#234 場面でバングラを進む。inバングラデシュ(1) 2018.8.4
- 2018/08/06
- 07:00
さて、本日よりベンガル人の国、バングラデシュ編の始まりです。
ここはイスラム教の国。
牛は神聖ではありません。
牛食うぞー!
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▼徘徊メモ
・行き先:ベナポール→クルナ
①ベナポール→ジェッソール
・手段:リキシャ二回乗り継ぎ
・料金:合計90タカ≒117円
・時間:1.5時間強
ベナポールから路線バスがあるという話だったが、路線バスが発着するというバス溜まり場に来たもののバス見当たらず、そこら中のリキシャが「バスは無い」という。朝10:00時点にはバスが無いだけかも。
結果、リキシャで名も忘れた小さな村を二回乗り継いでジェッソールへ。
↓移動図
↓ジェッソール地図マップ
②
ジェッソール→クルナ
・手段:列車
列車番号:762
列車名:SHAGOR DARI EXPRESS
等級:S CHAIR ※と書いてあった
・料金:70タカ≒91円
・時間:1.5時間 12:30発、13:54着
↓移動図
↓クルナ地図マップ
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さて、名も知らず訪れているこの街の名はベナポールと言うそうです。
名前はHOTEL SUNCITY INNでした。
wifiありで一泊300タカ≒390円。
昨夜マットレスの裏を除いた際に無数の小さな白い卵に悲鳴をあげたこの宿ですが、特に南京虫やダニに襲われることも無く、無事チェックアウト。
さて。
昨日「Today finish」と言われたクルナ行きのバスを探しに行きます。
ベナポールの大通りには多数のバス会社のオフィスがあるのですが、軒並みクルナ行きは扱ってないそうです。
みんな首都のダッカ行き。
その中で一人のおっさんが「国境まで戻ればあるよ」と言うので、国境へ。リキシャ10タカ。
昨日撮り忘れたイミグレーション建物の写真。
そしてここで片っ端からバス会社のオフィスに聞きに行くと、一件だけクルナ行きを扱ってました、が、出発17:00とのこと。
それは待てぬ。
待てぬぞよ!
というと、じゃあ列車だ、と言われる。
なんとなく列車は気が引けたので、ほかのブロガーさんが記していた、途中の街のジェッソールまでひとまず行くことにしました。
ところが、ジェッソールまでも長距離バスは無くベナポールの路線バスストップから路線バスで行くべしとのこと。
※数々のバス会社とも看板にクルナやジェッソールと書いてあるにもかかわらず。
ということでまたベナポールまでリキシャで戻ります。10タカ。
ここでのおっさん、最初50タカとか平然と言って来ました。
さては貴様、インド人だな。
路線バス溜まり。
着いた途端にリキシャマン共が
「ジェッソール行きのバスは無い、さあリキシャに乗った乗った!」
と騒ぎ出したので全て無視して歩き出します。
なのですが、こんなに沢山あるバスは全て無人で廃墟のようです。
本当に路線バスないのかも。
時間によるのかな。
翻って先ほどのリキシャマンたちにハウマッチと聞いてみると「200」などという。
もともと行きたかったクルナ行きのバスが150タカらしいので、200はあり得ぬ。
ちなみに私の手元には、「これしかありませんがどうかご容赦」と懇願するための70タカが握られてます。
別のリキシャを探そうとすると後ろから100でいいよ!
と恒例の値引きが来たので、握りしめた70タカ見せて、これしかない、というと「ノー!」とか言って怒ってどっかへ行ってしまった。
恐れ入りますが、それはこっちの台詞である。
別の場所にいたシェアリキシャマンにジェッソールに行きたい旨を言うと、何を言ってるがよくわからないが、なんとか、と、なんちゃら、という場所で乗り継げばジェッソールまで行けるとのこと。
苦行。
いや、楽しそうと思ったのは嘘ではないのですが、
こんな荷台のギリギリ外に詰め込まれるとは思ってなかったんだってば。
もちろん道はぼっこぼこ。
気を抜いてると振り落とされます。
ひたすらに過ぎ去る道路の景色だけ眺めながら30分くらい柱にしがみ付いた後、なんたら村に着きました。
ふぅ、
ちょっと柱を掴み続けて腕と背筋が痛いので軽く休憩でもしy「ヘイ、ネクスト!」とバングラデシュ人が次に乗るべきリキシャに指を指す、そこにはあと一人客が来れば出発するリキシャが待機していて中に座ってるバングラ人が全員こちらを凝視している。
道はますますボコボコになり、何度か天井に頭をぶつけながら30分。
なんちゃら村に着きました。
料金30タカ。
その前にひとまず休憩すべくあの売店でジュースでも買おうかn「ヘイ!ジェッソール!」
私と売店の間に滑り込んで来たリキシャはあと一人客が来れば出発するリキシャが待機していて中に座ってるバングラ人が全員こちらを凝視している。
苦行千秋楽。
これ最高にキツかった。
運転席の右脇の僅かなスペース。
運転手の股座に逆さまにぶち込まれてます。
そんなこんなで30分。
ジェッソール到着しました。
さて、ここからクルナ行きのバスが出発するバスターミナルに向かいます。
ジェッソール地図
リキシャを捕まえ、バスターミナル!
というと、テルミナル?オッケー?とのことでしばし乗車。
結果、
ここで降ろされました。
列車のテルミナル(ターミナル)の方に来ちゃいました。
、、まあきっと列車あるでしょう!
このバングラ人がわきゃわきゃするチケット売り場に飛び込むと意外と回転は早く5分くらいで私の番に。
すぐ買えました。70ルピー≒91円と激安です。
ベナポールにも列車駅あったのでそこからさっさと列車乗っとけば良かったかも。
地に足ではなく壁に足ついてるジェッソール犬。
えっと出発時間は、、、12:30!(いま12:20)
ほ、ホームはどこや!!!
ホームは一つしかありませんでした。
そしてチケットを周囲の人に見せながら車両「GA」がどこか聞いて歩く。
若者は比較的かんたんな英語が通じる感じです。GAは後ろから二番目の車両でした。
ちなみにGAではない列車中ほどの車両の乗車口はこんな感じ。
貴様ら全員インド人だな。
インド列車のジェネラルクラスのような乗車人数無限大の凄惨な地獄絵図を覚悟してましたが、まさかここまでとは。
と思ったら私の車両はちょっといい車両なのか、普通に快適な車両でした。
分かります?
この乗客たちの9割がこちらをみている様子。
これとか、車両入り口のドアの左右からちょこっと凝視されてます。
心が洗われます。
心が洗われますが5分以上遊んでると心が洗われすぎて二フラムのように私が消えてしまうのでご容赦を。
窓際の席に逃げて来ました。
バングラデシュは世界最大級のデルタ地帯。
どこまでいっても水田です。
本日のおやつ。
ドラえもんはGlobal Heroですね。
5タカ。
13:54、無事クルナ駅着。
今のところバングラデシュの街はあまりインドと変わりませんね。ただノラ牛がいない(さっき駅にいたけど基本いない)ので牛糞がとっ散らかってないのは好感です。
逆に生ゴミ臭けっこう凄いです。
ゴミ収集車の臭いが随所で鼻をつきます。
あ、もしかして臭いの原因これかしら(ドリアン)。
大っき目の広いとこに来ました。
まずは宿探し。
いちいち写真を撮っていませんが、先ほど入った宿は300タカとグッドプライスなのですが、WIFI無しなのでパス。
明日以降しばらくWIFIなさそうなので今日はWIFIありにしておきたいのですよね。
続いて超綺麗でドアマンまでいるCity innというところに来ましたが、お値段聞いて背筋が寒くなったのでやめました。
続く宿もちょっとお安いものの背筋寒くなるお値段でWIFI無し。
なかなか難しいですなー!
安宿結構あると聞いてたのですが。
普段からBooking.comばっか使ってるから嗅覚が鍛えられていないのです私。
NewMarketというところに来てみました。
腹が減っているので何かないかなと。
なんてやってたら、Newmarketの外にやや綺麗目レストラン発見!
元気よくビーフカレーを頼んだら「ノービーフ」ということでチキンカレーになりました。120タカ。ちょっとお高め。
左上はケチャップです。
どう使うのだろう。
カレーは結構辛いです。
ギリギリ食べれる、でも美味い、という感じ。
スプーンだらけですね。
五つの皿全てにスプーン付いて来ました。
さて、宿探し再開。
なかなか見つからないので、参考にしてるブロガーさんが泊まっていた明日使う予定のバスターミナルの近くまで来ちゃいました。
それでもなんとシングルルーム1000タカ!
高いな。。
もうここまで来てしまったのでチェックインしましたがWi-Fi無かったぁぁぁ!!
であれば最初の300タカのとこに泊まればよかった。。
いや。もう良いです。
部屋にシャワーが付いてたので思いっきり浴びてやります。
もう時刻16:00です。
郊外に世界遺産があるようですが今から出掛けても入れないかもしれないのでやめておきます。
思った以上に言葉が通じない国なので余裕なき行動は首を絞めそうで怖いのです。
これも立派なリキシャだそうです。
いつか乗ろうと思います。
スーパーっぽいものを発見。
インド(コルカタ以外)もそうなのですが、日本で言うようなスーパーが無くて、これまでのような物価調査が出来ません。。
その後、ぱっと見高級そうな外観のCOFEE CLUBという喫茶店にWi-Fi目当てで入りこの日記を書いているなうです。
ということで今日はここまでです。
明日からWi-Fiしばらく無いかもなので今後の予定を以下に記します。
8/5 バゲルハット立ち寄ってモレルガンジへ
8/6 モレルガンジからダッカへ船
8/7 ダッカ着
多分8/7の夜までWi-Fi無いです。
日記は8/6朝にこの日記が予約投稿されるのですが、その次の分がちょっと遅れます。
私の陰気な性格によりお陰様で旅に出てから1日1日記を継続して来ていますが、逆に更新が遅れた際に幾つか心配の声を頂いてたりするので、事前に書いておいてみましたが、
こうしてみると大して遅延はしなそうですね。
すみません、尺の無駄遣いでした。
最後になりましたが、
ちょっと遅くなりましたが毎度恐縮バングラデシュメモをまとめて本日は閉店です。
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▪️国名:バングラデシュ人民共和国
英語表記:People's Republic of Bangladesh
ベンガル語:গণপ্রজাতন্ত্রী বাংলাদেশ
バングラデシュとはバンガル=ベンガル人、デシュ=国、つまり「ベンガル人の国」を意味する。
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▪️地理:
・北:インド
・東:インド
・南東:ミャンマー
・西:インド
▪️首都:ダッカ
▪️人口:1億6,300万人 世界8位
(日本は1億2675万人で世界10位)
※2017年IMF調べ
→小国都市国家を除いて世界で最も人口密度が高い国。
▪️国民:98%がベンガル人
※wikipedia参照
▪️言語:ベンガル語
こんにちは আস্সালামু আলাইকুম.
アッサラーム アレイクム
ありがとう ধন্যবাদ
ドンノバーット
▪️宗教:イスラム教90%、ヒンドゥー教9%
※wikipedia参照
以前は仏教が栄えていた。
▪️通貨:タカ(BDT)
1タカ≒1.32円 ※本日時点
▪️物価:水500ml ≒13円
ジュース500ml ≒52円
牛乳1リットル≒不明
パン1斤≒58円
パスタ500g≒不明
卵10個≒不明
※クルナ ローカルスーパー調査
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▪️歴史
・現在のバングラデシュは紀元前4世紀のマウリヤ朝から6世紀のグプタ朝まで数々のインド王朝の属領であった。初期の文明は仏教およびヒンドゥー教の影響を受けていた。
・8世紀にパーラ朝がなり、仏教王朝が繁栄した。
・12世紀にヒンドゥー教のセーナ朝が支配した。
・13世紀にイスラム教化が始まり、13世紀にはイスラム教のベンガル・スルターン朝の元で、商工業の中心地へと発展した。その後、ベンガルは東アジアで最も豊かで最も強い国になった。
・16世紀にはムガル帝国の元で、商工業の中心地へと発展した。11世紀(セーナ朝の時代)から16世紀の間はベンガル語が発達した。この頃に、ベンガル経済の成長に伴って密林の多かった東ベンガルに開発の手が入り、イスラム教徒を中心に開発が進められ、16世紀後半になって東ベンガルではイスラム教徒が多数派となっていった。
・15世紀末にはヨーロッパの貿易商人が訪れるようになり、18世紀末にイギリスの東インド会社により植民地化された。このイギリスの統治期間中、ベンガルは何度も深刻な飢饉に襲われ、膨大な人命が失われた。
・ベンガルの東部・西部から綿織物やコメの輸出が盛況を呈し、17世紀の末には、アジア最大のヨーロッパ向け輸出地域となり、大量の銀が流入し、銀貨に鋳造され、森林地帯の開拓資金に投下された。
・東インド会社は支配をインド全域に拡大していき、その中心地域となったベンガルの繁栄は続いた。「黄金のベンガル」と讃えられるようになったのはこの時期である。
・やがてインドの他地域同様、バングラデシュでも民族運動がさかんになっていった。これを食い止めるため、イギリスはベンガルのインド人勢力の分断を意図し、1905年にベンガル分割令を発布し、ベンガルをヒンドゥー教徒中心の西ベンガルとイスラム教徒中心の東ベンガルに分割したことで、英領東ベンガルおよびアッサムが確立された。
・そんな中で英領インドが1947年に独立を達成したものの、宗教上の問題からヒンドゥー教地域はインド、イスラム教地域はインドを挟んで東西に分かれたパキスタンとして分離独立。これに対し、東ベンガル(バングラデシュ原型)はパキスタン側への参加を決めた。これによりバングラデシュ地域は東パキスタンとなった。
・西パキスタンと東パキスタンは人口にはさほど差がなかったものの、経済や文化の面では違いが大きく、特に言語面で摩擦が起きる。また政治では西側に偏った政策が実施されたことで対立が激化し、東パキスタンは独立を求めて西パキスタン(現パキスタン)と内乱=バングラデシュ独立戦争となった。
・西側パキスタンと対立していたインドが東側パキスタンの独立を支持し、また第三次印パ戦争がインドの勝利で終わった結果、1971年にバングラデシュの独立が確定した。独立後はアワミ連盟のシェイク・ムジブル・ラフマンが首相となった。
▪️国際関係
・インド:大部分の国境を接するインドとは、独立戦争時の経緯や独立時の与党アワミ連盟が親インド政党だったこともあり独立当初は友好的な関係だったが、もともとムスリムとヒンドゥー教徒の対立がバングラデシュのパキスタンへの編入を促した事情もあり、やがて関係は冷却化した。バングラデシュ民族主義党はやや反インド的な姿勢をとり、逆にアメリカや中国との友好関係を重視する傾向がある。
・中国:近年は存在感が強まっており、中国からの輸出額は7年で4.5倍に増えた。インフラ整備の面でもバングラデシュ最大の港湾都市チッタゴンから首都ダッカに通じる幹線道路の拡幅工事は中国の支援の下、全長190キロの工事区間のうち70パーセントを中国企業が請け負っている。その他、発電所の建設や橋の整備等官民あげてバングラデシュへの関与を強めている。
・日本:バングラデシュは貧困国であるため、世界各国から多額の経済援助を受け取っている。日本は最大の援助国の一つである。
▪️経済
・名目GDP:2,613億ドル 世界43位
(日本は4兆8,721億ドルで世界3位)
・一人当たりGDP:1,601ドル 世界149位
(日本は38,439ドルで世界25位)
・経済成長率:7.137% 世界11位
(日本は1.713%で世界150位)
・失業率:情報無し
(日本は2.88%で世界99位)
※2017年IMF調べ
・世界最貧国の一つと言われる。2011年にアジア開発銀行が公表した資料によると、1日2ドル未満で暮らす貧困層は国民の75%を超える約1億1800万人と推定されている。
・バングラデシュはガンジス川の氾濫により涵養された世界有数の豊かな土地を誇り、外からの侵略も絶えなかった。「黄金のベンガル」と言われていた時代もあり、膨大な人口と労働力を持っていることから経済の潜在能力は高いが、洪水などの自然災害の影響で現在では貧困国の一つとなっている。
・人口の62%は農業に従事し、国民の7割以上が農村に住む。主要農産品はコメおよびジュート(コウマ・シマツナソ)である。コメの生産量は世界第4位で、かつ生産量も年々微増している。国連食糧農業機関(FAO)によると穀物自給率は90%を超え、特に米に関しては消費量のほぼ全てを自給している。
・ジュートに次ぐ輸出農産品は紅茶であり、紅茶の名産地として知られるインドのアッサム州に隣接する北部シレット地方において主に栽培されている。
・近年では中国の労働コスト上昇に伴い、バングラデシュの廉価な労働コスト(月給が中国の1/3)が注目されており、繊維製品等の軽工業製品の輸出が増大。膨大な人口と安い労働コスト、繊維産業の成長などが評価され、NEXT11の一国ともなった。現在、バングラデシュの輸出の80%は繊維製品によって占められている。
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それではまたWi-Fiがある街まで。
ドンノバーットでした。
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