#312 女王様の階段井戸。inインド(81) 2018.10.21
- 2018/10/25
- 07:00
グジャラート州に来た目的の一つが、階段井戸巡りです。
すでに昨日一つ目を、
そして今日二つ目、女王の階段井戸とやらを目指してアーメダバードからちょっと遠足してみます。
にしてもこの大型ドミトリー、
200人くらい泊まれるのですが、なぜこの一角に押し込むように宿泊客を寄せるのでしょうか。
お陰様で7,8人のインド人が各々の大声で電話し始めるという地獄絵図に取り囲まれ、イライラして寝れません。
(みんな電話してるから俺も電話しよっみたいなノリだと思うんです)
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▼徘徊メモ
モデラー村の太陽寺院 Sun temple
パタン村の女王の階段井戸 Rani ki vav
【まずはモデラー村の太陽寺院】
①アーメダバード Ranipバススタンド
→メーシャーナ バススタンド
Mahesana
・手段:公営バス
・料金:42Rs
・時間:1時間45分 7:00発、8:45着
※バスは始発5時。以降30分毎運行だそうです。
※プラットフォーム4,5,6。
↓メーシャーナ地図マップ
②メーシャーナ
→モデラー サンテンプル
Modhera
・手段:公営バス
・料金:22Rs
・時間:45分 9:15発、10:00着
※時刻表不明
※プラットフォーム12。
※モデラー村中バススタンド ではなくサンテンプルの前までバス行く。
↓モデラー地図マップ
【続いて女王の階段井戸へ】
③モデラー路上→パタン Patan
・手段:公営バス
・料金:26Rs
・時間:45分 10:45発、11:30着
※以下地図の「ここでバス拾った」の場所が幹線道路の合流点なのでモデラー村のバススタンドに行くよりもバスを拾いやすいと思う。
※パタンの路上で降りてからは徒歩30分くらい。下車場所は以下地図の青文字の通り。
【帰宅】
④パタンバススタンド
→アーメダバード Ranipバススタンド
・手段:公営バス
・料金:97Rs
・時間:3.5時間 14:00発、17:30着
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宿でて1分でバスゲットです。
メーシャーナ行きは30分毎に出ていて次は7:00とのこと。それが写真のバスです。
アーメダバードはインドでもかなり大きい街で、人口第5位だそうです。
そしてこの手の大都市によくある傾向として、郊外は新たに街が作られているからか大変に道が整備され、マンションなんかが建ち並んでます。
ここは道路の中央がバス専用レーンになっておりました。素敵です。公共交通機関が渋滞しないって大事だと思います。
なおところどころにMETRO UNDERCONSTRUCTIONのバリケードも。
地下鉄建造中なんですね。
ここまで1時間45分でした。
そして迂闊にも爆睡していてバススタンド降り過ごしました。
上記の写真はバススタンドまでの1.5kmをとぼとぼ歩いてる途中です。
かなり綺麗です。
見た感じこのメーシャーナの街自体も新たに作られた街のように思います。
とはいえゴミだらけなんですけどもね。
とうとうサイドバッグのチャックが両方とも取れました。
ここには南京錠をつけておりセキュリティ万全!だったのですが、もう取り放題です。
なおここに私の全財産が入ってます。
でかいなー。
今右上の方にいます。
今夜、こっから左下へ向かいます。
電光掲示板もあって素敵!
なのですがオールグジャラート語です。
ちょっとくらい英語あってもいいのに。準公用語なのに。
ただグジャラート州のバススタンドは今日四つほど巡った限り、きちんとインフォメーション窓口があり、行き先を告げると時間とプラットフォームナンバーを教えてくれるので素敵です。
お陰様でなんとかなります。
本日のバス②
目指すはモデラー村、の外れのサンテンプル。
ネット上には、サンテンプル、と告げるとサンテンプル(太陽寺院)まで行けるかも?
という情報がありましたが、大正解でした。
太陽寺院の前に、
幹線道路を外れてモデラー村のバススタンド に停車。
バススタンド、、
というよりはただの広場。
ここでバス待つのちょっと辛いな。。。
でバスはそっから一旦幹線道路に戻り、
モデラー村をグルッと迂回してサンテンプル前着。
をー!!
入場料取るのね。
300Rs。だいぶしっかりしたお値段です。
入場料取る遺跡って大概緑も整備されててインド人の憩いの場所になってます。
外国人はインドの芝生に寝っ転がったりしないんだから緑の整備をやめていただき速やかに値下げをして頂きたい。
小さな博物館もありました。
遺跡の一部がおもちゃのようにコロコロっと並べられています。
見えてますか随所にいる小粒たち。
これ人間です。
いざ
で、
一部崩れてしまってますが、レリーフはカジュラホ級の細やかさです。
各レリーフが唯一無二、、だと思います。多分。
なお全体感としては下から順に、
竜?→象→人間→花(蓮子?)→神さま方
のようです。
エローラだったかで、
神殿の土台を象が支えるのは、神聖な象の上の世界=神が住まう宇宙を示す、と見知った気がするのですが、この一番下の竜はなんなんでしょう。よく見かけます。
なおそんな神々が住まう宇宙(かどうかはしりませんが)の最下段に御坐す人間さま各位、
↓拡大↓
やりたい放題にも程があるのですが大丈夫でしょうか。
人間はかくにて煩悩付き纏うモノナリ、
なのか、
はたまたチベット仏教の例の壁画たちのような「悟り」の一種、
なのか、
トーシロな私には?だらけですが、
まあ、
賑やかですねー。
なおこの寺院、11世紀に作られたものだそうです。
ちょっと前に私が訪れたコナーラクの太陽寺院より200年ほど新しい(古いと記述するサイトもあり真相不明)ものだそうです。
先ほどの寺院内部の彫刻はみんな大好きラーマーヤナやマハーバーラタ物語の描写だそうです。
そんな太陽寺院でした。
さて!
ここからパタンという町を目指します。
この地図の右のオレンジなのですが、
ちょっと歩くと遠いです。
で、
パタンは北の方角なのですが、
ちょっと歩くと幹線道路が合流してるのですよ。
これ、バススタンド行くんじゃなくて、この幹線道路合流地点でバス拾えるんじゃね?
と思いトライしまして、
ものの5分で成功しました。
実は私が太陽寺院を出た直後に一台バスが北へ通り過ぎてくのを見ていたので、30分間隔くらいで北方面へバスがあるものと思われます。
ここ。
なぜまた路上かって?
バススタンド降り過ごしたんです。
てかバススタンドまで行かないのねこのバス。手前で別方面に曲がりやがったので、止めてもらいました。止まるまでに1キロほどかかったので、今その1キロをてくてく戻ってます。
※後述しますが、この時私のバススタンドの場所の認識は誤ってました。
ここから女王の階段井戸、Rani ki vavまで歩きます。
うーん。
結構遠いですな。
てか暑いのですな。
そしてMapsmeが確実に遠回りさせてるのですな。
グジャラート文字。
ヒンドゥー文字に比べてなんかちょっと気が抜けてる感じ。
タミル文字に似てるような。
なんかこの庭園っぷり。
入場料取りそうですnええええええええええええええええええええええええええ!?!?
嘘でしょ。。。
ろ、ろっぴゃくルピー。。!!!!
これは絶対高いぞ。
高いです。
高くないですか!?
って窓口の人に叫びましたが無視されました。
まあ、つい日本語で叫んでしまったからね。
世界遺産に登録されてるからとはいえ、言うても井戸ですよ。
これまでの階段井戸は全て無料、なんなら監視員すらいないくらい野に放たれた野晒しっぷりだったのになんだってそんなろっぴゃくルピーだなんてうおおおおおおおおおおおおおお!!!
女王様。。。
相変わらず地上には何もないので全く期待値を上げてこないのですが、その階段の前に立つと眼下に信じられない神々しい姿が唐突に出現します。
これは、、、
完全にエスタークでしょう。
ここ掘ったらエスターク出てきますよみんな気をつけてっ!!
これ下から掘り上げてったんですね。
上の方掘るの命懸けじゃないですか。
インド人ガイドが大勢のインド人にあーだこーだ説明してる内容を盗み聞く限り、
この辺がセンター級の神さまだそうです。
髪型だけですね。
これは果たしてブッダ先生なのでしょうか。
ガネーシャさんもいます。最下段にさりげなくですが。
全体感
さて、
ろっぴゃくかぁーーー!!!
と思って1時間くらい、
井戸の下層の方でずっと神々の像と見つめあって見ましたが、
やっぱり
うーんろっぴゃく!!
が頭から離れないまま、
なんだか我が身の器の小ささを見せつけられた見学でした。
なおやっぱりここの庭園はだだっ広く、
インド人共が寝っ転がってキャッキャしてました。
我が身銭はあやつらのキャッキャのために使われてると思うとわなわなが止まらず、
ついうっかりリキシャで街までかっ飛ばしてもらってしまいました。
そして盲点。
今日日曜日なんですね。
通りで街中のレストランが開いてないわけです。
このパタンの街で昼飯食べたかったのですが、屋台しかありません。
ちょっと今日は夜行列車なので屋台飯は控えたい。
なんて考えてたらリキシャ運転してた少年達が「ここがバススタンドだ!」と言うので、言い値80のところを気前よく100渡して振り返らずにバイバーイ、なんてカッコつけてみたらこのバススタンドもう廃止された旧バススタンドじゃねーかおい待てこのクソガキ共!!!
傷心の再度リキシャ。
この右のオレンジでした。
遠いわ。
そしてバススタンド周辺もやはりレストランが無いのでジュース屋でパイナップルジュースをオーダー。
屋台飯よりはまだイケる。油使ってないからね。コップは汚ったないけど。
プラットフォーム1から14:00発。
なんとすでに満員で、まさかの立ち乗車。
しかも全然みんな降りず、まさかのアーメダバードまで立ったままでした。
そんな私の、本日の密やかな打ち上げ。
凄くないですか、
グジャラート・ターリーです。
いえ、これ199ルピーも払った昨夜と同じフードコートメニューにつき、
グジャラートが凄いのか、
199ルピーだから凄いのか、
このフードコートが凄いのか、
謎です。
この中央のヨーグルトジュースの左にあるのはグジャラートによくある蒸しパンみたいなものだそうです。
あとはちょっと、、よくわかりまてん。
が、これまでのターリーと比べて味の強弱が大変はっきりしており、左上の小皿たちは味激烈、右下の小皿たちは味激弱、混ぜると激ウマでした。
明日行く街はターリー食べ放題の店があるらしく今から楽しみ。
その後は宿の荷物を拾い、
バススタンドの前の道路から出てる市バスを拾い、
アーメダバード・ジャンクション駅に着きました。
今後の旅程でバスを予定してた区間を列車に変えたくRESERVATION CENTER行ったら
日曜休み、
と言うまさかの事態に困惑し、
特に何もせず2時間潰して列車を迎えたのでした。
ああ、、懐かしい、この感じ。。!
このすでに乗ってる人は何者でしょうか。
住民?
(列車到着後、車外から内部を撮影)
さ。
この22:10発の列車でジュナーガドと言う街を目指します。
楽しみです。
ターリー食べ放題がね!!
ダンニャバードでした!
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