本日はインド東海岸の町、ブバネーシュワル から始めますよ。
ひょんなことから譲り受けた地球の歩き方に則って寄り道してみる町です。これまでほとんど頼ってこなかった地球の歩き方。
果たして私は地球の歩き方を歩けるでしょうか。
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▼徘徊メモ
①コルカタ→ブバネーシュワル Bhubaneshwar
・手段:列車
列車番号:12837
列車名称:Hwh Puri Express
等級:スリーパー
・料金:405ルピー≒648円
・時間:7時間 22:35発、5:30着
定刻通り
↓移動図
↓ブバネーシュワル 地図マップ
(英表記はMaps.me上の表記)
※駅からリンガラージ寺院までリキシャ70-100ルピー。
※駅近くの大通りから同大通りのリンガラージ寺院近くまでバス10ルピー。
・オレンジ:ブバネーシュワル駅
・左の赤二つ:ウダイギリとカンダギリ
Udaygiri, Khandagiri
紫たち、左から順に
・ヴァイタール寺院 Vaitai Temple(Maps.me記載なし)
・リンガラージ寺院. Lord Lingaraj Temple
・エカムラーワン庭園 Ekamra Bana
・ムクテーシュワラ寺院 Mukteswar Temple
・ラージャラー二寺院 Raja Rani Temple
②ブバネーシュワル→プリー Puri
・手段:列車
列車番号:18303
列車名称:Inter city EXP
等級:ジェネラル(自由席)
・料金:40ルピー≒64円
・時間:1時間強 11:35発、12:50着
↓移動図
↓プリー地図
明日の日記にて
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朝5:30、定刻通りブバネーシュワル駅着。
起きれるかやや心配でしたが、周辺の寝台でご家族一行が朝からワイワイガヤガヤ団欒を始めてくれたのですっかり目が覚めました。
宿はプリーの町にて確保済み。
なのでまずはブバネーシュワル駅に荷物を預けてこのブバネーシュワルの町を散歩してみます。
クロークルームと書かれたコーナーがこれまでの駅にもありましたが今回初めて利用します。
初回24時間で15ルピー激安!
ということでブバネーシュワル駅を出発。
リキシャが数多くスタンバイし私に声がけするために勝手に行列作ってくれてますが、ローカルバスの安さにしっかり毒された私はもうバスを探さずにはいられません。
というのもこの街の地図。
どう見てもバスありそうじゃないですか。
(下の紫たちが行きたい寺院)
って事で、リキシャに値段だけ聞いて放置。
言い値100、後ろから80でどうだ〜とか聞こえて来たので60-70くらいまで値下げれるんじゃないでしょうか。
駅から大通りまでの道。
思ったより旅行者向けのレストランやホテルがあります。
このブバネーシュワルはあまり有名な街ではないですが、10世紀頃にガンガー朝の首都となり、約7000もの寺院が建てられたんですって。そして信仰の地として近くのプリー、コナーラクの町とともに巡礼者を集めて来た場所なのだそうです。
なのでこうした対外向きのお店が多いのかなと。
大通りに出ました。

が、バスが一向に来ません。
まあまだ朝6:00ですしね。
ヒンドゥー寺院の開館時間はたいがい「夜明けから日没まで」だと思っている私はこんな時間ですがもう散歩を始めてる次第です。
えっと、「チンタマニスワル寺院」で良いでしょうか。
こういうのはやはり地球の歩き方先生は相手にしないのですね。
ブバネ犬。
道路の真ん中でインド人のクラクション地獄に怯えるブバネ犬一家。
ご飯待ちのブバネ犬一家。
この街、犬だらけです。もちろん牛も。
ラージャラー二寺院に来ました。
読み通りすでに寺院周辺にはインド人たちがたむろしてます。
いざ中へ、
と思ったらおっさんに呼び止められました。
どうやら入場料が必要なようです。
300ルピー!!
結構しますね。。この街には寺院が沢山あるのですがこれ毎回払うんでしょうか。
庭園が綺麗です。
寺院です。
朝早いこともあって大変涼しく、しばし木陰で休憩。
ここまで結局4km近くを歩いて来ました。
寺院は地元民の憩いの場のようで、爺さん婆さんがどんどん寺院の日陰部分に吸い込まれて行きます。
ここからは死角ですが、あの左側は地獄絵図のはず。
インド人ボーダーボーイズ。
私の隣ではおっさんが精神統一始めてます。
「ッポーーーーーォォォオオ!」
と唸りを上げてますが、大丈夫でしょうか。
さてそろそろ寺院を拝見しにいきましょう。
前景。
門脇にはあまり見たことがない、足が蛇のようなレリーフ。
お堂の内部はなにも見当たりません。
もうちょっと奥に入ったら何かあったのかもですが、ビッシャビシャだったのでやめました。
そしてこの寺院、前から見ると一見地味な印象ですが、回り込むと(左側は予想以上に地獄絵図だったので写真なし)、



なかなか素晴らしい彫刻群でした。
ヒン!ドゥー!教!
って感じですね。
すみません語感だけで。
続いてやって来たのはエカムラーワン公園。
公園というか、池の脇の手入れされた庭園でした。
に入れずいま壁沿いをウロウロしてます。
上記は壁越しにiPhoneを掲げて撮影した完全なる通報モノショットです。
ちょっと進むと、入り口らしきものがあり、脇に入場料2ルピーとありました。2ルピー抱えて中に入ると手入れしてたおばちゃんが何やらガミガミ言ってます。
まったくなに言ってるか分かりませんが、怒ってるかどうかもよくわからないので、ひとまず無視。
泉。
泉の向こうにブバネーシュワル 最大のリンガラージ寺院が見えると聞いたのですが、
これ?
こっち?
いずれにせよ驚嘆するような池と寺院のコラボ感はありませんでした。
そのちょっと先には
ヴァイタール寺院。
かなり小さな寺院です。
こちらは自由に出入り出来るようです。
外壁のレリーフはこちらも素晴らしい。


三つ目の写真とかちょっとヒンドゥーというよりは仏陀っぽくないですか。
なお内部は水牛を退治するドゥルガーさんの壁画が見られるということで楽しみにしてたのですが、

こんな感じで水深50cmくらい緑色の水が溜まってたので諦めました。
いまだに私の足はダニなのかわからない虫刺されが酷く、一部が掻きすぎによる流血状態なのです。
この得体の知れない水に足を突っ込む勇気が出ませんでした。
この辺りは旧市街になるんだそうです。
家々がカラフルです。

これ

結婚すると家の壁に結婚したことを描くんですってね。私のような華の独身貴族にとっては大変肩身が狭い風習ですね。
なんですか?なにか違和感ありましたか?
チトラカリニ?寺院。


こちらも出入り自由でした。
旗が良い味出してますね。なんの意味付けか知りませんが。
やって来ました本丸、
リンガラージ寺院です。
が、入れませんでした。
ヒンドゥー教徒オンリーなんですね。
調査不足でした。
54mもの高さを誇るという塔を拝見したかったのですが。。
敷地の外からパシャリ。
ここ地球の歩き方を見て、来てみようと思った場所なのですが、ヒンドゥー教徒しか入れんのになぜ地球の歩き方先生はプッシュしてたのだろう。
そうです。
私、地球の歩き方先生をリュックごと駅のクロークに預けてもうたのですねー。
はじめての先生との二人旅だったのに、うっかりしてました。
てか重すぎなんですよ先生。
もうちょっと地球の歩き方との歩き方がもっと歩きやすいような歩き方を目指す歩き方をなさってみてはと思うのですがどうでしょうか。
話を戻しまして、
リュック回収後にリンガラージ寺院についてチェックしたら
「入り口に向かって右のほうに歩いていくと井戸の近くに白い手すりのついた見晴らし台があるので、登って眺めよう。」
なんとぉー!!涙
そんなのがあったのですね。
その見晴らし台からはリンガラージ寺院内の108の寺が見渡せたのだそうです。
もったいないことをしました。。
なおこの地球の歩き方先生ですが、ダージリン辺りにてとある方からお譲り頂き、いま私帯同させていただいております。
先生と共に歩む旅路はこうした私の怠慢で今のところこれまで通りです。
先ほど眺めた池に反対側に来ています。

池と暮らす人々の生活。
相変わらずド派手なヒンドゥー寺院。

ムクテーシュワラ寺院に来ました。
ここも出入り自由です。


ほかの寺院と同様の外観ですが、こちらはあまりレリーフがありません。

お、珍しい。アーチってなかなかみないですね。しかもかなり凝ったレリーフです。
各位がとても艶っぽいお顔してます。
そのアーチを含めて寺院を縁取りしようとしたのですがこのインド人がドネーションドネーションと食い込んで来ました。
ここの寺院の人たちドネーションコールをスルーするとかなり怒るのですが、であれば入場料を有料にして頂きたく候。
帰りは狙い通り大通りでバスを拾い駅まで。
10ルピーと激安でした。
ビバローカルバス!

ただ駅周辺で降りどころを逃した私は駆け抜けるバスから飛び降りることとなり、着地と同時に腰をかなり痛めたのでした。
ツーリストレストランっぽい所に入ったらホテル併設レストランだった罠。
一番安いフレンチトースト&オムレツ120ルピーなんてものをやってしまいました。
超美味かったですけど。私にゃ100年早い代物です。
さて、ブバネーシュワル観光はこれで終わりです。
他にも寺院や石窟などあるそうですが、いま私ほんときったなくてですね。ちょっとダニにやられた箇所を手足を掻こうものなら爪にススだか垢がこびりつくような状態なんです。
夜行列車続き&町の空気が汚ったないからだと思うのですが。
なので今すぐにシャワーを浴びたいのです。このままだとそこら辺に落っこってるインド人と変わらなくなってしまう。
プリーへは自由席切符購入。40ルピー。
この18303がそれだそうです。
切符見てもよう分からんので駅員に確認。
ホームイン。
普段ジェネラルに乗らないのでどの車両がジェネラルなのか全然分かりませんが、目の前に止まった車両がインド人だらけできったなかったのでそれに乗りました。
写真は控えましたが私の席の上の荷物置きにもインド人がいました。
途中ちょっと空いてきたので席を移動。


1時間ちょっとでプリー駅着。

ここから宿までサイクルリキシャです。
そして宿。
悩ましかったですが、日本人宿サンタナです。
地球の歩き方スリランカを読みにきました。
ありませんでしたけどもね。
カメラを向けると興奮してバウワウするからブレまくるワンコ。
もうランチタイムは過ぎてますが、何か作れますか?とインド人コックさんに聞いたら鶏モモ焼きが出てきました。見た目真っ黒ですが、久々に肉を食った感を感じられました。
一休みしてシャワーを浴び、肌が摩擦熱で焦げるんじゃないかというくらい、MUJIのシャキシャキタオルで汚れを落としまくりました。
たいへん気分が良くなったので海岸へ散歩しに行きました。
なんだかんだでインド初海です。
道中のお宅の壁に、


ジャガンナートさんです。
もともとこの辺りの地方の神様だったそうですが、色々な紆余曲折を経て今ではヒンドゥー教のヴィシュヌさんの化身、クリシュナさんと同一視されるまでに昇格したんだそうです。
にしてもこの拭えないゆるキャラ感。
Google先生の検索結果とかこれ悪意しかないでしょ先生。
対するクリシュナさん
ほら。
そんなジャガンナートさんを祀る寺院もあるそうなので明日行ってみたいと思います。
漁村エリアに来ました。

この辺りは凄いです。
浜辺の延長みたいな土地に石の家がひしめき合い、みんなそこら中で家事や漁の仕事をしてます。
ゴミだらけで悪臭漂う地帯を抜けると海に出ました。

インドの海です。
荒々しい波が立ってます。
そしていきなりすみませんが、
この辺り一帯、
なんと人糞だらけです。
いえ、事前にそうだとは聞いてました。
先ほどの漁村にはトイレがなくみんなこの海岸でしているのだと。
でもですね、したらばみんな海の中でするもんだと思うじゃないですか。
違うんです。みんな浜辺でするんです。
これはちょっと衝撃でした。
いやまさに今私は海を見ていますが、振り返るとインド人が5人くらいウ●コしてますから。なんなら音まで聞こえて来ますから。
もう振り向けませんて。

この写真、ワンコが可愛いでしょう。
でもよく見るとここにもウ●コ中のインド人がフレームインしてます。
いい加減にしてください。どんだけ出し散らかすんですか。
ワンコを撮ったらウ●コのインド人だなんて、世知辛いです。
しばらく西へ逃避するとちょっとずつ地元民が浜辺でキャッキャしているエリアになって来ました。

※男女仲良くウ●コタイムじゃないですよ。
いや、にしても暑い。
湿気が凄いからでしょうか。
汗止まらんです。
先ほどあんなにシャッキリしたのに潮風と汗と先ほどのウ●コパラダイスのおかげでもうシャワーに戻りたいです。
海岸もワンコだらけです。

その中の1匹にちょっかい出してたらその子がその後も付いて来ました。

時間差で3匹付いて来ました。
3匹ともインド人のおっさんがばらまいた残飯に飛びつきあっという間にチーム解散です。
こちらにもジャガンナートさん。
もう御自身の立ち位置をしっかり理解してらっしゃる。
ガーン!

大評判のHoney beeというカフェは閉まってました。
冷房探し求めてたのに。
てかそもそもこの15-18時あたりはどこも中休みタイムだそうで、エアコンどころかレストランは全く空いてませんでした。
その後は宿に戻り、屋上からのテラスの景色に舌鼓を打ち、
そして毎度恒例、ぎこちなく日本人宿の皆さんに絡ませていただき、ぎこちない時間を演出。
後の夕食はまさかの
焼き魚!!
にそれこそ舌鼓を打ちながらもうこの宿に一年間もの間沈没しているという大沈没船の船長のような方の武勇伝を聴きながら世界は広いなと思ったプリーの夜でした。
さて、
明日はプリー周辺の遺跡を見学したら次の街へ向かいます。
日本人が沈没しまくるこの沈没聖地、1日で終了です。
明日も1日、どうぞ宜しくお願い申し上げます。ダンニャバード!でした。
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