原付で行く、紅葉のラダック。 inインド(64) 2018.10.4
- 2018/10/08
- 07:00
それっぽいタイトルができました。
ここラダックを脱出するバスが明日金曜14:00ということなので、今日は一日原チャでまだ行けていないゴンパたちをブイっと回収していきたいと思います。
まだ咳は絶賛バースト中でそろそろ血を吐くんじゃ無いかというような咳が出てますが、ラダックの絶景を特効薬にしようかなと。
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▼徘徊メモ
・行き先:タクトク、チェムレ、へミス
・手段:スクーター
・料金:一日700ルピー
・時間:ー
↓上ラダックざっくり地図マップ
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昨日おばちゃんから買ったリンゴをシャリシャリやってます。
普通に美味いです。
歯茎から流血しないか心配でしたが、我が歯茎は耐えました。我が歯茎グッジョブ。
Youtubeで蒼穹してたらパーソナライズドバナーでえらいもん出てきました。クリックすればよかった。
??
閉店してます。
いや、どうしたんでしょう。
レーの街全体が一軒もお店開いてません。
なんかのイベントでしょうか?
って事でひとまずレンタルバイク屋に来たらここは開いてました。
レンタルバイク屋のおっちゃん、私を見るなり「あー!!」って。
ありがとありがと、覚えてくれてたのね!
なんて感心してたら彼がおもむろにデスクから出したのそれ俺のクレカやないか!!
そうなのです。
前回原チャ借りた時にデポジットとして預けてた私の唯一のクレカを預けっぱなしだったのです。
すっかり忘れてました。
この店来てなかったらすっかり忘れてラダックを脱出してしまうところでした。
危なかったー!!
前回はうっかり「Fullで!」なんつって550ルピーも支出しましたからね。
今回はそうはいかせぬぞ。
バイク屋おっさん曰く、この原チャはリッター20kmちょい走るらしいです。
で、今日は100kmくらい走る予定です。
そしておっさんは「いま1リットルだけここに入ってる」と言ってました。
3リットルお願いしました。
280ルピー。
ってこれ、計算合ってないんですよね。
計画距離に対してガソリン足りてないんですよね。
まあほんと今日寒くてですね、すっかり勘違いしてたのでゲホッゲホ。
さて、
では最初の目的地、タクトクゴンパまでの道のりをお願いします、先生。
前回に比べだいぶ余裕がある今回は左耳にipodを装着し一人カラオケ大会です。
さいっこうに気持ち良いのですが5秒に一回咳き込むのと風がとても強くて手が凍りそうなのが嫌が応にも安全運転を余儀なくされます。
原チャは蒼穹広がる谷間を抜け、
シェイ王宮を過ぎ、
ティクセゴンパ入り口にあるホテルレストランが営業していたので滑り込みました。助かった。。
チーズトゥクパ。
初めて見かけたメニューですが、トゥクパにチーズが浮いてるだけでした。
まあそりゃそうでしょうけれども。
やや雲が多いながらも相変わらずの絶景を見せてくれるラダック
あの山を越えていくとパンゴン湖です。
シャクティ村を抜けて谷間を進んでいきます。気がつけばラダックも紅葉が始まっており、とてもステキなことになってました。
多分これ行きすぎましたね。
正面入り口通り過ぎて裏山登っちゃったようです。
ここからも入れるのですが、急な階段を降りて正面玄関に行く羽目になりました。
ただし景色は最高
階段を上がるとそこに中庭にがあり、本堂、集会所といった場所がありました。ってどこのゴンパもそんな感じなんですけども。
どうしよう。
周囲をウロウロしていると靴が置かれてるドアがあったので中を覗くと僧坊さんがイヤホン爆音で激しいBGMを堪能されてました。
かなり激しく呼びかけてようやく私に気づいた彼はちょっと照れ臭そうにゴメンゴメンと出てきました。何聞いてたんでしょうか。常軌を逸した激し目のV系なら手元にありますけどいかがですか。
僧坊さんは次々とゴンパ内を案内してくれました。
先ほどの写真にもあったこの扉は、内部が洞窟本堂となっており、グル・リンポチェさんがここで瞑想をしたという伝説の場らしいです(撮影NGとのこと)。
洞窟内はグル・リンポチェさんの像を始め数々の仏像が並び、天井にはお札やコインが貼り付けられ、たいへんに崇高な場所なんだなぁと思わされました。
千手千眼十一面観音像もありました。初見です。マジで千本の手が彫り込まれてます。狂気でした。
グル・リンポチェさんの像です。
さっきっから知ったようにグルグルリンポチェ言うておりますが、もちろん私は初耳です。
さあWiki先生!
パドマサンバヴァ(梵: पद्मसंभव Padmasaṃbhava 漢訳:蓮華生、チベット語: པདྨ་འབྱུང་གནས།、padma 'byung gnas、8世紀後半頃)はチベットに密教をもたらした人物。チベットやブータンではグル・リンポチェ(gu ru rin po che)として知られる。チベット密教の開祖であり、ニンマ・パ(ニンマ派、漢訳;紅教)と呼称される宗派の創始者である。この「ニンマ・パ」とは、チベット語で「古い・宗派」を意味し「古派」とも訳される。これがチベット仏教における最初の宗派であることによる。
だそうです。
すんごい人じゃないですか。
これを作った人は場合によってはご当人に正式に謝罪すべきではないでしょうか。
なおこのタクトクゴンパは、ラダックでは唯一のニンマ派(チベット仏教四大宗派の一つ)のゴンパなんですって。
タクトクゴンパ、見応えありです。なのですが、僧坊さんがずっと私の行動を見守ってくれているので、長居しづらかったです。
そんなタクトクゴンパでした。
入場料があったかどうかは定かではないですが、ひとまずお布施50ルピーを置いてきました。
えっとね。
原チャでは遠いですね。はい。
片道1時間半でした。
来た道を引き返すわけですが、
もうとにかく紅葉が綺麗で綺麗で。
すごいなコレ!
ポツンと聳える丘の上に構える様相はティクセと同様ですが、こちらは白一色です。なんか蟻塚みたいですね。
本堂入り口。
トントン、と肩を叩かれ振り返るとこのポーズ。
おいこら、お祈りに集中しなさい。
と言いながら撮る私。
大変に神秘的な光景を目にすることが出来ました。
そして仮面を被った僧坊さんたちが読経しながら舞を始めます。
先ほどの少年僧坊たちは
おいこら。
(お金の札束数えてる)
堂内の壁画はややくすんではいるものの壁一面に描かれており大変な騒ぎです。
この飾りもの。
トルマと言って、バターで出来てるんですって。
すごいです。腹が減ります。バター大好きです。純連行きたいです。っていまググったんですけど閉店したんですか!?!?
ドゥクチェン・リンポチェさんのお写真です。
チェムレゴンパはこの後に行くへミスゴンパの分院で、チベット四大宗派の一つカギュ派の分派、ドゥク派に属しているそうで、その派の長がこの方なのだそうです。
長、もうちょっと分かりやすくしていただけませんかね。
Wiki先生にもご登場頂こうとしたのですが情報が散らかりすぎてたので今回はお控え頂きました。
屋上にミュージアムと書かれた場所がありましたが施錠されてました。
言えば開けてくれたのでしょうが、なんというか、すでに胸がいっぱいだったので自粛しました。
奥の方が闇の世界のようになってます。
急に雲が分厚くなってきまして。
下界から見上げる紅葉とチェムレゴンパ。
良い時期に来れて良かったです。
なおチェムレゴンパは入場料無さそうです。ひとまずお布施50ルピー置いてきました。
ものすんごい地層です。圧巻。
へミスゴンパ到着。
インド人ツアー団体とぶつかる、という最悪の事態になりましたが、ガイドが入念に入念に拝観マナーを説明してる間にスルッと脇を抜けて中へ。
なおここはしっかりガッツリチケットカウンターがあり、お値段なんと100ルピーです。
さすがラダック最大のゴンパ。
ただお値段なだけあって、
本堂内観
素晴らしすぎてヨダレでびしょ濡れです。
ただまだどなたがどなたかが全然分からないです。。
1枚目の右上が日本でいう「不動明王」さん、左下がハヤグリーヴァ、日本でいう「馬頭明王」さん、ってくらいです。。
下山したらWi-Fiサクサクになるはずなのでチベット仏教勉強します。
とか言って下山する先はイスラム教エリアなのでどうせ私はチベット仏教どうせすっかり忘れてアッラー!とでも言ってるんでしょうけれども。
集会所。
先ほどのチョムレゴンパとは打って変わってこちらには誰一人いませんでした。
チェムレゴンパでも見かけたトルマ。
ここまでいくともはや芸術の域。
う、美しすぎる。。。
やや一部崩れていますが、それでもこの金属砂が放つ鮮やかな色彩は「仏の住む宇宙」を表す聖なる曼荼羅として十二分に説得力があります。
さりげなくグラデーション効いてたりするのね。
いつの日か、この『砂曼荼羅を一心不乱に作り上げる僧坊さん』の様子を拝見したいものです。数日かけて作り上げるんですって。
なんとなく横からも見てみた。
そして今さらなのですが、
皆さん、かなりガッツリ豊穣されているのです。
これ前から疑問でした。大煩悩ですけどどうしちゃったんでしょうか。
これ、ヤブユムというものだそうで、はい先生。
ヤブユム(チベット語: Yab-yum、逐語的には「父上-母上」)は、インド、ブータン、ネパール、チベットの仏教美術においてよく見られる、男性尊格が配偶者と性的に結合した状を描いたシンボルである。男女両尊、父母仏、男女合体尊とも。
男性尊格が蓮華座にて座し、伴侶がその腿に腰かける座位の構図が一般的である。この交合の表現をもって空性の智慧(女性原理、自利)と慈悲の方便(男性原理、利他)との一致を体現した仏陀の境地=大楽を表している。交合とその快楽そのものを悟りの境地と紐付ける解釈は密教系のカルト宗教に多く、明確な誤りである。
先生、日本語で説明してください。
もうちょっと見ていくとこんな記述も(真偽はなんとも。。)
性的な結合は、最も高いレベルの成就を超越的な歓喜という形で体験できる。サンスクリット(古代インド・アーリア語に属する言語)では、サハジャ(倶生起…生まれると同時に生起する煩悩)と呼ばれ、性的な恍惚は、その隠喩。世界創造のエネルギーは性的なエネルギーの中に最も強力にある。実際のパートナーと性的な結合をしながら瞑想し、
自分の体内にあるエネルギーを放出しないで、逆流させ内側へ向ける。身、語、心が統合された光の存在へと変わる。そこに到達する事が涅槃(ねはん…煩悩 (ぼんのう) の火を消して、知慧 (ちえ) の完成した悟りの境地)である。
えっと、、、
まあひとまず、悟り、です。
この集会所には先ほどの本堂のものよりも鮮やかな六道輪廻図がありましたが、その分ちょっとグロめだったので拡大は割愛。
そんなへミスゴンパでした。
帰路。
無事帰ってこれました。
が、
とうとうバイク屋も閉まるという。
なにこれ鍵どうすんの!
てかクレカ返せ!!
レーの街は相変わらずシャッター街です。
宿のおっちゃん曰く明日は再開すると言うのですが、結局なにが理由でこうなってるのかは謎のままです。
明日はクレカを取り返した後に、ラダックを出発です。
バスは毎週金曜14:00と観光案内所のおばちゃんに言われましたが(オンシーズンは毎日あります)、先ほどバススタンド行ったら「バスは無い!」言われたのですよね。
つまりシェアタクシーになります。
うへぇ。高くつく。。。
てことで明日はシュリナーガル方面に向けて一泊二日がかりで下山開始です。
ジュレジュレー!
でした。
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