#309 三度目のジャイプル。inインド(78) 2018.10.18
- 2018/10/22
- 07:00
ジャイプールへ向かう夜行バス。
昨日記載の通り、デリー到着時よりバス内はカオスとなり、おばさま方のおしゃべりがペッチャクチャペッチャクチャペッチャクチャペッチャクチャペッチャクチャペッチャクチャペッチャクチャああもう!!
と思ってたらまさかのそれを上回る圧倒的な爆音で車内を盛り上げ始めるインド演歌。
気がつけばジャイプールに着いてました。
たぶん失神してました私。
が、
ジャイプールのどこに止まるんだろうこのバス。
ジャイプールのバススタンドでもなく、駅でもなく、ジャイプール環道をぐるーっとしたかと思うと凄い勢いで街から離れ始めたバス。
え、嘘でしょ?
とスタッフの一人にジャイプール?聞くも「オーイエスオーイエス。」
隣のスタッフ「ノープロブレム。」
プロブレムだバカ!!
そもそもインド演歌がうっさすぎて会話になってねーから!!
などと叫んでたら、
バスを下されました。
チクショー。
いえ、でもこれ、こいつうっせーから降ろしちまえ、なのか、やべジャイプール降りたい人いたんじゃんすまんすまん、なのか分かりません、が、いずれにせよお前らソーリーの一言も言えない、、よなインド人だもんな。
以上、
走り去るバスに「滅びあれ」と静かに呟いた本日夜明け前です。
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▼徘徊メモ
・行き先:ハリドワール
→ジャイプール Jaipur
・手段:民営バス 会社名不明
・料金:600ルピー≒960円
※座席600Rs、寝台800Rs。
・時間:13時間 17:00発、翌6:00着
↓移動図
↓ジャイプール地図マップ
(英表記はMapsme表記)
・左の二つのオレンジ:ジャイプール列車駅&メトロRail station駅
・そのちょい右オレンジ:バススタンド
・枠線上の赤:水の宮殿
・さらに上の赤の右:アンベール城
Amer Fort
・その左の赤:ジャイガル要塞
Jaighar Fort
↓枠線内
・左の黄色:ハワーマハルに最も近いメトロ Chand pole駅
・3つの赤右下から順に
・ハワーマハル(風の宮殿)
Hawa Mahal
・ジャンタルマンタル
Jantar Mantar Astronomical Observatory
・シティ・パレス
City Palace
・その右下の緑:ターリー有名店LMB Hotel
・下の赤:中央博物館(アルバートホール)
Albert Hall
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バス降ろされた場所からここまでリキシャで100ルピー掛かってます。滅びあれ。
6:30にクロークがオープンしたので荷物を預け、7:30頃まで朝飯をいただきます。
アルーパラタ。
駅ナカ食堂はコスパが一番いい気がしてきている。
7:30。
いつぞやも乗車した市内メトロでChand pole駅まで行き、
一旦風の宮殿の朝日バージョンをいただき
(前回はやや夕日バージョンでした)、
ただ今アンベール城を目指してます。
第一回訪問時w姉はすでに閉館しており、
第二回訪問時wノイミカさんは列車16時間大遅延で見学出来なかったのです。
さて。
29番バスのバス代、前回いくらだったかなんて覚えてませんが、乗務員にハウマッチ?と聞いたらワントーンハイボイスで「ジャストオンリー50!」と言われました。
一旦払ってみたところ、元の位置に戻りながら他の乗客とニヤニヤしてました。
目的地到着迄に前回訪問時の私の日記見たら「25ルピー」と書いてますね。
倍額ボラれてしまいました。
ので、
目的地到着前に、笑顔で彼のところへ赴き、耳元で「本当はいくらですか?」と聞いてみたら彼はしばし硬直し、その後15ルピーを手渡してきました。
「そういう時はまずソーリーといえ●×▲◾️っっっ!!」
と耳元で怒鳴り散らしバスを降りました。
つまりは35ルピーだそうです。
なお帰りは15ルピーでした。
国がいくつあっても足りないくらい滅べ。
前回は逆光でしたが、
今回はいい具合に朝陽を浴びてます。
ここの象を初めて見ました。
かなりおめかしさせられてますね。
象ライド1100ルピーもするんですって。
前回はここまででしたが、今回はさらにその先、お城まで行きます。
入場料500ルピー。
デリーの観光地は軒並み600ルピーでしたがジャイプールはまだ500維持のようです。
ということで、
アンベール城でございます。
アンベール城とは、
このラジャスタンの地に11世紀末から登場し、インド独立までジャイプル藩王国として存在したアンベール王国の居城でございます。
北インドでムガル帝国が勢力を強めデリーやアグラがその支配下になる中でも屈することなく「同盟関係」という形で国は続き、大英帝国統治下の時代も従属藩王国として続いた御国です。そんな王国の栄華を拝見出来る場所の一つがここアンベール城でございます。
とWikipedia先生曰く。
他にも色々な国の観光客が朝から大勢です。
まだ8:00だっつうのに。
迷子です。
順路が一本じゃないので人が少ないところ行ってみたら同じとこ行ったり来たりになりしまいには「EXIT」なる看板まで出てきてジーザスです。
途中にいた掃除係に道を聞いたら急に写真スポット巡りツアーが始まったりして。ノーチップ!というとショボンと立ち去られ余計迷子。
やっと着いた。。
これ凄くないですか。
鏡の回廊的な。
入ってすぐの場所にありました。
いや、気づかなかったわけじゃないのですが、人も大勢いるし、後にしよう、とおもってたらまさかそこが大トリだったとは。
天井の面、一面一面に角度が付いてるんです。
伝わりますかね?
それでいてこの幾何学模様を設けるだなんて設計者はかなりの数学者だと思料します。
しっかりとアナログが融合しているのも素敵です。
先ほどの欧米人ツアーのみなさんも、一面に迫り来るこの世界に、どうカメラをとったらいいか困ってます。
どこでも座れちゃうやつ。
この国のベンチはインド人だらけか鳩フンだらけかでなかなかベンチにありつけ無いのです。
庭園。
このラジャスタンはインド独立までその自治権を守り通したとのことですが、こうした庭園技術はどこから持ってきたんでしょう。
てっきりインドの庭園は全て大英帝国さん御用達かと思ってましたが、彼ら独自の庭園も数多くあるのかもですね。
その向かいには、パステルカラーが可愛げな回廊が。
見学終了。
いやマジで日差しが凄い。。!!
アムリトサルもなかなか暑かったですが、このジャイプールはさらにです。
前回訪問した7月よりも暑い気がする。
雨季が終わったからだろうか。
ここからさらに南下予定ですが行けるだろうか。
アルバートホール、で正しいでしょうか。
ジャイプール中央博物館です。細密画が観れると聞きましてね。
29番バスはアンベール城からここまで一本直通できました最高!
このインド人共の行列にめげずに並んで入場するわけです。
300ルピーというこれまた大金を払ってね。
内部はこれまでのデリーやコルカタのミュージアムとは異なり一本道ルートが用意されたやや小規模なミュージアムです。
いきなりジャパニーズカルチャーというコーナーが登場して唖然です。
HARI-KIRI-KNIFE。
これ、
だと思われます。。。
これあれですかね、
腹切りナイフって言ってるんですかね。
だとしたら納得、しないよねー。
腹切り専用の刀なんて無いですからね。あー。もー。
その他、
このテンポで表記ミスるとかどうしたらなし得るのか。
ちなみに「SAMURAI」として紹介されてたのが
この右です。
どう見ても左でしょう。
これなんだったか忘れましたが象に乗っちゃってるしね。
これメードインインドでしょう。
今日もこの街では日本のハリキリナイフが張り切って展示中です。
ハンガリアンポット。
綺麗です。
ただ説明はアテにしてません。一応ハンガリーっぽいこと書いてました。
気がつけば周囲は食器・茶器・花瓶コーナーになってました。
もちろん日本コーナーも。
左下一番。
展示名「WINE GLASS」。
もうよしなに。
ウズベキスタンかな?
と思ったらムルタンはパキスタン側のパンジャブ州の街だそうです。
いつか行く機会あらば見てみたいものです。
うーん、
見応え弱し。
私の慣れの問題かもしれませんが、
繊細に描きこまれた野山や豪華絢爛に描きこまれた王族たち、と言った細密画というよりは、なんらかの説明が多い感じです。
そのなんらか、が分からないのですが。
隣の部屋にも細密画は続くのですが、
うーん、、、!!
同じ細密画を見るならデリー博物館が一番ですね。デリー推すの悔しいですが。さすが首都。
あ、同じラジャスタン州ではジョードプルの城塞内の細密画展示も素敵でした。ちょっとしか展示は無いですが。
お札。。?
これスタンプ式なんですが、
これ普通の紙にスタンプ押したらハイお金!なんでしょうか。
凄い時代ですね。
ラジャスタン州は人形劇も有名、と歩き方先生が言っていたような。
明日、時間が合えば見に行ってみようと思いますが。。どうでしょう。面白いのかな。
ふいー。
思った以上にあっという間に見終えてしまいました。
まだ早いですが、駅に向かいます。
14:00発の列車に乗るべく、預けてた荷物を拾って列車をのんびり待つとします。
ひとまずスペシャルターリー。
結構な量で144ルピー。私は満足です。
さて。
そういやすっかり忘れてました。
今日の列車はWL=ウェイティングリストでした(キャンセル待ち)。
購入したのは一昨日で、
WL17=キャンセル待ち17名だったので、過去経験上、確実に、かくじつに行ける待ち人数、
う、
嘘でしょ。。。
キャンセル待ちがキャンセルしきれてない。。。
赤丸が震えてます。
(ディスプレイ感度の問題)
え。。
これどうなっちゃうんでしょう。
WLのままとか初めてです私。
返金されるのかしら。
えっと。。
ひとまずこの先インドを出るまでの鉄道をすべて買うことにしました。
購入完了。
ふふふ。もう私のインド旅もカウントダウンだぞ。
そして相変わらずジャイプールの一番左の窓口のおっさんは仕事は早いのでした。
やっぱまだWL5だよねー。
ひとまず地獄のジェネラルシートのチケット購入。155ルピー。
作戦は、
「WL知らないフリして狙っていたCCクラス(座席型エアコン席。食事も出まくる最高のやつ)の車両で自分の席がわからないテイで彷徨い車掌に泣きつきワンチャンス空席出たらそこに転がり込む。」
「もし失敗し、以前のアッサム州移動時のような『無賃乗車め次の駅で降りろクズ!』と言われたら懐からスススっとこのジェネラルシートの切符を出し「しゃみっす」ってんで地獄のジェネラル車両へ移動」
です。
えっとですね。。
まず私の乗りたい列車は
「No12992 ウダイプル行き 14:00発」
なのですが、
電光掲示板にはもう一つ気になる列車が。
「No12991 ウダイプル 行き 13:45」
てやつ。
これが同じ『プラットフォーム1』と書いてあるんだから謎深まりし。
で、
ああ、ウダイプル 行きが13:45と14:00に連続してプラットフォーム1に来るんだな、と思うわけです。
したら列車きたの13:55ね!
え、これどっち!?
12991!?12992!?
と混乱し駅員に聞いたら、
12992はこれ(今来たやつ)だという。
でもホームの掲示は「12991」です。
そう申すと、
12991はこれ(今来たやつ)だという。
ああもうまじインド。と思って次の一言を考えていると、
ウダイプルからくるやつが12991、
ウダイプルまでいくやつが12992、
だよ。
ですって!!
いや、実際この瞬間はその意味がわかってなく、そして意外にもジェネラル車両が空いてて座れそうだったのでもういいや座れるんならば!と右隣の青年と左隣の青年にこれがウダイプル行きか聞いたら二人ともイエスと言う(若者が一番信用できる)ので、乗ってやりました。
んで、先ほどの通り、この列車の車両番号記載が
Jaipur 12991 ⇄ 12992 Udaipur
であることをのちほど知ったのです。
いやー。インド78日目にしてこれ良い勉強でしたわ。
折り返し出発する列車かつ
「電光掲示板に出発列車だけでなく『到着列車も記載』するような大きな駅」はこのフェイントにハマるリスクありますね。
皆さんもお気をつけを。
下手したら私、
「手元のチケット12991じゃ無いし。」
とか言って列車を逃すところでした。
って事でCC車両ワンチャンストライなんてすっかり諦めて、硬い椅子に七時間乗り続け、
まだここラジャスタン州ですよ。
ということで!
明日はホワイトシティと言われるウダイプルをぶらっとしてみますー。
ダンニャバード!
でした。
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