#258 丘を愛で、茶畑を愛で。inスリランカ(8)2018.8.28
- 2018/08/30
- 13:00
昨夜、
いつも通り寝床でつらつらとブログを更新していたら、指に虫が止まる感触。
ハエではないもう少し大きな虫と思われたので、蛾かなと思い手を振り払おうとしたら、
蛍でございました。
なんと優美なことでございましょう。
海を愛で山を愛で、波を愛で茶を愛で、
そして静かな夜に蛍を興じる。
これ以上美しいものに触れていたら薄汚い私が消えて無くなりそうですそろそろインドに向かわなくては汚ったない街と切ったないインド人が私を待っtああ憂鬱。
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▼徘徊メモ
①
・行き先: エッラ→ハットン
・手段:列車
・料金:90ルピー≒63円
・時間:4時間 9:20発、13:30着
↓地図マップ
(英表記はMaps.me上の表記)
※スマホのタッチパネルの感度が異常中につきアル中みたいな線になってます。
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なんて言いながら朝5:00に起きて丘に登るんですけどね。
いや、朝陽が見たいというわけじゃなく、いやそれもなきにしもあらずなのですが、単純に今日のスケジュールがカツカツなのです。
朝のうちにとっとと見るもん見たいと思います。
暗い。
ここは海岸と違って山の中の谷の中なので、朝明るくなるのがちょい遅いのでした。
まあ参りましょう。
昨夜あれだけギンギラギンにさりげなく無かったツーリスティックタウンも
兵どもが夢の跡です。
空は明るくなり始めてますが、まだまだ足元は暗い。
お、ここから入ってくみたいですね。
西の空の深い緑と煌く満月。
唐突に現れましたがエラいこっちゃですね。
なんですかそのイケメンすぎる面構えは。
エッラロックは今私が向かっているリトル・アダムスピークとは谷を挟んで向かい側になります。
すみませんね、すぐ地図ばっか出して。
私は景色と地図を見比べながら「ふむふむムフフ」なんて言ってるド変態なのです。その点ばかりは私めの生き甲斐ですので何卒ご容赦ください。
そして道中ですが、とてもとてもよく整備されてます。トレッキング気分で来ましたが、軽いお散歩な感じです。
周囲は茶畑だらけ。
日中はここに茶摘みおばさんたちが仕事をし始め、写真を撮るとすぐさま「チーィーップゥ!チーィーップゥ!」というチップコールが成されると聞いたので今のうちに撮っておきました。
※チップコールのセリフ部分は妄想です。
この子とずっと見つめあってるつもりでいましたが、結果私のことは見ていませんでした。私の存在に気付いていないようです。
俺が見えないのか。すぐそばにいるのに。
悔しいのでこの子とわしゃわしゃします。
欧米っぽい注意喚起を越え、
欧米人向けの素敵ロッジを越えていきます。
このホテルめっちゃ凄いらしいです。
現在時点の東の空。
上手いこと朝陽も拝めちゃいそうです。
徐々に明るくなるお向かいのエッラロック。
そしてこちらが今向かっているリトルアダムスピーク。
た、高まる。。!
最後は階段。
既にいい具合に賑わってました。
さすがツーリスティックタウンの数少ない見所。
そこではリトルアダムスピーク犬たちがお出迎えです。
ちょっと右の彼は彼女の尻ばっか追いかけてますが。
エッラロックと、
アダムスピーク。
スンバラシイですね。
欧米人がヒャッホウするのも分かります。
そして見ての通りリトルアダムスピークは尾根になっているのでこのまま歩いて向こう側まで行ってみたいと思います。
3匹のリトルアダムスピーク犬を引き連れる少年。
どんな手を使ったのでしょうか。
山と、彼女の尻を追い続ける犬。
朝陽を待つ人たち。
御来光よりも私のバナナを待つ本日の野犬。
あそこをバスで通って来たはずなのですが、いかんせん爆睡してたので実感がありません。
あの尾根に行ってみようと思います。
しばし行くと
流石にここまでくると人がいません。
なぜ君達はここで待っていたんだい。
私を待ってくれてたのかい。
撫でてやろうじゃないかワシャシャシャシャ!
ってやってたら唸られました。
さて、改めまして、御来光を独り占めです。
ここいらでちょいとバナナやらしてもらいます。御来光オンザバナナです。
下界の方は雲海です。
こんな風に寝てたい。
そんなひとときを過ごしてました。
一人でね。
あゝとても良い時間でした。
ご馳走さまでした。
さて帰りましょう。
と、岐路に立つと、
しばらく先でこんな感じで待ち構えており、
そしてまたテチテチと行ってしまい、
ちょっと先で待っている。
なんだなんだこのツンデレ感。
そんなことすると日本に連れ帰っちゃうぞ。
先ほどご挨拶し忘れた山頂の仏陀先生。
すみません先ほどは誰一人として見向きしてなかったもので。
往路でも見たラグジュアリーロッジが立ち並ぶ景色に、
ヘリポートを発見。
エグゼクティブのヴェイキャンスはディメンジョンがディッファレントです。
そして引き続き先ほどの野犬がテチテチしてます。
これから山に登る欧米人ガールズたちにしっぽフリフリ付いてきました。
噂の茶摘みガールズたちはいませんでした。
てかこんだけ広いんだからうっかり写真に収めてしまってチップコール、だなんて心配ご無用でした。
宿着。
さてこの後どうしましょうなのですが、思ったよりも早く戻ってこれてしまったので、このまま早い時間の列車に乗ってスリランカの山並み愛で祭りを興じたいと思います。
朝ごはん。
ローカル食堂を発見したので初めてコッティにトライしてみました。
なにやら色々なものを刻みまくった炒め物みたいなスリランカローカルフードみたいなやつなのですが、大概売り切れててなかなかありつけなかったのです。
今回はコッティ・ロティということで薄いパン・ロティが刻み込まれており食べ応え抜群なのですが、衝撃の塩辛さで舌が痺れました。
きっとお店により味が違うのでまたトライしたいです。
さて、そんなエッラですが、ローカル食堂はあれど基本全てが全てオシャン・ザ・ワールドであるため、毎朝のアイツがいません。
MILKとかSHAKEとかFRESHとかJUICEとかどうだって良いのでミロをおいてください。
がぶ飲みしに行きますよ。私が。
どこにもミロが見当たらないので激おこでやって来ましたエッラ駅。
ここからハットンという山合いの街まで参ります。
「列車の出入り口に腰掛ける」というスタイルを楽しみたかったので等級は最下の3等にしました。
衝撃の90ルピー≒63円でした。
激おこ気分は激にこ気分へ。
これを駅員さんがバチンします。懐かしい。
9:23、時刻表通りに列車ホームイン。
ちょっとはしゃぐと死です。
時折欧米人の強いインスタ映え写真欲にポジションを奪われ、
森の花々に、ふむふむ、などと知った風を演じ、
突如のトンネルに悲鳴をあげ
一面の茶畑ぇええ!!(ここが本題)
これが見たかったのでありますよ。世界三大銘茶セイロンティーを生産するスリランカの高原を埋め尽くすこの茶畑を走り抜ける列車!に乗ってる私!
こちらはスリランカのご家族。
パパと娘さんも出入り口席にチャレンジし始めました。お兄ちゃんは怖がってしまいどっか行っちゃいました。
景色は続くよどこまでも。
バレてると思いますが、写真の選別が面倒くさくて絶景の軌跡を余すことなくお見せしたくって!!
途中からお茶っぱではないまた別の畑が目立ってきました。ライムグリーンがとても綺麗です。深々とした緑の景色に差し込まれてきます。
景色写真エイヤー!
途中、右も左も谷、つまりは尾根を走ってるところもあってとても素敵でした。
ちょうど欧米人に席を譲っていたときだったので写真ないんですけどね。
お兄ちゃんもチャレンジ開始するようです。
が、
この後すぐ逃げて行きました。
草木がですね、結構激しくぶち当たってくるのと、トンネル入った瞬間が超寒い+列車が吐き出す煙でゲフゲフなのですよ。
めくるめく景色たちが乗客を楽しませてやまないのです。
そんなこんなで4時間ほどで目的駅であるハットンに着きました。
ここからナラタニヤという街に行きます。
今朝登った「リトルアダムスピーク」という山ですが、ネーミングの背景は、「アダムスピークに形が似ている」だそうです。
で、その件のアダムスピークがこのナラタニヤにあるのです。
とてもとても聖なる山なのだそうですが、現在は礼拝のオフシーズンらしく、行くの躊躇しましたが、オフシーズンってなんだし。と思ってひとまず行ってみることにしたのです。
そして事前に調べていたハットンからナラタニヤ行きのバスが駅前から出てると聞きましたが、バス停にいた人曰く、今日は無いらしい。理由は「オフシーズンだから」。
いきなりオフシーズンの洗礼受けてます。
え、まさか山には入れないとかないよね。
ひとまず駅前のバス停ではなく街のやや大きめのバススタンドで聞いてみると、直通が無いのでまずはマスケリヤという街までバスで行き、そこからナラタニヤ行きのバスに乗れし、ということでした。
マスケリヤ行きのバス。
朝5時起きだったのでもうこの車中は爆睡でした。50ルピーで1.5時間ほど。かなり山を上がってた気がします。
そしてマスケリヤではバススタンドではなく道端でミニバスを拾いました。
バスの行き先名はNallathaniaではなく、バス停の名前?であるDelhouseでした。分かりづらい。
ちょっとここで元気をチャージ。
本日のミロ①です。
だんだん山感出てきてます。
がけ崩れで道通行止めになりかけてたし。
そんな道中を経て1時間弱、ナラタニヤに着きましたーー!!!
お、、、オフシーズン。。。
ぜんっぜん人がいません。。
ただですね、山は入れると思うんです。
流石に山入れなかったらバスの運ちゃんが何か言ってくるでしょうし。
ひとまず宿はとってないので、Maps.meで適当に見つけた宿に入りました。
GREEN HOUSE。
営業してました。
お母さんが用意してくれた夕飯が美味すぎでした。
宿1500ルピー+夕飯500ルピー。
良いお値段ですが、ホットシャワーあるしチェックアウトは「何時に出てもいいよ」という神対応(客が私だけだからかも)だったので良しとします。
宿はちょっとした高いところにあるので、村≒森を見渡せます。
すぐ脇を沢が流れていて心地良いせせらぎが聞こえます。
ウェルカムティーまでくださった。
そんな至福のひととき。
オーナーさん「アダムスピークには何時から登るかい?」
私「(ああ良かった、山には入れるんだ)3時頃から行こうかなと。山頂付近めっちゃ混むんですよね?」
先人各位のブログでは頂上の寺院が満員御礼過ぎて死ぬ思いで登頂したのに中に入れなかったという例がいくつかありまして。
オーナーさん「大丈夫!たぶん誰もいないよ!だって寺院閉まってるから!ところで君は何しに登るの?」
!
私「。。。あ。。朝陽を見ようかなって!!」
山頂までの階段、8000段です。
つづく。
※8000段かどうかは不明ですが誰かがそう言っていたような。
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