#262 南インド進撃開始。inインド(31) 2018.9.1
- 2018/09/03
- 04:00
本日は朝イチに空港へ移動し、
最高国スリランカを出国、
最狂国インドへゴーバックです。
ほんともう何回インド行けば気が済むんですかいい加減にしてください。
そしてここからの旅程ですが、我が友人が9/14にデリー来航するというので、なんと2週間で広大な南インドをパパパーっと駆け抜けます。
なのでステキな見所多数あるこの南インドを泣く泣く飛ばし飛ばしで進撃します。
まあとはいえきっと9/14には間に合わないでしょうけどね。
すまんね、友人氏。
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▼徘徊メモ
①
・行き先: スリランカ・バンダラナイケ国際空港→チェンナイ国際空港
・手段:飛行機
・料金:13,368円
・時間:1.5時間 9:30発、11:00頃着
↓移動図
②
・行き先:チェンナイ
→マハバリープラム Mahabalipuram
・手段:路線バス
・料金:65ルピー≒104円
・時間:2時間くらい 13:00発、15:00着
↓移動図
↓マハバリープラム 地図マップ
(英表記はMaps.me上の表記)
チェンナイからポンディシェリ行きのバスに乗った場合はここで下車
・中央のオレンジ:バススタンド ここ始発のチェンナイ行きやカーンチープラム行きのバスはここから
・右のオレンジ:海岸寺院
Shore temple
・中央の紫の上:クリシュナ バターボール
Krishna's Butter Ball
・中央の紫の下:アルジュナの苦悩
Anjuna's Penance
・下の紫:ファイブ・ラタ
Five Rathas
③
・行き先:マハバリープラム
→ポンディシェリー Puducherry
・手段:路線バス
・料金:91ルピー≒146円
・時間:2時間くらい 17:00発、19:00着
↓移動図
↓ポンディシェリ地図マップ
明日の日記にて
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宿を出発です。
飛行機9:30なのですが、早いとこ空港に行っておきたい一方で空港行きのバスの始発と頻度が分からなかったので早めに出ました。
と思ったら宿出た瞬間にメインバススタンドへの路線バスが前を通過。
その後は先ほどの写真の通りの閑古鳥です。
致し方なし。
リキシャです。
コロンボのリキシャはメーター制らしく安心価格です。
朝5:30のバスターミナル。
めっちゃ大にぎわいでした。
そして
空港行きバスも速攻発見。
空港行きバスはこのバスターミナルから出る高速バスだと45分で着くそうですが、駅前から出る空港行きバスはローカルバスで、空港まで2時間掛かるらしいので要注意です。
バスはすぐ出発。
空港です。
まだ6:00ちょいです。何という幸先の良さ。
今回の飛行機はエアインディゴです。
ここで不安要素が一つ。
チェックイン時にインド出国のEチケット提示を求められるんではないかと。
スリランカ航空はそうらしいのですが、インディゴ航空は情報なし。
いつインド出るか、もとい、脱出できるかなんて謎過ぎるので航空券なんて取ってません。
さあ、いざチェックイン。
Eチケットのプリントアウトを渡し、
パスポート見せて、
ビザ見せて、
係員「出国のEチケットをお願いします」
私「出国のEチケットなんてないです」
係員「We need it.」
ktkrーー!!
やはりインディゴ航空も必要みたいです。
そういうの事前に言って欲しいです。怒。
いやちゃんと書いてあったのかもしれませんが。
ふふ、だがそこは私、
伊達にA型と思われがちなB型を34年もやらしてもらってませんからね。
私がドバイからデリーにインした際に登場した航空会社、
フライドバイの航空券予約完了画面ー!
なんとですね、フライドバイは「Pay later」という支払い形式があり、購入申込後24時間以内に入金しない限りキャンセルになる、というものがあるのです。
私、こちらにてドバイ行きの航空券を押さえておりますの。
昨夜一度寝たあと2:00頃にふと目が覚めた時になんとなく嫌な予感がしてサッと予約しておいたのです。
だがしかし。
Eチケットは届かなかったんですよね。
ネットではEメールでEチケットも届く、とあったのですが。
なので、言われたら上記のキャプチャを見せようと思ってました。
一つ目の画像とか冒頭に「いついつまでに支払わないとキャンセルよ!」なんて書いてあるし、これで上手く行くか心配でした。
が、
無事航空券発行ーー!!
助かりました。。
フライドバイに感謝。
とはいえこういう使われ方は本望ではないはずなのでいつかこの手も使えなくなっちゃうのでしょうね。
※この空港はWi-Fiも飛んでるのでいざという時もなんとかなるかと。
その後は迫り来るインド人との戦いに備えるべく、ドラクエの戦闘BGMなぞを聴きながら闘志を高めてました。
見えてきましたよ戦場が。。!!
こんな街中に飛行機着陸させるなんてほんとインドです。
シヴァ神さま、改めましてどうぞお手柔らかにお願い申し上げますね。
私インド大好きですから。
ということで大変残念ながら、三度目のインドスタートです。
出口でたら一斉に待ち構えるインド人たちね。
前回チェンナイではサモサしか食べてなくて。
ただこれ何頼んだか忘れました。
マサラがふりかけられたハンペンみたいな生地をカレーで食べる一品です。
結局カレーなわけですが、スリランカカレーに比べるとだいぶマイルドです。
さてこのチェンナイですが、既述の背景からさっそく次の街に行きます。
絶品蟹カレーやらタミル語のインド映画「コリウッド」など気になる要素はまだ残っているのですが、致し方なし。
向かうはチェンナイバスターミナル「CMBT」です。
空港からメトロで一発で行けます。
往路で利用した郊外列車ではいけません。
このメトロが綺麗すぎて調子が狂います。
まだここスリランカなんじゃないかって。
綺麗=スリランカってわけじゃないのですが、ノラ人間が見当たらないという点で。
CMBT駅を出ると目の前がバスターミナルです。
どこいけばいいんでしょう。
英語表示、一切、無いんですね。
ひとまず
謎の飲み物を。
なんたらミルク言うてました。
チャイっぽい味のする濃いミルクです。
うみゃー。
適当に聞いて回ってたら「これだ」と言われました。
乗り込んで中で発車待ちしてる人に聞いたら「違う」と言われました。
外の人にもっかい聞いたら「隣だ」と言われました。
隣のバス。
これが正解です。
なんなんでしょうか今の茶番は。
私の行きたい街はポンディシェリ。
チェンナイから海沿いに南下したところです。
その南下する幹線道路がこの写真のバスの右に書かれてる「ECR」と言う道路です。
その辺の人にはECRバスはどれ?と言った方が通じるかも。
ちなみにECRとはEast Coast Roadの略ですって。
バスターミナル内、メトロ駅を背にして一番右のプラットホームNo1のレーンの手前側にありました。※一つのプラットホームに大量のバスが並んでる。
本日の予定はポンディシェリを目指しつつ、途中の海辺の町マハバリープラムに立ち寄ります。
本当はカーンチープラム と言うヒンドゥー寺院の町も行く予定だったのですが、泣く泣く諦めた場所その一です。
カーンチープラム にはアガスティアの葉と言う大変に面白おかしい興味深い予言書による占いを楽しむしていただくと言う案もあったのですが、諸々総じて10000円くらいしそうなインクレディブルっぷりだったのでやめました。この記事とか見てるとさぞかし面白そうなのですが。
ということでマハバリープラム着。
ECRはマハバリープラムの北外れを通るので、マハバリープラムへの道の入り口で下車してそこからリキシャで街中まで行きました。80ルピー。値切ってません。
いやあのですね、
南インドって北インドとは雰囲気が全然違くて、全体的におっとりなんです。
この80ルピーもなんとなく妥当な金額感ですし(実際もうちょっと値切れるのかもしれませんけど)。
北インドだとこの距離でも「300だ!これがこの街の最安だぞワッハッハ!」て感じですし、
最初バス降りて声かけてきたリキシャに即反射で「No!」と言ったら、ちっちゃい声で「お、おk。。。」とか引き下がるし、
なんかですね。違うんですよペースが。
そんなだから、ついつい言い値で乗っちゃいました。リキシャ。
やって来ましたは海岸寺院。
この「波打ち際のヒンドゥー寺院」と言うキャッチフレーズだけで私はここに来ました。
まあこうしてみると波打ち際からはちょっと離れてるのでキャッチフレーズ通りの絵は拝めなかったわけですが。
なお入場料は600ルピーとかなり高額です。
そこのインド人たち、遺跡見にきてんだから海ばっか見てんじゃ無いよ。
※インド人は入場料50ルピー。
遺跡の周囲はナンディーさんが取り囲んでいます。
長い年月の海風が侵食し、なんだか丸っと柔らかい感じです。癒されます。
その他のレリーフもこのような侵食ぶり。
こんな感じです。
海風に長年晒されたことによる侵食はまた他にない味を出しているのですが、「荘厳なレリーフに彩られた褐色の寺院と砂浜と激しく打ち寄せる波」を妄想してた私としてはちょっと物足りない感じでした。
全景の雰囲気を味わうだけなら中に入らずとも敷地の外から写真撮れそうですし。
本日の野良ヤギたち。
名前聞いたけどよく分からなかったスナック。辛そう。
もうちょっと村の真ん中の方に行くと、横にでっかい岩山と石窟が現れます。
「ガンガーの降下」とも言われガンジス川の女神ガンガーがこの世に降臨した時の物語を描いたレリーフなんですって。
そして幅29mx高さ13mで世界最大なんだとか。
そんなんがまあ道路脇にドーンとそびえてて写真取り放題なんですが、こっちも引っくるめて600ルピーにしたらいいのに。
ってくらい壮観なレリーフです。
なお先ほどの海岸寺院は西向きですが、このアルジュナの苦行は東向です。
15:30の今、めっちゃ逆光です。
レリーフにばかり気を取られましたが、そもそもこんなでっかい一枚岩が海沿いの村の中にデーンと鎮座してるのも凄い。
古代インド人が群がり讃えて聖地化するのも分かります。
続いてこちら。
アルジュナの苦行のちょい北にある「クリシュナのバターボール」。
岩山の上に丸っこい巨大岩がポツンと置かれてます。
昔パッラヴァ朝時代にゾウを使って動かそうともしたがそれでもビクともしなかったらしいです。
なおネーミングの由来は、「クリシュナ神さまの大好物バターボールに似ているため」だそうです。
世界の維持神クリシュナ様は大変に俗世な嗜好をお持ちなんですね。
岩の下ではしゃぐインド人共。
クリシュナさん、今がチャンスですよ。
ごろっと。そいつをごろっとです。
村中には石細工屋さんがズラリ。
おっさんたちがカンカンカンと小気味よく仕事をしています。
南へ向かうと見えてくるのがファイブ・ラタ。
7世紀に造られた五つの寺院群です。
入場料は先ほどの海岸寺院とセット。
いずれも風雨で侵食されていてやや迫力に欠け、象さんに至っては子供がキャッキャと群がり、なんだかなぁと思い5分で辞去。
したのですが後ほど歩き方先生を拝読するとなんとこの5つの寺院、全て一つの巨大な花崗岩から掘り出されてるんだそうです。
ってことはこの足元ではこの寺院は繋がってるのー!?
なんという浪漫飛行なんでしょうか。
wow wow wo-wow woでございます。
そんなこと知らなかった私は
こんな感じで敷地の外から寺院を眺める人たちを見て「おれもああすりゃ良かった」だなんて思ってました。
柵の外からでも全然寺院は見れます、ってくらい敷地は狭いです。
そんなマハバリープラムでした。
南インドみんなそうなのかもですが、北インドとは違うのんびりとした雰囲気の良い村です。
リキシャでECRまで戻り、通りかかったバスにまたライドオン。
2時間くらいしばし移動です。
おっさんが自分が置いてあった荷物を取り出すために横にあった私のリュックをどかし、そのまま通路の真ん中に放置した図。
さては貴様、北インド人だな。
19時過ぎにバスはポンディシェリバススタンドに着きました。
Puducherry Bus Stand。
Maps.meではOld Bus Standというのもありましたがそっちでは無かったです。
ポンディシェリー。
ここは長いことフランス領だった街で、街の様子もTHEおフランスでなんならおフレンチもいただけてしまうんですって。
最近私の中でのヨーロッパ熱が高まっておりブログランキングでヨーロッパ旅行中の皆様のブログを見てははぬーん!してる私にとって、これは聞き捨てならない街であるぞ、と寄り道を決めました。
まあ言うほどフランスに良い思い出は無いんですけどね。物価高いし。パリとか乞食だらけのエリアに宿取っちゃいましたし。
そんなおフランソワなポンディシェリーのヴァッシュモーンにエクセローンであろうな街並みは
いつものインドです。
どこにあるんですか、おフランソワンでマリスミジェールでオルヴォワールでヴェル・エールで月下の夜想曲なのは。
今の分かった方、一緒にカラ館行きましょう。
なお宿までリキシャに乗ったのですが、リキシャのクラクションが
パフパフでした。
もっというと音は「キュイッキュゥ」です。
そんなに私を笑わせたいのでしょうか。
こんな激しい喧騒の往来でこの大男が懇切丁寧にこのパフパフを「キュイッキュゥ!」と鳴らす絵は衝撃でした。
ひとまず宿。
シングル300ルピーとお安いです。
Wi-FiないですがSIMがあるので不要です。
こういう時SIM良いですね。宿代の節約になる。
もう辺りは暗いですが、折角なのでその辺を歩いてみます。
大きな公園。ちょっと夜は真っ暗なのでやめときましょう。
インド人沢山いるし。
ポンディシェリー犬。
すぐ逃げる。
ビーチ近くに屋台通りみたいのがありました。
汚い屋台でインド人がインド料理を売っているのですが、おフランソワな風が(私の心の中で)吹いているというだけでなんだか食欲が湧きます。
カリフラワー揚げです。
40ルピー。
これがめちゃクソ美味かったです。見た目は不味そうですが。
これで私の美食熱が久々に火がついてしまい、このままおフレンティーヌなリストランティシモに馳せ参ずることにしました。
道中の海沿いの道。
ガンジーさんの像です。
エッフェル塔なぞも。
夜だからあまりフランス感を感じられませんが、たしかに随所が綺麗です。まずゴミが落ちてない。インド人が転がってない。
もうちょっと貴殿もおフランソワしたらどうですか。「我輩の辞書に不可能は無い」くらいの。
寝た。
ギラギラに照らされたなにか。
博物館だったそうです。
良いのかそれで。
ちょっと歩くと欧米っぽい雰囲気のバーレストランや
やってきたのはこのお店。Satsanga。
ネットで見て上の方にあったので適当に決めました。動機は浅はかです。
まずは
おビーールぅ!!!
ここポンディシェリは酒税が安くビールがお手頃なのです。
まずはこれで三度目のインドに乾杯です。
そしてオーダーしたのは
牛ステーキ。
そう、
牛ステーキです。
牛なんて絶対に食べられない、ましてや牛を食べるだなんてインド人13億人が憤慨しそうなこのインド大陸で、牛の、ステーキ、でございまぁす!
牛肉さんボンジュールゥ!アゲぽよんヌゥ!
エクセロンにセシボンでございますぅぅぅ!!!
※言いたいだけです。
※さっきっからGoogle翻訳適当に使ってます。
良い具合の焼き加減で超絶に美味でした。。
良い感じのレストランに入っておいて頼んだのはこれだけという悲しい一件ですが、お値段1000円ちょいです。決して高すぎないと思います。
フランスじゃこの量で15ユーロとかしそうですし。当時はパニーニばっか食ってました。
そんな1日でした。
明日ですが、より南を目指してマドゥライが目的地なのですが、定番は夜行バス何ですって。8時間。
とはいえこの街に一日いるのももったいないのでどうしたものか。
ひとまず明日考えまーす。
ダンニャバードでしたー!
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