#288 満祈の僧砦-ティクセ。inインド(57) 2018.9.27後編
- 2018/10/01
- 07:00
昨日の日記の続きです。
シェイパレスで感嘆の声を叫び過ぎて酸欠死亡フラグが立った一行は、興奮冷めやらぬまま次のゴンパ、ティクセを目指すのでした。
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▼徘徊メモ
・行き先:上ラダック周辺のゴンパ
シェイ、ティクセ
・手段:ローカルバス
①レー→チョグラムサル Choglamsar
・料金:10ルピー
・時間:20分くらい
※バス頻度は頻発。
②チョグラムサル→シェイ Shey
・料金:10ルピー
・時間:15分くらい
※バス頻度は30分に一本くらい?
※チョグラムサル→ティクセ行きのバスに乗りシェイで途中下車。
※地球の歩き方にはレーからティクセ行きのバスがあると聞いていたが私の時にはありませんでした。
③シェイ→ティクセ Thiksey
・料金:10ルピー
・時間:10分くらい
以下地図は随時updateしていきます。
↓ラダック地方イメージ図
↓上ラダック地図マップ
(赤字が有名ゴンパがあるところ)
↓ティクセ地図
・黄色:バス停
・緑:入場口&チケット窓口
・紫:ティクセゴンパ Thiksey Gompa
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シェイからティクセへの移動は、チョグラムサル→ティクセ行きのバスを拾います。
何か書いてありますが、分かりまてん。
って事であっという間に着きました。
ティクセゴンパ。壮観。。!!
そしてシェイと違って、、、
ニンゲンの匂いがします。
いや、生々しい話ではなくて、何処と無く仏鐘の音、太鼓を叩く音、経を唱える声が風に乗って来るのです。
なんだか素敵です。
道中の写真はないですが、どこから登れば良いか分からず、適当な細い階段をヒイコラ上がって行きました。
途中誰一人としてすれ違いませんでした。
いちおうここ有名ゴンパのはずなのですが、どうしたんだろ?
なんて言いながら階段をひたすらに上がって行くと、ありました。
突如この迫力。
そして観光客が多数いました。
多分これ我々裏道から来ちゃいましたね。
まあ良いです。参りましょう。
左が南を守る増長天。青い体に剣を持つ五穀豊穣の神さまだそうです。
右が東を守る持国天。白い体に琵琶を奏でる神さまだそうです。
↑
左が西を守る広目天。
右手に仏塔、左手に蛇を持つ神さまだそうです。
右が北を守る毘沙門天。財宝の神さまだそうです。
↑
ちょうど内部では何やらお祈りが始まっていました。
たまたまそこにチベット大好き(勝手に認定)なお兄さんがおり教えてくれたのは今から砂曼荼羅の儀が始まるから是非見ていきなよとのこと。
小坊主達はちょ突きあい、欠伸する坊さんもいますが、これほんとに何か始まるのでしょうか。
とも思っていたら、
何やら動きが出始めました。
人が集まった先には美しい曼荼羅が。
やけに発色が良いですね。
お兄さん「これが砂曼荼羅です(鼻息)!」
砂!!
コレ砂なの!?
そしてあっという間に
あっという間に崩れ去りました。。。
もったいない。。
てか観光客ここまで入り込んじゃっていいんでしょうかね。
そしてお坊さん達が
壺に砂を入れ始めました。
お兄さん「これ御守りにしてもいいけど、みんなこれからインダス川に流しに行くんだ!良かったら君もどう!?」
とお兄さんが小さなパウチをくれました。
やばい。惚れてまう。
Tさんは手元のビニール袋(デカめ)を差し出してました。
坊さん苦笑です。
砂曼荼羅の砂。
こうしてみるとただの砂ですが、近くで見るとキラキラして綺麗です。
この砂曼荼羅について色々みてみました。
これ金属の砂に色をつけたものを細かくすったもので、数日かけて作り上げてその後すぐにこのように破壊してしまうんだそうです。
砂曼荼羅はどうやら仏が住む宇宙を表しているそうで、
それを破壊するとは、すなわち諸行無常の教えだそうです。
(薄っぺらい情報収集なので正確性はご容赦ください)
なんかしてる小坊主。
儀式してる僧侶たち。
なんてやってたらあっという間に砂曼荼羅御一行が川に向けて進軍していきました。
追っかけねば!
あ、でもゴンパ美しい。。
なんてやってたらもう人の気配すら無くなって来たのでもう良いことにしました。
(後日流します)
ティクセゴンパは現在も息づいているゴンパということもあり、狭い敷地に建物が高くそびえてます。
豪華絢爛風光明媚。
ど迫力の仏像さんといやが応にも目が合う邪鬼イチコロ仕様です。
この周囲の装飾凄くないですか。
お足元も覗けます。
周囲の内壁には一面に仏画。
凄いです。
もう砂曼荼羅のことをすっかり忘れて危うくパウチの袋を閉じていなかったことを忘れかけてました。
慌てて閉じました。
危うく御利益が風に舞うところでした。
先ほど見上げていたこちらにもお堂がありそうなので行ってみます。
内部
顔を隠した神さまの像が何体か並んでいます。
いや、名前メモったんですけど、はい。
ここです。
この神さま足がありすぎてもう何が何だかわかりません。
拡大
いい具合に邪鬼顔してますね。
ここに祀られた神さまたちはみんなご尊顔を隠されてるんですね。
先ほどのお兄さんに聞けば色々分かると思うのですが、彼はもうオン・ザ・インダス川道中です。
仏画ではなくこういうのも。
先ほどまでここで仏僧さんが踏ん反り返ってました。ボスでしょうか。
ボスの目線。
さすがボス。間違いない。
でも仕事しなさい。
この建物には屋上もありました。
そっからの景色がもう。
東は田園とインダス川。
こんな景色に囲まれたらそりゃ心も浄化されますよね。だからラダックの人たちは優しいのですね。
あ、
インド人全員この地に放り投げたら良いんじゃないでしょうか。
穴でした。
さて、そろそろ次行きましょう。
行きと同じルートというのもアレなので、帰りは砂曼荼羅隊が降りてった方角へ。
。。あれれ?
こっちはなんだか道が綺麗ですね。
。。。およよ?
ひとまず忘れて茶をしばく。
ただ今時刻17:00。
ここから南方7kmくらいにスタクナゴンパがあるのですが、そこへのバスは頻度が無いので、行くとしたらヒッチハイクになります。
とはいえヒッチハイク経験のない二人。
「5分だけやってみて、ダメだったら諦めましょか!」
※見事惨敗し、反対車線に移動してレー行きのバスを待つ図。
まあヒッチハイク経験者からしたら、五分でお試しなんて大馬鹿野郎という話ですよね。
ということで一路レーを目指します。
ただですね。。
先ほどの五分間の出だし1分目くらいで、レー方面のバス行ってもうたんですよねー!
二兎を追うものへの罰ですね。
次のバスは多分30分以上あと。
さてどうしよう。
ヒッチハイク成功です。
え、人生初ヒッチハイクに成功なんですけど!嬉しすぎて写真忘れたんですけど!!
ちょうどレー行きのバスが頻発するチョグラムサルまで行くそうです。
いえね、なぜ急にヒッチハイクとか言い出したかというと、明日の移動が途中ヒッチハイク前提になっておりまして。そしてそういう前提にしたのは、観光案内所のおばさんがラダックはヒッチハイク簡単よ!言うからなのです。
確かに今回は親指立て始めて数台目で成功でした。素晴らしい。皆助け合いの精神でやってらっしゃるんですね。
なお同乗してたおばちゃんたちが、
ジュレー!とお出迎えしてくれ、
ジュレジュレー!!とお別れしました。
やだ可愛いなにこれ。
て思ってたら、
ジュレー、って、
おはよう、こんにちは、こんばんは、ありがとう、など大概のシーンに使える万能語なんですね。
そしてラダックの人(ラダッキと言うのかな)にジュレーって言うと嬉しそうにするんです。
この時以来、私はもうジュレジュレージュレジュレー道端でジュレー大安売りしています。
なんでしたっけ、あ、そう、で、チョグラムサルまで戻り、
頻発バスに乗り、
明日以降、現地泊するケースが増えるので防寒具を追加し、
明日向かう先のバスチケット買いに来たら、全然違う場所を指定され、そこに行ったらそこに居た人にポカンとされ、バスチケットカウンターに戻ったら普通に正解教えてもらう、という謎やりとりがあった後、
安定のラマユルでフライドライスとチキンスープです。
フライドライスは塩足したらウマーでした。
帰り道。
子犬かと思ったら。
出元はここでしょうか。
はい、
そんなシェイ&ティクセ、上ラダックちょっとだけ巡りでした。
明日は進路を翻して南ラダックを巡りまーす!
ジュレジュレー!でした。
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