#269 海と音とドラッグの天国、ゴア。inインド(38) 20188.9.8
- 2018/09/10
- 07:00
ペルシャ湾を臨むインドのリゾート、ゴア。
16-20世紀までポルトガル領であり、ポルトガルのアジア戦略の拠点になった街です。
旧市街には当時の歴史を思わせる街並み。
そして一方で、トランスの聖地であり、世界三大ヒッピー聖地としても一時期名を馳せた街でもあります。
そんなゴア。
私の前職の同期でダークサイケのヘビーラバー、悪そな奴らはだいたいトモダチこと「ねもっちゃん」のイチオシでやって来ました。
マヨネーズが大好きすぎて「まよっちゃん」という通り名もございます。
そんなねもっちゃんイチオシのゴアの1日目です。
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▼徘徊メモ
①
・行き先: ハンピ→ゴア(パナジ)
※パナジはゴアの中心地
・手段:バス
・料金:700ルピー(定価は600。代理店に取ってもらったので100上乗せ)
・時間:11.5時間 19:00発、6:30着
↓移動図
↓ゴア全体図
②
・行き先:パナジ⇄オールドゴア
・手段:バス
・料金:15ルピー
・時間:15分くらい
↓オールドゴア地図マップ
(英表記はMaps.me上の表記)
・ボム・ジェズ教会 Basilica of Bom Jesus
・セ・カテドラル Se Cathedral
・聖フランシス教会 Saint Francis of Assisi
③
・行き先:パナジ→マプサ
・手段:バス
・料金:15ルピー
・時間:30分くらい
※マプサはゴア・ビーチエリアの玄関口
④
・行き先:マプサ→アンジュナ
・手段:バス
・料金:20ルピー
・時間:30分強
↓アンジュナ地図マップ
東のマプサからここ来て停車し、バスは北上してヴァガトールビーチへ向かいます。
※その他の情報は私が来たのがオフシーズン過ぎて参考にできないと思うので割愛。
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ハンピ発ゴア行きのバスは初の寝台バス。
昨夜の日記は「思ったより快適♡」とか書いてましたが、
いざ走り出すと
ズガガガガガゴガガガガちんかりんちんかりんぐわらぐわらドンガラガッシャーン
これどうやって寝るのでしょうか。
むしろ脳しんとう起こしそうです。
あ、脳しんとう起こしてしれっと気絶して気がつけば朝バカ!
なんて朦朧と考えてたらすっかり私も意識を失ってました。
脳しんとうかもしれません。
インドめ。
ゴアの中心地、パナジに到着です。
私も昨日知ったのですが、ゴアという街はなくて、あくまでもゴアは「州」なんですってね。
で、このパナジがいわゆるゴアの中心地になります。
時刻は朝6:30。
バススタンド は軒並みシャッター閉まってます。
まずここで私は次の街へのバスチケットを買わねばなのですが(ゴアは列車駅がとても遠い)、どこも閉まってるので、まずはオールドゴアという古き良き街へ観光に行きたいと思います。
主に教会しかないのですが、教会って朝早くから開いてるんじゃないかなって。
オールドゴア行きのバスはPonda/Margao方面行きのバスです。バススタンドの南東区画にあります。
30分くらいで着。
教会があるエリアの東のラウンドアバウトでバスは停車しました。
冒頭にも書きましたが、ここゴアは16-20世紀までポルトガル領であり、ポルトガルのアジア戦略の拠点になった街です。
何かにつけてポルトガルのアジア領はオランダに奪われ最終的にイギリスの手中に収まるイメージでしたが、このゴアは長らくポルトガルの支配下だったのですね。
そんな背景もあり、大変にキリスト教カトリック色が強いのがこのゴアです。
オールドゴアにあるこの
ボム・ジェズ教会はなんとあのフランシスコ・ザビエルのご遺体(ミイラ)があるんだそうです。
正面写真が激しく逆光で恐縮です。
一枚目が順光の後ろ姿です。
まあこうも写真映りが変わるものですか。
THEカトリックな豪華絢爛な内装です。
実際の柩とやらは、この後すぐにミサが始まってしまったので拝見出来ませんでした。
ミサ中は一番後ろの席で見守っていたのですが、ゴア犬が好き勝手入り放題してまして、尻尾振ってハッハしてました。
写真を撮ろうとしたらブルブルし始めピントが合わない本日のゴア犬。
このボム・ジェズ教会のお隣にあるのが聖フランシス教会とセー大聖堂。
いたのはコイツのみ。
オールドゴアはそんなところです。
他にも博物館などあるそうですが、私ポルトガルって実は行ってなく、あまり歴史的背景など詳しくないので、オールドゴアはこのくらいにしておきます。
パナジに戻ってきました。
まだ9:00くらいでバス会社が開いてないかと思うので、ちょっとパナジをぶらっとしてみます。
そして唐突ですが、
床屋にインしました。
いやもう頭がまもなく仏陀先生顔負けの藪みたいになってきておりまして。
バスに乗った日なんざ排気ガスと土埃で鳥の巣なんでございます。
偶然にも写真がピンボケしてるのはiPhoneのカメラセンサーがそう識別したんだと思います。どうとは言いませんけど。
こちらの床屋、いわゆるインド人のおっさんが一人で切り盛りする地元の床屋です。
カットが110円とかいうものですからつい。
いきなり他の客と世間話するおっさん。
大胆にカット後、ヘッドマッサージ?と聞いてきたので、迷わずYES(私ヘッドマッサージ週一で通うくらい好きでした)。
おっさんにカメラのピントが合わないくらい激しく私の頭を揉みしだくおっさん。
激しく振動する器具なのですが、これ手の甲に装着するんです。
つまりあくまでも頭皮に触れる面はおっさんの匠な掌底となります。
インド4500年の技はダテじゃないです。
結果
ソフトモヒカンになりました。
えっと、、
どうしましょう。
そんなキャラじゃないのですが。
ま、ひとまずこれでバスに乗るたびに鳥の巣状態になることは無くなったので、気楽に行きたいと思います。
なおマッサージ付けたら料金140ルピーとなりました。
カットと同額。
確かにそのくらいしっかり揉みしだかれました。それこそ禿げ散らかるんじゃないかと言うくらいに。激しく。ガッツリ。
てことでマッサージ時におっさんに塗りたくられた清涼剤で頭をスッスさせながら参りましたパナジの教会。
純白!!
なはずなんですが、これまた逆光凄すぎて白く映りませんでした。
この幾重にも重なる階段がほんとはもっと美しいはずなのですが。
とはいえごちゃごちゃした街中に唐突にこんな教会が姿を表すのは圧巻です。
ちょうどミサが終わった頃合いのようです。
こちらもカトリック感のある、重厚な内観でした。
パナジの街。
思っていたより全然こじんまりとしてます。
観光客はみんなビーチの方に行くのでしょうかね。
街の北を流れる川。
向こう遠く左手にインドではなかなかお目にかかれないキングフィッシャー(ビール)の大看板が見えます。さすが自由な街、ゴア。
なかなか良いご飯屋が見つからず、無難なカフェで無難なラップサンドなど頼んでしまいました。
バススタンド帰還。
バスチケット無事ゲットです。
詳細情報は明日日記にて。
さて、やることもなくなったのでビーチエリアに向かいます。
ビーチエリアに行くにはここパナジからマプサという街に移動して、そこから各ビーチへバスに乗るみたいです。
バススタンドからマプサはバスだらけでむしろどのバス乗っていいかわからないくらいバスがありました。
ひとまず客が乗ってるバスに乗り込みます。
バスは幹線道路沿いを北に進むのですが、
なんとも平和な景色を進んで行きます。
ゴアって、「海!」だと思ってましたが、思った以上に「森と海!」です、いまのとこ。
マプサ着。
バススタンドはMapusaに二つあるバススタンドの右上の方でした。
そしてそのバススタンドの敷地の隅に目指すビーチ、アンジュナビーチ行きのバスがありました。
バスの兄さんが絵に描いたようなヒッピー感がありましたが、乗ってるのはおじいちゃんおばあちゃんが多くなんだかほっこりします。
アンジュナ着きましたー!
ってここ海から100mくらいの場所なのですがほんと田舎村って感じです。
ほんとこの先海なんてあるの?て。
むしろ山というか丘が目立つ。
なんと一泊250ルピー≒400円。
ですよねー。
欧米人たちの掃き溜めみたいになってました。
どうやら昨夜は激しめのパリーが夜通しあったそうで、14:00現在、朝ごはん食ってたり寝起きの歯磨きしてたり、となかなかです。
吸う?
となにかを出されましたが「き、禁煙中なんで。。」と逃げました。
いちおうダメみたいです。
でもみんな良い人たちです。
ビーチに出ました。
お待たせしました。
ここが、インド屈指のリゾートそして世界中のヒッピーを集めるゴアのアンジュナビーチです。
。。。お、オフシーズンにもほどがある。。。
これが一時期若者たちのユートピア、そしてかつてはヌーディスト・ビーチでもあったアンジュナ・ビーチですか。。
オフシーズンというのはもちろんなのですが、ヌーディストビーチは早々に禁止され、その後ドラッグ云々はもちろん、夜間の爆音等々、次々と規制されて、かつてのゴアも今は昔なんだそうです。
ここ数年でまたゴアに風が吹き始めてるという話と、一方で2018年末からゴア州知事が厳しい女性に代わりますます厳しくなった、といった話もあり、もうよく分かりません。
で、結果、ひとまずオフシーズンのいまは上記のような感じです。
海。
ペルシャ湾です。
綺麗とは言えないです。
そして気持ちが滅入るほどの大曇天です。
ところどころにあるレストランも廃墟です。
だいぶ南へ下ると、ちょっとずつ人が。
やる気ないゴア犬。
てか砂浜と擬態してて気付かず踏みつけそうになるのでやめてほしい。
ちょっと人感あるレストラン発見。
ここに腰を据えたいと思います。
うぃー(゚∀゚)
この後どうしようかとMaps.me見てると
亀に乗って行くんでしょうかね。
インド人とか本気で行っちゃいそうですけども。
フェニーというゴアでしか飲めない酒、のロックはキツそうだったので柑橘系のカクテルにしてもらいました。ココナッツやカシューナッツの蒸留酒で45%とかあるお酒らしいです。飲み心地としてはテキーラのような感じ。
高まる。
すっかり気分が高まりましたが、泳がない踊らないタバコすら吸わない私はこの気分の高まりを大いに持て余しました。
なので
「Hello」
そしてiPhoneの充電が切れたので宿に帰りました。
何をしているんでしょうか私は。
いや、これで終わりじゃないですよ。
いちおうせっかくゴアに来たのだから、ということで、夜は音を浴びに行こうと思っているのです。
私だってたまにはライブ以外の音浴びするんですよ。信じてもらえないでしょうけど。
ゴアはシーズン中はそこらじゅうの森の中でレイブパリーが勃発するらしいのですが、今回目指すのはお隣Vagatorビーチにある砂浜クラブ。バリバリのサイケバコらしい。私サイケ好きなのです。信じてもらえないでしょうけど。
お隣とか言いながら
一山超えてますけどね。
ただそれくらい身体動かしてた方がアガるものもアガるじゃないですか。
さあもう件のクラブはもう間も無くです。
今日の私は夕陽を纏いながら光と音にディープダイブでございま
廃墟です。。!!
フロアと思われる場所は草ボウボウです。
光と音と酒を浴び夜な夜なヒャッホウするという不健康な計画は、
光も音も酒も浴びず山越えトレッキングルートを往復するという大変健康的な着地となりました。
。。。何をしているんでしょうか私は。
なお道中で汚ったない歯並びのインド人たちがライトドラッグを売りつけてきたのでやはりあるにはあるんだなという感じです。
夕陽を楽しむ女子たち。
卑猥な犬。
「このゴアには夕陽を見に来たんじゃなかったのかい?」
と自らに問い直し、オーシャンビューのレストランで飲み直すことにしました。
なんとこのレストラン、無音、です。
なんの音も流れてません。
ここはほんとにゴアなんだろうか。
ペルシャ湾沈む夕陽。
お疲れ様でした、私。
さ、帰りましょう。
暗い夜道にゴア犬が点在しており踏みつけるのは時間の問題です。
おお!!
昼間通りかかったビーチレストランでイベントが行われてました!
バーエリアも人が集まってます。
いいじゃないいいじゃない。
ではフロアの方は、、
無。
フロアに人が皆無です。
なんですかこれは。
スタッフに聞いたらどうやらテッペン回ってからが賑やからしいです。
いま21:00。
帰ります。
皆さんもシーズンオフのゴアにはくれぐれもお気をつけくださいませ。
以上、「明日一日ゴアで何しよう」のMaedaKがお送りしました。
※このアンジュナビーチを含む北ゴアはオフシーズンでもぼちぼちイベントは行われており、What's up GOAなどのサイトでチェックできます。ゴアは非常に広いので私のように適当に歩くのではなく事前にイベントチェックなさればちゃんとゴアを楽しめるかと存じます。
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