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#296 ラダック→カシミールへ。inインド(65) 2018.10.5



約10日間滞在したラダック。
とうとうこの蒼穹の青空の日々にお別れです。

毎朝空を見上げるたびに「私はなんて場所に来てしまったんだろう」と打ち震えながら朝寝坊犬にシャッターを切っては息切れする毎日でしたが、それも今日で最後です。

もう明日から、あのインド人共との戦いが始まります。
常に頭の中には
六道輪廻図地獄界の世界を用意し、

出会うインド人を全てあの煉獄炎に放り込んでいきたいと思います(脳内で)。

さあ、掛かって来いインド人共。


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▼徘徊メモ
・行き先:レー→シュリナーガル
・手段:シェアジープ
・料金:1800ルピー≒2880円
・時間:12時


※オンシーズンは毎日14時にローカルバスがある(途中のカルギルで一泊してシュリナーガルへ向かう)。それがオフシーズンは毎週金曜になる(観光案内所の人談)。だが私の場合10/5時点ではバスは無かった。

↓バスがある時期は以下のNo16が該当。1203ルピー。あんま安く無いですね。

2018092623282757f.jpeg 


※今回はバス無かったのでシェアジープ。バススタンド入り口付近にたむろしてた男達によると以下。
・レー→シュリナーガル直通は17:00発、翌朝5:00着。
・レー→カルギルは随時発、ただしカルギル→シュリナーガルが14:30しか無いらしい。


ということで、一旦この営業トークを鵜呑みにし、私はシュリナーガル直通ジープをチョイスしました。言い値2000ルピーを値切って1800。非道に値切れば1600くらいまでは行けるのでは。


↓移動図
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本日の朝寝坊犬。

いつもよりいい寝顔に見えるのは私の心を映し出しているのでしょうか。


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ラダックの絶景により清く正しく美しくなった私の魂がいつまで続くか楽しみです。


そして今朝もまだ昨日からのストライキ影響が残っており、お店がほとんど閉まっています。

※ストライキだというのは後述する日本人経営カフェの方に教えて頂きました。



ただ一軒、開いてるレストランがあったので1日ぶりの食事としけこんでます。

20181006231005abd.jpeg 


ああ堪らん。
昨夜は残りのリンゴをシャリっとしただけでしたからね。


ついつい

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お代わりしました。


いえね、12:00にTさんと貸しあっていた本をお返しする約束でして。
一品だけじゃ長居しづらかったのでもう一品頼んだのです。
一番安いパロタをな。

Tさんもすっかり体調悪いみたいで、当初マナリ行きのバスを予定してたそうですが急遽デリーへ飛行機で飛ぶそうです。
(体調悪いとレー→マナリ間の峠超えはかなり辛い)


お互いに歳と残予算は大人にぼやかして来ましたが突如カミングアウトしたTさんの残予算が衝撃すぎて。そりゃ飛べるわ。。と羨ましい限りです。

「チベット文化圏」がテーマのTさんはしばしインド周遊後、また中国へ行くそうです。

私も早く中国行きたいです。
辛さ控えめの麻婆豆腐を白飯とともにカッカッカ!ってかきこみたいのです(これ書くの五度目)。



その後、
レー滞在中一度も行っていなかった日本人経営カフェ、3 wise monkey cafeへ。


ここにあるんですね。

201810062344526ef.jpeg 


右の緑です。
左の緑がレストランラマユル。


今回レーに来て感じたのは、オフシーズン間際のツアー仲間集めの難しさ。
日本人経営ツアー会社ヒドゥンヒマラヤさんは商売気がやや強く、あそこで日本人を集めるのは難易度が高い印象です。

どこか別の場所でレー滞在中の日本人が交流できる場所があれば、もっと効率的にツアー仲間を募れるのです。
このカフェ(ひろしさんが経営してるのでひろしカフェと我々呼んでましたが)ここがそんな場所になって欲しいなーと願っております。


まあレーに来る日本人なんてたいていおバカンスでしてツアー料金を割り勘云々なんか気にしない方が多いのだと思いますけど!キー悔チイ!


そんなひろしさん、
昨日は突然のストライキで店を閉めざるを得なかったということで一日作り置きになってしまったケーキを!!

20181006230942057.jpeg 


頂いてしまいましたーー!!!
五臓六腑に染み渡るぅぅぅ。。

え、おケーキなんて本旅発なんじゃないでしょうかっ!!
どっかの国でケーキの形をした砂糖の塊みたいのは食べましたが、ちゃんとしたケーキは初ですたぶん。


なんなら日本でもケーキって滅多に食べないです。ケーキやるならラーメンやるので私。



図に乗っておカフェラテなんぞをしばき始める最高のテータイム。

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ひろしさんはとても物腰柔らかく、とても居心地良い場所でした。
Wi-Fi無いのでただただ和むことに特化した場所ですが、レー滞在日本人の拠り所になって頂けましたら幸甚です。



ありがとう。レー。

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さあやって来ましたバススタンド脇のシェアジープが屯してるあたり。

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冒頭に書いた通り、もともと私は路線バスでシュリナーガルまで行こうと思ってました。途中のカルギルという街で一泊して同じバスでシュリナーガルへ向かうという一泊二日プランです。

が、そのバスが今は無いという事でシェアジープです。


最初おっさん共にシュリナーガル直通プランを提示されました(2000ルピー、17:00発、翌朝5:00着)が、狭い車内での車中泊が辛いのでお断りしました。



が、
レー→カルギル、カルギル→シュリナーガルの分割プランだと後者が明日14:30しかシェアジープは無いと言われ(んなこと無いと思うのですが)、

だんだん面倒臭くなり、
窓際席かつ2000→1800ルピー値引きを条件にシュリナーガル直通プランに乗る事にしたのです。

隣の席がトラベリングインド人で無いことを祈る。

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ドライバー。俺を撮れってうるさい。

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ということでシェアジープは17:00発なので、ジープ内にリュックだけ置き、

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オシャンカフェで時間潰し。

初めて入ったメインバザール奥の二階にあるSkywok。Wi-Fiあり、綺麗な水ポットあり、トイレ綺麗、トイレットペーパーあり、となかなか最高でした。



さて。

次に泊まるシュリナーガルの宿の方が大変にグイグイで、どうやって見つけ出したか分かりませんがFacebookで私を見つけ出しメッセが来ました。
ここまでの時点で彼とは、いつ、どういう経路でシュリナーガルへ来るのか等々をやり取りしていたので、

「シェアジープが直通になったこと」
朝5時に着いちゃうから適当に時間潰してから行くこと」
「何時からチェックイン出来る?」

と聞いたところ
『なぜ君は適当に時間を潰すだなんて言うんだい!?来たら良いじゃないか我が宿へ!!朝5時?全く持ってnot at allでNo problemさ!!朝5時にゲートの前で君を待つ!俺の写真はこれだ!!(→キメ顔の自撮り)さあ!君の写真をくれRight now!』


ああ大変な宿を選んでしまった。
もちろん彼は悪い人ではないですが、私の心が悪い人なので、逆に心苦しくて疲れます。


ジープが遅延したらどうすんのさ。
そんなウェルカムしておいてガッツリカシミール織を売り込む気だろう。
。。は!
いけません。私の心はラダックの絶景に洗われたのでした。

満面の笑みで彼に今撮った自撮り写真を送ってみました。
→「OK.」
え、なにこの温度差。
さっきまでのテンションはどこに行ったんでしょうか。
あからさまに私の自撮り写真でテンションダダ下がりみたいじゃないですかキー悔しい!




16:30。
ジープの運ちゃんと約束した時間に集合場所に来た私。



まぁ想像は容易くついてましたけどね。

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いないよねー。

周囲のドライバー仲間は「彼は街中へ乗客をピックアップしに行ったよ!」という事で、しばし待ちます。

ツマミとして用意したポテチたちを5cmの距離で狙いにきた刺客。

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そして

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日が暮れそうです。


時刻17:20

一応この待ってる間に他ドライバー仲間に電話を入れてもらい、「あとちょっとだって!」を二回繰り返しているのでまあ心配はしていませんが。

ここラダックですし。インドではなく。


ラダック人のドライバーはきっと素敵なのですが、ピックアップしようとしているトラベリングインド人がトラブリングインド人なのでしょう。


17:30

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来ましたー!
中には3人のインド人がいました。
こやつらだなトラブリングインド人共は。

そしてその後も何人かピックアップし、

まさかの私以外全員インド人でシュリナーガルへ向け出発です。


となりのインド人が早速話しかけてきます。
「ジャパニーズは素晴らしいよね!8:00集合と言ったら8:00に来るよね!それに比べてインド人は8:00集合と言われて9:00に来たりするよねアッハッハー!」
それお前な。TPO。


なにをどうしたらいまこの場でアッハッハなどと笑えるのでしょうかDNAがバグってるとしか思えません。


ラダックを脱出する前から私の闘志が煮えたぎり始めてしまいました。




幸い私は後部座席の端っこなので、狭いながらも彼らの賑やかな会話の応酬に板挟まれることなくiPodタイムにしけこみました。


夕暮れ時の、ラダック、インダス。

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20:00頃、
ラマユル手前の街で休憩タイムとなりました。

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お前ら以外全員車に乗り込みあとお前らだけだよ、というところで外で喋り倒し始めるインド人共。

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観察していると、この先頭のやつがデカい声で喋り倒して続けそれを周囲のインド人がやや引き気味に話しを聞いているという構図が見えて来ました。どうでも良いですが。


その後、
21:30頃にラマユルの村を通過。


そしてそのちょっとあと。
カーブが多いなと思ってふと見たMapsmeが地獄絵図だった件。

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まるで腸のようです。
となると我々もれなくウンコ役になりますが。


23:00
カルギルの街が見えてきました。

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もともとはここで一泊して明日朝、シュリナーガルへ向かう予定でした。

チラチラとライトで照らされる断崖絶壁感ある山道を爆走するシェアジープ。なかなかな心持ちです。

こういう時に私がマチュピチュやジョージアで体得した対策は「死んだフリ」です。
そっと目を閉じ、
iPodが奏でる90年代後半のTK楽曲の黄金旋律。私の脳内はみはやPVの中です。


そしてTKフェスティバルが3週目に突入した頃、

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唐突にシュリナーガル着。

。。。3:30。
当初出発予定時刻1時間遅れたにも関わらず1.5時間早く着きました。

そりゃそうです。
いつ私の視界が暗転して羅刹様にお目に掛かるんじゃないかと思わんばかりのデッドリーエンドレスマキシマムモメンタムジェットコースターでしたから。


そしてね、
なにが困るって、
シュリナーガルはカシミール地方の街なのですが、ダル湖という湖に立ち並ぶハウスボート宿が有名で、今回私はそこにステイする予定なのですつまり!


宿は湖の上

歩いて行けないんですよねー!!



しかしそこはさすがラダックドライバー。
すかさず宿に電話を入れてくれ、

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すぐに来ました宿のおっちゃん。。
しかもちょっとバランス崩したらあっという間にドボンなうっすい船です。凄い。。!


そして小舟は結構な距離を進み、

20181006234434160.jpeg 


宿着です。
部屋は無いけどリビングなら、という事でありがたく就寝です。

上記の通りまだ真っ暗で状況掴めていませんが、すでにステキな雰囲気臭がぷわんぷわんしているので明日が楽しみです。


ということで続きは明日。

なおこの辺りはムスリム圏なので挨拶はこうなるようで。
久々の
アッサラーム・アレイクム!
でした!



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MAEDAKプロフィール

Maedak

Author:Maedak
ろくに英語もできないまま地球を東方面へ徘徊しはじめた158cmです。
なにを目指したブログかいまいち模索中ですが、関係各位への生存報告を兼ねて日々更新していきます。記事中の情報はあくまで英語力不十分な私が個人的に体験した限りのことを記載しているまでですので、あくまでご参考程度によろしくお願いいたします。

★2019年5月に無事帰国しました!
 これまで応援いただいた皆々様本当にありがとうございました。
 お陰様でこのブログは2018年11月頃よりブログ村世界一周カテゴリで
 しばらくの間、1位をいただくことができました。
 このブログは記念に残しておきますのでどうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
 また皆さまが旅に出れる日が来ることを心から願っております。


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