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#222 阿鼻叫喚のインド列車SL&荷物を日本へ。inインド(8) 2018.7.23


インドではそこら中の客引きからありとあらゆる日本語が飛んで来ます。
そして私の肌感ですが、インド人はエジプト人と比べると押しが弱いです。



押しが弱いと言うか、市場を通り抜ける時は毎度ながら


①通り過ぎる前→
「ジャパンー?(ジャにアクセント)」「コニチハーナマステー」※元気

②無視して通り過ぎるてる最中→「ミテッテー」「グッドプライス」「チープ」「オッケー(勝手にokし始めるパターンのやつ)」 ※ちょっと弱気



③通り過ぎた後→「ミルダケー」「マッテェー」「ナンデェー」「ナンデヤネンー」 ※投げやり


こんな感じでちょっとキュンとさせて来やがります。



今日は③通り過ぎた後に

「バザールでござーぁるー」
と言い出すインド人がいました。


誰ですか吹き込んだひと。

うっかりサングラスを買ってしまったじゃないですか。(ラクダ乗りのムーニャ君にあげたままだったので)


まあ350ルピー提示を200ルピーまで叩きましたけど。




今日はそんな感じでデリーで21:10発の列車をダラダラとデリブラして待っていた1日です。スリーパークラスってこんなに強烈なんですね。ありがとうございます。


――――――――――――――――――
▼徘徊メモ
・行き先:デリー周辺
・手段:徒歩&メトロ
・料金:ー
・時間:ー


↓デリー地図マップ
(英表記はMaps.me上の表記)

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・デリーの文字の左の線路:ニューデリー駅

・その右上の茶色ピン:オールドデリー駅

・その右の赤:レッドフォート

     Red fort

・その下の紫:デリー最大モスク ジャーマー・マスジット

      Jama Masjid

・左の赤:ラクシュミー・ナーラーヤン寺院

      Lakshmi Narayan Temple

・その右の赤:ジャンタルマンタル

     Jantar mantar

・さらにその右の赤:階段井戸 アグレセン・キ・バオリ

      Agrasen ki Baoli

・その下の茶色:インド門

      India gate

・その右下の赤:フマユーン廟

      Humayun's Tomb

・その右上の赤:アークシャルダーム寺院

      Swaminarayan's Akshardham Temple

・右下の紫:ロータステンプル 

     Lotus Bahai Temple

・一番下の赤:ショッピングモール Select Citywalk


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本日の朝もこの

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そしるで始めさせて頂きます。お早うございます。


器はペットボトルを切って作った即席のお椀です。


なんてたってここはデリー。
インド人との熾烈な戦いが待っていますからね。

和の心をしっかりチャージします。


今日はまずデリーから日本に荷物を送りたいという姉の要請を受け、宿の人にポストオフィスの場所を聞いて見たところ、着いてこい、ということで歩くこと30分。


いえ、全然遠いわけじゃ無いんですがこのおっさんが歩くのクッソ遅いんです。なんどおっさんの背中にぶつかると思ったことか。

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※右の白シャツが当該のオッサン。



郵便局、
の写真忘れましたがメインバザールの奥まったところにある廃墟ビルの二階にありました。これ絶対素人は行けません。
※郵便局自体はデリー中にあるのでここじゃなくて良いかと。


カウンターで2つのビニール袋に突っ込んだ荷物見せて、これを日本に送りたい、と言うと、パッキングプリーズとのこと。


どうやらここではパッキングしてくれないらしい。
なんと至らない尽くさないなサービス。


宿のオッさんに、どうしましょ、と言うと、任せなさい、と言うポーズでまた外へ。
彼は英語が話せないながらとても良心的で優しい人です。こう言うインド人もたくさんいるのでこのインドという国がああもう早く歩いて!!



やって来たのはツアー会社。


。。。!?
と思っていたら、そこに荷物発送の代理店みたいのがありました。DHLやFedex、郵便局への取次も行なっているようです。
うーん、手数料高そう。
ひとまず今の時間はスタッフがまだ出勤していないそうで11:30に来て、とのこと。

ひとまず送りたい荷物をそこに預け、次はニューデリー駅へ。
次の町、アグラへのチケットを買いに来ました。



ニューデリー駅の外国人向けチケットオフィスはニューバザール側(西側)の駅舎の二階にあります。


駅舎。

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の二階。
(LIFTと言う看板が階段を指します)

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ここ。


ちょっと話が逸れますが、先日の日記で、このニューデリー駅前で列車に乗ろうとした時に「その列車はキャンセルされた」と言う駅員に扮した詐欺師に引っかかりかけた話を書きました。


今回ニューデリー駅の外国人向けチケットオフィスの場所をネットで調べてたらこの詐欺にガチで引っかかった人のブログを発見。
彼は「外国人向けチケットオフィスは移転した」と言う嘘の騙されてそのままきゃつらの事務所に連れていかれ、最終的に列車ではなくタクシーでアグラまで行ったそうです。18,000円で。※列車はスリーパークラスで一人240円。


そして恐ろしいのが、彼はいまだにそれを詐欺だと気付いてなく、「ニューデリーの外国人向けチケットオフィスは駅には無いそうです、お気をつけを!」と日記を綴じていました。
恐るべし詐欺師。


そしてネット上の情報も慎重に精査せねばなと思う次第です。
あとやっぱりみんな騙されちゃうんでしょうか。インドの鉄道の情報ってネット上にほとんど無いんです。皆さん確実に列車に乗ってるのに、どこで、いくらで、何時のを購入したか、が書かれてないんですよね。

それぐらいインド列車チケット購入が煩雑で、買った人に安心感を与えない感じなんだと思います。なんなら私も何が正解なのか自身無いですし。


そんな中でこんなアプリ見つけました。


Clear trip

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これ、インド列車をネット予約できるアプリなのですが、そして私はまだ使いこなせてなくネット予約は出来ないのですが、列車検索が出来るのです。


出発駅と到着駅さえスペルがわかれば、何時に何の列車があるかわかります。
(1つの街で沢山の駅があるので駅名の特定がまずハードル高し)


ニューデリー→アグラ カントまではこんな感じ。

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これを手元に置いて、外国人向けチケットオフィスのスタッフといざ商談。

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ニューデリー駅はまず整理番号発券機があるので番号券を発行し(よくわかんないが3枚も出てきた)、
そして例の購入申請シートがウェイティングエリアに置かれているので、それを記入した上で、誰も並んでなかったのでそのままカウンターへ。


スタッフに、
今日の夕方
・アグラ カントまで
・エアコン付き
と要望を伝えると、


スタッフはパソコンに1列車ずつ番号を打ち込みながら、
。。。「This train is Full」。。。「This train is Only One seat」。。。と絶望的なコメントを次々残していきます。
一気に空席チェックできないようです。



最終的に、エアコンなしのスリーパークラスなら21:1023:45着のが2席あるわよという事でそれに決定。


2時間半なので、エアコンなしで耐えます。
スリーパークラス。


確か、最低クラスの1つ上のはず。
どんなカオスが待ち受けてるでしょうか。わくわく。



ということで乗車券ゲット。

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とまあこんな感じでニューデリー駅の外国人向けチケットオフィスは移転なんてしておらずこの分かりづらい場所で冷房ガンガンで呑気に営業しておりますのでインド行く人は騙されないでくださいね。

とか言ってこのカウンターがまるごと詐欺集団だったらウケますね。あっはっはー。



数%本当にそうかもしれないと思わせるのがこのインドです。




さて、
列車チケットも無事手に入ったので、腹ごしらえです。


ニューバザールにあるエベレストというチベット料理屋に来ました。

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ジャイサルメールのチベット料理屋Little tibetで食べたトュクパが美味すぎたのでもうちょっとチベット料理にトライしたいと思い。


頼んだのはこちら。

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Tenduk。読み方はテンデュクでいいのかな。


トュクパは中身が麺でしたが、テンデュクは中身がワンタンみたいな奴でした。


うん、美味い。
美味いがLittle tibetの方が断然美味いな。やはりあの店が名店だったか。

ちなみにこっちが姉オーダーのこの店のュクパ。


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見た目は一緒。


スタッフが、ソイソース?と聞いて来たのでウンウン、とうなづくと、キッコーマンオッケー?と聞いて来ました。
オッケーじゃ無いわけないでしょう。

ここで「いえ、ヤマサをお願いします」そんなこだわるやついますかね。


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さっそく追加の醤油を投入し、私の身体からカレーという毒素を清めました。


なお食事の最中にスタッフたちがテラスから表通りを気にし始めました。

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聞いたら「表通りの車が大変だ」と言ってます。どれどれ。

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いつも通りですけど。
なんなら右側はスカスカじゃないですか。何がそんなに注目に値するんでしょうか。あ、逆に「右側がスカスカだ!」という着目?
どっちかな。
いや、どうでもいいかな。



さて先ほど荷物を預けた代理店にやって来ました。

担当者は出社しており、料金の説明を受けました。


まず荷物は4.7kg。ビニール袋に入れたままです。


・郵便局で発送する場合→2100ルピー+代理店による梱包作業&手間賃400ルピー=2500ルピー。20-30日で日本着。彼が郵便局に持ってって発送するだけで、配送状況の後追いは出来ない。空路しかないと言われた。

・Fedexで発送する場合→4000ルピー+代理店による梱包作業&手間賃100ルピー=4100ルピー。四日後には到着。追跡番号が発行され発送主にメールで教えてくれるので配送状況の追跡が出来る。

姉は後者を選択しました。
早いほうがいいじゃん、とのこと。

。。。四日後って貴方まだインドでしょう。


という具申は自重しました。



用意された箱。
これが欲しかった。てかこれさえあれば郵便局で自力でいけた。

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一つ一つ姉のお土産品が解体され箱に詰め込まれていく。

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大半が「布」

スタッフAが袋から一つずつ取り出すのですが、
スタッフB(記録係)「それは?」
スタッフA(解体係)「布です」
スタッフB(記録係)「それは?」
スタッフA(解体係)「布です」
スタッフB(記録係)「それも?」
スタッフA(解体係)「布です」
スタッフB(記録係)「布?」
スタッフA(解体係)「布。」
スタッフB(記録係)「布。」
スタッフA(解体係)「布。」


まあそうなりますよね。
このジャパニーズはなんでこんなド派手な布ばっかり日本に送るんだと。


そう思ってるでしょうね。
奇遇ですね。
私もです。

まあ仙人ですからね。


荷物チェックの結果、ここで『クリーム』『充電器』『マグネット』がNGとなりました。
マグネットは私が各観光先で購入しイスタンブール以降、積もり積もって1kgになってるものです。ワンチャンス姉の荷物に紛れ込ませようとしたのですが失敗でした。


停電。

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右で携帯いじりだしてるのがスタッフB。
姉の手に隠れましたが左でしょんぼり座ってるのがスタッフA。



スタッフBがここで大あくび。

「Sorry, 今日は寝不足なんだ」テメェ遅刻しといてなんだそれはっつ!


10分後、停電が復旧し、作業再開。
無事発送手続きを終えました。


レシートは発行するのに手数料掛かっちゃうよ、だから明日、追跡番号をメールするね、とスリリングな彼のコメントで事を終えました。

さて。
姉の布は日本に届くでしょうか。
乞うご期待。



さて、本日の列車まであと10時間。
そして気づきました。


デリーって主要な観光地が全て月曜定休日なんです。
で、最初にデリー着いて観光した7/16は月曜だったので主要どころが見れなかったのですが、当初計画では今回のこのデリーカムバックは日曜日で、7/16の屈辱をここで晴らそうと思ってたのですが、
今日月曜日じゃないですか。

ジャイサルメールからの夜行列車が1日分ずれてたのでした。罠。

えっと。。

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とりあえずサイクルリキシャに乗ってみました。


このカオスなニューバザールからオールドデリーまで、オートリキシャに気狂いクラクションを浴びせ掛けられ大型バスに跳ね除けられ乗用車に轢き殺されかけるこのクレイジーインドの路上を違う視点から楽しみたかったのです。



距離があるのでリキシャのオッチャンちょっと大変なのですが、サイクルリキシャのおっちゃんも二つ返事でオッケーオッケー!言うているのでまあ大丈夫かな、と。

そしたら走りだして5分。
おっさん、近くにいたサイクルリキシャのオッさんに「オールドデリー?」
知らんのかーい!

新人か!

いや、後で分かったのですが、ニューバザールからオールドデリーに行くには数十本ある列車線路を大きく超えるバイパスを利用する必要があり滅茶滅茶遠回りなんです。なので(かどうかは分かりませんが)サイクルリキシャでオールドデリーをオーダーする人なんてそもそもいないのでしょう。



見てください。
サイクルリキシャのオッさん、頑張ってます。





オートリキシャに気を遣い、歩行者に気を遣い。




最終的には

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バイパスの坂道を手押し。

なんかゴメンね、おっちゃん。


途中すげぇオートリキシャがいました。

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歌謡曲ぶっ放してました。
面白いですね。
私的にはもうオートリキシャ自体がちゃんちゃらエンターテイメントな世界なのでもっともっとやりたい放題やってまえと思っております。愛猫付きとか高級革とかトイレ付きとかカラオケ付きとか客が運転するとかルーフトップとか。※民度だけは改善せし。


途中、もうインド群像劇な渋滞に突入しました。


我々のサイクルリキシャは緑のトラックの後ろで立ち往生するところから始まりますが、


0:28もうトラックに手をついて休憩しちゃうリキシャのオッさん
0:50トラックとその距離5cmの私の足
0:54となりのリキシャの進行を謎のおっさんが突然素手で止める、その後謎のオッさんは右へ消えていくが、
1:30謎のオッさん再び登場。なにやら揉めてる
2:03謎のオッさんが別のリキシャを殴ってる→兵士が止めに入る
2:09その様子を横目にサイクルリキシャのオッさん前進
2:20サイクルリキシャのオッさん、バイクに割り込まれオートリキシャに割り込まれ歩行者にまで割り込まれる
2:40周囲に誰もいなくなりサイクルリキシャのオッさん息を吹き返す





そして、


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オッさん、途中休憩。

サイクルリキシャの柱で隠れちゃってますが、今レモネードで給水してます。小銭出してあげれば良かった。



途中、車内で大揉めしてるバスと遭遇。


カメラじゃ車内が映らないが、周囲のリキシャたちがリキシャを止めて大注目。

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結果後方が大渋滞し壮絶なクラクションの大合奏。

いつ来ても期待を裏切らない街ですねここは。早く更地に。


レッドフォートに来ました!

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ふふ。
それっぽく演出しましたが、カメラを引くと、

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休みだよっつ。

いや、列車まで10時間もあるものですからね。つい。
そしてここまでの経験則から、「城モノは外から見るだけで充分(寺院は例外)」と言うインサイトが得られているので、レッドフォート(赤い城)は外からで良くね、と言う結論になったのです。

同じ魂胆のインド人たち。

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さて、ここから地下鉄。

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Jama Masjid駅です。
バイオレットラインの駅ですが、とても綺麗です。


券売機も最新(たぶん)。

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ゴミ箱もダンクシュート系。

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さて、やって来ましたはジャンタルマンタル。天文観測施設です。

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。。。学校っすね。
いや、ジャンタルマンタルって、ジャイプールにあるのが世界遺産になっていて、そっちが有名なのですが、姉が「デリーにもある」と言い出したので姉について来ました。

聞くと「GoogleMapで見たらこの辺にあった」のだそうです。


調査が薄すぎます。
地図はMaps.meでピンを打つところまで、その上で二つ以上のブログなり情報サイトなり見ておかないと。

なんて文句言いながらMaps.meで検索したら出てきましたJantarMantar。本当にデリーにあったんですね。

ここ。

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Rajiv Chowkのすぐ近くです。


着きました。

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チケット200ルピー≒320円。

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いざ参りましょう。

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てか事前勉強してないからへぇーで終わっちゃいますよね。


ここはどういう起源でできたか分かりませんが昔のインド人たちが色々な仕掛けを使って驚異の天体観測をしていた施設、だと私は思っていますが正しくはググってください。

仕掛け1

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両端の部分で現地時間を算出し、あとはホニャララがホニャララです。


仕掛け2

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超巨大です。
この階段がホニャララで、両脇の螺旋状のがホニャララで、ホニャラりホニャラるホニャるれろなのであります。


仕掛け3

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これはなにやら凄そうですぞ。


えっと、

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だそうです。


良い勉強になりましたね!!


ひとまずインド人は昔から科学に関しては天才だったっちゅうことで。

真面目に言うと、望遠鏡とか無い時代から、こんな風にあの手この手で天体観測をしようとしてた人たちって、超ロマンじゃないですか?



なんて語りたいところですがちょっとここで晴れ間が出てきて日射がきつくなってきたので移動します。ロマン<涼です。


デリーは今雨季だからか最高気温36度と東京よりは涼しいです。
日本は熱波だそうですがみなさん大丈夫ですか。私はアブダビで49度、ドバイで45度を経験しましたが、あんなん今の東京でやられたら人口半減すると思います。



そして唐突ですが

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デリーのショッピングモール「Select Citywalk」にやってきました。
こりゃすごい。


バイオリン弾きがいます。


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本当にここはインドですか。
いえ、だからこそここに来たのです。


我々の身体からちょっとでもインド臭を削ぎ落とすため、このオシャンなプレイスにカミングなうです。


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神印!!


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嗚呼、目の保養、心の抱擁、命の洗濯。


なんてったってドアマンいますからね。

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そしてインド人の接客がちょっとおしとやかというかシャイですからね。声を掛けようか掛けまいかドギマギしてる感じが手に取るようにわかr新人か。

店頭立つの1週間早いわ。


なのでこっちから聞いてやりました。
これインドルピーでいくらですか?って。

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なぜ4通貨の価格があってインドルピーの価格表示がないのだ。
※HKD=香港ドル、SGD=シンガポールドル、AUD=オーストラリアドル、RM=マレーシア・リンギット。

無印自体がインドはまだ進出したばかりでエリアとして対応しきれていないんでしょうね。


もう私御用達のH&M。
(無印もユニクロも高い&マイナー国にお店がない)

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もう寒い国にはいかないし、イスラム教圏に行くかどうかわからんけどすぐではないので、ズボンとパンツを全て捨ててオール海パンで行くことにしました。


これ荷物超軽くなる。
今すでに海パンでインド周遊してますが、シャワー浴びる時にそのまま海パンも洗い、濡れたまま履いてテラスで身体ごと乾かしてます。こうするとパンツ不要なのです。
※H&Mの海パンは普段使いもイケる仕様。
※このズボン破棄を持って私が日本から持ち出した衣類は全て無くなりました。


地下のスーパー。

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ここが超絶オシャンティでした。
紀伊国屋も成城石井も目じゃないくらいに。


このジュース460円ですからね。

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インドって水1リットル30円ですよ。
信じられない価格です。


もう何にも手が出ません。

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ジンジャービールとかあってめっちゃ惹かれましたが、どうせ高いのでやめました。

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そんな貧者の味方、フードコート。

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色々ありましたが、ここにしました。

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南インド料理ですって。
なんか「Hotel」とか書いてあるのできっとおハイソです。

確かにおハイソでしたが、せっかくなので

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名前忘れましたがこれ頼みました。

確か南インドではこうしたお料理が大きな葉っぱの上に乗せられて提供されるのですよね。
ここでは流石にプレートでしたが、これめっちゃ美味い!!!
これ!!めっちゃ!!美!!味!!い!!

南インドが本当に楽しみです。


。。てかこれかなりお高いんです。
だから美味くて当然です。
お値段なんと640円です。
屋台カレー4杯は食えるんじゃないでしょうか。


ちょっと私インドに来てこれまで飯のたびに美味い美味い言うてますが、なんだかんだめっちゃ贅沢してるんですよね。


やっぱインドと言えば屋台飯でしょ!みたいな玄人さんからしたらヘソが茶を沸かすような食事ばかりしております。


が、すみません。引き続きそうさせていただきます。
私まだ人間やらせてもらってますんで。



いや、真面目に言うと、姉と同行してる間は日程カツカツなので下痢してる暇がないのです。



さて。
そろそろ良い頃合いなので宿に戻り荷物を拾ってニューデリー駅へ向かいます。

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私を引っ掛けた詐欺師共が一切いませんでした。わざと引っかかってそのまま腕を掴んで兵士のとこに引きずり出してやろうと思っていたのですが。

目的の列車、いきなり発見。

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目当ての列車がどのホームかを探すのがめっちゃ大変だろうと踏んで1時間前に駅に来ましたが、これは困りました。あと1時間どうしよう。



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もう列車来てました。
早。


さあ、お楽しみのインド初、スリーパークラスです。
S2車両を探します。

!!

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これがS12車両。スリーパークラスの12番です。

ブレてます。

そしてお隣がS11。

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ってことはこの先まっすぐ行くとあるな、S2は。




てか

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牢獄やないか。。。
だからです。手元が震えて写真がブレるのです。



S2到着。

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スリーパークラスはエアコン無しです。
たった2時間半だからいいかと思ってましたが、これ、車内クッソ暑いんですね。インド人どもの熱気がやばい。

これ私と姉のベッドなんですけど、

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えっと、藻前ら四人誰。

しばらくして分かったのですが、この空間は三段ベッドが二つある空間で、
下段(我々と藻前らが座ってる場所)と、
みんなが荷物置いてる上段と、いま我々と藻前らが座ってる背中の腰当て見たいのを持ち上げると中段が登場する仕掛けなのだそうです。




。。。この人たちいつまで座ってるつもりかしら?


徐々に人が増えてきました。

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「チャイチャイチャイー」チャイ屋が現れました。

201807240905579a8.jpeg 



その瞬間、

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チャイ屋にインド人共が雪崩掛かりぐっちゃぐちゃ。
だからさ、チャイ屋が来るの待てってば。お前の身体の80%はチャイか!



いや100%カレーだった。



我々もチャイをオーダー。

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後ろのネルシャツがチャイポットを股に挟んでカップに注ぐチャイ屋です。
後ろ姿を見るともはや立ちショ[自主規制]




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藻前らチャイ飲んで和んでんじゃないよ!怒

ちなみに左の青服はウクライナ人でこれからブッタバルディと言う街でサイババさんの講義を受けにインドまでやってきたそうです。
SIMカードの使い方をインド人たちに聞いてます。


えっとね、あのね、ここは我々の〜、ベッド〜。。




隣で急に揉め事発生。
インドA「ここは俺のベッドだ」
インドB「何言ってんだ俺のベッドだ」
インドA「なぬ?チケット見せい!」
インドB「。。。むう。」


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なんなんですかこの茶番は!
※上記の吹き出しはヒンディー語に対するアテレコですが、手に取るように会話の内容は理解できました。


気がつけば姉のベッド側の中段が設置され、知らない男が寝てる。
聞くと俺はこのベッドだと(チケットあり)。

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えっと、、

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この四人の中に嘘つきがいますね。
この中の誰か一人がこの区画の住民ではありません。
てか藻前らまだチャイ飲んでんのか!!



時刻は23:30
状況はますますカオスです。

まず、トイレに行けません。

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これ、通路です。

通路は全てインド人(女性)です。


。。。どういうこと?
スリーパークラスって一応席番号割り振られるんですけど。

そしてよく見てください。

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足。
もちろんインド人の足です。


この列車の寝台、短いんです。
だから通路から見渡すともう壮観たるインド人の足・足・足。

知ってますよね、あいつら裸足でそこらじゅう歩きますから、足の裏がカビるんるんどころの騒ぎじゃないの、容易に想像つきますよね?

どんな匂いがすると思います??

。。。意外と臭くないんですよ半径30cm程度では。
もちろん人によるかもですが。

分かりますか?この胸のざわつき。
麝香劣悪甚だしいはずのインド人の足が臭くない、訳がないんです。でもいま臭くないんです。


つまり、、、
もっと鼻を近づけたくなるでしょう。
でも近づけちゃダメです。下手したら即死ですから。リアルに菌類の胞子が目に入るかもしれません。


ああこの胸のざわつきったら!!
もう私このインドでどうにかなっちゃいそうです。

 

とうとうここで私のベッドの中段が設置されました。
インド人カップルが2人でそこに寝始めます。
お前らのいずれかだな。チケット無いの。


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この右の青服ウクライナ人は上段です。いま下段の私の隣で中腰になりながら充電してます。


左は姉。もうスリーパーに馴染んで寝てる。



にしてもちょっと微笑ましいのは、やはりこうした劣悪な環境にぶっ込まれたもの同士、連帯感が生まれるんですね。


水の車内販売のおっさんが通った時、おっさんが通り過ぎた後に後ろから「やっぱ買いたい!」みたいな声が上がると前の方の人がおっさんを呼び止め身銭で水を買い、インド人たちが水を後ろにリレー形式で渡していき、一方で後ろの方からは水を買いたかった人からのお金がインド人たちによるリレー形式で前へ進んでいくのです。


なんだこの一帯感。。!!


環境劣悪精神衛生醜悪阿鼻叫喚地獄絵図ですが、もっと下のクラス(ジェネラル)があるんですよね。流石に私そこまでチャレンジするほど人間捨てて無いですが、スリーパークラスはタイミングが合えばもうちょっとチャレンジしてみたいです。
ブログのネタにインド人という人たちをもっと深く正しく学べそうな気がして。



その後、列車はなんとたったの10分遅れでアグラ カント(Agra Cantt)駅着。

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超前のめりなリキシャたちと爽やかに折衝し、6kmの距離を1人50ルピーで宿まで参りました。

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リキシャには宿の名前は告げずタージマハルまで、とだけ伝えたのですが、やはり途中で「このGoogleMapにホテルの名前を打ち込んでくれ!」ときました。これ入れると『その宿は昨日の大雨で潰れたからこっちの宿にしなさい』とか言って僻地に連れ込まれるの明白なので、
我々タージマハル前で野宿して朝日見るんですギャハハとか言っときました。


リキシャのオッさん、無言でした。※引いてました。
あんたらあんだけ派手な嘘つくんだからこっちの嘘くらい疑いなさいよ。ピュアか。


我々を降ろした後そそくさと逃げ去るリキシャ。

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タージマハルのゲート前。
本日の野良人間と本日の野犬。

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時刻24:15。流石に人影なし。

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野犬だらけ。

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野牛だらけ。

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宿発見。

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AC?notACと聞いてくるのでAC!!
というと一室1260ルピーでした。クソ高い。。!

けど幸せ。。。



ここまでの文脈の通り、この宿はタージマハルの目と鼻の先でして、テラスからなんと

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タージマハルが見える!気がしてます。



ちょっと暗くてよく分かりませんが、

明日は朝5:00起きでタージマハルの朝日をお届け出来るといいな。


そんな1日でした。
続きは明日。
本日も毎度ダンニャバードで御座いました。
  
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MAEDAKプロフィール

Maedak

Author:Maedak
ろくに英語もできないまま地球を東方面へ徘徊しはじめた158cmです。
なにを目指したブログかいまいち模索中ですが、関係各位への生存報告を兼ねて日々更新していきます。記事中の情報はあくまで英語力不十分な私が個人的に体験した限りのことを記載しているまでですので、あくまでご参考程度によろしくお願いいたします。

★2019年5月に無事帰国しました!
 これまで応援いただいた皆々様本当にありがとうございました。
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