#345 ラシュトの焼鳥が神な件。inイラン(7) 2018.11.23
- 2018/11/27
- 07:00
さてカスピ海沿い巡りも今日が最後。
ラシュトという街へ行き、
そこからバンダレ・アンザリーという街へ行きたいと思います。
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▼徘徊メモ
・行き先:ラムサール→ラシュト Rasht
①ラムサール→ケラーチャーイ
・手段:タクシー
・料金:250,000リヤル≒250円
・時間:1時間くらい
ラムサールからの乗合タクシー拾う場所。
(宿主談。金曜だからか私は拾えなかった。) t
②ケラーチャーイ→ラシュト
・手段:乗合タクシー
・料金:200,000リヤル≒200円
・時間:1時間くらい
↓移動図
・右下オレンジ:ラシュトバスターミナル
پایانه مسافربری رشت
・左のオレンジ:フーマン行きバススタンド
Bus/Shared Taxi Station to Fuman
・右上オレンジ:バンダレアンザリー行きシェアタクシー乗り場
Valiasr Square(広場の名称)
・赤:シャハルダリ?広場
Shahrdari Square
・青:宿 カナレホテル
Mehmanpazir Kenareh
・オレンジ:なんたら広場
バスターミナル行きの乗合タクシー拾えるらしい
سبزه میدان
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さて。
今現在私がいるラムサールからラシュトまではバスが無いらしく、タクシーを拾うにはラムサールのImam Khomeyni Squareまで行く必要があるとのこと。
「Imam Khomeyni Square」で検索すれば出てきます。宿からは2kmちょい。
道中にて、昨夜見かけた気になっていたパン工房でパンを買おうと並んでたら、周囲のお兄さんたちが、
パンをおごってくれました。
「You're Guest!!」
ですって。やめてよちょっと惚れてまうやろ。
なおこのパン、先日のテヘランのよりもさらに巨大。写真は三つ折されてますが広げるとゆうに1mはあります。
それを堂々ともしゃもしゃ齧りながら歩く神聖な礼拝日(金曜)です。
本日は金曜日。人影が少ないです。
心配事は、シェアタクシーが無事拾えるかどうか。
いまいち分からんのですよ普通のタクシーとシェアタクシーの見分け方が。
んで、
冒頭に書いたImam Khomeyni Squareに確かにタクシーが何台かいたので、「ラシュト?」と聞くもみんなNoという。
一台、オッケー!ゴー!13!みたいなことを言うやつがいたので(基本英語は一切通じない)おお130,000リヤル≒130円か安いな、乗り込んで出発する前に念のためお札見せながら金額確認したらなんと1,300,000リヤル≒1300円だったことが発覚し即下車。
なんてのも全てはイランのお金がリヤルともう一桁少なく言うトマンとか言う表現が存在するからですマジこの国許すまじ。
Imam Khomeyni Squareからちょっとラシュト側に行った広場(すぐ左上、徒歩3分くらい)のラウンドアバウトにタクシーがあるよ、と通行人に言われて行ってみるも、そこにもタクシーおらず。
途中で道端のおっちゃんが協力してくれて手当たり次第の車に「ラシュト!?」「ラシュト!?」とヒッチハイクしてくれたりしつつ。
おっちゃんイイぞ頑張れ!!
と応援してましたがおっちゃんは数分でガッハッハー!と豪快に笑って去って行きました。なお去り際に固く握られた手は骨が砕けるかと思うくらいの破壊力でした。
※なお「ラシュト」では通じず、「ルアシュッ」的にm発音されてました。巻き舌R的な感じ。
しばらくしたら「俺が連れてくよ!」と颯爽とお爺さんが現れ、ポンコツタクシー登場です。
やはり礼拝日の今日は乗合タクシーなさそうだな(ていうか捕まえ方が分からない)と諦め、お爺さんの言うラシュトまで400,000リヤル≒400円で手を打ちました。
というか、400,000リヤルだと理解するまでに10分かかりました。
ラムサール、○×チャイ、250,000(10万札二枚と5万札一枚を見せられる)
○×チャイ、ラシュト、150,000(上記から10万札を一枚減らされる)
→全然意味わかりませんでした。
『ラムサールからラシュト行く間にチャイ休憩して、で金額が減る。。?』
次第に○×チャイはケラチャイという町の名であることが判明、そしてしばらくの格闘の後、ラムサール→ラシュトまで250,000+150,000=400,000だということが判明しました。
もうボディランゲージですらままならなくなってきている。
おじいさんはガッハッハー!笑いながら私の太ももをバンバン叩くのですがまじ棍棒で殴られてるかのような破壊力で私は笑顔で絶句するのでした。
イラン人のコミュニケーションはDVです。
っは!!!!
オオオオーーーーマイグォォォォッド!!!
って本当に叫びました。
道路脇の警官見て思い出しました。
さっきの宿にパスポート預けっぱなしぃ!
これはお爺さんもすぐ理解したようで急遽Uターン。
セーフ。。。
イランの宿ってなんか知らんがパスポートをキープするルールらしいのですが、実は今朝、フロントに人がいなかったので鍵だけ置いて監視カメラにチャオー♪なんつってみかん食べながら出発したのでした。
ああもうマジ無念。
おじいさんは「良かったね♪(意訳)」などと言いながら両手指を鳴らしながら小刻みに踊ってます。おいいいから前を向いてハンドル握れ(運転中です)。
さっきっからお爺さん何かにつけてこのパスポートを取りに行った分の料金について言ってるのですが何言ってるかサッパリです。「ドウ=2」とだけ聞こえます。まさか200,000リヤルでしょうかね。
んで、
急にお爺さんが民家の前で車を止め、車中に置いてあったくるみを持って行って、、ああここあんたのお宅なのね。あらあらおばあさんそんないいんですよ挨拶なんて。
それはともかく爺さん鍵つけっぱなしだよ。無防備すぎるよ。
その後ポンコツタクシーは爆速で北上し、まさかのケラチャイでストップでした。ケラチャイで乗り換えてくれということだったようです。
そしてやはりパスポート取りに行った分は200,000リヤルでした。
ラムサールからケラチャイまで30kmで250,000リヤル、パスポート取りに往復した分は10kmで200,000リヤル。
爺さんちょっとアレなんじゃないの、と言いたいところですが言葉が一切通じないのに爺さんスーパーポジティブかつすぐガッハッハーと私を殴るので、速やかに支払いました。
ふむなるほど。
もうヒッチハイクの要領で捕まえるんですね。心得ました。
なおこの乗合タクシーは先ほどの爺さんと同じくらいの速度で爆走しました。
爺さんのポンコツタクシーは速度計ぶっ壊れてましたが、こちらのタクシーで確認しました。時速120kmですね。
下手したら爺さんもろともカスピ海の藻屑になっていたところでした。
かなり大きい街ですね。
ラシュトへはテヘランから長距離バスで来るのが王道のようで、そうすると街外れのバスターミナルに着くようですが、私めは乗合タクシーにつき街の中心までダイレクトインでした。
助かるー。
カナレホテル。
定番宿っぽいです。
Mapsme上だと「Mehmanpazir Kenareh」という表示です。
ツインルーム800,000リヤル≒800円、シングルルーム600,000リヤル≒600円です。
はトイレシャワーが共同。普通に綺麗です。
ツインルームはトイレシャワー付きです。
そしてWIFIがありました。部屋まで届きました。
さてさて。
ここから日帰りでバンダレアンザリーに行く予定、でしたが辞めます。
いえね、超曇天どころかややポツポツ来てまして。バンダレアンザリーはかなり大きな潟湖があり、そこには一面の蓮の花が乱れ咲き、そしてそこをボートで優雅に突入する、という環境保護の観点から大丈夫かそれ、なアクティビティがあったのですが、雨じゃしょうがないですし。きっと今寒いから蓮の花なんて咲いてないでしょう。知らんけど。
てことですみません。
ブログ的には「またかよ」と思われるであろう街歩きで本日はご容赦ください。
いえね、私は楽しいんですよ。
五感でその街の雰囲気を味わえますからね。
でもテキストと写真で見てるだけだと、なんやごっちゃごっちゃしてるだけでちょっと見飽きますよね。イラン旅ブロガーさんのいろんなブログ見てまさに今私がそう思ってます。
上記の宿が市場の目の前にあるので、もう宿前大通りでた途端にこの景色です。
イチゴ初めて見た!
1kg540円かな?これ安いですかどうですか?普段果物買わないから相場が分からん。
魚も種類が豊富です。
既述のバンダレアンザリーは大きな港でもあるそうで、たくさんの魚介が水揚げされるのでしょう。
本日の買い食い1。
ラシュトそこら中で売られてるパン。
テヘランでも一回食いましたがこれ美味いのよー。しかも今回は焼きたてアツアツ。これ10円ね。最高♡。
店員さんは私が日本人だと分かると「カシマァ!」言われました。
これ以前もどっかで言われたのですが、カシマって、鹿島アントラーズですか?鹿島建設ですか?鹿島市ですか?鹿嶋市ですか?
後者二点の違いがわかる方、
なかなか変わったご趣味をお持ちですね。
さてここラシュト、
大変に人々から声がかかります。
バングラデシュのように数十人が輪になって遠巻きに珍獣を見るような感じではなく、ハッローサラーム!○×△◽︎!とガンガン話しかけてきて肩を叩かれる(ゲフッ)握手され(ァイタタタタタァ)背中を叩かれ(グゥッ)送り出されます。
なんなんですかこの圧!!
いや、ほんと、ハートフルなんです。よく言えば。
そしてジャポン、
なんて分かった場合はもうハグされそうな勢いです。流石にハグされたら肋骨折れそうなので逃げましたが。
いや、嬉しいんですけどねぇ。。
とある男性が、「ジャポン!!ヒロシマ、ナガサキ、アメリカ、○×!(とクビチョンのポーズ)」と言ってました。中には日本はアメリカにやられた国=アメリカ憎いはず=イランと一緒だ!=同志!
なんて考える人もいるのかもですね。
そもそもイランの一般市民はみんなアメリカ好きだと思ってしまってたので、決してみんながみんなそうではない、と思い直したのでした。
こんな感じでなかなかにアメリカナイズドされてます。
そういや今日がブラックフライデーですね。
日本はブラックフライデーに乗っかる企業増えてますか?
そこから隣のやや広めな広場までストリートが続いているのでぶらっと。
やや広めな広場。
うーん、
あんまし人がいません。
スーパーがありました。
イランでこんなちゃんとしたスーパー見たの初めてです。
牛乳。
いや旅してるとほんとカルシウム不足するんですよ。インドを終えてからは沸点も徐々に元どおりになってきましたが、かのインドでは牛乳なんて怖くて飲めないし(街中の牛ゴミ食ってるし)でほんとイライラでした。
先ほどの市場に戻ってきました。
そういや地球の歩き方には「ネクタイは反欧米の観点からイランでは避けるべし」と書かれてた気がするのですが、その辺はゆるゆるなんでしょうか。
ああ、
鍋の季節ですね。
もう皆さんアレですか、鍋パとかしちゃうんですか。良いですね。爆発しろ。
なお私の鍋十八番は「白菜とつくねとごま油と塩」です。総額200円以下です。恐れ入ります。
ケバブ以外で何かないかなぁと思ってたら市場の中にどローカルな飯処があり、
ヨーグルトは新作をチョイス。
ちょっとクセの強いチーズ味でした。
これちょっと苦手だ。
で合計60円。安すぎる。
ヤバい、楽しい。
ついついおっさんが揚げてるチキンにまで手が伸びそうになりましたが自重しました。理由は後述。
さて。
一旦宿に戻り昼寝。
んでもってもっかい街に繰り出すは20:00。
その訳は。。
焼き鳥ー!!
このラシュトは夜になるとそこら中に焼き鳥屋台が現れ、そして超美味いと聞きまして。
私最初この手前に写ってるモツ煮みたいのを食いたい!とオーダーしたらこれは脂だから食べれないと言われてしまいました。流石にモツとかはないのね。
鶏モモとレバーです。
もう既にうまそうでしょ。テキストが。
写真は不味そうですけど。
でもね、やっぱ美味いですわ。
多少炭の味ついちゃってますが、
美味いですわ。
焼き鳥サイコー。
こっちの店はなんと
と、溶ろける。。。。
これアレですよ。前職の人しか分からなくて恐縮ですが「バリ鳥のモツ焼き」です。
ああもうヤバ美味!
しかもこれ、一本30円。
衝撃でした。
思わずお代わりしかけましたが、やや生焼きだったのでお代わり一回までにしておきました。
ここの店のおっさんは「アキラクロサワ!」言うてました。渋いね。
気分が良くなったのでブラックフライデーを続けます。
やっぱり夜の方が断然賑わってますね。
とはいえちょっとガラ悪い奴らもいます。
悪ノリか本気かわからんけど殴り合いしてるやつとかいてちょっとやめてよね。
そういやイラン人、
ちょっと喧嘩っ早いですね。
エジプトもそうでしたが、大声で怒鳴る、殴りかかる、ってのが一日一回見かけます。
インド人はそんなことないのですけど。
そういう点でインドは良かったです。
まあその他でマイナス点が多すぎるんですけどね。
昼間っから気になってたコーンスタンド。
オーダーしてみました。
が、
スンゲェ勢いで塩だのチリだのカレーパウダーだのマヨだの謎肉だのを入れてぐっちゃぐっちゃ混ぜ込むもんだから逃げました。
あんなん食ったら歯が溶けそう。
なお通りにはいくつもコーンスタンドがありましたが、みんな同じようにカスタマイズされてました。
シンプルに行こうよシンプルに。
ホットココア。
1.5kgくらいで50円。
途中で雨が降ってきてしまったのでみかんを大量買いして部屋でムシャムシャウマー(゚∀゚) してました。
てかみかんこれ安くないですか。
そんな一日です。
みかんが美味くて幸せです。
明日はマースレー村というちょっと変わった村に行ってみようと思います。
晴れると良いんだけど。
メルスィー!!
でした。
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