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#322 マジで入滅5秒前。inインド(91) 2018.10.31



マジで。入滅。する。



※入滅=《名・ス自》 生死を超越した境地に入ること。高僧が死ぬこと。




今向かっているのは、かの仏陀先生が沙羅双樹の間で横たわり、入滅なさった聖地、クシナガル。

向かう列車。
私の座席はキャンセル待ちに失敗し、インド人蠢く地獄のセカンドクラスとなりました。


19時発、7時着。夜通しです。


流石にそれはちょっと、
と思い以前ノイミカさんが発案・実践なさった「スリーパー車両の車両と車両の間のスペースに居座る」を実行。


これが強烈な失策でした。
まず車両と車両の間にトイレが四つもあり、

誰かがドアを開ける度に殺人的な悪臭
そもそも車両に詰め込まれてる人数が多すぎるが故に凄い頻度で開閉されるドア。
トイレからは謎の液体が漏れ出し通路はピッチャり。
そこにここぞとばかりにを吐き捨てまくるインド人。
そこを裸足で歩くインド人。
そこにストール敷いて始めるインド人。
そんな修羅の足元をチロチロっとちっちゃな茶色いゴキブリさんが彩ります。

移動しようかと思いきやもう通路はインド人共が吐き溜めの如く積み重なり移動不能。



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(このインド人の左右がトイレ。このインド人は謎の液体の上に平然と寝た。)

20181102094656257.jpeg 

(逆サイド。この左右もトイレ。つまり私は四つのトイレの中央に坐している。)



足の踏み場は物理的にも精神衛生的にも有り得ないのでどっかの乗客が持ち込んだドラム缶の上に坐すも、

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ここ車輌の合間だからズガンズガン揺れるよね。これ震度10を超越してるよね。うっかり床に足を着くと謎の液体が跳ね上がりピチャッと足を濡らすよね。



そんな中なんでこんなに物売りがやってくるんだろうね足の踏み場ないからみんな私の頭やら肩やら鷲掴むよね素手でそう素手で。

チャイのポットクッソ熱いの足にペタってさせないでくれる。
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(赤い服がチャイ屋。左右はもちろんトイレ)


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(トイレ前で食べモノを広げる物売り)


そんな阿鼻叫喚羅刹国地獄絵図に12時間も監禁されることになった私です。



これ、私の最期のインド列車なのですが。





マジで。




入滅しる。





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▼徘徊メモ
・行き先:ジャーンシー Jhansi 
        →クシナガル  Kushinagar


↓移動図

M20181102094614737.jpeg 

 

①ジャーンシー→ゴーラクプル Gorakhpur
・手段:列車
      列車番号 11015
      列車名称 Kushinagar Express
      等級 セカンドクラス
・料金:170Rs
・時間:後述


↓ゴーラクプル地図マップ

201811020946154af.jpeg 

上のオレンジ:駅

・下のオレンジ:バススタンド クシナガル 行きもスノウリ行きもここ



②ゴーラクプル→クシナガル  Kushinagar
・手段:公営バス
・料金:61Rs
・時間:1.5時間


↓クシナガル 地図マップ
(英表記はMapsme表記)

201811020946165db.jpeg 

・バスから降りる場所(言わないと止まらない)

紫の寺院各種、左上から順に、

・ミャンマー寺院

     Myanmar Stupa & Temple

・大涅槃寺

     Mahaparinirvana Shrine

・チベット寺院

     Tibetian Budist Temple

・日本・スリランカ寺院

     Japan-Sri Lanka Temple

・韓国寺院

     Korean Buddhist Temple

・タイ寺院

     Thai Temple

・ラマバール・ストゥーパ

     Ramabhar Stupa

・左の赤:黄金の仏像がある祠

     正式名称不明  Mapsme表記なし

     現地看板には「MATHA KUAR SHRINE」とあった。

・右の赤:博物館

     Govt. Buddha Museum

     

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痛みを伴う強烈なアンモニア臭、
脳髄を乱す激烈な揺さ振り、
猛烈な人間の密集、
熾烈な放屁、ゲップ。
ピチャッと跳ねて脚に着く何か、
クチャッと耳に入る不快な音、


ああ、、、。


私は今、
臭がり、痛がり、苛立ち、怒り、
同時に血の気が引き、
鳥肌が立っているようです。

そう、


こうやって客感的に内心を見つめ、


ただその事実を、否定せず、ただただ認識する。

これこそが、


仏陀先生が取り組んだ「悟り」への道。












鹿


悟りを開く前に入滅するわっ




大きい駅、ラクナウで途中下車。
時刻4:00


凄い。私9時間も耐えた。
良く耐えた。


てかラクナウ到着2時間遅れた。
この地獄の2時間は一生忘れないと思う。


ラクナウから先は6時間ほどなのですが、ラクナウ直前で気の触れたおじさんが車内で騒ぎ始め最終的に私の目の前の赤い液体が詰まった洗面台で嘔吐した瞬間ジ・エンドでした。


私の網膜に闇の緞帳が落ちそこにゴシック体でジ・エンドと出ました。本気で。



落ち着け、私。

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ひとまず、チャイ。

このまま駅で一眠りして朝の便でゴーラクプル行こうかなと思いましたが駅のベンチは満席。マジどこ行ってもインド人しかいねーなこの国は。滅びろ。


ポテチで気を鎮めながら列車調べたらゴーラクプル行きは30分に一本ペースでありました。


なので、

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意を決して乗り込みました。
もうスリーパー車両の合間作戦は取り止め、セカンドクラスへ。インド人地獄ですがトイレ地獄よりマシです。


が!
この列車はめっちゃ空いてて座れましたぁー!!
セカンドクラス最高!

思わず前の人に微笑みを送ると相手も微笑みを返す。
インド人のこういうとこ好きです。ああインド!

「この列車はデリー行きだよ」


即降りました。

危ないとこだった。
またインド人だらけのクソシティに逆戻りするところでした。滅びろ。



結局列車は1時間半遅延して到着。

201811020947032fc.jpeg 


もうしっかり夜が明けてます。

そして、

20181102094704530.jpeg 



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やはり賢者は黙ってセカンドクラスでした。
荷物はS字フックで適当に吊るし、扇子を広げて愛想振りまいてたら上の席を譲って貰えました。



安住。。
ゴーラクプルまでひたすらジブリ音楽をBGMにして全てを忘れて眠りました。



嘘です。
寝れませんでした。
時刻すでに7:00インド人共うっせぇ!!!


ゴーラクプル着。

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私のインド列車旅、これにて終了です。
二度と乗らねーぞバーカバーカ!



駅出てまっすぐ進むとバススタンドがあるそうですが、バススタンド着く前にクシナガル クシナガル 言ってるバスがあったので乗りました。61Rs。

一睡もしていないため即寝落ちし、
周りの乗客に起こされました。
多分1時間半くらい。


2018110209471067e.jpeg 

クシナガルの入り口です。
仏陀さんが入滅したとされる場所、
仏教四大聖地の一つです。

ここ、安宿がなくてですね、
そして今ヒンドゥーは年末になるのですが、だからか知らんがめちゃくそ高くて10000円超えるんですよ宿泊費。
で、
ゴーラクプルも、それほどじゃないにせよ安宿がなくて。

てことで、本日の宿。

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20181102094715077.jpeg 

はい、
私初のお寺泊です。

ミャンマー寺院にお泊まりです。
と言ってもここのミャンマー宿凄くてですね、

20181102094713579.jpeg 


もう普通に宿なんです。
トリプルルーム。洋式トイレ付き。
シャワーはバケツで冷水ですが、10000円ホテルに泊まるのより10000倍


良いです。
値段は不明です。恐らく寄付制。

住職の人は私の人となりの確認もせず、どうぞどうぞと通してくれました。
色々心配になります。



ただしここ、時期にもよると思うのですが、蚊がすんごい。
トイレに至っては100匹くらいいたんではないだろうか。

過去形なのは思わず片っ端から退治したからです。




。。。はっ!!!


殺生してもうた。。。


書いてて気づきました。
大殺生しましたね。



思い返せば、ここの蚊たちは動きが鈍いのです。
右手左手で片手で次々と退治できました。

それはきっとやられ慣れていないので逃げるという本能がDNAに刻まれていないからなのでしょう。
すみません仏陀先生。
私は寺の中で蚊の大虐殺をしました。


さてさて。
ほぼ完徹明けですが、そんなに大きな村ではないのでちょろろっと見ていきたいと思います。


宿の敷地内にあるミャンマー寺院のストゥーパから参りましょう。

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仏教聖地って各国の仏教寺があるのですが、前回ブッダガヤではミャンマー寺が見つけられず、今回が初めてです。
黄金ストゥーパです。

そして、


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托鉢してる僧坊さんがストゥーパを取り囲んでいました。


そしていきなりですがやって来ました、
大涅槃寺。

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ここの沙羅双樹の間で仏陀先生は入滅したと言います。

内部には

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涅槃仏さんがいらっしゃいました。

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大涅槃寺の後ろにはニルヴァーナ・ストゥーパ。

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ニルヴァーナ。


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これまでちょくちょく寺院で見かけたニルヴァーナ。

これ「涅槃」のサンスクリット語なんですってね(インドの古代語)。



ちなみに神谷町のインドカレー「ニルヴァナム」は食べログ評価激高です。1000円くらいで食べ放題です。美味いです。おススメです。




そしてこの左に写ってる背の高い木が沙羅双樹ですって。

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実際に仏陀先生が横たわったという沙羅双樹は多分もう無いと思うのですが、こんな感じだったのでしょうか。

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実はいまだに漫画「ブッダ」を見ておらず、仏陀さんの世界観が十分に理解できておりません。まあ漫画は結構脚色されてるらしいので漫画にこだわる必要は無いのですけど。やぱどうしてもね。


腹ごしらえです。

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昨夜のビリヤニから21時間ほどぶっ通しで起き続け(多少寝落ちあれど)もう腹ペコリです。


そしてもしかしたらこれが最後にインドカレーかも。。!

ということをすっかり忘れてカレーにしました。
結局カレーしかないから心配ご無用です。



マタ・カール?寺院
(MATHA-KUAR SHRINE)。

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道に外れに捨て置かれたような遺跡っぽい一角があり、おっさんおばさんたちがグダっと雑談してる小さな建物。



の中に、

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黄金の仏陀先生が。


ここが、
仏陀先生が最後に説法したという遺跡だそうです。

小さな祠には鍵が掛かっており、
井戸端会議中のおっちゃんが開けてくれたのですがドネーション、100Rsとか言われて大変残念でした。

気持ちのお布施は差し入れて来ましたが、

仏教徒ではない(あくまで私から見た見た目上)インド人共がこうした仏跡を使って小銭稼ぎしてると思うと。





クシナガル村は一本道。
東の方に仏陀先生が荼毘に付された場所があり、そこまで散歩。


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写真左。女の子が段ボール被って歌いながら歩いてます。平和。


チベット寺院がありました。

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小さなお堂と、

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安心と信頼の四天王各位。

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そして

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なぜかどデカイいぬ。
飼い犬かな?


日本&スリランカ寺なんてのもありました。

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雰囲気はスリランカ100%ですけれども。

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ストゥーパ内部はお堂になってました。

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ステンドグラスが綺麗。

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韓国寺。

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タイ寺。

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どこの寺も寺院ではなく僧坊がメインっぽい気がしてきたので中に入るのはやめました。



着きました、ラマバール・ストゥーパ。

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ここで仏陀先生は荼毘に付されたそうです。


仏僧の方が説法なさってました。

20181102094848621.jpeg 


スピーカー越しに彼の説法は大きな声となって拡声されてます。
「○○××△△◻︎◻︎〜〜、ハロー?


なんとお坊さん、
急に電話に出てました(スマホ)。

拡声されてますよ。



ストゥーパの周囲を歩く。
with尼さん御一行。

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お供えされたお花たち。

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のどかな草むら。

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そんな感じです。
仏教四大聖地、クシナガル。

生誕の地ルンビニ、
悟りを開いた地ブッダガヤ、
初めて説法を説いたサールナート、
と比べても、

確実に地味ですね。

観光客も少ないです。
修学旅行生は多いけど。
※まだこの時点ではルンビニに行ってませんが、日記はルンビニで書いてます。
私いつも日記はその日中に書いて予約投稿設定してしまうのですが、この日の夜は部屋まで電波が入らず、外に出たら蚊だらけだったので諦めたのです。


はい、そんなインド最終日でした。

長かったですねーほんと。
何してたんでしょう私。

って事で、
明日の日記は、
わはは!さらばインド!!
です。
乞うご期待。

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コメント

チャイ

チャイは、北と南で違うもの?

Re: チャイ

分かりません。。
というのもローカルなチャイをいただける街のチャイ屋は衛生面で飲む気にならないのです。
レストランとかで飲んでたチャイは、北も南もそんな変わらないです。
たまにクソまずいチャイに出くわしますが南北問題ではないと思われます。

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MAEDAKプロフィール

Maedak

Author:Maedak
ろくに英語もできないまま地球を東方面へ徘徊しはじめた158cmです。
なにを目指したブログかいまいち模索中ですが、関係各位への生存報告を兼ねて日々更新していきます。

記事中の情報はあくまで英語力不十分な私が個人的に体験した限りのことを記載しているまでですので、あくまでご参考程度によろしくお願いいたします。

また大変恐縮ながら不躾かつ不勉強な部分も多く、見当違いな記述もあるかもしれません。なにかございましたらメッセージ欄よりお申し付けくださいませ。
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