#324 天上天下唯「飯」尊のルンビニ。inネパール(1) 2018.11.2
- 2018/11/06
- 07:00
我が生誕の日に、
無事仏陀先生の生誕の地、ルンビニにやってきました私です。
御利益御利益。
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▼徘徊メモ
・行き先:ルンビニ聖園界隈
・手段:徒歩
・料金:ー
・時間:ー
↓ルンビニ地図マップ
(英表記はMapsme表記)
・オレンジ:ツーリストバスオフィス
Tourist Bus Stop
この付近に掘っ建て小屋みたいなバス会社チェット窓口二つあり
・青:宿 韓国寺 一泊500Rs 朝昼夜飯付!
・紫:各種寺院たち
見ての通り寺院だらけなので、Mapsme英表記だけ記載しておきます。
<聖園南のエリア・チケットチェック有り>
−マーヤー聖堂
Mayadevi Temple
−アショーカ王の石柱
Ashoka Pillar
−聖園チケット売り場 500Rs
Ticket Counter
<聖園中央から上の僧院エリア>
−仏陀像
Buddha Statue
−韓国寺
Dae Sung Shakya Temple (Korean Monastery)
−中国寺
Chinese Buddhist Monastery
−オーストリア寺
Geden International Monastery (Austria)
−ベトナム寺(工事中で入れず)
Phat Quoc Tu (Vietnamese Temple)
−フランス寺
Linh Son Temple
−謎の大きなストゥーパ →ドイツ寺らしい
Tara Foundation
−日本寺①(工事中で入れず)
Maps me表記無し
Tara Foundationの左
−シンガポール寺
Urgen Dorjee Choling Buddhist Centre (Singapore)
−ネパール金剛密教寺
Nepal Vajrayama Vihar (Monastery)
−ルンビニミュージアム
Lumbini Museum
−シャンティストゥーパ
TUSHITA-NEPAL MEDITATION CENTER
※Mapsme上はなぜかこれがある。
−日本寺②
Japanese Temple
−タイ寺
Thailand Monastery
−カナダ僧院?寺は無かった
Bodhi Institute (Canada)
−インド寺
India Monastery
−カンボジア寺
Cambodia Temple
−ミャンマー寺
Myanmar Golden Temple
−スリランカ寺
Sri Lankan Monastery
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この時間から朝のお勤めがあると言う張り紙を見まして、私、起きましたよ。
朝昼夜飯までお世話になっているわけですから、お勤めくらいはせねばと思いまして。
参加者3名。
まあ無理もないよねー。
きっとみんな飯目当てですからねー。
お勤めはきっと韓国式なんだと思うのですが、立ち上がって、跪いて額を床につけて、を繰り返すなかなか足腰にくるやーつでした。
私むかし落語やってたので正座には自信があったのですが、そのスキルは全く役に立ちませんでした。
嘘です。
今ではじっくり肥えまして正座すると物理的に血流が圧迫され足が秒で痺れます。
お勤めは30分ほどでございました。
しきりに隣の人を見ながら真似をするばかりでしたが、木魚だけ鳴り響く凛としたお堂で自らの呼吸だけに集中するのはとても良かったですよ。
いや、
実際には「え、立つの?あ、もう座るの?あ待って腰がピキって、、」と 大 混 乱 でしたけれども。
パンが付いてました。
これ美味かったー!!
右下の緑はオクラです。
私オクラ大好きなんです。
盛りまくりました。
んでもって、
寝ました。
ああ、、、幸せ。。。
お昼ごはんです。
11:30〜12:00だったかな。
え?
午前中何してたかって?
言いませんでしたっけ、寝てましたって。
すみません仏陀先生。
私昨日誕生日だったんですこれくらいはご容赦願いますmm
まあ、
もうちょっと言うと、
ゴロゴロしながら、
地球の歩き方を持ち合わせていないこのネパールをどう攻めようか、とか、
裏面は動物だなー。
最上級は象さんなんだなー。
とか、
してました。
はい、
じゃあそろそろ私も観光客としてのお勤めに参りましょう。
まずは韓国寺の向かいの中国寺に行ってみました。徒歩5秒です。
ステキな門構えです。
ラダックで拝見しまくってきた四天王各位がここでは立像になってました。3D版は初めてみました。
ご出演は毘沙門天さん、広目天さん、持国天さん、増長天さん、でした。
ご多忙のところ誠にありがとうございました。
立派な構えです。
ブッダガヤの中国寺より全然良いです。
は大変に柔和な構えでございました。
ネパールにも野良牛いるんですね。
どっかの誰かの文献からですが、ネパールでは白い牛は信仰の対象、そうで無い牛は食用の対象ってあったのですが本当ですか。
あの子はステーキでしょうか。
ワクワク。
さて、
冒頭地図の左下の縮尺の通り、このルンビニ聖園って、めちゃクソ広いんです。
しかも大半が森。
足元は粉レベルの砂地。
そこをリキシャが駆け抜けるのでもう喉が砂で焼けそうです。
リキシャだけだと思ったら中央の運河を結構なスピードで駆け抜ける船。
記念撮影が止まないので御一行様もろともフレームに収めてみました。
なんか小ちゃいですよね。
そうです。こちら仏陀先生出生直後の像です。
ご存知ですか、仏陀先生の誕生秘話。
国王の妻であった母がお産のため、実家に里帰りする途中に産気づき、ルンビニー園というところでゴータマ・シッダールタは誕生しました。
伝承では母の右脇から産まれたとされています。産まれるとすぐに立ち上がり、7歩進み、右手で天、左手で地を指してこう宣言しました。
「天上天下唯我独尊」。
大変にキチエキセントリックですね仏陀先生。
だからこのポーズをとられているんですね。
「やあ!」じゃないんですね。
こちらをフラッシュバックしました。
すみません先生。
なお天上天下唯我独尊の意味、
私誤解してました。
「世界で俺だけが尊だぜ!」
じゃ無いんですね。
我=生命全体を指すんですって。
(世界にこの命は一つだけ、だからこそ全ての生命に価値があり尊い)
ですって。
先生、もうちょっと分かりやすい言葉使って欲しかったです。
って当時は違う言葉だったんでしょうけれども。
誰だ訳した奴。
まさかここ長文を略して「天上天下唯我独尊」なんてことはないでしょうね?
いやマジでここだけインドなんですけど。
すげぇ横入り。
5人ぐらい突き飛ばしましたよ私。
ここはネパールです。お行儀悪い人種は牛糞だらけのあちら側へお戻り!!
ややお高いですがインドの観光地よりは安めです。
入り口。
いやー凄いですねさすがルンビニ。
観光客の数がすごいです。
特に学生さん。修学旅行かな。
一団体あたりものっすっごい数いるんですよ。
インド(決めつけ)の学校って一クラス何人いるんだろう。
マヤーデヴィ寺院です。
まさにここが、
仏陀先生が生まれた場所なんですって。
内部は撮影禁止だったので、入り口のパネルから拝借なのですが、
内部にはこのマーカーストーンという石が置かれた場所があり、そここそが出生なさった場所だそうです。
床下に置かれた石の上にガラスが敷かれ、上から覗き込むような感じです。
そしてその場所に祈りを捧げるべく、
皆様大行列になってみんなしてお札を投げ入れてました。
で、
お札が邪魔で石が見えなくなると係員がホウキでお札をザザザッと脇へ寄せるのね、まるでゴミかのように。
客が客ならスタッフもインド人だな、とおもいました。
その場所には
ちょっと分かりづらいですが、このような、仏陀先生脇からポロリしちゃった瞬間を表現した石像もありました。
うん、
修学旅行生が多いせいか、内部はだいぶ賑やかでした。
まあ生誕の場所ですしね。
寺院の裏手には池と菩提樹が。
この池の水を産湯になさったんだそうです。
この菩提樹、タルチョはためいてます。
タルチョってチベット仏教特有の物だと思っていたのですが、ネパールの仏教ってチベット仏教なんでしたっけ。
あ、そのようですね。
(Wiki先生に聞きました)
厳密にはインドからネパールへ、ネパールからチベットへ、仏教は伝わっていったようですねって地図的にもそりゃそうか。
ここではオレンジや黄緑と言ったややパステルなタルチョもありました。
ググっても出てこないのでこれはただ単にオシャレバージョンでしょうかね。
毎度お馴染み、
重要な仏跡には必ず登場するアショーカ王の石柱です。
この石柱に「ここが釈迦に生まれた場所だ!」という記載があったからこそ、ここルンビニが聖地として認識されたわけです。
それまでは釈迦さんはそもそも実在するのか?というレベルだったそうですよ。
この辺りがその記述なんでしょうか。
上の方にあるヘンテコなの、
まさかインド人のいたずら書きじゃないですよね。
ありえそうじゃないですか、
「アショーカ王の石柱に愛の印を刻む!!」
とかやりだしそうなインド人ユーチューバー。
はい、
そんな感じで有料エリアでした。
仏教興味ない人はつまらんでしょうね。
まあそんな人はそもそもルンビニ来ないと思いますが。
私は仏陀先生が脇からポロリしたその側から七歩歩いて「天上天下唯我独尊」と唱えたその絵を想像するだけで楽しいので満足です。
当時の周囲の人はさぞかし引いたでしょうね。
さて、
ここからはのんびり各国のお寺万博としけこみたいと存じます。
ただすんげーーー広いので、
疲れたら帰ります。
広大なエリアを反時計回りで行きます。
やっぱりミャンマーは黄金のパゴダ(仏塔。ストゥーパ。)がランドマークなんですかね。行ったことないので分かりませんが。
凄い。
入り口はなんかあれですね、アンコールワット風?行ったことないけど。
で内部はまさか燃えるような赤でした。
お堂。
うん、ギラギラです。
カンボジアってこんな感じなんですか??
ブッダガヤでもサールナートでもカンボジア寺は見れなかったので、ちょっと驚きです。
インド寺ってありそうでなかったですが、内部は普通でした。
内壁に仏陀先生のエピソードが壁絵になってました。
これが例の天上天下唯我独尊シーンですね。
周囲のみんなは驚きもせず、嬉しそうです。
皆さんのお子が生まれた瞬間に立ち上がり「天上天下唯我独尊!」なんて叫んだらどうします?
なんとMapsme上にカナダ寺なんてのもあったので来てみましたが、
ここは僧院のような感じでお寺は見当たりませんでした。残念。
ブッダガヤで拝見した際はギラギラなイメージでしたが、ここは純白でした。
その分御本尊はだいぶギラッとしてました。
あ、ステーキ。
いま黙々と北に向かって歩いてます。
ルンビニミュージアム周辺には多数の茶屋がありました。
てかこの広い園内、ここくらいしか茶屋がないです。そしてクソ高いです。500mlジュース100Rsですって。外界価格の1.6倍。
日本山妙法寺、シャンティストゥーパ(で良いのかな?)です。
ルンビニ聖園の最も目立つ位置(遠いけど)にずっしりと日本の寺院がそびえていたなんてちょっと嬉しいです。
インド人が多いと標識用意するの大変ですね。
これインドの道端だと50円ですがここだと80円。しかも保存状態悪いのか、いつもの味ではない。
さて後半戦。
逆光すぎてよくわかりませんが、庭園の整備っぷりにはおフランソワの香りがします。
建物古めですが、中に入ると左右に伸びる折り返し階段で上に上がり、
このお堂。
まるで教会。。
仏像は普通に仏像でした。
ここはなんだろう。
修学旅行生だらけのストゥーパ。
とても綺麗なのですが、どこかに国に属してるものではなさそう。
日本寺発見!
なのですが工事中でした。。
Mapsmeにも載ってないですここ。
てかもう一つの日本寺は先ほどの白いシャンティストゥーパの隣にあったんですね。見逃しました。
ベトナム寺院は工事中で入れず。
うん、やはり普通にお寺です。
なおルンビニの各寺院には壁絵として仏陀先生の生涯を描いたものが多いですが、ここオーストリア寺院のものはキャッチーで分かりやすかったです。
ふーーう、
結構歩き回りました。我ながら。
聖園をグルッと回って来ましたよ。
夕飯。
朝昼と食べ過ぎているので炭水化物を抜きましたが結局爆盛りしてしまう性。
そしてこの日はドミ部屋4ベッドのうち3ベッドを韓国人おっさんずが占め、
蚊取り線香焚いてくれる良い方々なのですが、いびき寝言放屁がうるさくなかなか寝れないのでした。
はい、
そんな地味な一日でした。
明日はバックパッカーの沈没スポット、ポカラに向かいますよ。
私は沈没しませんが。
ダンニャバード!
でしたー。
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