#260 私のルーツ的な話。inスリランカ(10) 2018.8.30
- 2018/09/01
- 04:00
唐突に大変恐縮なのですが。
日々の事を記すと書いて日記と読むこのMaedaK.jpにとって、さくらももこさんの件は大変ショックな出来事であり、日記であるこのブログにもちょっとだけ書いておこうと思う次第です。
分かる人にはすぐ分かると思いますが、私の文章スタイルのルーツの一つはさくらももこのエッセイです。
「あのころ」「まるこだった」あたりなんてそれはもう。
日本語ってこんな面白いんだ!
こんな文章表現が許されるんだ!
と幼心に衝撃を受け、それから事あるごとに文章を書く機会にて私なりにあれこれ試みてきました。
常々開催される学校の作文提出はもちろん、卒業文集の学級紹介文、大学時代の落語の台本、社会人時代のメンバーへの表彰文に至るまで。
小六の時にトライしたクラス劇「キノピオ」の台本は攻め過ぎを極めており今でも手元に持ってます。この台本を許可したクラスの人たち頭おかしいんじゃないかと。
この日記は日々の私のメンタル(とWi-Fi環境)が存分に反映されるのでかなりムラがあることは重々承知しており皆様には心苦しい限りなのですが、それでもちょっとでも多くの方が、このブログで一寸ちょっとでもニヤリと思ってもらえたら、とても嬉しいですし私なりのさくらももこさんへの御礼、そして手向けになるのかなって。
そんなことを考えながらアダムスピークの階段をひたすら登ってたのが一昨日と昨日の日記でございます。同日の内容がうっすいのはそういうことです。
という言い訳がしたかったのではなく、
さくらももこさんありがとうございましたという話です。
ご冥福をお祈り申し上げます。
そして以下、いつもの日記です。
ちょっと久々にビール飲んだら頭痛がしてきたので本日のところもちょいとお手柔らか御免遊ばせ。
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▼徘徊メモ(移動したのは昨日だお)
アダムスピーク→ガレ
①
・行き先:ナラタニヤ Nallathanniya
→マスケリヤ Maskeliya
・手段:路線バス
・料金:45ルピー≒32円
・時間:30分くらい 11:45発、12:15着
②
・行き先:マスケリヤ Maskeliya
→ハットン Hatton
・手段:路線バス
・料金:50ルピー≒35円
・時間:1時間ちょい 12:15発、13:30着
③
・行き先:ハットン Hatton
→コロンボ Colombo
・手段:路線バス
・料金:185ルピー≒130円
・時間:6時間 14:30発、20:30着
④
・行き先:コロンボ Colombo
→ガレ Galle
・手段:路線バス
・料金:170ルピー≒119円
・時間:2.5時間 21:00発、23:30着
※ガレ行きのバスは22:40まで無いと言われたのでガレよりもっと先にあるAmbalantota行きのバスに乗車しガレで途中下車。ハイウェイ使わず下道で行くバスだった。
↓ガレ(ウワナトゥナ)地図マップ
(英表記はMaps.me上の表記)
・青:宿
・右下の赤二つ:ジャングルビーチ
Jungle Beach
・右下の紫:日本寺と仏塔
Peace pagoda
↓ガレ旧市街地図マップ
(英表記はMaps.me上の表記)
・オレンジの左:ガレ駅
・オレンジの右:バスターミナル
Galle Public Bus Station
・青:宿 Track fan guest house
・緑の左:旧市街 新門
Fort New Entrance
・緑の右:旧市街 旧門
Old Warehouse
・左のピンク:広場
・中央の紫:教会
All Saints Church Fort Galle
・右下の紫の左:旧モスク
Jiffry Thaikka
・右下の紫の右:新モスク
Meeran Jumma Mosquee
赤ピン、上から順に時計回りで
・ガレ図書館 Galle Library
・郵便局 Fort Post Office
・裁判所 Magistrate Court
・ガレ ビーチ Ocean Baths
・ガレ灯台 Galle Fort Lighthouse
・海見渡せるポイント Rock of Flag Bastion View Point
※旧市街の周囲を緩い城壁がぐるりと囲っている。
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おっはようごっざいまーーっす!!爽
なぜ私がこんな一泊2500円もする宿にわざわざやってきたかって、これです。
徒歩0秒眼前オーシャンビューブチかましのこの宿のテラスでスリランカ初ビールをやる為です!
幸!
悦!!
愉!!!
ほんとこのスリランカ、なっかなかビールが無くってですね、あっても目玉飛び出るくらいお高いので自然と禁酒してたのですが、飲んでみたいじゃあ無いですか、スリランカビール、「ライオンロック」。
シーギリヤロックの別名ですからねライオンロックて。国の威信を掛けたビールな訳です。そりゃやっとかないかんでしょ。
見てくださいこの眼前に迫り来る容赦無いビーチ。
お隣のローカル食堂でおっさんがガッハッハ言いながら素手で盛ってくれたフライドヌードルです。
ご丁寧にお皿に新聞紙と包み紙まで敷いてくれて大変有り難いのですが、素手盛りな時点で大変有り難くありません。
振り返るともう海。
てか1枚目の宿の写真撮るときもう足は海に浸かっちゃうくらい海が近い。
これ満潮時にはどうにかなっちゃうんじゃ無いですか。
そんな宿ですが、残念ながら私の宴は1時間ほどでチェックアウト時刻により強制終了です。
ほんとは昨日夕方にはここに到着して呑めや唄えやの大騒ぎをする予定だったのですが。一人でね。唄は心の中でです。
さて。
2500円の元を気持ち的になんとなく取りきれないまま、宿を出発です。
あ、宿名はVilla surf beachです。
ちょっとお高いけど上記の通りに海まっしぐらですし洒落乙ですしエアコンWi-Fiホットシャワー全て◎の良宿です。
スリランカではこの金額払ったら上記の機能面は当たり前なのかもですが。
ご紹介遅れましたが、ここはガレの街のすぐ隣、ウワナトゥナというビーチです。
スリランカ人に「スリランカで一番オススメの海はどこ?」と聞いて真っ先に名前が上がるトップツービーチなんですって。
トップツーのもう片方は忘れました。
エッラで隣のベッドになったコロンビア人が力説してました。
彼は出会い頭に自己紹介もせず急にウワナトゥナビーチの魅力を語り出したのでちょっとなんらかの副作用がキマっちゃってたんだと思うのですが、せっかくなので来てみた次第です。
さて、そんな彼がイチオシしていたJungle Beachという場所に行ってみます。
名前からして良さそじゃないですか。
地図的に見ると宿のビーチから見える、
あの辺です。
ちょっと白い仏塔も見えてますね。
のんびりお散歩としけこみましょう。
途中、坂道をどんどん上がっていきます。
ビーチ沿いをキャッキャしてれば着くかなと思ってましたがそうは問屋が卸しませんでした。
写真がないのはガチでキツかったからです。
筋肉痛が。
すっかり忘れてましたが、昨日私は8000段(かどうかは定かではない)の階段を昇り降りしておるのです。
日本にいた時は筋肉痛が3日遅れだったのがいま1日遅れになっているのには歓喜なのですが。
そして、なんでしょうか。
。。。頭がですね、痛いです。
これまさかのビールの所為でしょうか。
約3週間ぶりのビールですが、そんなに私の身体はビールに弱くなってしまったでしょうか。
キッチンドランカーの母を持つ私は酒に対するDNAはなかなかなものを持っていると自負していますが、近頃の禁酒大国続きで私の体質も徐々に変わって来ているのかもしれません。
ひとまずちょっとずつ森の隙間から海が見え始めてます。
やだどうしましょう。
最高。
すでにもう最高です。
気持ち高まり、そして頭痛強まります。
しばらく歩くと、ジャングルビーチこっち!
という看板に従って森の中へ。
猿たちを横目にどんどんと降りていくと、
木々の隙間から覗く青!
うん、、、
普通のビーチです。
もうちょっとジャングル感あると思ったのですが。
ジャングルオンザビーチ的な。
マングローブの森的な感じのやつ。
ここはビーチ、アフタージャングルですね。
ただ先ほどの宿前ビーチと比べると地元民各位がご家族でキャッキャしてるのはとてもほっこりです。
欧米人はこんなことしませんからね。
海の向こう側にはガレ旧市街が見えます。
この後いってみようと思います。
ジャングルビーチは二つあるようで、この奥にもう一つあるそうです。
私の私による私のためのミロで元気を注入。
仏塔にやって来ました。
ここ日本寺みたいですね。
おお日本だ〜!
と思って近づいたらお坊さんにメッされました。
よく考えたら私の格好は半ズボンなのでした。
遠巻きから白い仏塔を拝む。
本日のお祈り。
「これからも美味しくビールを頂けますように。」
どうでしょかね、仏陀先生。
帰り道は、やはり久々のビールに我が胃腸が狂気乱舞しているのか強烈な下痢に見舞われ、人生初の葉っぱによる青空トイレを成し遂げたりしてました。
わざわざ書くことじゃないですねこれ。
次の宿です。
次はガレ旧市街を散歩しようと思い、ガレに宿を取りました。
ウワナトゥナからバスで10分。運賃10円くらい。
Track fan guesthouseという宿なのですが、行ってみたら「追風なんたら」という中国人宿でした。ただスタッフさんとても親切で居心地は非常に良さそうです。
宿近くに大きめな教会がありました。
このガレの街もほかのスリランカ海港街と同様、ポルトガル→オランダ→イギリス、とヨーロッパ国の支配を経ており、その影響もありキリスト教の信仰が根強く残っているんでしょうね。
教会に砲台が残されているのは上記三国の戦争の舞台だった名残でしょうか。
さてこのガレ。
特にオランダ東インド会社時代にここガレは大きく発展し、当時の街(現在の旧市街)は城壁でぐるりと囲まれたのだそうです。
いまではこの城壁街は世界遺産に指定され、アジア最長の城壁になってるんですって。
ちなみに未だにこの街の名前Galleの発音が分かりません。
英語読みは「ゴール」らしいですが、現地読みはガレだかガリだかガッレだかガッリだか謎です。
人によって通じる言い方がまちまちなのです。
ひとまずここではガッレと書いときます。
そういえば、
そろそろガリをほうばりたいです。
好きなんですガリ。
旧市街入り口周辺は路線バスだらけで全然旧市街の城壁が拝めません。
なんというか、質素です。
よくいうと堅実とでも言うのでしょうか。
エルサレムやドブログニクのような、デデデーン!!というスケール感ありませんです。
まあ写真の通り普通に乗用車入れるみたいですしね。そこら中からリキシャマンたちが「トゥクトゥク?トゥクトゥク?」言うてますしね。
旅情感は皆無です。
普通に街でございます。
そしてちょっと歩くと早速欧米人ターゲットの街並みになりました。
まあ私は嫌いじゃないですけどね。
「スリランカの野犬に愛の手を!」
なるコンセプトのお店を発見。売上金が野犬の保護に使われるのかな。
スリランカではどう見ても野犬なのに簡易な紐の首輪をしていたり、街中に餌箱が置かれてたり(大抵カラスが群がっているが)、という光景を目にします。
こうしたお店に限らず、スリランカではワンコが愛されてるのでしょうね。
他にもスリランカっぽいアートなお店とか、
フォークロアファクトリーなお店とか、
洒落乙カフェとか、
洒落乙ゲストハウスとか、
沢山あったのですが、この辺りは頭痛再来でほぼ写真ありません。
が、
久々のソフトはしっかりカメラに納まってました(無意識)。
強烈に美味でした。
そうだ、港町に来たんだからお魚食べよう!
と思い立ってレストランのメニュー覗いたら余裕で3000円とか超えててギャフンでした。
どうせスパイシーカレー味に仕上がるのだから魚の味の良し悪しなんて分かるかペッペッ!!
途中見かけたレストラン。
いいよいいよ〜。
いい具合にやっちゃってるね。
先日のバーガーラジャといい、スリランカ、ちょっとこれもんがお好きですね。
ただそれもこれも、ネーミングにインドっぽさを出してるあたり、あざとい系です。
旧市街を北から南へ突き抜けてたどり着いた見晴らしの良い場所。正式名称不明。Frag rock?
おお、いい具合じゃないですか。
よく見ると海、波が左上からと右上からとで交差してます。こういうの初めてみたかも。
灯台の麓はビーチになってました。
ここも地元民の遊び場のようです。
世界で活躍する日本の車。
山田銘建さん、良かったですね。
なにやら人々が窓からエラい覗き込んでます。裁判生観戦でしょうか。
この小さな町(旧市街だけに限った裁判所かどうかは知りませんが)では裁判は村民会議みたいなものなのですかね。
途中見かけたこの門は、オランダ支配時代に作られた旧門だそうです。
私が最初に入って来たのはイギリスが作った新門なんですって。
ところでこのスリランカにそこら中に生えてる木、なんと言うのでしょう。
枝?が垂れ下がっててかなりジブリ感出てるんですけれども。その中でもこの木は垂れ下がった枝がもはや地面につきそうで、凄ぇ長老感あります。
旧市街の中にも教会がありました。
オール・セインツ教会、で良いのかな。
ジェラテリア。んまぁ高い高い。
イギリスっぽい景色。
トゥクトゥクパン屋さん。
ようやく写真撮れました。
アヌラーダプラやポロンナルワ などいくつかの街で見かけていたのですがなかなか近接する機会がなく、今回やっと捕まえました。
そして走って駆け寄ってお兄さん期待させておいて写真撮るだけ、と言う酷いことしました。すみません。
なんだこれ、と思って撮ったこの建物。
モスクでした。
たしかによく見たら月のレリーフが。
なお写真は無いですが、他の街と同様ヒンドゥー教寺院と仏教寺院は言わずもがな多々あります。
そんな辺りで一通り旧市街を回りきったので、しばし休憩。
フルーツサラダなんぞを(一番安かった)。
イチゴとベリーと何かと何かが盛り込まれており大変にヘルシー気分です。
右上は、メニューにあったセイロンティーをオーダーしたら「それは無い」と言われ代わりに出てきた謎のお茶です。
この店のお向かいがセイロンティーのお店でしょうが!
さて、夕刻になったのでそろそろ向かいます。
ええ。夕陽です。
なんだか最近私、朝陽だの夕陽だの、なんかアレですね。
アレってなに?と聞かれても答えられませんが、分かります?この感じ。
おお。城壁から夕陽を眺めてる人たちがすでに良い絵になっている。
城壁沿いは夕陽を眺める欧米人、クリケットやってるにいちゃん達、走り回る子供たち、凧揚げしてるご家族たち、とみな思い思いの時間を過ごしていました。
凧。鳥の形した凧。
この孫を連れたおばあさんがもはや匠でした。
本日は風がかなり強く、天高く舞っている凧たちはあっちゃこっちゃ揺さぶられまくっている中で、このおばあさんが静かに手綱を引くこの凧だけは抜群の安定感で夕刻の空に鎮座していました。
まあもうほんと、
よくもまあここまで私のお天道様運の弱きこと。
日中あんなに晴れてるのに、朝陽夕陽だけは見れないのね。
それでもめげませんよ私は。
そんなのも引っくるめて愛でていこうじゃありませんか。
いまの自分の限られた制約下でのこの環境をいかに楽しむか、に「自分なりの創意工夫をしていくこと」が楽しいのです。
そんなガレの旧市街でした。
明日はコロンボです。
スリランカ最後の街になります。
ああインド。
またインド、まだインド。
※頭痛続いてます。
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