#232 コルカタ、から次どうする。inインド(18) 2018.8.2
- 2018/08/04
- 07:00
久々の一人旅初日。
本日は8/10あたりに合流を希望している友人のフライト確保の進捗を伺いながら次の旅程を練る日です。
つまり、先に言いますが、ブログ的には微妙な1日と言うことです。
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▼徘徊メモ
・行き先:コルカタ周辺
・手段:徒歩&メトロ&バス
・料金:ー
・時間:ー
↓コルカタ地図マップ
(英表記はMaps.me上の表記)
<広域>
・オレンジ:空港行きバス発着 Esplanade
・★の赤:サダルストリート Sudder Street
・その右:伝説の宿パラゴン Hotel Paragon
・その左:インド博物館 Indian Museum
・左下の赤:ヴィクトリア記念堂
Victoria Memorial
・その右の紫:聖パウロ大聖堂
Saint Paul's Anglican Cathedral
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宿の階下の天使。
おはようございます。
本日はちょっと早起きしてカーリーガート・カーリー寺院(正式名称不明)に参ります。
カーリーというのはシヴァ神の奥様で大変に心優しいパールバティーさんが、ブチ切れにブチ切れて悪魔ぶっ殺す為に自ら産み堕とした、
こちらです。
怒り狂ったカーリー様を祀る寺院がこのコルカタにはいくつかあり、その中でもこの寺院は午前中にカーリー神に山羊を生贄に捧げるということでその様子を見学しに行きました。
朝7:00、まだメトロが動いていないのかシャッター閉まっていたので、近くにいたタクシーにカーリーガート駅まで、と聞くと150ルピーと言ってきました。どこまで下がるかちょっと絡んでみましたが120くらい。
どうしようかねと思っていると目の前を通るバス。
カーリーガートまではこの道路の南方面。
ってことで思い切って
初インド路線バスです。
この写真、今3人のインド人がこちらを見ていますが、乗ってからしばらくはこの8人全員がこっちを見てました。
やはり路線バスに外国人はあまり乗らないのでしょうか。
料金は乗ってからの支払いで、9ルピーでした。激安。これからは活用しようと思います。
カーリーガート・カーリー寺院への参道的な道の入り口到着。
走ってるんだか分からないトラム駅「Kalighat」のすぐ前です。
※メトロのKalighat駅はここより300mくらい南です。
といってもきっと開いてもほぼ全てお供え物のお店なのでしょうけれども。
赤とかオレンジとかの粉とか、赤とかオレンジとかの花とか、赤とかオレンジとかの布とかです。
人混みの流れに付いてきます。
寺院は一本入ったところにあり、途中左に曲がる必要があるのです。
寺院到着。
写真撮影NGなので画像はありません。
ガイドを自称するおっさんがすかさず横に密着して説明を始めます。
この手のやつは、立ち止まり、体を向け、1秒睨みつけてから、低いトーンかつ腹から芯のある声でゆっくりと「Be quite」、と言うと黙ります。勢いでまくし立ててくるやつは、その勢いを殺してあげるのが一番です。
寺院内でもおっさんが横に密着してベラベラ喋り始めたので「Be quite」、とかましてやったら『アイムノーガイド!スタッフスタッフ!プリーズ、シューズテイクオフ。。!』
ですって。
ごめんなさいね。
さて、見学しにきたのは山羊の生贄の儀式なのですが、山羊は来ませんでした。
7:30-9:00まで座って待っていたのですが。
日によって生贄が多い日少ない日ならびに時間によって多い時間少ない時間などあるのでしょうか。
ただ生贄を捧げる斬首台がありました。
ここで山羊たちはあっという間にナタで首を切り落とされるそうです。
黒い塀に囲まれたスペースに赤く染まった2つの斬首台があり、人々はそこに花を捧げ、線香を上げ、手を触れ、額を触れ、赤い血を拭い自らの体に塗り、そして斬首台に首を入れてひたすらに祈っていました。
人が斬首台に首を突っ込んだ時はちょっと目眩がしましたが(台に刃物はないですが)、一心不乱に祈る人々の姿はただひたすらに私の心を掴んで離さないのでした。
寺院内部に入りお祈りを捧げることもできるのですが、先ほどの人々の祈る姿を見た後はちょっと自分にはこの敷居は跨げないと思ってしまいました。
宿に戻ると部屋に朝食が運ばれて来ました。
姉が昨夜発ったことを知らないスタッフは当然二皿持って来ました。
当然二皿、平らげました。
さて。
本日まずは宿の移動です。
姉がとったこの宿はボロ宿ですがエアコンあり朝食ありと言う何だかんだハイスペックということもあり一泊2600円なのです。
コルカタをテクテク歩きます。
寝てるインド人
まさかのここでも日本人宿です。サンタナ。
目的はただ一つ。
地球の歩き方を読みに来ました。
そうなんです。
冒頭の通り、この先どのような旅程を組むかがまだ未確定でして。
とある私の尊敬する友人がお盆の間に合流したいと言ってまして、その彼がいつからこっちにこれるかが未確定。8/8-8/12あたりかどうなるかという感じ。
その日程次第でいつまでにどこに行く、が決まる次第です。
選択肢はこんな感じ。
1.このまま東へ行きバングラデシュ
2.北に行ってダージリン(インド)
3.北西へ戻りネパール
4.南へ向かいスリランカ
私のインドビザは二回入国までしかできないので、インドを出る場合次の次の国でもっかいビザを取らねばですが、バングラデシュは見所少なくビザ待ってられなさそう、ネパールは15日しかビザ取るつもりないので時間ない、
と結構面倒な状況なのです。
という事で早速、日本人の方々と会話を楽しむこともなく、歩き方先生をチェック。
結果、
ひとまずダージリンに行くべくSEALDAH駅に来ました。
コルカタ北東にある大きな駅です。
いずれにせよ友人は8/8以降のどっかの日程でこっち来るらしいので、それまでの五日間は近場で済まそうかなと。
そしてダージリンに行くにはコルカタ最大駅のハウラー駅ではなくこっちのシールダー(読み方不明)駅から列車出るらしいのです。
チケットRESERVATION CENTERは三階にありました。
ここも外国人専用レーンは無く、インド人に紛れて30分ほど並ぶ。
途中割り込んで来たおっさんを弾き出しながら。
今回もWAITING LISTですが、そんなに待ってる人いなそうなので購入。
をしようとしたらTatkalと言う「緊急枠」と言うextra feeを払って確保する枠での購入となりました。しかもPremium Tatkalと言う謎のプレミアム仕様。
窓口のおっさんが何言ってるかわからずイエスイエス言ってたらそうなりました。
手元で調べていた定価950ルピーが1450ルピーになったので500ルピーも余分に取られたことになります。
高!
お昼ご飯。
駅の構内レストランでターリー注文。
115ルピー。全体的に辛いがうまい。
その後はその辺りを散歩。
コルカタにもメトロが走ってるようなので乗ってみます。
路線図。
一ラインしかないようです。
なおこの地図、右が北です。
うん、特筆事項なし。
普通の地下鉄です。
インド博物館にやって来ました。
入場料500ルピー。
あまりネットに情報ないですが、大きそうな博物館という事で「細密画見れちゃったりしないかしら♩」と言う安易な気持ちで来ました。
以前は写真NGだったのかブロガーさんたちの写真がありませんが、この時はカメラokになってました。
「FISH」て。
そうなんでしょうけれども。
もうちょい書き方あったでしょうに。
お、アショーカ王の石柱の先端の獅子柱です。
先日サールナートで現物を見て来たやつです。インドの国章になってたり、お札に書かれてたりと地味に大活躍のライオンさんです。
まさにTHEインドがここにあり。って感じです。
列車の中とかほんとにこんな感じです。
そしてこの間抜けな顔の嵐がなんとなく可愛らしい。
そしてこの絵の
こう言う葉っぱ一つ一つを細かく書き上げる仕事の細かさ。
良いですね。
色の濃淡も含めて繊細でとても綺麗です。
この絵
もう和紙をコラージュしてんじゃないかなと思うほど綺麗。
夜空と緑の対比も良いです。
なんて言うんでしたっけこの絵の場所によって視座を変える手法。
ああ愉しい。
大変満足です。
もう帰っても良いぐらいの気持ちですが、まだ博物館は続くようなので、ひとまず回るだけ回ってみます。
INVERTEBRATE FOSSIL GALLERY。
無脊椎動物化石コーナー。
どう見ても脊椎がありそうなデッカいのがお出迎えですが、その周囲は
とんでもない数の化石たちがゴロゴロ転がってました。
ZOOLOGICAL GALLERY ECOSYSTEM
色々な自然環境ごとにそこで暮らす動物たちが紹介されてました。
その奥は農耕コーナーでした。
最初「apple」と書かれたリンゴが展示してあったのでビビりました。
どのレベルまで展示するつもりなのかと。
ECOSYSTEMじゃないZOOLOGICALのほう。
動物の剥製?コーナー。
あの、、
みなさん落ち着いてください。
なぜみんな凶悪な顔つきなのでしょうか。
いや、迫力があって良いのですが。
なんだかようわからんテンションのコーナー。
ここも先ほどの剥製たちと同様、一部は凶悪な表情をしていました。
こんなカテゴリもありました。
タイトル「FOOD」。
インドですね。
てか広いなここ!
最初中庭見たときはそんな奥行きもなくパパパっと見終わるかなと思いましたが奥に部屋が続いていて想定外に広いです。
私も今まさにこのブログ書きながらすでに飽きてきました。
以下足早に。
ツボたち。
仮面コーナー。
他の展示は1,2階なのにこれだけ4階。いかにもインドな構造です。
が、良かったです。
左がサラスワティさん、右がラクシュミさんです。
大変なインパクトです。
いずれもお祈りやお祭りの儀式で使われるのでしょうか。こりゃ民の皆様も「へへぇ」となりますな。
なお大変に重そうですがどうやって顔に付けるのでしょうか。
すげぇの来ました。
ラーヴァナさんです。
これまできっとどっかでお目にかかってたと思うのですが、私の中で初登場です。
インドにおける魔王の一人でインドでは誰もが愛する(かどうかは知りませんが)叙情詩の『ラーマーヤナ』に登場するのだそうですWikipedia先生によると。
もうインドは神様だらけで全然頭に入って来ませんが、こんな感じでちょっとずつ覚えていきたいです。
ここまでが2階以上です。
以下1階。といっても2階がメインなようで1階は展示スペースはそんなに多くありません。
最後の写真はガルーダさん。
ヴィシュヌさんの乗り物、、ですかね。
神が神に乗るだなんてなんかもうビックリマンの世界ですね。
人間の進化コーナー。
インド人のことなのでホモサピエンスの次にインド人がVサインでもしているんじゃないかと期待しましたがその辺は真面目にやってるようです。
そんな感じです。
まだもうちょっと写真あるのですが、もういい加減アレだと思うので控えます。その方が皆様もわたしもwinwinでしょうし。
帰りはサダルストリート付近を通りそのまま東進。
途中めっちゃきったないエリアでようやく牛を発見。
ゴミ置場でゴミ漁ってました。
インド政府としてはこの「神聖とされている牛様」にゴミを漁らせておいて良いのでしょうか。
そんなんだったら、ノラ牛たちを囲って、綺麗な牧草と聖水ではない上水を与え、充分に太らせてからステーk寺院にでもして参拝させたら良いのにと思います。
なおこの辺りはスラム街だったようです。
久々にインドらしい空気を嗅いだなと思ったら。
頭かくして尻かくさないコルカタ犬。
マザーハウスがありました。
日本人宿サンタナの近くです。
マザーテレサの施設で、希望者はここでボランティアをすることが出来ます。
今回私はスキップですが。
夕飯はサンタナにて。
日本人の方々と談笑しながらという最も私が苦手なパティーンの食卓です。
社会人12年もやっているのでそんな風には一切見せずに和気藹々と振舞ってますが、実はワキ汗凄いんですよ。
しかし美味し、シチューご飯。
さて。
この夜、今後の私の旅程を左右する友人から一報。
「チケット取れなかった!」
お前。
さて明日はどうしよっかなー。
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