#339 入国後のイランビザ翻弄。inイラン(2) 2018.11.18
- 2018/11/21
- 07:00
本件、
私だけのケースなのか、
今後イランのアライバルビザはみんなそうなるのか謎であり、私が取った行動に意味があったかどうか謎なのですが、日記として綴っておく次第です。
▼現状
2018/11/17 テヘラン空港に着きアライバルビザ申請。結果、ビザは発行されたようだがビザの紙は無くパスポートスタンプも無くイミグレ通過。うへぇ、電子化凄ぇ、と呑気に宿行ったらビザ無いの?言われ、同室の日本人は3週間前に空港アライバルビザ取ったがビザの紙を付与されたと聞き焦燥。
▼課題
私はこのままイラン観光できるのか?
問題なく出国できるのか?
トルクメニスタン大使館でのビザ申請時にイランビザのコピーは求められないのか?
▼仮説
eビザなんじゃね?
(パスポートの分厚いあのページにに電子記録されてる)
▼対応
とりま、ツーリストポリス行ってみよー。
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▼徘徊メモ
・行き先:テヘラン市内
・手段:地下鉄など
・料金:地下鉄1乗車10,000リヤル≒10円
・時間:ー
↓テヘラン地図マップ
(英表記はMapsme表記)
・枠線下のオレンジ:南バスターミナル
テルミナーレ・ジョヌーブ
South Terminal
イスファハーン、シーラーズなどはここから。
・枠線左のオレンジ:西バスターミナル
テルミナーレ・ガルブ
West Terminal
テルミナーレ・ガリブ
アルメニア、アゼルバイジャン行きはこちら。
・すぐ隣の赤:アーザーディー・タワー
Azadi Tower
・枠線左上の赤:ミラドタワー
Milad Tower
・右上のピンク(黄色に近い方)トルクメニスタン大使館
Embassy of Turkmenistan
・その近くの黄色:地下鉄タジュリーシュ駅
Tajlish
・右上のピンク(緑に近い方):ウズベキスタン大使館
Uzbekistan Embassy
↓枠線内詳細
・青:宿 Hotel Mashhad 一泊3ドル 激安。
・左上ピンク:ツーリストポリス
Immigration and Passport Police of Tehran
・下の黄色:地下鉄イマーム・ホメイニー駅
テヘランの中心駅 構内にSIM屋もある
Emam Khomeini
・真ん中の黄色:地下鉄フェルドウスィー駅
両替屋が多数集積しているエリア
Ferdowsi
・右上の赤:旧アメリカ大使館
Former U.S. Embassy
・中央四つある赤の左下:イラン考古学博物館
National Museum of Iran
・中央四つある赤の左上:陶器博物館(正式和訳不明)
Glassware and Ceramic Museum of Iran
・中央四つある赤の右上:宝石博物館
National jewellery museum
・中央四つある赤の右下:エブラット博物館
シャー独裁時代の黒歴史が見られるらしい
Ebrat Museum
・下の赤:ゴレスターン宮殿
Golestan Palace
・一番下の緑:この辺り一帯が巨大なバザール
・下から二番目の緑:何かと話題の特盛レストラン
Moslem Restaurant
・宿すぐ右の緑:カラーコピー屋
詳しくは11/17の日記にて
↓メトロ路線図
Line6(ピンク),7(紫)は未開業のようです。
Line8(国際空港)は開業済み。詳細は11/16日記にて。
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本朝の宿ぬこ。
もう朝から萌えまくる。
そんな平和な本日の幕開けですが、
今日のゴールは冒頭の通りドキハラのツーリストポリスです。
今日は土曜日。昨日よりは人通りが多いです。いや、人通りというか、バイク多!
イマム・ホメイニー広場からはテヘランのすぐ北にある5000m級の山々が美しい。
メトロに乗って、
最寄りと言われた「Meydan-e Vali Asr駅」へ。
実際は路線図にあったラインがまだ開業前で、2ブロックくらい歩いたのですがね。
テヘラン、メトロを絶賛拡張中らしく、空港にあった以下路線図は未開業のラインが含まれます。
Line1,2,3,4,5,8(空港)が開業してて、6,7が未開業っぽい。
デザインが異なるので比較しづらいですが、
ピンクと紫のラインが下の現路線図にはありません。
さて、
Meydan-e Vali Asr駅から宿おっちゃんの言う通り北へ歩きます。
うーん。
結構歩くな。
途中税関事務所があったので、宿おっちゃんから託されたメモ書き(ツーリストポリスの場所を訪ねるペルシア語)を見せると
「Go straight!」と言われ、安心する。
そして思う。「英語通じるやん。」
15分以上歩きました。
てか最寄り駅はもはや隣駅「Meydan-e Jahad」から徒歩1分でした。
・ピンク:ツーリストポリス
Immigration and Passport Police of Tehran
・黄色上:Meydan-e Jahad駅
・黄色下:Meydan-e Vali Asr駅
ツーリストポリス。
中に入ると早速ポリスがおり、what's up? とお尋ね。
あ、良かった。英語通じそう。
ただ私の相談事を英語で伝えるのが苦難。
ああだこうだ説明していると、
「Ok、Go straight, and go to counter 8」
的なことを言われホッとしながら中へ入ると
もうそこはインド状態。
カウンター8にはわんさか人が群がり窓口争奪戦になってました。嗚呼。
入っては郷に従いましょう。
私もガンガン戦争に参加し、いとも簡単に窓口ゲット。いや、譲られたのかな。なんかすみません。やはりここはインドとは違います。民度が。
先ほど同様にああだこうだ説明していると、
窓口の彼は、Go inside.と、窓口の中の事務官?を指す。
ああ、つまりはイレギュラー対応ですね。
中へ。
恰幅のいい事務官に説明すると「Sorry. I can't understand.」的な回答。
そして(紙の)ビザが無いから困ってるのに、「Where is your visa?」を何度も聞いてくる。
私「I don't have」
彼「Why?」
が数回繰り返される。
あれ、なんかこれヤバい感じ?
そこへ別の女性登場(一般客)。
英語の通訳に入ってくれました。
あ、事務官さん、あまり英語理解してなかったのね。
いや、私の英語も酷いからしょうがないですね。
しばらく悶着した後、
メモ書きを渡され3rdフロアへ行くべしとのこと。
たらい回しが嫌だったので、メモ書きに事務官さんのサインを書いてもらい、上へ。
駄菓子菓子。
上の階に行くにはスマホは預け入れねばならぬそう。
スマホの写真で同室日本人の紙ビザを見せようと思ってた旨を伝えるもまったく英語通じず。
またどっか連れてかれ英語通じる人曰く「近くにコピー屋あるから印刷せし」まあそうなるわな。
もうスマホは諦めて預け入れ、いざ三階へ。
三階で名簿みたいのに記帳し、通されたのはBorder section。
偉そうな管理官がおっさんと茶で談笑中。
むむ。こやつキーマンだな。
丁重に丁寧にああだこうだの説明をすると彼は横槍でどこの国境からイランを出国するの?だの、空路で行けば?等、話を脱線させてきてあーイライラするぅ。
そして散々脱線させておいて
彼「This is E-visa, so no paper!」
だそうです。
私「but my Japannese friend got the paper 3 weeks ago」
彼「That was 3 weeks ago」
だそうです。
この3週間の間に仕組みが変わったのでしょうか。→って聞き返せば良かった。
ただちょっと私も後には引けません。
私「Turkmenistan Embassy needs Iran-visa copy!!」
彼「Why?」
Why?と聞かれても分かりません。私のでっち上げですから。
そもそもトルクメニスタンビザ申請にイランビザコピーが必要かどうかは謎です。
ただ根拠のない話ではなく、
先人ブロガー各位の意見が必要派と必要ない派とで割れてるのです。
私があたかもトルクメニスタン大使館の人がイランビザの紙コピーを求めているのだ。と言うテイで「Paper please」を駄々こねくり回していると、
管理官「Go upstairs」
とメモ書きをくれ、部下を一人私につけてくれました。
お、なんか進展感。
そしてやってきた4階。
なんかダンジョンを進んでる感覚。キャッキャ。
4階では何やらPCに打ち込みまくるスタッフたちがいました。
管理官の部下の一声で、スタッフが私のパスポートを引き取り、PCにバシバシ何やら打ち込んで、私のパスポートの末尾に
バーコード貼られました。
部下「君の情報を我々のコンピュータに登録した。これで大丈夫。」
えっと、、
よく分かりません。。
eビザだと言うのなら私の情報はすでに登録されてあるはずですし、
今の作業が無かったら何が問題だったのか分かりません。
ひとまず私の目下の課題はトルクメニスタン大使館でのビザ申請でイランビザコピーを求められた場合なので、ワンチャンスで「イランビザはeビザでありペーパーは存在しない」と言うことを一筆書いてくれ、とお願いしましたが「ユー ノープロブレム!」とその部下に阻まれました。
先ほどの管理官にお願いしてよ言うたら
「マイボス イズ ビジー!」
言われました。
今目の前で茶を飲んで談笑してるのは管理官では無いのですか。
くう、
一旦ここまででしょうか。
ひとまず明日、トルクメニスタン大使館に行ってみましょう。無事申請出来るといいな。
これにて本日の戦は終了です。
お疲れ様でした。私。
さて。
このまま近くのミラドタワーに行ってみようとメトロまで行くも、Mapsme上の最寄り駅は未開業駅であることにここで気づき、目的地変更。
もう一つのテヘランのタワー、アーザーディータワーへ。
メトロLine4(黄色)でMeydan-e Azadi駅からすぐっぽいです。
50,000リヤル≒空港両替レート50円でこのボリューム。最高。
うん、
なかなか斬新なデザイン。
ただすでにテヘラン北の山々はガスりはじめてしまい景色があまり良くないです。
無念。。
これじゃタワーに登っても面白くないですね。
まあタワーは閉館していたんですけども。
これはインド人の像でしょうか。
もしそうならこの像を5体くらい並べないと「観光地に来たインド人」は再現出来ませんよ。
イランのカラス。
インドよりもグレーが多めなんですね。
(サンプル数:1)
タワーを下から見上げる。
なんというか、
もうちょっとイスラミック感が欲しかったな。
さ、
行きましょうか。
次はFeldowsi駅に来ましたよ。
ここらは銀行が集まり、両替屋多数なんですって。
途中見かけた良くあるやつ。
たいがいこういうのは本家をパクろうとしてパクリきれない感が否めませんが、ここのはややイスラミック柄の傘なんかもありちょっと面白かったです。
さて。
両替屋は100以上はあるんじゃないかというくらいあるのですが、20件ほど周り全てお断りでした。
理由不明。
聞くたび聞くたび無愛想に「No」。
時折しばらく並んだ後にNoなどと言われ堪えます。
宿おっちゃん曰く、昨日今日でイランリヤル相場が急変したのと、土日で欧米マーケットがクローズだからでは(いずれもおっちゃん推測)とのこと。
現地人は次々とカウンターで手続きしてるのになー。最初は外国人は両替規制があるのかな、と思いましたがどうなのでしょうか。
なおレートですが(1ユーロあたりです。ドルじゃなくて御免なさい)
公定:50,000リヤル
空港:125,000リヤル
ここ両替屋:138,000リヤル
ここ両替商:130,000リヤル
宿:120,000リヤル
おい宿おっちゃん!!w
なおFeldowsi駅周辺でウロウロしてる両替商、2,3人に聞きましたがみんな130,000でした。両替屋が利用できないとなると今のところ徘徊両替商が一番マシ、という現状です。
そんなこんなでもう15時。
なんかもう超疲れてます。
コミュニケーションがうまくいかないとこんなに疲れるんですね。
ただ明日のトルクメニスタンビザ申請に向けてもう一仕事。
パスポートのコピーです。しかもカラー。
宿ホテルマシュハドおっちゃん曰く、
「宿から東に10分くらい行ったらみぎてにあるよ」とのこと。
本当かよ。
ほんとでした。
お店は二階にあり、入り口の階段脇に思い出写真みたいのが貼られてます。
ただちょい高いですよ。
1枚25,000リヤル。
トルクメニスタンビザ申請時に二枚、
トルクメニスタンビザ受理時に二枚、
と聞いてたので、
なんでそんなに要るのか納得感ゼロですが、プリント。
念のため、本日ゲットでしたバーコードシールページもプリントしてやりましたよコンチクショー。
そしてそのまま南へ。
宿から15分ほど歩いた南のエリアには巨大なバザールが広がっているらしく、てくてくしてみたいと思います。
バザールの周辺まで来ると一気に人が増える。どこにこんな人がいたのってくらい。
60,000リヤル≒空港両替レート60円。
バナナっぽいかんじのジェラートでした。
はいバザール。
カオス感すごい。
冒頭から階段降りてスタートとかすごくないですか。
魔界への入り口感。
ほんげー。
中東バザールあるある。
同ジャンルの店が密集する、の法則を忠実に履行する当バザールでございます。
そしてそこら中にある多層店舗。
モールと言ったらいいのでしょうか。
地下3階から地上3階まで全て女子服なのですが、みんなあの黒い布の下でどんだけオシャレしてるんでしょうか。
てかあくまで個人的な感想ですが、イスラムの女性たちは露出が少ない分、メイクに超気合が入っているのが分かります。
バッグや靴など個性を出せる部分は超オシャレです。
結果、
美女だけでなく、美魔女率が凄いです。
Kawaiiの世界はイスラム世界にも存在するようです。
まああまりにデカいバザールでして、
商人各位はそこで一日中過ごすからでしょうか、はたまた人が集まるからでしょうか、
モスクもそこら中にあります。
雑踏の中にめりっと急に出現するのが面白い。
ターゲットは店番してる人のようで、私のようなTHE観光客はもはやシカトされます。
ファブリックエリア。
どうするんだろうこの布。
服を作るには派手すぎるけど。
それでもそこら中でおっさんたちがこの布を買い、担いで帰っていく姿が見受けられます。
勇気を出して撮った写真。
メンズものパンツのパッケージ、
やはりイスラムに厳格な国だからでしょうか。
ピンポイントな部分は隠されてました。
なんか、逆に、アレですね。
なお女性もの下着は平然と吊るされてました。店によるのかですけど。
時計エリア。
ペルシア語表記の時計はありませんでした。
あっても買えないけど。
またモスク。
こちらはかなりデカいです。
バザールの北側に戻ってきました。
なんとなくここがメイン広場?っぽい感じです。
お、
ありましたありました。
どっかの誰かブログさんが推していたレストラン。地元民で大混雑らしいですが16:00頃は行列無しで入れました。
それでもこの賑わい。
入るとプレートを渡され、
お好きな飲み物と前菜を取り(別料金)、
最後にレジでメインをオーダーです。
で、
肝心のメニューがペルシア語だったので固まっていると、スタッフらしきおばあさんがお店のカレンダーを見せてくれました。そこの挿絵が料理の写真になっており、これで注文して、と言っている様子。
お言葉に甘えてカレーっぽいのオーダーしたら「無い」と言われ、
じゃあ、とチキンライスっぽいの頼んだら
すんげえの来ました。
画像下部にあるスプーンフォークと大きさ見比べてください。
ヤバく無いですか。
このケーキみたいなやつ、
米です。米が固められたケーキです。
炭水化物お化けです。
(ケーキの下にとろけるチキンさんがいます)
おー。。。
いやね、
実はこれがこのお店の名物料理なんですって。
で、いちお私、これがとんでもない量であることを知ってたので、今日は違うのにして明日再訪してこの炭水化物お化けを楽しもうと思っていたのです。
まさかの指差し注文(@カレンダーの挿絵)
で裏切られるとは。
とはいえそこは名店。
美味いですよこれ。
お米ケーキは外はカリッと、中はふんわりサフランライスです。
黒く見えるつぶつぶは紫色のややドライなフルーツで、レーズン的な甘さを仕掛けてきます。ちょっとこれは余計な仕事かな。
はい、
30分かけてようやく1/3食べきりました。
残りはなんと、「お持ち帰り」です。
他のお客さんもみんなテイクアウトしてました。店員さんも『ハイヨロコンデー!』な感じで容器をくれます。
きっと『食べ切れない、それがイイ。』みたいなキャッチコピーでも謳っているんでしょう。
その後は夜のバザールを散歩しようと思っていたものの、本旅最大級、いや、最大の便意に襲われ、宿までの30分、地獄の千鳥足でなんの景色も見ずに直帰しました。
詳細は割愛しますが、ギリギリセーフ、ではありませんでした。
さて。
宿にて便意だけでない色々なものを失った私はしばし放心状態の後、
いえね、
このタソたん、ずっと猫なで声上げ続けるんですよ。
なかなか有用な情報が多くて助かります。
イランはテヘランでビザ待ちする人も多く通過型ではなく周遊型の人が多いので、イラン中の情報が書かれてました。
おす。
明日はいよいよトルクメニスタン大使館にてビザ申請です。
テヘランのトルクメニスタン大使館は金土休みなのに私が金曜イランinとかしちゃうもんだから実に昨日今日はもっさりしてしまいました。
明日、ビザ申請出来たらようやく私のイラン旅はじまります。
いざ参らんペルシアの世界〜!!!
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