#343 いざ紅葉のカスピ海へ。inイラン(6) 2018.11.22
- 2018/11/25
- 07:00
さて、
無事にトルクメニスタンビザを申請完了した小生はいよいよイラン周遊を開始するのでした。
まずは目指せカスピ海ー!
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▼徘徊メモ
・行き先:テヘラン→チャールース چالوس
※MapsmeもGgoglemapもペルシア語
・手段:長距離バス
※テヘラン西バスターミナルより
・料金:380,000リヤル≒380円
・時間:5時間 10:30発、15:30着
↓移動図
↓チャールース地図マップ
(英表記はMapsme表記)
・左上オレンジ:テヘランから来たバスから降ろされた場所(終点ではない)
・青:宿 Nik Hatam Apartment Hotel
一泊1,000,000リヤル≒1,000円
Mapsme表示無し。GoogleMap表示名が上記
・中央オレンジ:チャールース→ラムサール行きミニバス乗り場
・右下オレンジ:GoogleMapにあったバスターミナル表示
・右下緑:GoogleMapにあった市場っぽい場所
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ああもう最高。
そんなぬこ共とも本日でお別れです。
くぅ。老後(があれば)はペルシアぬこタソと暮らすぞ。
前から気になっていた宿近所のパン屋。
巨大なパンのみを焼き続ける工房ですが、毎日大行列なので私もトライしてみました。
そしてみんなパンをそのまま持って帰るんですよ。袋とかないのね。
人気店らしくバイクでわざわざ買いに来る人もいるのですが、去り際はこんな絵になります。
わしづかみです。
はい目指すはチャールースというカスピ海沿いの街です。
西バスターミナルからバスが出るとのことで、なーんだ一昨日のカズヴィーンと一緒じゃーん、とお気楽に構えてましたが、いざバスターミナルにやってくるとバスが全然見つからない。
チャールース?
という男に着いてったらタクシープールだったり、やはりどこの国でもタクシーの運転手はカスだななどと思いつつ、
バス乗り場を訪ね歩いているとみんな遠くの方を指差すんですよね。これの意味が最初よく分かってなかったのですが、
こう言うことでした。
一昨日のカズヴィーン行きは「Suburbs Bus Terminalだったんですね。なるほど。
メトロ出口でて目の前に広がるSuburbs Bus Terminalの向こうに小さく見えてる旗たちを目指して歩いていくと、
かなり大きなバスターミナルが登場します。
なんかこういうちゃんとした建物のバスターミナルでバス会社がわーーーーっと並んでるの、トルコ以来です。
イスタンブール行きやジョージア行き(アルメニア経由?)、シリア行きなんかもありました。
チャールース行きのバスを探すもほぼ全てペルシ語表記なので全然分からん。
当然ほぼ英語通じないので一社一社聞きまわるのも面倒過ぎたので、チャールース行きのバスがある二社目に聞いた会社が一社目と同じ値段だったのでそこにしました。
380,000リヤル≒380円。
イランのバスは高価格VIP仕様から低価格カス仕様まで幅広いと聞いてましたが、
きっとこれはVIP仕様でしょう。
三列シートて。
南米で数千円したバスと同レベルです。
(このバスは380円)
なお座席Noが以下の赤枠部分ですが、
これで「25」です。
私、なんとかペルシア数字読めるようになりましたが、まだ良く分からないのがこれ左からよんで25なんですけど、普通ペルシア語は右から読むんですよね。最初「52」かと思い超でっけぇバスじゃんとか思ったのですが、結果25でした。
なおお隣のバス、
GOD SPEEDとか書いてますが大丈夫でしょうか。
神=アッラーさんだと思うのですが、
そんなアッラーさんスピード狂何ですか。
てか安易にGodという表記を使っていいんですか。
窓口ではバスは10:00発と言われましたが、出発は10:30くらいでした。
お菓子配られました。
無料っぽい。凄い。トルコみたい。
ただ私はトルコのようにお菓子もうちょっと少なくていいからジュースが欲しい。
これは各国巡ってて初です。
凄いですな。
そして唐突ですが、テヘランとチャールースの位置を衛星写真でご覧ください。
テヘランとカスピ海の間にはアルボルズ山脈というでっかい山脈が走っておりまして、それを超えていく工程です。
実はこのチャールース、
特に行き先候補でもなく、イラン周遊後に出国日までに時間が余ったら行こうと思っていたのですが、先日の暗殺教団居城跡に赴いた際の山々の紅葉っぷりが大変素晴らしかったので、枯れ落ちる前に行っておこう!と思い立った次第なのです。
ということでワクワクドキドキの山越えですが、以後、気がつけば爆睡し、寝ぼけなまこでふと目に入った景色をパシパシ撮影するという酷いていたらくっぷりですが御容赦ください。
なお道中にちょくちょく大量の大きいかぼちゃが乱雑に山積み廃棄されていたのですがなんなんでしょう。ハロウィンの残骸でしょうか。
アッラーさんに怒られますよ。
12:30頃休憩タイム。
なんとわんこがいました。
いや、実はアラムート城の道中にも犬はいたのですが写真撮るタイミング無かったもので。
イスラム教では犬は不浄であるとして野犬はいないのが基本っぽいですが、野山になると話は別なんですね。てかたまに富裕層ご家族がワンちゃん同伴なすってるのはあれはなんなんでしょうか。飼い犬は問題ないのでしょうか。ないしは実は狐とか?
さてここからバスは一気に峠越えとなりました。結構な勢いでグイグイ山を越えていきます。
ただインドネパールと全く違うのはちゃんと道が舗装されていること。
全然縦揺れがありません。
ただ結構スピード出すので最後尾にいた私はやや気持ち悪めです。。ただ景色は気持ち良い目です。
ところで気づきましたか。
これ、もう紅葉シーズン終わってますね。
そして峠を越えて標高がさがりはじめると、一気に緑が増えてきました。
はいチャールース着。
15:30着のトータル5時間工程でした。
冒頭地図のオレンジのピンで降ろされました(終点ではなかった)。
ひとまず本日の宿へ。
予約なしです。Booking.comが機能しないのでこの国。
Nik Hatam Apartment Hotel。
私がついた時は英語喋れる方がおらずスタッフみんな出現して私の英語に対してああだこうだと大賑わいになりましたが、結局泊まれそうです。
Hotel 1,500,000リヤル≒1500円
Room 1,000,000リヤル≒1000円
とのこと。
どちらもこの建物の向かいの離れの一室貸切でキッチン付きです。Hotelの方が豪華。すみません最初からRoomに決めてたので細かいところは見てないです。
離れの建物。
貸別荘みたいな感じなんでしょうね。
ここチャールースは夏は避暑地として素晴らしく賑わうそうですよ。
じゃあ、、、行きますか?
ええ、
いざ、、
。。。普通 笑
いや、まあ、そんなもんなんでしょうけど。
一応これだと東京湾とか言っても分からない気がするのが悔しいのでちょっと浪漫成分追加しますね。先生!
カスピ海(カスピかい、ロシア語: Каспийское море、英語: Caspian Sea)は、ユーラシア大陸の中央アジアと東ヨーロッパの境界にある塩湖。世界最大の湖である。カスピの名は古代に南西岸にいたカス族あるいはカスピ族に由来する。現代のペルシア語では一般に「ハザール海」دریای خزرと呼ばれるが、これは7世紀から10世紀にカスピ海からコーカサスや黒海にかけて栄えたハザール王国に由来する。
↓沿岸諸国
ロシア、カザフスタン、トルクメニスタン、イラン、アゼルバイジャン
世界最大の湖!
日本とほぼ同じ大きさですって。
ちなみにここカスピ海は油田の宝庫。
アゼルバイジャンもトルクメニスタンも油田でウハウハだったそうです(今は中東にシェアもってかれてるみたいだけど)。
そしてこの海の向こうはロシアです。
このカスピ海を股にかけてロシア・ペルシア戦争が起こったのですね。
ということで、
この景色にロシアの香りと油田の夢を乗せてしばし散歩することとします。
じゃーん、
カスピ海ヨーグルト!
(たぶん)
中身はヨーグルトの上澄み液のドリンクみたいなやつでした。40円でした。
魚にしてみました!
カスピ海の魚だと思われます。
英語表記もあったのですが、お魚の名前「White fish」でした。
知ってます?White fish。
英語になると途端に魚の名前って分からなくなりますよね。
ですよねー!!!
ああほんと夢がない。。
でもって、
とはいえこの魚、大変美味しいです。
特に皮がパリパリっとしてて大変に美味。
白身はやや生臭さがありますが、
このホットケーキと見せかけて実はライスというイラン流ライスが塩バター風味でして、共に頂くとそれはそれは美味しい。
まあ、、、、それほどの感動はありませんけど、
「カスピ海で魚を召す」というそれっぽい行為を為せたので満足です。
お魚4,000,000リヤル≒400円。
やはりどこに言っても魚はお高いです。
ただ私は今ペルシアぬこ以外はぬこタソとは認めていないのであの猫には優しくしません。
お前はこの尻尾でも食ってろ!
あ、喜んで食いやがった。
それからもしばし海岸沿いを散歩。
そういやカスピ海って、形状は湖ですが形式は海なんですよね。
何言ってんだコイツって感じですけど、
まず、流れ出す川は存在しない=湖なんですって。
ただ沿岸5カ国の協議で領有権については海と同じように領海の概念を適用する合意をし、実質海として扱われているんだそうです(説明あってるかな)。
世界各国の浜辺で書き続けているねもっちゃんへのラブコール、欠かさず書いてます。
楽しげな焚き火を準備中。いいな。
てか誰もいないけど。不審火でしょうか。
今日は満月っぽい。
ちょっとイイですね。暗くなるまで散歩してみようかな。
やや朧月になってきたところで周囲が真っ暗なことに気づき引き上げました。
いや、治安は良いと思うのですが、ちょっとまだイランが掴めなくて。
中国人嫌いが多いようですし。私見た目のせいか十中八九チャイナチャイナ言われてますし(悪意なくても)。
帰り際、
ちょっとみかんが恋しくなり購入。
やたらと大量にみかんが売られてると思ったら、カスピ海沿岸はみか、、あ、違った。オレンジがめっちゃ採れるらしいです。
えっと、、、
みかんとオレンジの違いってなんですか。
私は今日、日本から遠く離れたイランで、日本で食べていたのと同じみかん(だかオレンジだか)を食べてます。
はい、
そんな一日でした。
このチャールース、カスピ海で泳ぐくらいしかやることなさそうなので、明日はラムサールという街へ移動します。
そうです。あのラムサール条約の締結された街です。
え?
ラムサール条約って何って?
奇遇ですね。
私もです。
ではでは本日もメルスィーでございました。
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