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No title
minutes and actual effort to make a great article… but
what can I say… I hesitate a whole lot and never seem to get anything
done.
158cm(♂)が今日も元気に地球徘徊やらしてもらっています。
昨日発覚したトルクメニスタン大使館が謎の突発クローズにつき今日丸一日ぽっかり予定が空いたので、日帰りできそうなとこ探してたらもうタイトルだけで面白い場所を見つけました。
ただ歩き方には情報がなく、
ネット上にはレンタカーでGoしてる方ばかりで私のような国際免許証を放棄したようなド阿呆うはどうやって行ったらいいか分かりませんが、昨日8,700,000リヤルもの大金をゲットしているので最悪タクるぞコンチクショー。
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▼徘徊メモ
・行き先:テヘラン→アムルート城
①テヘラン→カズヴィーン Qazvin
・手段:バス
・料金:100,000リヤル≒100円
・時間:2.5時間
朝8:30頃は30分に一本出てた
終バスは19:30頃っぽい
②カズヴィーン→アムルート城
・手段:ツアー会社タクシーチャーター
・料金:3,000,000リヤル≒3,000円
言い値です。ボラれてるでしょう。
行き先:アムルート城、なんたらキャニオン
アムルート城だけなら2,500,000リヤル
↓位置関係
↓アムルート城 広域図
・赤:アムルート城跡 Alamut Castle
・左の緑:チケット売り場 ここから登っていく
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本朝の宿ぬこ。
ということでやって来ましたよ、
カズヴィーン行きのバスが出てるテヘラン西バスターミナル。
数分で発見。
なんなんだこのインド亜大陸との差は。
(かの大陸ではみんな適当過ぎてバスが見つからない)
宿のおっさんは1時間に一本と言ってましたが、私が到着した8:30時点ではちょうどバスが出発、後続のバスが8:45頃出発しました。
テヘランから北西方面へ約150km。
カズヴィーンまではハイウェイが通っており、大変スムーズです。
今日も空気はガスってますが、ハイウェイからはイラン北部の山々が見えます。
荒野が続きますが、時折に鋭意建設中の衛星都市があったり。
イランは原油埋蔵量で五本の指に入ります。
そう考えると、ドバイのようにもっと経済発展していて然るべしなのですが、決してそうではないのは経済制裁の影響でしょうか。
カズヴィーンバスターミナル着。
バスは「Qazvin Terminal」が終点でした。
Mapsme上にはそれっぽいバスターミナルがもう一つ別に「Shahid Beheshti terminal」というのがあるのでご注意ください。
さ、
ここからボッタクリタクシー共を相手取ってアムルート城へのタクシーチャーター交渉です。
あらま。
バスターミナルの建物入ったら即刻ありました。アラムート城行きのツアー会社。
毎朝8:30発19:00戻りでSUV車でのツアーがあるみたいです。
まあもういま11:30ですけどね。
さあどうしましょう。
と思ってたらデスクのお姉さんが電話を渡してきました。
電話の向こうにはガイドと思われるおっさん。
「10分後に行くから待っとれ!」
30分後におっさん登場。
お陰様でその間に現地ツアー会社のサイトでツアー代金の相場を調べることができました。
アムルート周辺の見どころは大きく以下。
1.アムルート城 Hasan i Sabah
2.アムルートキャニオン
3.Ovan湖
4.Lambesar城
肝心のこのツアー会社はHPに料金が載ってなく「電話してね!」という感じ。
一方で上記1と3を全て周る+英語ガイドのToursiniram.comは100ユーロ。
。。。高!
流石にそれは高いな。。
そこへおっさん登場。
ツアーガイドあるあるだが、とにかく喋る、そして距離感が近い。
どこ出身だ?と聞かれ面倒なのでTokyoと答えたらガッハッハ超サイコー!とバシバシ肩を叩かれ脱臼するかと思いました。
さて、
おっさん色々説明してくれましたが、もうこの時間で日帰りとなると選択肢はもはや無く、1.2.だけとのこと。特に4は方向が逆らしい。
で、
①フレンチカーは3,000,000リヤル、
②日本車は5,000,000リヤル、
③英語喋れるドライバー(おそらくこのおっさん)は7,000,000リヤルとのこと。
この中だったら迷うことなく①です。
このおっさんと一日中一緒の③とか拷問です。
そして実質的にフレンチカーが低質車扱いされてますがこれフランス人にも同じ説明するんでしょうか。おっさんは「ニッサンニッサン!」と大はしゃぎで説明してくれましたけども。
にしても、
思ったより高いですねー。
3,000,000リヤル≒3,000円。
別会社のツアーが100ユーロ≒13,000円と考えると妥当かもですが、これそこら辺のタクシーチャーターしたらいくらだったんだろう。
まあきっとタクシーチャーターはああだこうだイチャモンつけられて料金水増しされたり運転ボイコットされたりとどうせ揉めて気疲れすることを考えたらツアー会社手配の方が良かったかな。どうかな。
本日のお車とドライバー。
ドライバーさんちょっと英語喋れたので問題なしでした。
最後にツアーガイド(ガイドなのか?)が写真をせがんで止まないのでパシャり。
あのちょっと。まだ肩痛いんですけど。
ツアーデスクのお姉さんも大変に人柄が良く、乗車直前にお紅茶をくれました。
ああほっこりあっつ!!
(駐車場出入り口の段差で派手に溢れる)
人々の優しさがハプニングを呼び起こす国、イランです。
カズヴィーンは思ってたより大きくこぎれいな街で(幹線道路沿いは)、街の入り口には白く大きなオブジェがありました。
しばしの後、徐々に見えてくる山々。
そしてラッキー紅葉シーズン。
(いろいろ調べてる限りテヘラン周辺の四季は東京に似てる気がする)
ついに雪混じりの景色に。
標高2500mくらいかしら。知らんけど。
そしたら峠超えちゃいました。
山の向こうにあるのですねアムルート城。
大雲海でした。
大変美しいです。
上から見る分には。
逆に言うと、このまま山を下るとなると大曇天ですねー。
雲海を抜けると、そこはイランの(たぶん)原風景が広がってました。
紅葉
赤い大地。
この辺りの大地はどうやって構築されたのでしょうか。隆起っぽい感じがしますが。
地層が斜めに走ってます。
先ほど南から大きな山を越えてきましたが、ここは山々に挟まれた谷にあたるようです。
おっさんがおもむろに車を止めポリタンク持って「カム!」と言うのでついていく、
穴倉を紹介されました。
残念ながらこの説明まではおっさんの英語力は及ばず、私の中では「ただの穴」という着地になりました。
すまん写真の角度的にしょうがなかったんだ。てか始めて気づいた。おっさん背が高いから。
※わざわざ書くのもアレですが、頭頂部の話です。
うーん!空気が綺麗!!
とてもGoodでした。
このナウシカ感。
あの穴ぐらから巨大な虫が襲いかかって来そうな世界です。
その水が岩を削り変色させ、そして苔を生やすため、なおさら生命力を感じさせるのです。
にしてもこの岩、どう言う成り立ちなんでしょうか。コンクリートの中に細かい岩が閉じ込められたような形状です。
海底で溶岩が固まったのが隆起?
はい着きましたよーアラムート城、
クローズしてましたけど。
途中川や岩山に立ち寄ったことを加味すると2.5時間でしょうか。
ということで、
ここでドライバーさんは待機。
私一人気ままにアラムート城です。
さて。
そもそもアラムート城とは。
先生、お呼びですよ。
イラン北西部の都市ガズビーンの近郊にある城塞跡。イスラム教イスマーイール派の一支派、アサシン教団で知られるニザール派の指導者ハサン=サッバーフにより建造。
ちょっとwiki先生はご用意が無かったのでコトバンクさんから拝借です。
アサシン教団も見ておきましょう。
こちらはWiki先生より。
暗殺教団(あんさつきょうだん、英語:Assassin, Hashishi, Hashshash、アラビア語 :الحشاشون)は、イスラム教・シーア派の分派イスマーイール派(特にその一派ニザール派のシリアでの活動)に対する幻想的イメージに彩られた中世ヨーロッパ史料および東洋学、文学での呼称。神秘主義的カルト教団が存在し、彼らがアッバース朝、セルジューク朝とその諸アターベク政権、十字軍の要人らを狂信的に暗殺していったという伝説が根幹となる。史料的制約から19世紀には東洋学者らによってハシーシュ(大麻、حشيش、DMG方式: ḥašīš)を用いる教団という意味が付加された上で史実として扱われるようになったが、20世紀半ば以降、実際のニザール派の活動とは著しく乖離した伝説であることが判明している。またこの伝説の中の教団ハッシャーシーン(英語版) (DMG方式: Ḥaššāšīn)が英語やフランス語で「暗殺者」を意味する「アサシン」(assassin)の語源となっていることは有名である。ニザール派の歴史的活動についてはニザール派を参照。
まあなんかちょっと「秘密の園を持つ教団」と「その指導者≒山の上の老人」「若者を大麻で骨抜き」「十字軍・セルジューク朝(トルコ)の要人の暗殺指示」なんてキーワードが一人歩きし、伝説論になっちゃってるようです。
ご興味ある人はググってください。
この手の話はあの手この手で浪漫ある話が沸いてます。
アサシンクリードファンも堪らないのでしょうか。私はプレイした事ありませんが。
どちらかというと私のアサシンはこれです。
アサシンダガー。
黒魔道士がこれ装備して攻撃した時にズギャン言うてデスが発動した時のあの恐怖は忘れられない。
そしてなによりも
この暗殺教団の居城アラムート城の姿
がとんでもなく美しい!!
(借り物画像です。絵画です。)
そんなアラムート城の現状がこちらです!
あ、
えっと。。、すみませんねぇ。
ちょっとモンゴル軍が派手にやっちゃったみたいでして。
もう城は跡形も無いんですって。
つきましては本遺蹟は暗殺教壇ならびにアサシンクリードの世界に魅せられていて、かつ妄想癖強めで無いと楽しめませんのでご了承のほど。
さあ、私はいきますよ。
岩山の上に聳え立つ螺旋の塔が見えているのです私には。出てこいムドー!
なお岩山の麓にはチケットセンターがありましたが
クローズしてました。
入場料150,000リヤル≒150円。
隙間から入れそうなのでいざ参らん。
早速入り口から隠密感。
岩山本体には階段で上がっていくようです。
先ほどと同じ画像ですが、階段から見上げるとこんな感じ。
凄まじい聳え立ち感。
そりゃモンゴル軍も襲いますわ。
一段一段がなかなか強めな階段をゼエハア言いながら上がりきった先にまだ階段。死ぬる。
Lower Castleの門ですって。
城下町的な感じでしょうか
城下町って打つと、
「城下町のダンデライオン」て変換候補出るんですけどこれ何ですか。
がある以外は本気で何もなく、
そして人っ子ひとりおらず、
ステルス感が凄いです。
不意に背後を取られぬよう慎重に進みます。
特にアサシンあたりに。
いや、登頂がゴールでは決してないんですけど、もうなんにもなさすぎて。
ひとまずここの上に例の塔が聳えてたと思われます。
アサシンたちはここで協議していたんですね。
「次誰殺るー?」的な。
さて。
先ほどの写真の通り、私の登頂と同時にこの砦は濃霧に包まれました。
いよいよ背後が気になります。
なおこの砦は岩山の頂上ですが、なかなかに治水を整えていたようで、そこらに巨大な水池が配備されています。
144立法メートルも貯水していたらしいですよ。ちょっと凄さが伝わってきませんけど。
さて、降ります。
結局登り始めから降りきるまで、誰一人ニンゲンには会いませんでした。
(思わせぶりな書き方になってしまいましたが、ニンゲン以外もあってません。)
降りる途中に見つけた紅葉。
ドライバーが待つレストランに戻ると店は開店しており、
ていうか店のオーナーの自宅スペースみたいなとこでストーブとみかんというマジ実家みたいな催しが開かれていました。
にて、
本日の遅めのお昼ご飯。
ひさびさにケバブじゃ無いものを頂けて満足です。なおこのあと毎度恒例、無限パンが登場しますが写真はありません。
なおこの写真に写ってる白いの、たぶんカスピ海ヨーグルトです。
日本で食べるそれと同じ味でした。
そういえばイランはこの山脈を越えた向こうはもうカスピ海なのでした。
さて帰ります。
あ、帰るってことはあのナウシカの世界みたいな岩の谷がキャニオンだったのね。
さて帰り道ですが、
5m先も見えないような濃霧の中をドライバーが爆走するので寝るに寝れないPSYCHO-PASSドライブでした。
てかこのドライバー、スピードブレイク(道のこんもり)は過剰に減速するのにカーブ減速しないの頭おかしいんじゃないの。
帰りのバス。
最後はバスターミナルまで送ってくれました。ありがとう。
ただ最後の最後まで言いだせませんでした。
「なんで私あなたの分の夕飯代まで払ってるの?」
慎ましい旅人、私です。
そんな一日でした。
ええ、アサシンという言葉に必要以上に魅了されるような人じゃないと楽しくないでしょうね!
私は楽しいです。
アサシンクリードやってみよっかなー。
明日はいよいよ
「トルクメニスタンビザ申請ー第二戦ー」です。
にゃろー!
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