミッド。
スフィンクスはカフラーのピラミッドの番人なんですってね。
想像してたよりも顔面が欠けてしまっており、なんだか迫力に欠けてしまっているのが残念です。
三大ピラミッドを仰ぎ見る。
クフ王のピラミッド。
これめーっちゃデカイです。
分かりますかこのデカさ。
高さ146.6mあったそうです。今は138.8mらしいです。
ビル何階分でしょ?
https://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q1012024555
によると36階建の霞が関ビルが近そうです。
てかYahoo知恵袋ってエライマニアックな質問の宝庫ですよね。
登頂禁止です。
夜中にこっそり登って転落死する人が後をたたないそうです。
クフ王のピラミッドの北側に来ました。
斜面(左下の方)に人だかりができています。
どうやらあそこから中に入れるようです。
、、、が、チケットどこで買うんだろう。
二人ほどエジプト人の兵士に聞いたのですが別の方向を指差すので観光客に聞きました。
チケット売り場はエリア外でした。
そりゃそうか。
事情を伝えたら一度外に出れました。
料金表、左上の400ってなんだ?
ひとまず私はエリア入場料120をすでに持ってるので、クフ王(左下のGreat Pyramid)のみ購入。300≒1,800円。痺れる。。!
注意書き
さあ参りましょう。
クフ王ピラミッドは1日300人までしか入れないと聞いてましたが、9:30時点では特に何事もなく買えました。
再びのクフ王ピラミッド北側。
マップ。
これ結局今どこにいてどこに入ろうとしてるのか分からん。。
あの穴から入るそうです。
以前誰かが盗掘用に開けた穴から入るらしいです。なんと不謹慎な。呪われませんか大丈夫ですか。
石段に階段が強引に作られてました。すみませんねクフ王様。
見上げるとすごい迫力。
このサングラスのエジプト人たちがカメラチェックでカバンの中を探って来ます。ついついなんかパクられるんじゃないかとヒヤヒヤもんです。
ここで私もすっかり存在を忘れてたGoproが見つかり、奥のロッカーで一時お預けとなりました。
内部。
しばらくはゴツゴツした岩の道を通り、
そこから急に、屈まないと通れないような高さ1mくらいの狭さの急な上り坂が始まります。
これお爺さんお婆さん無理でしょうね。。あと身長186cmとかある人も厳しいかと。
あと閉所恐怖症の人も厳しいと思います。。
そしてちょっと広い通路に出るのですがこれまた急な上り坂。
てっきりどんどん下っていくと思っていたんですが、上がっていくんですね。
こんな感じです。
急に写真出て来ましたが、写真撮影はNGです。
エジプト人にチップ握らせました。
いや、綺麗に言うと、というかエジプト人が撮って撮って!と積極的に促して来てみんな撮り始めたので流れに乗りました。
なお金額は王家の墓と異なりチップの値段を強要されなかったので10ポンドで手打ちにできました。
話を戻しまして。
先ほどの写真の登り道がよくある地下室特有のカビ臭さで結構シンドイです。
私イタリアのマテーラ洞窟住居の地下キッチン以来、地下室カビ臭が苦手になってしまい、ちょっと気分が悪めです。
登り道を上がりきったところ。上からの写真。
暗くてよく分かりませんがな、ひとまず転がったら死にます。
先ほどの下からの写真の方がわかりやすいですが、この上り坂の壁が凄いです。
巨大な石が斜めに積まれて通路になってるんですね。これ考えた人すごいし、実際の積み上げ時は石がすべり落ちたりしたでしょうね。
そして何人の奴隷たちが命を落としたのでしょう。
この登りきった先にこれまた1mもなさそうな小さな穴があり、そこを抜けると、
※抜けて来た穴
玄室です。
石棺だけ残されている空間です。
玄室はゴツゴツ要素が一切なくとても綺麗な壁と天井でした。当時からそうなのか、現代に手入れしたのかは謎ですが、ひとまず凄いです。
なんとなく閉所恐怖症を発症し始めている私はあまり長居できず、15分くらいで中座。
この見学量で1,800円は正直高杉ですが、あの巨大通路の斜めの巨石たち、下り坂ではなくまさかの上り坂、意外とお安く買収できた内部のエジプト人、等々総じて、中に入ってよかったです。
、、、今日一日のハイライトが終了しました。時刻10:30です。
せっかくなので、南西にある「三つのピラミッドが一直線に見える場所」に行ってみます。
。。。なのですが、このピラミッドエリア、ほんっとなんもないんですね!!
売店とかもうちょっとあるんだと思ってました。
例の政府の介入のせいかラクダも少なく、いざ歩き出すとちょっと辛いです。
カフラーのピラミッドに最接近。
正面にはメンカウラーのピラミッド。
こちらはちょっと小さめの65m。
この大きくえぐれた穴は誰かが破壊しようとして出来なかった爪痕だそうです。結構おおごとだと思うのですが、Wikipedia先生は犯人の名をご存じないようでした。
写真にラクダ乗りが元気よく手を振って写ってますが、チャイナ?と来たので、あしらうつもりで「タイランド」と言ってみたところタイ語で返事が来ました。
私がタイ語なんてわからんので返さないでいると、彼は自分がタイワンと聞き間違えたと思ったのか「ニーハオ」が飛んで来ました。
結局中国人扱いです。
ちくしょう悔しい。
そしてエジプト人の粘着力、恐るべし。
メンカウラーのピラミッドを超えると、もうそこは「無」です。
たまに通るラクダ隊が美しい。
ちょっと小高い丘に来たので振り返ってみると、、
うーむ。
まだこちらの高さが足りずクフ王ピラミッドが見えません。結構カフラーピラミッドが小高い位置にあって、クフ王ピラミッドに被るのです。
もうちょい足を伸ばしてより大きな丘に登ってみました。
。。砂漠の丘をなめてました。
一歩進んでは0.5歩分沈むので見立ての1.5倍の体力を要しました。
そして靴に入り込んでくる砂が超熱い。
なんだか微妙に一直線じゃないですが、もう良しとします。
今ココ。
Maps.meでは「Pyramid alignment view point」とあります。
Map上に点線ルートがありますが、砂漠なのでルート無視して突っ切れるっちゃぁ突っ切れます。
その後は約30分近く無言で砂漠を突っ切りスフィンクスの後ろ姿を拝借、
あのトリビアの泉でも話題になった、スフィンクスの目線の先にあるケンタッキーにやって来ました。
ビバ外資飯!!
ジャンクフードが五臓六腑に染み渡ります。
窓からの景色。
スフィンクスとしっかり目が合います。
スフィンクスさん、チキンはお好きですか。
そんなケンタッキーの隣が、我が家であります。
夕陽。
ピラミッドに沈む夕陽をタイムラプスで。
お隣にいたカナダファミリーからピッツァを頂きました。メルシーです。
キモ三脚を強引にiPhoneに適用中。
日没と同時に流れるイスラム教のお祈りの時間を知らせるアザーン。
日没です。
さて。
この宿を抑えたもう一つの理由。
それは夜から始まるライトアップショーを拝見するためです。
この宿ならわざわざ有料のオーディエンスエリアに入らずともテラスから見学できるという素晴らしい話。
さあさ。始まるようですよ。
ふむふむ
。。。あ、終わったようです。
えっと、、、
よく分かりませんでした!
上記の通り写真は数枚ですが、
これで実は45分くらいあり、4/5はスフィンクスさんや誰か謎の声による語りなんですよね。
そして宿の下の雑踏はクラクションプープー言うは謎の建物からアラビアン歌謡曲ガンガン流れるわで雰囲気もあったもんじゃないです。
近くで見たらまた違うのかもですが、ひとまずはもう良いです。
そんな本宿はWi-Fiほぼ使えずで3600円でござい。
久々に奮発しましたが、勿体無いことをしました。
さ。
次のフライトは7/10。
あと二日あるんですよね。
って事でアレキサンドリアに行ってみます。
当初は行く予定がなかったのですが、このカイロ近郊でじっとしてエジプト人たちにイライラするくらいなら動き回りながらエジプト人にイライラしたいなと思いまして。
明日もどうぞ宜しくお願いします、
シュクランでしたー!
―――――――――――――――――――
↓ブログランキングに登録してみました↓
にほんブログ村
↑
記事が参考になった、ちょっと笑えた等々、
少しでも心動かされたましたらぜひこの青い
テキストを1クリックいただけると幸甚です mm
クリック数でランキングが上下します。
―――――――――――――――――――
※コメントは非公開形式での投稿も可能です。お気軽にコメントください。
――――――――――――――――――