さあさ、ここは夢か現か泣く子も下痢するクレイジーワールドTHEインドの寝台列車ですよ。本日もどうぞ宜しくお願い申し上げ!
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▼徘徊メモ
・行き先:ジャイサルメール→ニューデリー
・手段:列車
・料金:1800ルピー≒2,880円
・時間:
当初予定 20時間 24:45発・翌21:10着
実際時間 21.5時間 26:30発・翌22:30着
↓移動図
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やって来ましたジャイサルメール駅は24:00。
ホーム上になぜかふかふかの砂地があり野犬もイチコロです。
10分後。
増えた。
よく見ると、
天使。。!
出発時刻の24:45。
まあ普通に列車は来ません。
ただ周囲のインド人5人くらいと「デリー?」「イエス」というやり取りをしているのでこのプラットフォーム1できっと間違いないでしょう。
適当なこと言うインド人も5人が同じ回答すればまあ裏どりとしては十分でしょう。これでプラットホーム1じゃなかったら全員線路に突き落とします。ニーハオ!言いながら。
結果、15分遅れくらいで列車きました。
そして続いての戦はこの何kmあるんだと言わんばかりのクッソ長い列車から、目当ての車両を見つけること。
今回我々は初の夜行列車なので、奮発してやや高めの等級「2A」にしました。
というか、切符買うときに駅員に「Class?」と聞かれてよくわかんないので「ハイクラスプリーズ」つったら2Aになりました。
そんな2Aですが
すぐ発見!
列車の前の方だったのでホームインしてきたときに見つけられました。
そして
我々のベッドの部屋。

この列車ってこの駅が始発じゃないのかな。
なのになんでこんな使用済み感出てるんだ。
自分のベッドにあった色ずんだシーツを隣の未使用ベッドに投げ込み、その辺にあった未使用のベッドからシーツと毛布を拾ってベッドメイキング。
やばい。
私も行動がインド人みたいになってきてる。
ひとまず
気持ち綺麗な雰囲気を演出できました。
枕元近くをちっちゃなチャバネゴキブリが通りますが、この程度じゃ私動じません。むしろ潰したらそれこそ菌が散る、と無の境地でチャバネの行進を見送ります。
てかすでに上のベッドで爆睡してる姉には敬服です。
あの人シーツちゃんと敷いてんのかな。
さて。列車は動き、、、ませんね。
まあ、インドですしね。
少なくとも20時間も暇を持て余すことになるので、koboにたんまり溜め込んだ小説などやらせてもらいながらその時を待つこと1時間25分。
列車は26:25、ようやく動き出しました。
えっと。。ここ始発のはずなんだけど。。
列車の出発を見届け、そのまま思いもよらず即就寝。


!?
唐突にインド人が出現しました。
そして思いのほかイケメンだったので恥じらってしまった自分に恥じらってしまいました。
朝8:00。
どうやらここはジョードプルのようです。
ここで車両に清掃員が乗り込んだのでしょうか、床はピカピカ、私が昨夜使用済みシーツを投げ込んだベッドも丁寧に片付けられていました。

こ、これが2A。。。!
インド人もやれば出来るじゃないですか。
調子に乗ってトイレデビュー。
。。。綺麗じゃないか(インドにしては)
綺麗です。
少なくとも写真に取れるレベルではあります。これまでのトイレは写真に撮ったらカメラが壊れるんじゃないかと心配になるレベルだったもので。
鍵が2つ。
上は中からしめるもの。
下は中からも外からもしめれるもの。
え、なんで?
トイレの入り口に「Western style」の文字。そうか、洋式トイレはここでは西洋と言うのでしたね。
A2車両でも、車両にドアは無い。
この列車の時刻表がありました。
右がジャイサルメール発の時刻表です。
0:45に出発して、21:10にデリーについた後さらに進んで翌5:05にKATHGODAMというネパールに近い駅に着くんですね。
ほれほれほれ〜
とインド人が叫びながら歩いてきて、我々の部屋を除いて、ほれ、と言ってます。
変態さんかな?
と思ったら朝ごはん売りでした。
せっかくなので二人分オーダー。一人145ルピー≒232円です。
朝ごはん
予想はついてましたけども。
まあカレーですよね。
このチャパティ揚げたやつ(名前忘れた)がすんごい油でして、日本だったらネ申!とか言いながらムシャムシャするんですがちょっとこのインド夜行列車の朝はなかなか食欲も進まず食べきれず。
途中、私のトルコ土産の蜂蜜を共にすると美味いことを発見しましたが、私のストマックが金切り声を上げ始めたので無念、ここで終了とします。
インドの車窓から。
途中でかなりの数の駅に止まるのですが、どの駅も、どの位置にどの等級の車両が来るのか書かれていないのでしょう。
列車のホームイン時に窓からホームを見ているとみんなして「あっちだ!」とダッシュする姿がとてもインドです。
ちゃいちゃいちゃい〜
チャイ屋はたくさん通るのですが、水販売が全くきません。
もしやインド人は水のごとくチャイを飲むんですか。身体の80%はチャイなんでしょうか。
あまりに暇なのですが、すっかりその存在を忘れていたiPodをカバンから発見。
コンセントが高い位置にあり、私は下段のベッドなので結果こんな感じに。
点滴みたいです。
久々にクラシックオーケストラで私の精神を清めます。
同時にカバンから発掘した過去2回しか使っていないドイツ・ケルンで購入した香水なんぞも使い、体はインド、頭はドイツです。
そして、
そんな高潔なるひと時をカーテンをスパァンと開けぶち破ってくるインド人。
「お昼ご飯だよ!カレーに付けるのはチャパティ?ライス?」
カレー前提のようです。
もう一人が横から口出し
「ビリヤニもあるよ!カレー味の!」
インドはチャイとカレーでできている。
そして、私はカレー、姉はビリヤニをオーダーしたのですが、
あやつらうっかりカレーを2つ置いていきました。
彼は最初に私と話をしながら私の向かいのベッドにカレーを置き、
その後に上のベッドにいる姉にビリヤニを渡し、
そして私のベッドを見て「いっけね、わっすれてた!」という感じではにかみながらカレーを手渡されました。
列車はその後ジャイプールに15:00頃到着。
ここで隣のベッドにインド人ご夫妻がいらっしゃいました。
ものの5分でご婦人、この様子。
勉強になります。
インド寝台列車では繭のように閉じ籠るのですね。
19:00過ぎ、またカーテンが唐突に開かれ、インド人が満面の笑みで「カレーだよ!」と来ました。面白すぎてつい注文しそうになりましたが、まだ手元に昼のカレーがあるのでオーダーは見送りました。
※昼のカレーをこの後食べるかどうかは未定です。
そしてとうとう列車はデリー着。
なんと21:10到着予定に対し22:30着です。
たった1時間20分しか遅れてません。
これは凄いこと。。。ですよね?
ただデリー近郊には20:00くらいには着いてたのにそっから徒歩みたいな速度で2時間半もちんたらしてたのはどういうことでしょうか。
さて。
到着はどうせクッソ遅れるだろうと踏んでいたので、宿係の姉がニューデリー駅前のちょっと良い宿を確保してました。
想定ほど列車は遅れませんでしたが、ニューデリー駅の目の前の宿って素晴らしい!!
ここオールドデリー駅じゃ無いですか。
もうこのニューとかオールドとか甚だ面倒くさいんで、二つの駅をひとまとめにしてもらえませんか。どうせ駅周辺は詐欺師とリキシャとうんこしかないんだから全部更地にして新駅を作っておしまいっつ!
ニューデリー駅までメトロで移動です。
久々のデリーです。
この「並ぶ」と言う概念を知らないインド人や、
グッチャグチャのニューデリー駅前、

本日の野犬たち、
こう見えてレストラン街、
そんな久々のデリーです。
本日の宿は、ピンクシティはジャイプールだろ、と突っ込ませたいであろう名前の宿です。
インドに多少お疲れの姉君がバスタブ付きというキャッチに惹かれて予約したこの宿にバスタブはありませんでした。まあそんなもんでしょう。
電子ケトルを借りれたので、
まさかの姉持参の
そしる
でカレー化する我が身を清めたのでした。
危うくカレー食べ過ぎてインド人になるところでした。
ちなみに「あさげ」です。
たまらんとです。
さて、明日は1日デリーで時間潰して東インド方面に向けて進みますよ。
ダンニャバードでした。
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