#233 進路90度変更。inインド(19) 2018.8.3
- 2018/08/05
- 07:00
昨夜勃発した
合流を予定していた私の尊敬する友人による「航空券が取れませんでした騒ぎ」を受け、宙に浮いた私のこの先1週間の旅程。
ふふふ、君のことだから御破談になるリスクくらいはテイクしてあるよ。
ということでプランB、発動です。
ただプランBの発動要件は友人氏による「やっぱめんどくさくなったからいーや。」だと思っていました。まあそうなったら闇組織に金払ってでもこのインドに無理やり引きづり込んで聖なる河ガンガーにぶち込んでやろうと思ってましたが。
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▼徘徊メモ
・行き先:コルカタ/インド
→バングラデシュ/モレルガンジ
・手段:列車とバス
①
インド/コルカタ→インド/バンガオン Bangaon
・手段:列車
等級:ジェネラル
列車番号:33863
列車名:不明
・料金:20ルピー≒32円
・時間:2時間ちょい 14:25発、16:45着
↓移動図
②
インド/バンガオン→国境
・手段:シェアリキシャ
・料金:30ルピー≒48円
・時間:20分くらい
③
国境→バングラデシュ/クルナ
に行けず終了。
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はい、唐突ですがバングラデシュに行きます。
雨季に行くような場所じゃないのですが、折角ですし。
情報がかなり少ないですバングラデシュ。
観光客自体がかなり少なく、日本人が足を踏みいれようものなら街中から手を振られ握手を求められるという人見知りの私には過酷な場所です。
一方でちょっと前は外国人を狙った殺人事件や、このブログランキング上位のブロガーさん何名かもまさにここ最近で「ちょっとした隙に宿の部屋に置いてあった貴重品がなくなった」と言う話なども数件あり、ちょっと気を引き締めねばです。
ひとまずコルカタの朝。
日本人宿は私を含めて昨日から一気に7名も日本人が増え、中でも24歳ピッチピチの大学生ボーイズたちがでっかい鍋でカレー作って近所のインド人に配るとかいうキラキライベントを開催しており、朝からキラキラした気持ちになりました。
そして自主的に引いた年齢制限に引っかかる私は、宿に来ていた別の日本人旅行者二人と失神カレーなる絶品カレーを食べに行く、という一大イベントに、ついていくことにしました。
この二人、タイの日本人宿で知り合い、共にインドに来て、しばらく一緒に行動するみたいです。
凄いですね。
私は見ての通り基本一人で自由気ままに根暗に地味に鬱々と日陰族やらせてもらってるのでなかなかそうはなりません。
コルカタの光景。
久々の路地。
道端で水浴びするインド人。
んなわけねーだろ、な
りんご。
本日もコルカタ犬たちは元気よく寝ています。
件の失神カレー。
チキンコルマにしました。
あ美味い!
思ってた以上に美味いですよコレ。
良かったです。何がって、普通の日本人たちが美味いというものを私も美味いと思えたことが良かったです。
厨房をのぞいたら、撮って撮って!
と内部を撮らせてくれましたがその割に「ちょっと邪魔!どけ!」等、インドらしいおもてなしです。
美味でした。
隣の日本人O君は辛いのがダメなようで顔面蒼白汗滝の如しでしたが。
頼んだのはチキンコルマですが、普通のカレーよりもスパイス効いている感じでした。
>O君Nさんありがとねー!
さ、ということでいざ出発です。
SEALDHAR駅。
昨日買った2400円のダージリン行きチケットは捨てます。
(>友人氏、2400円捨てたからねー、宜しくねー。)
UNRESERVED TICKETカウンター。
初めてこのカウンターにきました。
これまで列車チケットは基本予約しかして来ず、その場合はRESERVATION CENTERに行ってたのですが、予約無し当日券は多分ここです。
クラスを聞かれることは無かったのできっと等級は最下層の「ジェネラル」でしょう。
座席番号の指定がない、つまり乗車可能人数が無限大のTHEインドな車両です。
まず目指すべきはバングラデシュ国境に一番近い街、バンガオン。
列車は30分に一本出てるようです。
14:25に乗り込みます。
これ。。。
まあ、2時間くらいですぐ着くみたいなので我慢です。
結果、私の席(陣取った場所)、
THEインドな感じになりました。
これ、初めて見たとき超クレイジーだなと思ってましたが、
めっちゃ涼しい。快適です。
線路沿いの人々の生活が垣間見えるのも面白い。
そんな状態で2時間。
バンガオン(Bangaon)ジャンクション駅到着です。
ジャンクションとかいうからちょっと大きい駅かなと期待していたら、森の中の小さな駅でした。
地図を見る限りここから国境まで線路はあるのですが、ここからはリキシャで向かうようです。
駅を北側に出ると小さなロータリーがありそこにビッシリとリキシャが待ってます。
ただみんな全くガツガツしてなく、そのうちの一人のリキシャマンに「ボーダー?」と聞くと次に出発するシェアリキシャを指さされました。
国境には20分くらいで到着。
立ち並ぶ露天に紛れて「IMMIGRATION」の文字。
いざ参りましょう。
インド出国手続きは係員がニヤニヤしながら入国日を聞いてきました。パスポート見ろし。
そして私がまたインドに帰ってきますよー、と言うと、君のビザはシングルか(一回入国のみの許可)どうか聞いてきました。
だからパスポート見ろって。
ダブルです。だからバングラデシュの北の国境から抜けて貴国にまたお邪魔しますよ、と申すと、
ノーノー、ホレ。
と見せられたパスポートのビザスタンプの
シングル欄にチェック入っとるーーーー!!
気づいてなかったです。
ただ手元のeビザのコピーはちゃんとダブルになっており、それを見せたらオッケーでした。
なにこれ超不安。
私インド再入国できるかしら。
そしてインド出国手続きは無事完了し、外へ。
ここでなにやら足止め。
どうやら国境を閉鎖する(車のみ?)ためのパレード(衛兵交代みたいな感じ)のが始まるらしいです。
実にどうでもいいので早く進ませてください。
結局30分くらい待たされ、ようやく行列が動き出します。
ここで歩いて国境を渡り、閉ざされかけの門を通り抜けて目の前にある建物へ。
これもうちょっと遅かったら徒歩の人も国境閉まっちゃうのかな。今まだ17:30ですけど。
バングラデシュ側は白い建物で、中ではインド人だかバングラ人だかがごった返しています。
入ってすぐ右にFOREIGNなんたらというカウンターが二つあったのでそこに体をねじ込ませると横からちょんちょんされ、入国申請シート?のようなちっちゃい紙を渡されました。内容は基本的なものばかり。
それをひとまず書いていると黄色い服着たおっさんが肩を鷲掴みして来て「ユーアースィットゼアー!」と奥のベンチを差してきました。
カウンターの係員は知らぬ存ぜぬな顔。
なので無視。
そしてカウンターの係員を見つめながら待つこと数分、今度は関係者っぽい人がやってきて、A4のより細かい申請シートの記入を求めてきました。
内容は基本的な個人情報に加えて
・滞在する街
・滞在先の住所
・滞在日数
・どこから出国するか
・職業
そのくらいでした。
係員はそれを台帳のようなものに書き写した後、先ほどの出国手続きの係員に私のパスポートをバトンパス。
そこでようやく出国手続きの係員は私の存在を認識したように「ジャパァン!!」
ああ嫌いだこいつ。
そして彼からも「What your profession?」
職業ってそんな大事なんですかね。
Marketigとか適当なこと言ってやりましたけど。
そしてピンと来ない感じで「オッケー」。
なら聞かないで頂けますか。
そんなこんなで30分強は時間を取られました。
無事入国&ビザゲット。
書きそびれましたがバングラデシュはビザが必要なのですが、こんな感じでここの国境ならば陸路でもアライバルビザが無料で取れるのだそうです。
※北の国境はアライバルビザとれないようです。
なおビザは10日間となりました。
インドビザのシングル疑惑があるので、もしこれがシングルでインド入国できなかった時のリスクを考えるともっと長く申請すればよかったです(インドビザ再申請するための日数が必要)。
「馬鹿正直に滞在期間は1週間」とか言っちゃった故か、10日のみのビザとなりました。
さて、両替タイム。
入国審査の建物でてすぐ左におっさんたちが井戸端話してる両替屋がありました。
カウンターのおじいさんはまさかの英語ペラペラで、2000インドルピーが2360バングラデシュ・タカになりました。
手元の為替電卓だと2000ルピー≒2458タカなのでこれかなりレートいい気がします。
さて、こっからクルナという街を目指したいのですが、バスがどこにあるのか不明。
リキシャのおっさんに、クルナ!と伝えると、任せろ!な感じで手招きされたのでライドオン。言い値25タカ・着地20タカ。
降ろされた目の前にバス会社チケットオフィスがあったので入ってみます。
どこに並べばいいのでしょう。
※スタッフ二人。
しかもお客さんみんなチケット持ってギャーギャー騒いでます。バスがキャンセルになったことによる返金手続き?
15分くらい掛けてなんとかかんとか体をねじ込ませ、スタッフの隙を見て「クルナ!?」というと「ノー!ダッカ(違う街)」あのリキシャマン許すまじ。
その後はこの通りにあるバス会社のカウンターに片っ端から「クルナ?クルナ?」と声をかけるも、
・英語通じない
・なんかブチ切れてる
・客がひっちゃかめっちゃかで窓口に近づけない
など惨敗が続き、
なんとか英語が通じたバス会社の人に会えたと思ったら
「Today finish!」
終了です。
いや、路線バスに乗るとジェッソールという街までは行けるぞなどとアドバイスをもらったのですが、もうあたりは真っ暗なので、今日はここまでとします。
近くにあったホテル。
バングラデシュはそもそも観光客少ないがゆえにドミトリーなんて概念があまり浸透していないんですって。
やはりこのホテルもシングルルームしかなく、なんか色々聞かれたので「Cheaper one」をひたすら連呼してたら1200タカと言われました。1592円です。
それは流石に高い。。!!
ということでちょっと他を探します。。すみません、とホテルを出ようとしたら、ノーノーノー!300!と言ってきました。
1200→300、そんな下げ幅あります?
1200がエアコンあり、300がエアコン無しだとしてもこの差は怪しい。
のですが300ならいっか。とここにしました。
この後ちょっと近くをぶらぶらしましたが宿なんてこれっぽっちもなかったので、多分値引きではなくて最高級の部屋から最低級の部屋に変えて提示されたのでしょう。
エアコン無しですがファンが結構強めなのでまあ良しです。
ベッド裏に南京虫は見当たりませんが、謎の白い卵が無数にありました。
見なかったことにします。
※名前忘れました。SUNRISE HOTELだったかな。。
この辺。おっきい通り沿いの右側。
うん、インドと同じくらい美味い。
40タカ≒52円。
さて、なかなか飯屋が見当たりません。
バングラデシュはイスラム教国なので牛が食えないものかと期待していたのですが。
物凄い手招きされた
こちらのスイーツ屋さんに来ました。
いや、このダンゴたちがサータアンダギーみたいなんだったりしないかな、と期待したのですが、もれなくスイーツでした。
ちょっとこのベチャベチャ感あるスイーツ、インドでもたまに見かけましたが遠慮してました。が、もうこの界隈ではこれしか無さそうです。どうしよう。
なんて考えてるとおっさんが「テストオッケー!」と二つくれました。
そしてかじってみると普通にめっちゃ美味いっすコレ。甘い、甘いのですが、甘すぎません。
って事で
追加でもう二種類入れて四種類、この名も知らぬスイーツをトライしました。
うむ。満足です。
これで60タカ≒78円でした。
はい、そんな感じでした。
明日こそはクルナに行くぞ。
さて。
ちなみにここはなんていう街なんでしょうか。
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