#306 計画都市チャンディーガル。inインド(75) 2018.10.15
- 2018/10/19
- 07:00
はぬぅぅぅん!!!
定期的に姉から送信される我が家のぬこタソのテロ写真に悶絶モノが仕掛けられていました。
毛布なんだかコタツなんだか知らないが、堪らんです。
嗚呼、私はいつ日本に帰れるのか。
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▼徘徊メモ
・行き先:チャンディーガル市内
・手段:徒歩
・料金:ー
・時間:ー
・右下オレンジ:チャンディーガル駅
・左下オレンジ:セクター43バスターミナル
ISBT 43
・中央オレンジ:セクター17バスターミナル
ISBT17
・青:宿 Skyview Holiday Home
ドミ一泊722ルピー
これでもBooking.com最安宿。
・その左の赤:ロックガーデン
Rock Garden of Chandigarh
・その上の赤たち:キャピトルコンプレックス
High Court Museum
Tower of Shadows
Palace of Assembly
Chandigarh Secretariat
など
・左下の赤たち:美術館や博物館
Government Museum and Art Gallery
City Museum
Museum of Evolution of Life
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宿周辺には本当に何もなく、ただひたすらに歩きセクター1周辺まで来ています。
今日は朝10:00からの官公庁エリア見学ツアーに参加します。
この街を設計したル・コルヴィジェさんによる設計の集大成であるエリアであり、キャピトル・コンプレックスと言います。
ただ現役の官公庁エリアというだけあって自由に出入り出来るわけではなく、10:00、12:00、あと一回何時からか、のツアーに参加しないといけないようです。
どこの国も同じですね。(土日祝はツアー非催行だそうです)
ツアー参加はツーリスト・インフォメーション・センターから。
ここ(地図内左下)
入る間際にインド人共が「カム!」とか言って手招きしてますが無視。
中に入るとレセプションがあり、無愛想なインド人にパスポートを渡し、手続きを待ちます。
10:00回の参加者は、米国老夫婦と私ともうお一人アジア人のご年配ああ日本人でしたか、失礼をば。
もう日本人に会うことなんて滅多にないのでてっきり日本人ではないのではと思ってしまうあるある。
ツアー開始。
前の右二人はガイド。
左が米国老夫婦のご婦人。
殿方は大変マイペースでインフォメーションセンター内でパシパシ写真を撮って手すでに出遅れてます。
なお私リュック背負ってましたが、大きな荷物はロッカー室に置いとかせてもらえました。
ものすごい逆光なのですが、
赤黄青の原色ストライプが目印です。
うん、見えませんね。
流石に中は見学できないようです。
残念。
鳩サブレーです。
嘘です。
オープンハンド・モニュメントだそうです。
でも。どう見ても、どうやって見ても、
てか誰ですかこの画像作ったの。
※Google画像検索より。
なおこの鳩サブレーは約50トンの重さがあるにも関わらず風見鶏のように風が吹くと回転するらしいですよ。
市のシンボルをくるくるっと回しちゃうあたり、やはりインドですね。
まさに鳩サブレーのように片面がやや肉感あります。
まさにそのようです。
左が影の塔、
右が集会所です。
格子状に組み上げられただけの中には何もない建物です。
ガイドさん曰く、これは光の採光を検証するためのモックアップ的な建物で、取り壊すべきところをあえてそのまま残したものらしいです。
ええ、もちろん私ではなくご一緒している日本人の方に教えて頂きました。
この方タイでお仕事されてて週末弾丸トラベルでインドに来ているスーパーマンです。
にしてもなぜインドなんかに。。
陽はまたのぼり繰り返してーいく、
な感じです。そしてこのデザイン、建物内の各所に見られます。
さっきから米国老夫婦のご婦人ばかり映ってますが、殿方は相変わらずマイペースでもう遥か後方200mです。
二人いるガイドが分散し、説明がよく聞き取れなくて困ります。
ちょっとわたしにはピンと来なくて恐縮なのですが。
巨大建築でむき出しの反り気味コンクリートってなかなか無いですね。
ところでここを訪れる建築マニアの方々のブログを見てると「窓のサッシのリズムが美しい」などと書かれておりますね。
すみません、ちょっと日本語で説明してもらえますか。
に行く前になんと集会場の中を見学出来るそうです。
携帯カメラを含む全携行品を入り口で預けていざ入場。
内部に入ると、なるほど確かにコルビュジェさんのこだわりの強さがちょっとだけ分かります。
天井は高く開放的で、窓は内部からは見えないながら採光は十分で、それでいて各セクションごとの区画はしっかり分けられ
。。。ってすみません、私建築物は好きですが建築科学はじぇんじぇんわかりましぇんので、もっと私的に言うと、まー「いい感じ」です。
議会堂?
内部も見学させてもらいました。
黒!黄色!赤!
とビビッドな色の円錐状のドーム。
議席は大変クラシカルな風合いで、レトロなんだけどなんだかエキサイティングな、そんな場所でした。
日本人の方「この色合いに意味はあるのですか」
インドガイド「No笑!」
ないんかい。
てか(笑)ってなんやねん。
なおこの議会堂は年に十数回程度しか使われないんですって。確かにちょっと小さめです。
とはいえパンジャブ州、ハリヤーナー州双方の意思決定の場だと思うのですが。
日本人の方「きっと大方議会堂の外で物事は合意されていて、ここでは形式的な拍手と握手しかしないんでしょうね。」
せ、先輩。。
押忍。。。
こちらも内部を見学できるそうです。
とここで米国老夫婦が「もう疲れた」と見学終了。自由だな。
そしてふらっとインド人の若者が合流して3人に。
この若者が鼻歌まじりでキャッキャしながら写真を撮りまくり、息を吸うように我々にもシャッターを頼んできたので、いきなりですが無視しました。帯同している警備員にむっちゃ怒られてました。ざまーみろ。
さっきっからコンクリート打ちっ放しが多いですが、これぞ当時は斬新だったコルヴィジェさんのモダンアートスタイルらしいです。
ちょっと最初は一瞬ソ連かと思いましたが。
実務棟は屋上のみの見学でした。
市街方面。
こうしてみると本当に緑が多いです。
チャンディーガルは愛称「City Beautiful」と言われているとWikipediaで見たとき「インドのくせにかたはら痛しにもほどがあるわいい加減にしろ笑止千万!」などと思いましたが、こうしてみるとあながちそうでもないなと。
さて、このときも、このあとも、
終始インド人の若者は警備員に「ねえってば〜中見せてよ〜ちょっとだけだよ〜写真は一枚だけにするからさ〜ね〜ぇー〜」と絡み続け、
時折我々に「れっつせるふぃ〜♡」などと絡んで来るので全力で拒絶しました。こちら側にその民度を持ち込むな。
もう一人のガイドに「インド人の若者はみんなあんななんか?」と嫌味200%で聞いてみたら『彼はメキシコ人だよ』と衝撃の返答。
そしてさらに『彼は年に数回ああやって訪れるのさ』という信じられない告発。
年に数回来てるのにあんなに拒まれてるなんて。
てか「出禁」にせし。
その後インフォメーション・センターにて解散。日本人の方は飛行機でタイまで戻るということでお別れ。
さてどうしよう。
ビシビシィッ!
と区画整備されたこの街ですが、観光ポイントはもはや無く、ただその区画整備された街並みこそが楽しめる人には楽しめる、そんな街です。
って事で、17:00のバスまで時間があるのでのんびり歩いてみます。
。。。
。。。
えーっと。
いつまで歩き続けるんでしょうか。
ブラジリアや、アブダビやドバイもそうだったでしょうか。
この手の「計画都市」とやらは車での移動が大前提になっており、歩くにゃ辛いです。
各セクターは長さ800mx1200mもあります。
街の一区画一区画がセクターNo○と呼ばれるのですが、結果、標識はこの通りシンプルに。
てか今歩いてるここ、歩道じゃなかったんかい。
なおチャンディーガルは道路に8段階の順列がつけられているそうで、完全に歩車分離されてます。
正確にはさっきっからずっとその区画にいるのですが、同セクターの入り口が南側にしか無く、私は北から来たのでわざわざ1200mも歩いて南側まで来ました。
そして知ってます。
今日は魔の月曜日。
デリーやムンバイがそうだったように、
このチャンディーガルのミュージアムたちも休館なのです。
じゃあなぜ来たかって?
ワンチャンス開いてないかなーって。
ていう心持ちで区画の南から区画内への道を見て、
やめました。
ねえどんだけ歩かせるの?
向かいの区画にはローズガーデンなる莫大な公園がありました。
入ってません。
ミュージアム区画と同じ理由で芝生にたどり着く前に行き倒れそうだからです。
セクター17に来ました。
南端にバスターミナル=本日の私のゴール地点がある区画です。
先ほどのチャンディーガルマップでは「City center」と書かれてました。
それで良いんでしょうか。
もうちょっと中に入るとややお洒落な店などありましたが、全体的に寂れてます。
ナイキの店の前で物乞いに近い靴磨き屋が10人くらい並んで全員が全員積極的に私の靴(スニーカー)を「磨かせてくれ!」と来た時は大変にインドでした。
これで400ルピー(640円)という大変に手元が震える(しかも不味い)店で時間を潰し、
バスターミナルへ移動して5人くらいに聞いて回って確証を得た「ハリドワール行き、17:00発、プラットフォームNo16」という情報に安堵して
エッグドーサを頂きました。
久々の南インド料理です。96円。最高。
本日のバス。
本日の唐突な休憩タイム。
本日の最終ゴール。ハリドワール。
えっと、、、
深夜1:30なんですけど!!
え、なんなん?たかだか214kmですよ?
しかも山道じゃないのに。
道中はこんな感じ。
もうね、ほんとね、
いったん更地にしちまえ!!
深夜2時。
真っ暗闇の道を数十匹の野犬が駆け抜ける中を建物の陰に隠れながら宿に無事たどり着きました。もはやバイオハザードかと。
てことで、
明日はヒンドゥー教の聖地ハリドワールで人々の祈る姿を拝見しつつ、今後の旅程のチケット確保などなど勤しみます。
ダンニャバー!
でした。
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