#304 トリウンド絶景狩り。inインド(73) 2018.10.13
- 2018/10/17
- 07:00
昨日のチベット問題に頭を唸らせた翌朝は気分を変えてトリウンドと言われるトレッキングルートを行脚してみようと思います。
えっと、
先に言うと、Mapsmeさんに従ったら正しいルートを通らず大変な目にあいました。
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▼徘徊メモ
・行き先:トリウンドトレッキング
・手段:徒歩
・料金:ー
・時間:往路6時間
復路3時間
↓トリウンド周辺地図マップ
(英表記はMapsme表記)
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冒頭地図の時点で私の想いが炸裂してますが、その辺りは追い追い。
7:00くらいに宿を出ましたよ。
んで、Mapsme先生に聞きましたよ。
トリウンドトレッキングルート教えてって。
こう仰るわけですよ。
あー、バグス村の滝を超えてくのね!って。
誰もがそう思いますよ。
※何を言いたいかは最後にまとめます。
って事で、
今日も快晴なバグス滝と山々にダンニャバードです。
なお私トリウンドトレッキングがいかほどなものかあんまし分かって無いのですが、他の方の旅ブログで見た写真が悶絶モノだったのでひとまずやって来ました。
その写真はダラムサラの山の尾根にみんな寝っ転がってて、その向こうにヒマラヤの山々が超絶力強く聳えてると言うヨダレ滝モノな写真です。
ってことは、
多分どっかしらの山の尾根には行くんだろうなと。
となると。。
うーん、まあきっとあのくらいは行かにゃならんよね。。。
行けるのか体育の成績1の私。
このいぬが邪魔してた景色。バグス滝の上まで来ました。
まだ谷間に陽は射しておらず、薄暗く、肌寒いです。
こんな荒れた道をひたすら上がっていきます。
もうバグス村の景色(右側)はあんな遠く。
左奥がダラムサラです。
なるほど、どおりでこの道、
場所によっては隙間なく馬のウンコだらけなわけです。
もう何度踏みしめたことか。
だーいぶ上がってきました!
見える街の景色幅がどんどん広がってます。
うーん、
全然まだまだゴールが遠そうです。。
何やら小屋っぽいのが並んだ場所に来ました。
ここからが苦渋でした。
Mapsmeの地図がよく分からないんですねー。
だだっ広いのは良いのですが、逆に一本道ではなくなりまして。
でもMapsme上は一本道なんですよ。
Mapsme睨めっこしてても道を外れたり戻ったりを繰り返しながら山をグイグイ登っていきます。
たまにGPSの反応が3分くらい止まるときがあり、
復旧と同時に「うっそぴょーん!!」とGPSの位置が素っ頓狂な場所を指したりするこの絶望感。
Mapsme愛好家は100回は経験してるんじゃなかろうか。
盛大にヤギに囲まれてるんですがここどこ!!
とここでヤギ使いのおっさんが登場し、正しい道を教えてくれました。
あ、現地の人は「トリウンド」ではなく「チュリウンド」と言うようです。トリウンド、では通じませんでした。
えっと、、
これはヤギ用の道でして、
人間用の道じゃないですよおっさん。
まあヤギ使いだからしょうがないか。
すでにこの時、GPSのうっそぴょん♪にやられ正規ルートからかなり外れてる私。正規ルート方面は傾斜60度くらいの斜面になっており、ヤギがホイホイ飛び回ってます。
もうこれ行くしかないよね。
幸い、斜面はヤギがホイホイ出来るような段々状になっており、手を使えばグイグイ登れます。
もれなくヤギのころころコンウーと御面会ですが、背に腹です。
道は今登ってる山の尾根尻に差し掛かり、
山の向こう側に見えたは白い巨山!!
あの向こうの向こう側はきっとラダック。
なんて素晴らしい。。
さてここからは北へ一本道なのですが、
これすんごい尾根を行くのね。
そしてどんどん登ってくのね。
尾根超えたらまた尾根出てきて、なんかもう、何度心折れそうになったか。
相棒が出来ました。
背中と尻を(石で)掻いてやったらあっという間に手下になりました。ふふん。
尾根(まだまだ中腹)から見下ろすダラムサラと近郊の町(もう見渡せすぎて名前不明)。と相棒。
さぞ気持ちよかろう。
だがなぜそこで?もうちょっと頑張れば山頂なのに。
稜線と雪山と牛(赤枠)。
近づいたら草木をアクセにするシャレオンティーナでした。
超えても超えても尾根。
いや凄いですぜしかし。
ラダックではトレッキングを諦めたので、こうした景色は拝見出来ず終いでしたもので。
さぞ気持ちよかろう。
景色を自撮りする仏僧たち。
君たちもすっかりインド人だな。
てかほんとひっさびさに人間を見た。
他の方のブログ見てると「定期的に売店があり」とか書いてあったのに一軒も無かったからマジでハラヘリなのです。
(一軒もないのはこれが公式ルートではないからである。)
休憩所っぽい!!
絶景に乾杯っすわ。
なお
・ポテチ
・水
・チャイ
を注文して130ルピーでした。
下界なら50ルピーです。山価格。。!
多数のキャンパーが集まる広い場所に出ました。みんなどこにいたのさ。道中ニンゲンはあのヤギ使いしかいなかったってのに。
マギー。
80ルピーしましたよ。
ここで11:00。
約4時間も要しました。
道に迷ってる時間が長かった。
なお私は他の方のブログを読んで「入山記録を取っている」「そこまではタクシーでいける」と言う情報を入手してました。
ただここまでそんな雰囲気一切なかったので、ここからが本当のトレッキングのスタート地点で、この辺のどっかで入山記録とるのかなー、などと思ってました。
つまり、こういう事です。
正:
・ガル寺の入山口からIN
・そこで入山記録を取る
・北のルートからトリウンドエリアへ。
私:
・バグス村の滝を超えて謎ルートでIN
・入山記録なんてありゃしない
・南のルートからトリウンドエリアへ。
・でもそこがトリウンドエリアだなんて知らずにさらに先へ行く。
なんかもう大変残念です。
でもこの時の私はそんなん知りませんからね、
道中は分かりやすい一本道でした。
この辺りから「あれ、私が通ってきたあの道は正しかったのかなぁ」なんて疑い始める始末。
今貴様が歩いてるその道ですらも不正解だとは知らずにね!
グイグイと雲に覆われていきます。
でも良いんです、
私は登頂感を味わえればそれで十分。
カフェが凄い主張してきます。
見つけました。
まさかの私大好きレモネードがあったので即買いし、登頂時のご褒美用にポテチをもう一個買いました。120ルピー。下界だと45ルピーです。
もう真っ白ですが、時折雲の隙間から見える巨大な雪山の景色のカケラたちを勘案すると、
この赤い線くらいまでは実は山なんです。
つ、伝わらないけど。。!!
もうこんな感じで、道は無いです。
Mapsme上の一本道がどこ指してるか皆目見当がつきません。
ただ言えるのは、山頂は尾根二つ超えた向こうに見えるストゥーパっぽいということ。
着きました。
。。。。
えっと、、
誰かいませんかーーー!!!
返事はありません。
えっとですね、
ここがゴールなんじゃないんでしょうかー!!
ひとまず、
ここで私は私の私による私のためのポテチの宴を催すこととする。
眼前の景色。
まあ雲よ。
雲が晴れた〜!て思っても5秒後には谷底からモンモン雲が上がってきてあっという間に真っ白さ。
そしてこの時気付いたんですよね。
ここ標高3240mじゃん!!
ダラムサラが1500mちょいだから私、1740mも登って来たことになります。
凄くないですか。
もはや富士山8合目ですよ。
通りでいま13:00。
出発から6時間もかかってるわけだ。
そして気づきました。
みんなあのキャンプエリアまでしか行かないんだね。って。
いえね、
このトリウンド山頂への道が急旋回して巨大な雪山たちに背を向け出した辺りから何か違和感を感じていたのですよ私は。
ただひとえに、残念すぎる。
まあ私の調査不足が原因なのですが。
って事で、
何の悔いもないので早々に下山しまーす。
Mapsmeのルートはぐるぅーっと迂回してましたが、一直線で突っ切ってやりました。
2回ほど死ぬかと思いました。良い子は真似しないでください。
なお写真から、
天気が大曇天なことがお分かりいただけるかと思いますが、これ、曇りどころか「雹」降ってます。
そんな大きいものではないですが、首筋に当たると痛い。
それもあって大急ぎで降りて来ました。
さ、ここからは正規ルート?で帰ります。
この時は正規ルートとは思ってもなく「こっちからもいけそうだから行こう」くらいにしか考えてなかったのですが。
以下の「正しい登山ルート」ってやつ。
道がちゃんとある!
人がちゃんといる!
ここで悟りました。
ああ、こっちが正解だったんだなって。
でも何でMapsmeはこっちのルートを示さないんだろう、
と思って色々見てたら、
↓拡大すると。。
ここ道が途切れてるんですよー!
そのせいで、Mapsmeルート検索はこっちの道を示さないのです!
何という罠!!
なおその途切れてる箇所はなんてことなく普通に開通しており、なんなら
トラベリングインド人共がわーきゃーしてました。
そしてまさかの豪雨。
こりゃまずいと食い気味に山道を駆け下りました。
この分かれ道。
私は左下のバグス村へ行きたいのでここを左に折れましたが、ここからまたニンゲンの臭いが一切しないロンリーロードでした。
そりゃそうですよね、正規ルートはまっすぐですから。
そんなこと知らない私は意気揚々です。
なんてったって、、、腹減ったのだよ私は。
ということで、
もはや宿の隣のレストランにて、
満を持しての、、、
スペシャルトゥクパー!
ガーリックフライドライスゥー!!
いえね、
腹ペコはさることながら、もう足が限界でして。。
この店ベジタリアンで肉がなかったのでひとまずニンニク食べとこうと思うたのです。
ああ満腹。幸せ。
その後まさかの宿前の野犬のコピペが4コンボ決まっててさらに幸せでした。
さ。
明日は早起きしてダラムサラを発つべくバススタンドです。
たぶん足が動かない可能性が少なからずあり、したらば療養日です。
ダンニャバード!!
でした。
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