FC2ブログ

記事一覧

#306 計画都市チャンディーガル。inインド(75) 2018.10.15



はぬぅぅぅん!!!



20181015175137d1a.jpeg 


定期的に姉から送信される我が家のぬこタソのテロ写真に悶絶モノが仕掛けられていました。


毛布なんだかコタツなんだか知らないが、堪らんです。

嗚呼、私はいつ日本に帰れるのか。



――――――――――――――――――
▼徘徊メモ
・行き先:チャンディーガル市内
・手段:徒歩
・料金:ー
・時間:ー


↓チャンディーガル地図マップ
(英表記はMapsme表記)
20181015174737e5e.jpeg 


・右下オレンジ:チャンディーガル駅
・左下オレンジ:セクター43バスターミナル
     ISBT 43
・中央オレンジ:セクター17バスターミナル
     ISBT17



↓枠線内詳細図
20181015174738b31.jpeg 


・青:宿 Skyview Holiday Home
      ドミ一泊722ルピー
      これでもBooking.com最安宿。
・その左の赤:ロックガーデン
     Rock Garden of Chandigarh
・その上の赤たち:キャピトルコンプレックス
     High Court Museum
     Tower of Shadows
     Palace of Assembly
     Chandigarh Secretariat
     など
・左下の赤たち:美術館や博物館
     Government Museum and Art Gallery
     City Museum 
     Museum of Evolution of Life


――――――――――――――――――
↓ブログランキングに登録してみました↓  
(別ウインドウで開くよう変更しました)
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ


記事が参考になった、ちょっと笑えた等々、 
少しでも心動かされましたらぜひ上記の「世界一周」と書かれたボタンを1クリック頂けると幸甚です mm
クリック数でランキングが上下します。クリックは1日1回までです。
※クリックすると世界一周ブログランキングのページに飛びます。
――――――――――――――――――


チャンディーガルの朝。

201810161150266a3.jpeg 


宿周辺には本当に何もなく、ただひたすらに歩きセクター1周辺まで来ています。



今日は朝10:00からの官公庁エリア見学ツアーに参加します。
この街を設計したル・コルヴィジェさんによる設計の集大成であるエリアであり、キャピトル・コンプレックスと言います。

ただ現役の官公庁エリアというだけあって自由に出入り出来るわけではなく、10:0012:00、あと一回何時からか、のツアーに参加しないといけないようです。
どこの国も同じですね。(土日祝はツアー非催行だそうです)



ツアー参加はツーリスト・インフォメーション・センターから。
ここ(地図内左下)

2018101612011192d.jpeg 



入る間際にインド人共が「カム!」とか言って手招きしてますが無視。

中に入るとレセプションがあり、無愛想なインド人にパスポートを渡し、手続きを待ちます。


10:00回の参加者は、米国老夫婦と私ともうお一人アジア人のご年配ああ日本人でしたか、失礼をば。
もう日本人に会うことなんて滅多にないのでてっきり日本人ではないのではと思ってしまうあるある。




ツアー開始。


2018101611515489f.jpeg 


前の右二人はガイド。
左が米国老夫婦のご婦人。
殿方は大変マイペースでインフォメーションセンター内でパシパシ写真を撮って手すでに出遅れてます。


なお私リュック背負ってましたが、大きな荷物はロッカー室に置いとかせてもらえました。



最初に見えてきましたはHIGH COURT。
裁判所です。

20181016115154237.jpeg 


ものすごい逆光なのですが、
赤黄青の原色ストライプが目印です。


20181016115048b2e.jpeg


 201810161150401ef.jpeg 


うん、見えませんね。


あ、これちょっと見えるかな。

20181016115055f2a.jpeg 



流石に中は見学できないようです。

残念。



続いて拝見したのは市のシンボルマーク。

2018101611505675e.jpeg


 20181016115048d3a.jpeg 

鳩サブレーです。


嘘です。
オープンハンド・モニュメントだそうです。


でも。どう見ても、どうやって見ても、


20181016120435287.jpeg 

でしょう。



てか誰ですかこの画像作ったの。

20181016120500732.jpeg 
※Google画像検索より。


なおこの鳩サブレーは約50トンの重さがあるにも関わらず風見鶏のように風が吹くと回転するらしいですよ。


市のシンボルをくるくるっと回しちゃうあたり、やはりインドですね。


横からの図。

2018101611504916b.jpeg 


まさに鳩サブレーのように片面がやや肉感あります。



周囲は白い車だらけ。

20181016115056365.jpeg


 

20181016115058eca.jpeg 

公用車かな、と思ったら、

201810161150599a8.jpeg 


まさにそのようです。



次に見えてきましたは、

20181016115057946.jpeg


 20181016115059bd5.jpeg 


左が影の塔、
右が集会所です。


影の塔。

201810161150596d6.jpeg


 20181016115059064.jpeg 



20181016115059449.jpeg 

格子状に組み上げられただけの中には何もない建物です。

ガイドさん曰く、これは光の採光を検証するためのモックアップ的な建物で、取り壊すべきところをあえてそのまま残したものらしいです。
ええ、もちろん私ではなくご一緒している日本人の方に教えて頂きました。


この方タイでお仕事されてて週末弾丸トラベルでインドに来ているスーパーマンです。
にしてもなぜインドなんかに。。



影の塔の奥にあった巨大なオブジェ。

20181016115218583.jpeg 


陽はまたのぼり繰り返してーいく、
な感じです。そしてこのデザイン、建物内の各所に見られます。


集会場。

20181016115326f21.jpeg 


さっきから米国老夫婦のご婦人ばかり映ってますが、殿方は相変わらずマイペースでもう遥か後方200mです。

二人いるガイドが分散し、説明がよく聞き取れなくて困ります。



集会場。

20181016115220bbb.jpeg


 201810161152212f0.jpeg 


巨大な絵。

20181016115223919.jpeg 



を。ル・コルビュジェ先生のサインですね。

20181016115224ddf.jpeg 


ちょっとわたしにはピンと来なくて恐縮なのですが。


池越しに見る集会場。

20181016115329aef.jpeg 



2018101611522690a.jpeg


 201810161152308a2.jpeg 

巨大建築でむき出しの反り気味コンクリートってなかなか無いですね。

ところでここを訪れる建築マニアの方々のブログを見てると「窓のサッシのリズムが美しい」などと書かれておりますね。
すみません、ちょっと日本語で説明してもらえますか。



池越しに見える実務棟。

20181016115232503.jpeg 



に行く前になんと集会場の中を見学出来るそうです。


20181016115233f3a.jpeg 



201810161152339e0.jpeg 


携帯カメラを含む全携行品を入り口で預けていざ入場。
内部に入ると、なるほど確かにコルビュジェさんのこだわりの強さがちょっとだけ分かります。


天井は高く開放的で、窓は内部からは見えないながら採光は十分で、それでいて各セクションごとの区画はしっかり分けられ

。。。ってすみません、私建築物は好きですが建築科学はじぇんじぇんわかりましぇんので、もっと私的に言うと、まー「いい感じです。



議会堂?
内部も見学させてもらいました。


黒!黄色!赤!
とビビッドな色の円錐状のドーム。
議席は大変クラシカルな風合いで、レトロなんだけどなんだかエキサイティングな、そんな場所でした。



日本人の方「この色合いに意味はあるのですか」
インドガイド「No笑!」
ないんかい。
てか(笑)ってなんやねん。


なおこの議会堂は年に十数回程度しか使われないんですって。確かにちょっと小さめです。
とはいえパンジャブ州、ハリヤーナー州双方の意思決定の場だと思うのですが。



日本人の方「きっと大方議会堂の外で物事は合意されていて、ここでは形式的な拍手と握手しかしないんでしょうね。」

せ、先輩。。

押忍。。。




さて。
先ほど見えていた実務棟へ。

20181016115234e59.jpeg


 

2018101611523592a.jpeg 

こちらも内部を見学できるそうです。
とここで米国老夫婦が「もう疲れた」と見学終了。自由だな。

そしてふらっとインド人の若者が合流して3人に。
この若者が鼻歌まじりでキャッキャしながら写真を撮りまくり、息を吸うように我々にもシャッターを頼んできたので、いきなりですが無視しました。帯同している警備員にむっちゃ怒られてました。ざまーみろ。




建物外観左側。
左部分がスロープです。

20181016115236538.jpeg 



右側。

201810161152382d3.jpeg 


さっきっからコンクリート打ちっ放しが多いですが、これぞ当時は斬新だったコルヴィジェさんのモダンアートスタイルらしいです。
ちょっと最初は一瞬ソ連かと思いましたが。


実務棟は屋上のみの見学でした。


キャピトルコンプレックス方面。

201810161152409af.jpeg 


市街方面。

20181016115241642.jpeg 
こうしてみると本当に緑が多いです。
チャンディーガルは愛称「City Beautiful」と言われているとWikipediaで見たとき「インドのくせにかたはら痛しにもほどがあるわいい加減にしろ笑止千万!」などと思いましたが、こうしてみるとあながちそうでもないなと。




さて、このときも、このあとも、
終始インド人の若者は警備員に「ねえってば〜中見せてよ〜ちょっとだけだよ〜写真は一枚だけにするからさ〜ね〜ぇー〜」と絡み続け、

時折我々に「れっつせるふぃ〜♡」などと絡んで来るので全力で拒絶しました。こちら側にその民度を持ち込むな。


もう一人のガイドに「インド人の若者はみんなあんななんか?」と嫌味200%で聞いてみたら『彼はメキシコ人だよ』と衝撃の返答。

そしてさらに『彼は年に数回ああやって訪れるのさ』という信じられない告発。
年に数回来てるのにあんなに拒まれてるなんて。
てか「出禁」にせし。


その後インフォメーション・センターにて解散。日本人の方は飛行機でタイまで戻るということでお別れ。




さてどうしよう。


チャンディーガル地図。

20181016115242557.jpeg 


ビシビシィッ!
と区画整備されたこの街ですが、観光ポイントはもはや無く、ただその区画整備された街並みこそが楽しめる人には楽しめる、そんな街です。
って事で、17:00のバスまで時間があるのでのんびり歩いてみます。



。。。




。。。




201810161155202d3.jpeg 


えーっと。

いつまで歩き続けるんでしょうか。


ブラジリアや、アブダビやドバイもそうだったでしょうか。

この手の「計画都市」とやらは車での移動が大前提になっており、歩くにゃ辛いです。

各セクターは長さ800mx1200mもあります。



道路標識。

20181016115417e64.jpeg 


街の一区画一区画がセクターNo○と呼ばれるのですが、結果、標識はこの通りシンプルに。



レンタサイクルもありました。

20181016115517bfd.jpeg 


自転車専用レーンも。

20181016115520e50.jpeg 


てか今歩いてるここ、歩道じゃなかったんかい。

なおチャンディーガルは道路に8段階の順列がつけられているそうで、完全に歩車分離されてます。




ミュージアム区画に来ました。

20181016115420266.jpeg

 
正確にはさっきっからずっとその区画にいるのですが、同セクターの入り口が南側にしか無く、私は北から来たのでわざわざ1200mも歩いて南側まで来ました。


そして知ってます。
今日は魔の月曜日。


デリーやムンバイがそうだったように、

このチャンディーガルのミュージアムたちも休館なのです。


じゃあなぜ来たかって?

ワンチャンス開いてないかなーって。


ていう心持ちで区画の南から区画内への道を見て、

20181016115422131.jpeg 


やめました。
ねえどんだけ歩かせるの?



向かいの区画にはローズガーデンなる莫大な公園がありました。

201810161154232cd.jpeg 


入ってません。
ミュージアム区画と同じ理由で芝生にたどり着く前に行き倒れそうだからです。




セクター17に来ました。
南端にバスターミナル=本日の私のゴール地点がある区画です。
先ほどのチャンディーガルマップでは「City center」と書かれてました。

201810161154258c1.jpeg 


それで良いんでしょうか。
もうちょっと中に入るとややお洒落な店などありましたが、全体的に寂れてます。


ナイキの店の前で物乞いに近い靴磨き屋が10人くらい並んで全員が全員積極的に私の靴(スニーカー)を「磨かせてくれ!」と来た時は大変にインドでした。



レストランもぜんぜん見当たらず、


20181016115427fa3.jpeg


 201810161154298ac.jpeg 

これで400ルピー(640円)という大変に手元が震える(しかも不味い)店で時間を潰し、



バスターミナルへ移動して5人くらいに聞いて回って確証を得た「ハリドワール行き、17:00発、プラットフォームNo16」という情報に安堵して

201810161154302a1.jpeg 


エッグドーサを頂きました。
久々の南インド料理です。96円。最高。


本日のバス。

201810161154309c8.jpeg 



本日の夕暮れ。

201810161154317d7.jpeg 



本日の唐突な休憩タイム。

201810161154333cd.jpeg 



本日の最終ゴール。ハリドワール。

20181016115434e2c.jpeg 


えっと、、、
深夜1:30なんですけど!!

え、なんなん?たかだか214kmですよ?
しかも山道じゃないのに。


道中はこんな感じ。

201810161154363e7.jpeg 



もうね、ほんとね、
いったん更地にしちまえ!!




深夜2時
真っ暗闇の道を数十匹の野犬が駆け抜ける中を建物の陰に隠れながら宿に無事たどり着きました。もはやバイオハザードかと。

2018101611543822e.jpeg 



てことで、
明日はヒンドゥー教の聖地ハリドワールで人々の祈る姿を拝見しつつ、今後の旅程のチケット確保などなど勤しみます。

ダンニャバー!
でした。

――――――――――――――――――
↓ブログランキングに登録してみました↓ 
にほんブログ村

記事が参考になった、ちょっと笑えた等々、 
少しでも心動かされましたらぜひこの「にほんブログ村」のテキストを1クリック頂けると幸甚です mm
直近一週間のクリック数でランキングが上下します。クリックは1日1回までです。
――――――――――――――――――
※コメントは非公開形式での投稿も可能です。お気軽にコメントください。
――――――――――――――――――

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

MAEDAKプロフィール

Maedak

Author:Maedak
ろくに英語もできないまま地球を東方面へ徘徊しはじめた158cmです。
なにを目指したブログかいまいち模索中ですが、関係各位への生存報告を兼ねて日々更新していきます。記事中の情報はあくまで英語力不十分な私が個人的に体験した限りのことを記載しているまでですので、あくまでご参考程度によろしくお願いいたします。

★2019年5月に無事帰国しました!
 これまで応援いただいた皆々様本当にありがとうございました。
 お陰様でこのブログは2018年11月頃よりブログ村世界一周カテゴリで
 しばらくの間、1位をいただくことができました。
 このブログは記念に残しておきますのでどうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
 また皆さまが旅に出れる日が来ることを心から願っております。


PVアクセスランキング にほんブログ村

最近の投稿記事

#Ep3 最後に。 2019/06/06
#Ep2 持ち物、予算とか 2019/06/04
#Ep1 旅のきっかけ、旅程など 2019/06/02
#534 えっと、、帰国、しました。in帰国(1) 2019.5.30 2019/06/01
#533 虐殺博物館そして次の国へフライト。inカンボジア(6) 2019.5.29 2019/06/01