#328 犬にプジャするお祭りの日です。inネパール(5) 2018.11.6
- 2018/11/10
- 07:00
なんとネパールは今まさに「ティハール」というお祭りなのだそうです。
ティハールは、富や繁栄、収穫などを祝うお祭りだそうで、夕方になると火を灯すことから、別名「光の祭り」とも呼ばれているんだそうです。
そしてお祭りは5日間に渡り行われ、祝う内容は、
1日目:カーグ・ティハール(カラスの日)
2日目:ククル・ティハール(犬の日)
3日目:ラクシュミ・プジャ(富の女神:ラクシュミーの日)
4日目:ガイ・プジャ(牛の日)
5日目:バイ・ティカ(兄弟・姉妹の日)
えっと、、、
ということで、
今日は「犬の日」らしいでーす!!
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▼徘徊メモ
・行き先:カトマンズ市内
・手段:徒歩
・料金:ー
・時間:ー
↓カトマンズ地図マップ<広域>
(英表記はMapsme表記)
・上のオレンジ:ニューバスターミナル
New Bus Stand
・右下オレンジ:オールドバスターミナル
※以前は「Purano (Old) Bus Park」だったが現在工事中で今は近くの「Ratna Bus Park」から発着しているらしい
・左の紫:スワヤンブナート寺院
Swayambhunath
・中央やや左上の黄色:ポカラからのツーリストバス停車場所
※Mapsmeには記載なし
・右の赤:王宮博物館
Narayanhiti Palace Museum
↓カトマンズ地図マップ<枠線内詳細>
・青:日本人多い宿
HOTEL TRAVELERS HOME
※Mapsme表記なし。
「Potala Guesthouse」の並び
・左下の赤:クマリの館
Kumari House
・その右上の赤:ダルバール広場
Durbar Square
・その右上のピンク:インドラ・チョーク
Indra Chowk
・その右上のピンク:アサン・チョーク
Ason
※この両チョーク間が超絶賑わう通り
・紫:タヒティストゥーパ
Tahiti Stupa
(緑:レストラン達。上から順に)
・モモ絶品 Everest Momo
・日本食 桃太郎
※Mapsme表記も「桃太郎」
・日本食 Furusato
・丼安くて美味い Kizuna
※Mapsme表記なし。奥まった場所にあり。Mapsmeでは「トレッカーズホーム」という名前の宿が指す場所を目指すと良いのでは。
・日本食 おふくろの味
※Mapsme表記も「おふくろの味」
・日本食 カレー美味 ロータス
※Mapsme表記なし。「Namaste」という表記の宿が指す建物の二階
・日本食 ちくさ茶房
Chikusa
※日本食レストランはこれに限らずそこら中にあります。
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ということで、
今日は犬プジャ日和です。
プジャ=ヒンドゥー教のお祈り。
つまりは今日は犬たちが主役です。
結果、
カトマンズの本日の野犬たちは、
訳もわからず花飾りを被せられ、額に赤い粉をベシッとやられています。
なにこれ、堪らんw
時折、お犬さま宛のごはんが道端にお供えされてます。
なおこのお犬さまは写真の通り、
備えられたビスケットを拒絶なさいました。お高くとまっておる。
朝9:00のカトマンズの街はお店の準備でバタバタですが、
お犬さまに捧げるお花はそこら中で売られ始めてました。
本日のプジャ待ち犬。
干される洗濯物たち。
さて。
最初の目的地はスワヤンブナート。
カトマンズの街を見下ろす丘の上にある寺院です。カトマンズの街を見学しながらのんびりと。
↑ちょくちょく見かける日本留学センター。
ここスワヤンブナートはネパール最古の寺院と言われ、ネパール仏教において最も重要な寺院だそうです。一方で猿だらけにつきモンキーテンプルとも呼ばれるんだそうな。
聖地を猿に乗っ取られてるということですね。
で、
たしかに入り口からすでに猿が我が物顔です。
足元は犬だらけ。
犬猿の仲の定義が覆りそうです。
そして私もうポカラあたりから仏教とヒンドゥー教の境界線が判別つかなくなってきてるのですが、ここは仏教寺院だからか、犬たちはプジャ(ヒンドゥー教のお祈り)はされてませんでした。
丘の上までの道はお土産屋が並びます。おじいさんおばあさんが仕事してる姿が素敵です。
丘の上まで一気に階段が伸びていきます。
入場料200Rs。
はいこちらがネパール最古の仏教寺院スワヤンブナートでぇす!!
このくらいが引きの限界です。
はい、スワヤンブナートは白くて大きなストゥーパ(仏塔)です。
そしてこの
目ね。
これネパール仏教の特徴で、ブッダアイと言うそうです。
文字通り仏陀先生の眼を表すそうで、人間のすべてを見通しそして見守る、と言う意味があるそうです。
仏陀先生の景色はこんな感じ。
カトマンズ盆地を一望です。
鳥が写り込んでしまいましたが。
空気が悪いと聞いていたカトマンズ、もっとモクモクしてると思ってましたが、そんなでも無い気がします。
世界一周は西回りの人が多く、東周りの私はまだ見ぬ東南アジア話を西回りの人に教えてもらうことが多いのですが、みんなベトナムの方がヤバいと言います。そうなんでしょかね。
あ、仏陀先生の眼って四方にあるんですね。
この角度の方がそれっぽく撮れました。
「お見通し感」ありますね。
『覗き見感』も垣間見えます。
先生、煩悩煩悩。
そして周囲は確かに猿だらけ。
突然きゃあ"あ"あ"あ"!!と悲鳴が上がりなにかと思ったらちっちゃな女の子がジュースを奪われてました。
仏陀先生、見てばっかいないで助けてあげて下さいよ。
このままじゃただの盗撮ですよ。
丘の向こう側の景色。
朝日を浴びて美しゅう。
ストゥーパ脇にこじんまり構える金色の小さな寺院。
とても重要なお寺だったらしい。中見てないけど。
おや、こんなところにプジャ犬。
ちょっと派手にプジャされてます。
疲労の色が隠せてませんね。
プジャとかティカとか無縁の本日のぬこ様。
ミニストゥーパたち。
(これなんて言うんでしたっけ)
お土産屋各種。
これ、タイガーなんたらとか言う、ネパールに古くからあるボードゲームですって。ボードの上にトラがたくさん並んでます。
遊び方がよくわかりませんが、ひとまずこの写真の各ボードはトラ並べすぎと思料します。
さてさて。
ここからダルバール広場と言う、旧王宮広場を目指します。入場料1000Rsもするので大概の方がスキップするようですが、私はネパール地震の爪痕を見ておこうと思いまして。
道中はなかなかローカルな道を進みます。
もうここは仏教ゾーンでは無いので、そこら中にヒンドゥーっぽい祠がございます。
にしても
みんな神さまの口に食べ物をぶっ込みすぎです。
それは信仰ではなく暴力ですよ。
もちろんそんなヒンドゥーの皆さんが住まう場所ですから、本日の野犬たちももれなくプジャです。
てことで参りましょう、
犬プジャコレクション・カトマンズ2018です。
※BGMこれで
すみません、尺の都合で朝のプジャ犬たちにも再出演頂きました。
この子、かけられた花輪が鼻に引っ掛かっちゃったせいでクシャミが止まらず、必死に外そうとしてました。可愛いっw
生魚。川魚では無い大きさですが、どこから連行されたのでしょうか。
なんだか勝手がよくわかりませんが、有料エリアはごく一部みたいですね。
この辺りは寺っぽいのがたくさんありますが、見ての通りごみごみとした生活市場になっております。
道路脇ではおっちゃんおばちゃんが品物を広げ(黒いのは干物)、
そこかしこに仏画屋が並び、
(周囲の寺院はヒンドゥー寺院なのに)
ヴィシュヌ神が駆るガルーダさんは崩れた寺院に阻まれそっぽ向いたようになってます。
って今さらっと書きましたが、
この物売りの後ろの土台。
この上にシヴァ寺院と言う大きな寺院があったそうです。
震災前の写真(借り物画像)。
など。
直近のネパール地震は2015。
3年経ちますが、まだまだ復興は道半ばのようです。
とはいえ着々と復興は進んでいるようで(ないしは倒壊を免れたか)、見応えある寺院が立ち並んでます。
上の小窓からシヴァさんとその奥さんパールバティさんが下界を見下ろす、と言うなかなか俗な感じのお寺です。
その北側にはこれまた鳩だらけの寺院が立ち並び、
おっさんがネパール国旗で鳩を追い払いまくるという長閑な光景。
こちらカーラ・パイラヴと言うシヴァ神さん怒りバージョンだそうです。
シヴァ神御夫婦は旦那といい奥さんといいブチ切れて豹変するとすぐ生首を持ち出しますね。
なお息子のガネーシャ君がなぜ象の頭をしているか、は壮絶な、かつインドらしいエピソードです。ご興味ある方は是非おググり下さい。
出ました天下のメイソウ様。
もう無印もダイソーもないこのカトマンズでも我が物顔です。
レジ脇にはいつも通りしっかりと「Japanese Creaters Brand」と明記されていました。
もうすっかり安心と信頼のブランドですね。
そういや無印良品については最近某国で香ばしい香りがしていますが、
※https://www.ryutsuu.biz/abroad/k110540.html/amp
是非こちらのメイソウ様についても盛り上がっていただきたいものです。
先ほどの写真とちょっと重複しますが、
マジで1000Rsするんですね。。
震える。。。
先ほど充分地震の爪痕を垣間見ましたが、もうここまで来たら行きますよ私は。
私は旅人なぞと言う高尚な立場ではなくただの期間長めの観光客ですからね。でも私だったら名前を「入場料兼復興支援費」ってします。
ぼ、、ぼちぼち再建進んでて中途半端。。
もうちょっと崩れてる様子を観れると思っていた。。
あ、
奥に、ミュージアムがある?
あ、そうですか。
ちゃんと書いておいて下さいね。
先ほど欧米人たち「Oh, SHIT...」と言いながらすぐ出てっちゃいましたよ。
だって
ここにミュージアムの入り口があると思います?
ただ復元作業中の光景は今しか見れないわけで、今だけの特典と言うことでありがたく拝見します。
地震当時の写真なんかもありました。
なおこの工事現場は中国資本な訳ですが、
頭上には「ここは工事現場!危ないから立ち止まらないでっ!」
と書いてあるくせにこうしてパネルを展示しちゃうあたり、やはり中国だな、と思います。
そんな突っ込みどころ多い現場ですが、隅々を見渡すと当時の王宮を思わせる景色が。
こちらはいずれ元の場所に戻されるレリーフでしょうか。
あ、
ミュージアムがありました。
ミュージアム、あったんですね。
よかったです。
先ほどの数枚のパネルが「ミュージアム」なのかと言う疑惑が膨らみ始めておりアッパレ某国!などと思い始めておりましたもので。
さて、
そのミュージアムですが、内容はネパール地震に関する展示でした。
英語だと読む気にならない?
ふふふ。何を言ってるんですか。
私もです。
Wiki先生ー!
現地時間2015年4月25日11時56分にネパールの首都カトマンズ北西77km付近、ガンダキ県ゴルカ郡サウラパニの深さ15kmを震源として発生した地震で、アメリカ地質調査所(USGS)によれば地震の規模はMw7.8と推定されている。…この地震の強震によってネパールでは建物の倒壊、雪崩、土砂災害などにより甚大な被害が発生した。
…地震動はメルカリ震度階級でIXがカトマンズで報告されている他、…ネパールやインド北部は元来地震が多い地域であるものの建物はレンガ積みの耐震性のない脆弱な構造のものが多く、また山岳地帯では地すべりも発生しやすいなど被害が大きくなりやすい。
特に人口が集中しているカトマンズ盆地は平均の深さが数百mになる湖底堆積物及び河川堆積物で盆地が形成されており、きわめて地盤が軟弱な土地である上、プレート境界断層の上盤側に存在している。またネパールを含む中部ヒマラヤは地震空白域として知られており、地震に対して特に脆弱な土地であることが知られていた。
震度9。。。!!
嘘でしょ。。。
そんなに凄かったの。。。
死者8,964人、被害総額約50億米ドルだそうです。
OMG。。。
それから三年。
カトマンズ、
めっっっちゃ復興したんですね、きっと。
(当時の街中の様子は存じ上げませんが。)
なんと、、
シチュエーションがそれぞれ違うので比較するべきものではないですが、震度だけでみたら東日本大震災(震度7)より阪神淡路大震災(震度7)より強い揺れになります。
そんな大震災に関する展示でした。
崩れた街や、復興に向けて取り組む人々写真たちが展示されていました。
入場料を払って良かったです。
復興のためには大した金額では無いですが、ちょっとでも足しになって頂ければと。
ミュージアムから広場に戻ると、職人さんたちがレリーフを一から作り直してました。うん。
すぐお隣のクマリの館に来ました。
ネパールには生き神信仰というのがあり、クマリ様が住まう屋敷です。
Wiki先生にカムバック頂きます。
クマリ(Kumari、Kumari Devi)は、ネパールに住む生きた女神である。サンスクリット語で「少女」「処女」を意味する。
密教女神ヴァジラ・デーヴィー、ヒンドゥー教の女神ドゥルガーが宿り、ネパール王国の守護神である女神タレージュやアルナプルナの生まれ変わりとされており、国内から選ばれた満月生まれの仏教徒の少女が初潮を迎えるまでクマリとして役割を果たす。中には初潮が来ず、50歳を過ぎてもクマリを務めているケースもある。
…首都カトマンドゥのクマリの館に住む、かつては国王もひれ伏したロイヤル・クマリが最も有名であり、国の運命を占う予言者でもある。
とのこと。
もうこういうの見るともはやヒンドゥーと仏教の境目がいよいよ不明です。
というか、それこそがネパールなのでしょう。
この美しい窓のどこかから、
1日2回?クマリ様が顔を出すそうです。
どんな感じなんでしょうかね。
クマリさんはどんな気持ちで民衆を見下ろすのでしょうか。想像つかないです。
その後はしばし街歩きをし、
カレーが美味いと有名な日本食レストラン、ロータスに来ました。
売店コーナーにはカレーのルーと乾麺がありました。カレーのルー650Rsですって。
大事な商売道具だから売りたく無いのかな。
てかカレー推しの店で市販のカレールー売っちゃうのね。
ヒャハー!!(゚∀゚)
ただ味はまあ普通でした。
残念。
先生ー!
探しましたよ!!
こんなとこにいたんですね。
てことで先生からの講義を3時間ほどみっちり受けまして。
私の中国計画は固まって来ました。
てか、、、
旅費足りるかな。ビザ足りるかな。
街中では明日に向けて路上に大きな曼荼羅のようなアートも準備中。
そして
先生ではカバーできない情報をひたすらネットで収集し(3時間)、
帰り道には先ほどの曼荼羅?がほぼ完成し、
ムヒャー!!゚(∀゚)
中国について調べまくってたら堪らなく食べたくなった蘭州ラーメン屋があったので喜び勇んで引っ掛かりました。
美味ーー!!!
これ本場行ったらもっと美味いんだろうなーぁ。。。
と、
( ´Д`)y━~~
↑ ーは箸、~~ は麺です。
こんな感じでヨダレ垂らしながら
うっかり完飲しました。
ああ、、、、
カトマンズ、、、
太るよねー!
明日は隣町の古都パタンをぶらっとしながらネパールのお祭りを味わいます。
ダンニャバードでした。
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