ただの移動日に事件起こる。inインド(21) 2018.8.12
- 2018/08/14
- 07:00
確かに昨夜の日記にて
「明日はただの移動日です。空席の都合で致し方なく三等席になったので快適、but退屈です」
のようなことを書きました。
書きましたけれども。。!!
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▼徘徊メモ
・行き先:ダージリン→グワハティ Guwahati
①ダージリン→シリグリ Siliguri
・手段:乗合ジープ
・料金:150ルピー≒240円
・時間:3時間 7:50発、10:50着
↓ジープ乗車場所
この地図の当該場所から南に向かう道にはひっきりなしにこの乗合ジープが客を探しながら走ってるのでこの乗車場所に行かずとも良しだと思う。
②シリグリ→ニュージャルパイグリ駅 New Jalpaiguri
・手段:乗合リキシャ(アトウと呼ばれてた)
・料金:20ルピー≒32円
・時間:30分弱
↓移動図
↓乗車場所
ダージリンからくる乗合ジープはシリグリジャンクション駅前の大通りに止まるので、そのまま南方面に向かう車線へ移動し、流しのシェアリキシャ捕まえる。
③ニュージャルパイグリ駅→グワハティ駅 Guwahati
・手段:列車
列車番号 12424
列車名称 DBRT RAJDHANI
等級 3A
・料金:1340ルピー≒2144円
・時間:7時間 13:30発、20:30着
↓移動図
↓グワハティ地図マップ
(英表記はMaps.me上の表記)
明日の日記にて
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ダージリン最後の朝。
お陰様で本日も本当にこの向こうにヒマラヤがあるのかと思わせる立派な雲海でございました。
さて、本日は13:20ニュージャルパイグリ発の列車に乗るべくちょっと早めに乗合ジープスタンドへ。
てか乗合ジープは色々な方面行きがあるのですが、どの乗合ジープもここから南方面へ向かうので、わざわざここまで来なくてもジープが通る大通りを歩いてれば嫌でも声がかかると思われます。
あっという間にジープは満席、どころか積載許容量を超え私の荷物はジープ上に放られました。
さて、道中は大変な雲海でもう視界ゼロ寸前な中をグネグネ突き進み、窓際の女性が耐えきれずリバースし始めてしまったのでしばらくして途中15分休憩。
ジープ上の我がリュック。
もう雲海ゾーンは過ぎ、だいぶ降りて来ました。
晴れ間が差し、蝉が鳴いてます。
茶畑が大変に美しい。
。。茶畑かどうかは自信ないですが。
3時間ほどでシリグリの街に到着。
シリグリ・ジャンクション駅前の大通りです。
荷物を降ろすおっさん。
リュックは思いのほか汚れてなかったです。
ここからニュージャルパイグリ駅へは乗合リキシャ(アトウと呼ばれてた)を使うべしとおっさんに教わりました。
そして乗合リキシャはすぐに捕まり、おっさんの言う通り20ルピーでした。
ニュージャルパイグリ駅。のRESERVATION CENTER。
ClearTripアプリによると今乗る列車のその次に乗りたい列車のスリーパークラスがwaiting list 15(15人待ち)と行けそうな数字だったので、もうこの駅で買ってまう事にしました。
購入申請用紙に「Waiting List OK」と書いてみたのですが、事がすんなり進みました。
これは感覚論ですが、これまでの乗車券購入はWaiting list(キャンセル待ち)になってるチケットは係員が気を利かせて売ってもらえてなかったのではと思ってます。なのですぐ「Full!」とか言われてたのではと。
なので今後はClearTrip見てキャンセル待ち人数が少ない場合は上記のやり方でトライしていこうと思います。
てかそもそもClearTripはネット予約ができるアプリなのですが、私なぜか、列車検索→列車選択→名前とか入力→とココで『列車が見つかりませんでした』とか出て決済にすら進めないのです。。。これが出来ればわざわざ窓口に買いに行く必要はないのですが。
という事で狙い通りにチケットゲット。
よーしよしよし。
上機嫌で駅前のローカルレストランへ。
ひさびさにインドさんのカレーでも食べてやろうか、とマトンカレー注文。150ルピー。むぅ。。良いお値段です。
ありました、下から二番目のやつです。
プラットフォーム00になってますが、到着5分前に「1」と表示されました。
ホームイン。
って事で着席。
全てが順調でした。
ここまでは。
ほんとね、もう信じられない事が起こりましたよ。
車掌が来て私のチケットを確認、そして一言。
「これ8月12日じゃなくて10月12日のチケットだね」
。。。。っへ!?
渦中のチケット。
ココです。
「12-10」って見えなくもない。。!!!
※日-月-年の順です。
いえ、あのですね。
見ての通りこのチケット、印字が超霞んでるんですよ。
なので受け取った時、どこが日付なのかよくわかんないまま、まいっか、にしたままだったんですよね。
ただ車両番号は忘れちゃいかんと思いすぐにその場でメモしたのですよね。
でその隣のは、日付っぽいけどこれなんだろう、、と丸だけ付けてました。
これ、まるで私が12-10であることを自覚している確信犯のようではないか。。!
とはいえ空いているこの席。
駅員はひたすら「これはnot today」だしか言わないので、『私はグワハティ駅に行きたい、どうしたら良いか?』を問うと、「ついて来い」という事で列車内をひたすら移動。
どうにかなるだべ、と余裕かましてるこの時の私。
そしてかなり車両を移動した先に、ボスらしき男が現れました。
ひとまず私は日本人だ、と我ながらあざと過ぎる宣言をした上で、事情を説明。
こちらに悪意はない事と、
グワハティ駅に行きたい旨を説明。
するとボス、
「まずこのチケットは無効だから議論はしない」
「そして今お前がここにいるのは不法乗車だ」
「このままグワハティまで行きたければこの列車の始発から終点までの料金8000ルピーと、本来の乗車賃1340ルピーを払いなさい」
「でなければ次の駅で降りなさい」
つ、強気。。!!!
ちょっと笑い事じゃないことを悟りました私、あれこれ算段立てながら、上記の説明を「ぷ、ぷりーずすぴーくすろうりぃ」とか言って時間を稼ぐ。
※というのは95%嘘で本当に英語聞き取りできないんです私。ガタゴトうっさいし。
これまた下手くそに
「きゃんないとーくとぅじゃ、じゃぱにーずえんばしー?」だなんてもっと計画的に使わねばならない日本大使館というフレーズなぞも入れつつなんとかならぬか相談をするも、
「日本がどうかなど知らん」
とピシャリ。
さあこれは参ったぞ。
8000ルピーは流石に持っていない。
私「8000ルピーは今持ち合わせておりません。せいぜい1000ルピーしか。。」
ボス「1000ルピーで良い」
私「はい?」
ボス「お前が1000ルピー払って、このままこの列車にsit出来たらAre you Happy?」
私「い、イエス」
ボス「You are Happyなのなら、そうしてやっても良いけれども」
そして私は「1分くれ!」
と言って隣の車両に行き手持ちの5000ルピーのうち4000をカバンに隠し、1000ルピーを握りしめて車掌の所に戻ったのでした。
あーーーもう!
1000ルピーを無駄にした!!
悔しいぃいぃいぃ!!!
あの時500ルピーって言えば良かったかな。。
いや、内心はこのまま賄賂で示談に持ち込まれるのではないかと期待していたのですが、なかなか強気の姿勢が崩れないのでこちらから手持ちの額を切り出してみたのです。
なんとかうまく行きました。
が、
元の席では無く、すでにお兄さんが寝てるところを強引に私のスペースを作らせて座らせやがりました。
あやつめ、私のお兄さんへの申し訳なさを私に罰として遺す算段だな。なかなか頭が切れるではないか。
お兄さん、私を笑顔で受け入れてくれた後、私に気を遣ってか電話を掛けにどっかへ行ってしまいました。
というところまでで今この日記をここまで書いてるのですが、これ、私がこの席にいるエビデンスが何一つ無いのですよね。
さっきのボスが仲間にこの件を共有するとは思えず、また私はほかの車掌に問いただされて、そして賄賂を、、という賄賂地獄になりゃしませんでしょうか。。
取り急ぎの車両はなぜかアイスを無償で配ってました。
ありがたく頂きました。
そして一息ついたところで戻ってきたお兄さん。
。。。私お兄さんのアイス食ってもうた!!!
ああこれはもうぐうの音も出ない私の罪です。お兄さんごめんなさい。。。
という想いを胸に閉まってお兄さんが見ていない隙にアイスのゴミをそっと床下に置いたのでした。
そしてその後も次々と軽食が提供されます。
サモサとサンドイッチとスナックとお茶。
謎の棒スナックとバター。
なぜか居候の身の上の私も立派な乗客としてカウントされているようで、しっかりと各種をサーブ頂いております。
恐縮です。
居候の身の上なので昼寝するのも憚られ、iPhone2号盗難により失った私のMaps.meのピンを、過去のブログ見ながら一個一個復元する作業をしてたらSIMカードのデイリー通信上限超えたのかネットに繋がらなくなりました。
私の昔のブログ、画像軽量化処理してなくて重いのです。
※SIMカードはダージリンにて購入してました。
ネットが出来ないのでixigoでこの列車の目的地到着予想時刻も見れないですし、今夜の宿も確保出来ません。困った困った。
予定より1時間遅れの20:30、無事グワハティ駅着。
田舎駅かなと思っていたら立派な駅でした。
宿は目星だけMaps.meでつけてあった場所へ。
鍵掛かってましたがワーワー叫んでたら入れてもらえました。
お兄さんもおじさんも英語全く通じずですが、一泊600ルピーでチェックイン。
まさかのWi-Fi無しでしたが、ひとまず今日はここまで。そんな1日でした。
ふう、そろそろ声を大にして言いますね。
あのニュージャルパイグリ駅の窓口のクソジジイ 許 す ま じ!!!
(チケット登録ミスした張本人)
明日はなんたらかんたらという少数民族が暮らす密林に向かいます。
と言いながら観光客も多い村のようなので冒険感は無いでしょう。
しっかり「観光」して参りたいと思います。
※電波絶対ないので日記更新は遅れると思います。
明日もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
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