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そんだけ印度好きなのか
Re: そんだけ印度好きなのか
インド全て滅べばいいと思っています。
単純に広すぎるんですこの国。
そして各地方がまるで違う世界なんです。
ただし。全て滅べばいいと思っています。
158cm(♂)が今日も元気に地球徘徊やらしてもらっています。
300件目の記念すべき日記にしてこの屈辱的なタイトル。。!
はい。
やってきましたはシク教の聖地、アムリトサルです。
これまでシク教はたびたび触れて来ましたが、ここでちゃんと(いつも通り触りだけ)勉強しておこうと思います。
と言いながら今日はシク教聖地に行ってないのでそれはまた明日。
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▼徘徊メモ
・行き先:ジャンムー→アムリトサル
・手段:バス
・料金:225ルピー≒360円
・時間:4.5時間 8:30発、13:00着
↓移動図
↓アムリトサル地図マップ
(英表記はMapsme表記)
・左上オレンジ:アムリトサル駅
・右上オレンジ:バススタンド
・青:宿 Bacpackers Nest ドミ一泊400Rs
・左下紫:黄金寺院
Golden Temple
・その上の赤:中央スィク博物館
Central Sikh Museum
・右の赤:ジャリヤーン・ワーラー庭園
Jallianwala Bagh
・ピンク:大きな像 参道の中心地?
・その上の赤:Partition Museum
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ジャンムーの朝。
インドな朝です。
朝からやかましい。
今日は体調若干良くなりましたがまだ喉は痛く席は止まりません。
もはやこれはインドにいる限り続くのでは。
州都のバススタンドにしては小さいです。
そこら辺のおっさんにアムリトサルアムリトサル言うてたら指示されたバス。インド人の言うことなど2ミリたりとも信用していませんが、ドライバーのシク教徒の方が「イエス、アムリッサル!」と仰るとなんだこの安心感。
※シク教徒の目印はこのターバンです。
だがこのドライバー、
煽る、抜かす、急加速、急停止。
どれをとっても抜群の過激派でした。
シク教徒の優しい(私の勝手な)イメージはパリパリンと崩れ去りました。
SIMカード復活!!
ラダックを含むジャンムーカシミール州はSIMカードが機能していませんでしたが、久々に電波を拾いました。
素晴らしい!
これだけで精神衛生が大改善です。
アムリトサルはパンジャブ州であり、かつパンジャブ州最大の都市です。
パンジャブ州。
タンドリーチキン発祥のであり、
私がデリーで体験したミュージカルのタイトル、BALLEBALLE(?)の由来の地ということもあって密やかに楽しみにしていた州です。
バススタンドがきちんと整備され、行き先ごとにプラットフォームが分かれ行き先がきちんと明示されてます。
>ジャンムーカシミールの者共、見たまえ!
市内は高架道路も張り渡されてました。
シク教聖地ということもあってこうしたインフラ整備は力入ってる感じがします。
ただ旧市街はもうあっという間にインドです。いちいち写真は撮らなくなってしまいましたが。
Backpacker's Nest。
事前に目をつけてた良さげな宿が空いてました。Wi-Fi◎、エアコンあり、シャワー三室あり快適です。
やはりここは一大観光地なのでしょう。
ちょっと歩くと整った区画に出ました。
こここそがシク教の聖地です。
オレンジのバンダナがそこら中で売られてます。
シク教寺院に入る際は髪を隠す必要があるのです。入り口で貸し出してもらえるとは思うのですが。
寺院内へ入る前に、かなり綺麗目な参道を発見。みんなこっちから来るようです。しかも宿からもこの参道来た方が近かったようです。
みんな食べてたアイス。
マサラ風味。余計なことすな。
アムリトサルで是非食べてみたかった逸品。
具入りホットケーキにバターが乗ったようなやつでした。
めちゃ美味いです。
めちゃ美味いですこのバター!
焼きケーキにバターが乗って美味くないわけがないでしょう。
バターが美味いんだかクルチャが美味いんだか分かりませんが、これで70ルピーなんだから大したもんです。
通りはターバンだらけ。
敬虔なシク教徒は5Kという5つのKがつくものを持ち歩いているそうです。
すなわち、
・ケース=長い髪。髪を切ってはいけないという掟があり、その長い髪を覆うのがこのターバン。
・カラー=腕輪。力強さと結束の象徴。
・カンガー=櫛。身を整えるために携行。
・クーリパン=短剣。自己防衛と不正に対する闘争の象徴。
・カッチャ=短袴。ゆったり半ズボン。
この五つ。
シク教徒は世俗の仕事に従事して労働をすることを重んじており、勤勉で商売上手な人が多いそうです。
結果的に世界で活躍する人も多く、結果的にインド人=ターバン、のイメージがついたと言われてます。
私はあまりインド人=ターバンのイメージがそもそも無かったので、デリー到着時に「あれ?みんなターバンしてないじゃん」とは思いませんでしたが。
話を戻しまして、
そんなシク教徒聖地のこの街はみんなターバンしてます。
オレンジだけでなく、青、黒、赤、紫、チェック柄、迷彩柄、と幅広いです。
色の違いに意味は無いのでしょうかね?
みんな小物と色あわせちゃったりなんかしてシャレオッティーです。
なおクルチャを食べながらシク教について色々調べてたのですが、
「シク教 ターバン」と検索したら候補ワードにこんなものが。
まあみんな気になるよねー、
なんてクリックしたら、ちょっと心温まるエピソードが出て来たのでリンク貼っときます。
称賛の嵐 ターバンを取ったインド人が新聞・メディアで話題にhttps://nzlife.net/archives/11776
そしてそんなシク教徒の聖地、黄金寺院に行くのではなく、今日はこのアムリトサルから近いパキスタンとの国境、通称「ワガ・ボーダー」に行くことにしました。
国境では毎日日暮れ頃に国境閉鎖セレモニーが行われており、これがなかなからしいのです。
アムリトサル到着早々に行くものでもないと思ってましたが、出発時間14:30、戻りが19:00、となかなか時間を食うのと、次の街に行くバスが16:30発なのでこれ明日じゃなくて今日じゃないといけないじゃん、と思い至りまして。
ワガ・ボーダーにはシェアタクシーやシェアリキシャの客引きが黄金寺院参道周辺にわんさかいます。
私はこのおっちゃんに依頼しました。
大した額ではないのでその場で即決。
出発時間まであと10分とかいうから。
後から色々とワガボーダー行きの声がかかりましたが中には往復100ルピーと言ったのもありました。
タクシーではなくリキシャかもですが。
※リキシャで行くにはちょっと遠いです。
このバンダナ少年も一緒に参加します。
さっきのおっさんはもうちょっと客を乗せたいみたいで声がけに必死です。
8人乗りの車に12人乗ってえんやらや中です。もー。
20分ほどで見えてきました。
国境です。
ワガ・ボーダーなどと言われてますが、
国境の町の名はアタリ。
標識にはアタリ・ボーダーと書かれてました。
今はなかなか難しくなったパキスタン入国ですが、昔はこの国境を越えていくのが定番だったようですね。
車はセレモニー会場脇の駐車場で停車し、18:10集合ねー、とだけ言われて自由行動。
ひとまず人の流れに沿ってセキュリティゲートへ行くと、モバイルバッテリーは持ち込み不可とのことで、となりの建物に預けることに。
なおクロークでは
Mobile battery charger 20ルピー
Power bank 30ルピー
とありました。
えっと、だれか違いを教えていただけませんか。
おばちゃんに最初30ルピー請求され、いやいやこれMobile battery chargerだし、と主張したら20ルピーになりました。
違いなんだし。
国境へ。
いつもは大変に緊張する国境への道。
こんなお気楽に歩く日が来ようとは。
やってきました、国境です。
なんかスタジアムみたいな雰囲気です。
それは見た目だけではないです。
すでに会場からは大地を揺るがすような大歓声が轟いてくるからです。
。。。え?
セ、セレモニー??
満員御礼宜しく大フィーバーでした。
なんなんだこれ。
いや、事前情報として、
両国が自国の誇りを掛けて盛り上がりっぷりを見せつけ合う、ってのは聞いてましたが、ここまでやるかね!?
ちなみにパキスタン側は、そもそもインド側がうっさすぎて全然様子が分かりません。
とはいえ物量的にインドに敵うはずが無いですし、そもそも「盛り上がりっぷりで相手に勝つ」だなんてTHEインド人な挑戦をパキスタン側がまともに受け止めてるとは思えませんしそうあって欲しくないです。
大勢の女性たちがEDMをバックに大騒ぎし始めました。。!カオス!
「インドの女性たちはこんなに自由よ!」
という主張なのだそうですが、
自由すぎでしょうよ。
にしても、
なんだろう、なんだか、、
ちょっと楽しいw
今わたしはインド人席スタンドにいるのですが、みんなして大盛り上がりにつき、
なんだか私も楽しくなってきました(単純)。
巨大なインド国旗を一緒に持ち上げちゃったりなんかしてすっかりもうインド側な私です。来る途中の露店で売られてたインド国旗買っときゃ良かったかな。
そしてここでは外国人専用席があるとのことで、インド人ひしめくこのスタンドから移動です。なぜわざわざそんな地獄スタンドに踏み入れたかというと今の今まで忘れてたからです。
ふと目にしたところに完全に萎縮したヨーロピアンたちが佇む一角を目にし、思い出したのです。
でもインド人スタンドはこれはこれで楽しいですよ。みんな意味もなく大盛り上がりですし。
もーもー楽しそう。
世界中の人たちがこうあって欲しいものです。
お祭りガールズたちが退散した後は女の子たちによる国旗行進。
大変立派です。
なお外国人専用席は会場内のより国境寄りのスペシャルビュー席でして、上記の通り素晴らしいアングルで写真を撮れていたの!です!がー!!!
iPhone充電切れとなりました。
いやあのですね、
iPhoneケーブルさんが日に日に充電出来なくなって来てて、ついに充電5%で朝を迎えるというていたらくっぷりだったのです今日。
そこへモバイルバッテリー取り上げられたもんだからそりゃ充電切れますわ。
って事で以下、まさかのiPod touchで撮影。
なんてやってるうちに、
わんこ(警察犬)がペコリとお辞儀する瞬間を撮り逃がしました。。
てかそもそもそのペコリは我々のスタンドとは反対側になされました。キイ悔しい!
てことで以下、画質が急に悪くなるのですが。
両国の兵隊の掛け声?
でセレモニー開始。
会場後方にスタンバイしていた10名ほどの兵隊が、リズムに合わせてスピーディに行進で入場。
緩急が凄すぎて写真撮るタイミングが全然分かりません。
あ、動き出した!と思ったら高速で次の位置に移動しちゃうのでiPod touchの画質では被写体が捉えられまてん。。
いっぱしの兵士だと思ってたらコイツがインド側のDJ兵士のようで、路上を駆け回っては観客を煽る煽る
(左手にマイク)
ヒンディスタン!
って言ってるのかな?
会場の唸り声の手綱を自在に操り始めました。SUGEEE。
ゲートに向かって高速で歩いていく兵士。
とスーパーDJ。
座れ!言われても聞かないインド人スタンド。
そして両国間のゲートがわーーっと開かれ、
しばし両国の兵隊同士によるパフォーマンスタイム。写真じゃ全然わからん。。
パキスタン側の太鼓?
に合わせて両国の兵士が対称的に動くのには目を見張りました。息ピッタリじゃないか。
そしてこの時気づきました。
パキスタン側も大変に盛り上がってるじゃないですか。
白い服に白い帽子を被ったムスリムの方々が、スタンドでぴょんぴょん飛び跳ねて大騒ぎしてます。
これがかのパキスタンですか。
なんだこのほっこり感、素晴らしいじゃないですか。
てかインド側がうるさすぎなんです兵士が立つな言うてるのに全員総立ちだしスーパーDJみたいな兵士がマイクパフォーマンスで煽りまくるしその度にインド人共の雄叫びが会場を揺らしまくるし。
てかそもそも会場の大きさがインド側がパキスタン側の2倍近くあるんですけど!
これインド側、増築してねーか?
それは反則でしょう。
そりゃ物量で圧倒するわ。
いつかパキスタン側からもこの景色を是非拝見したいと切に願いますが、きっとインド側のうるささに堪忍袋の尾がはち切れ過ぎてタヒ来たるでしょう。
そして両国の兵士が自国の旗の綱を持ち、
ゆっくりと旗を下ろし始めた頃、
時計は18:00を指していたので急ぎ会場を抜けて車へ向かいました。
途中見かけたグッズ屋。
写真残ってませんでしたがインド国旗柄の旗や帽子や横断幕などインドグッズを売りさばいてます。先ほど一瞬とはいえインド国旗買っておけば良かったと思ったら私を私で恥じたいと思います。
もうちょっとインド×パキスタンなアイテムがあったら良いのに。
と店員に言ったら「あるよ!」と唯一であろう両国の国旗と兵隊が並んだオブジェを提示されました。
その瞬間パキスタン兵士のオブジェがぽろんと外れるというあってはならない小事故付きで。
車着。
まー誰もいないわな。
結局インド人家族は30分遅刻してきました。やはりダメだこの人種。
帰りは冒頭地図のピンクの像の隣にある立体駐車場一階で解散となりました。
その像。
シク王国時代をなぞらえた像でしょうか、
大変勇猛そうなシクの王と思われる像です。
そしてこれを撮っていたらここでも私を中国人と思ったインド人に、恐らく馬鹿にされているであろうなんらかの言葉を浴びました。
ちょっとこれは驚き。
なぜなら彼らしっかりターバン巻いてましたからね。シク教徒だと思われます。平等を重んじる彼らにまで嫌われる彼の国の方々もなかなかですが、なかなか残念な出来事でした。
次おなじ事態に出くわしたら、是非彼等を取っ捕まえて、彼の国の人々をどう思っているのか聞き出したいところです。
領土問題等々であればさもありなんですが、
やや香ばしくなり始めているスウェーデンホテル事件など持ち出された日には「わっかるぅ〜」と肩を叩きたいところです。
それはさておき、各所でこうして残念な言葉を浴びせられるうち、同じアジアンとして悔しいと思うようになりました。彼の国の方々には可及的速やかに民度の改善を期待したいところですが、一方で彼の国の素晴らしい部分(例:麻婆豆腐)をもっと世界に知って欲しいと思う次第です。
その後はパンジャブ料理屋でスペシャルターリーに舌鼓をうち、
彼の国のことなどすっかり忘れて心地よく爆睡したのでした。
だってこのチャパティ、ぐるぐる巻きなんですよ分かります!?
さ、明日はいよいよシク教徒の聖地、
黄金寺院を訪れたいと思います。
明日も引き続きどうぞ宜しくお願い申し上げます。
ダンニャバード!
でした。
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