FC2ブログ

記事一覧

#348 カッパドキア的な村、キャンドヴァン。inイラン(10) 2018.11.26



「イランのカッパドキア」
などと言う、もう『○○の◽︎◽︎』みたいな代名詞はやめたほうが良いと思うんですが、そういった呼び込みにもしっかり応えていくのがしがない観光客の務めでございます。

本日もどうぞ宜しくお願い申し上げます。


――――――――――――――――――
▼徘徊メモ
・行き先:タブリーズ→キャンドヴァン
      Kandovan
・手段:乗合タクシー?
・料金:本文にて
・時間:片道1時間ちょい
※ミニバスもある。ミニバスはタブリーズ駅前にMapsme表記で「Osku bus」というバス停あり。これでオスクーまで行き、そこから乗合タクシー。
※私はゴレスタン公園前の「Taxi To Osku」からキャンドヴァンまで一気に直行。


↓移動図

201811271537165b7.jpeg 



↓キャンドヴァン地図マップ

2018112715371597c.jpeg 


――――――――――――――――――
↓ブログランキングに登録してみました↓  
(別ウインドウで開くよう変更しました)
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ


記事が参考になった、ちょっと笑えた等々、 
少しでも心動かされましたらぜひ上記の「世界一周」と書かれたボタンを1クリック頂けると幸甚です mm
クリック数でランキングが上下します。クリックは1日1回までです。
※クリックすると世界一周ブログランキングのページに飛びます。
――――――――――――――――――
 
朝。

20181127154024767.jpeg 


宿前がぬこだらけでした。
この宿の女将さん?がぬこ共になんとブロック肉を放るのです。なんと贅沢な。周囲はあっという間にぬこだらけです。



さて、
本日の目的地は「イランのカッパドキア」、キャンドヴァン村。
私は世界一周東周り旅なので、すでにカッパドキアは経験済みです。

あのカッパドキアを名乗るだなんてどう考えても戦う相手を間違っていると思うのですが、まあ行きましょう。
どうせ私はトルクメニスタンビザ待ちの暇な身の上。選択権はございません。


キャンドヴァン村への行き方は、
①タブリーズ鉄道駅(タブリーズ市街の西)前の「Osku Bus(Mapsme上の表示)」から出るミニバスでオスクーまで行き、
②そこから乗合タクシー
という2Stepだそうです。

が、
この鉄道駅がなかなか遠くて(タブリーズ街中を東西にぶった切るバスに乗れば一発なのですが)、どうしようかと思ってたらMapsmeにて宿の近くのGolesan Garden脇に「Taxi to Osku」という表示を発見。

20181127154035d74.jpeg 


まずはそこに行ってみました。


そして、

20181127154035d12.jpeg 


即ゲットでした。
しっかり4人乗車のシェアタクシーです。

おおこりゃ楽チン!

と思っていたら、
途中の街で二人とも降り、
オスクーから先は普通にプライベートタクシーとなりました。

お値段300,000リヤル≒300円。
ですよねー。
(冒頭に書いたミニバス+乗合タクシーだと200円もしないっぽい)


まあ数百円の差なので全然良いです。

く、悔しくなんてないんだからっ!




オスクーから先は、高原をぐいぐい上がっていく感じです。

201811271540352bf.jpeg 



20181127154036ab2.jpeg 


見ての通り大曇天ですが、ちょっとすると晴れてきました。

2018112715404223d.jpeg 



20181127154048afb.jpeg 

が、
もはや雪混じりですね。

そして1時間ほどで着きましたよここが「イランのカッパドキア」、

キャンドヴァン村でーす!


20181127154052c51.jpeg 



2018112715405489d.jpeg 


ほぅ、

なかなか良い眺めじゃないですか。
奇岩の密集度合いもなかなかGoodですよ。

ちなみにこれ、
村の対岸の山を結構登りました。

足元程よく積雪。超寒いです。


20181127154052f8f.jpeg 



さて、
のんびり村を散歩してみましょう。

201811271540585ad.jpeg 



201811271541440fa.jpeg 



201811271541310d1.jpeg 

なかなかな奇岩村です。

奇岩の中に洞穴掘ったお宅がそこかしこにございます。


というか、雰囲気は非常に良いのですが、全然人がいません。

先日のマースレー村はTHE観光地、な感じでしたが、ここはそこまでのレベルでは無さそうです。


数少ない村人さんに手招きされました。

ご自宅拝見!?

20181127154157bfc.jpeg


 
まあお土産屋でしたけども。



こんな食べ物をもらいました。

でっかいシートみたいのをカッターで切り取って頂いたのですが、

201811271541581b4.jpeg 


アプリコットのドライフルーツ的な感じでした。
両面に着いたビニールもうっかりしっかり食べてしまいました。


お隣さんにもお呼ばれしました。

ご自宅拝見!?

20181127154158276.jpeg 


お土産屋さんでした。

これ街中でもよく路面上に並べて売られてるのですが、これラクダのファーだそうです。

20181127154159413.jpeg 


めっちゃあったかいです。
これからどんどん寒いとこ行くので、

次の国境越えが近くなったら買おうと思います。

岩の中を掘って家を作っているこの村ですが、岩と岩との間にテラスを構築しているお宅もあります。

201811271542287b4.jpeg 

確かに洞窟の中だけじゃジメッとしますもんね。

トルコのカッパドキアも、イタリアのマテーラも、洞窟住居に宿泊しましたが、結構ね、楽しいのは最初の5分だけでだんだんジメジメとカビ臭さにイライラしてきますよ。



本日のぬこタソ。

20181127154203bc5.jpeg 


あらゆる場所を寝ぐらにしております。

20181127154203bc7.jpeg 



干されるヤギ?羊?の毛。

20181127154203647.jpeg 



背景に紛れてますが、この村の女性たちの纏う布は華やかな花柄です。

20181127154228c57.jpeg 



こちらの写真にもちらほら花柄の女性。

201811271542346e1.jpeg 

(中央右と、左上)



ロバを駆るおじいさん。

201811271542391c2.jpeg 



学校の子供たち。

201811271542390ce.jpeg 


男子と女子は同じ校庭ではしゃぐんですね。でもグループは男女でしっかりと分かれてます。そういうルールなのかどうかは分かりませんが。

しばらく眺めていましたがこれ第三者的に見たら変質者だな、と思い辞去。




はい、
えっと、、


以上です。


えっとですね、



村中のお店がすべて閉まってるんです。

なんでしょうコレ。
タクシーの運転手「オフシーズン」と言ってましたが、だとしてもねえ?

そしてやはり村の方々(特に女性)は観光客をあまり快く思っていないのでしょう。ウェルカムな雰囲気ではありませんでした。
ちょっと居心地が悪うございまして。

1時間くらい散歩してもうお暇することにしました。

ということで、

カッパドキア経験者的には云々、

とドヤってみたかったのですが、不戦勝でカッパドキアに軍配です。


まあ、カッパドキアはもはや大々観光地であり、奇岩住居はあれど実際に暮らしてる人いるの?って感じなので、「生活感」を感じたいならばキャンドヴァン村の方が良いでしょう。

ただ村人の反応を鑑みるに、観光客としてのスタンスには留意が必要かと。ガイドがいた方がより楽しめるでしょうね。




なお帰り道ですが、
通りがかりの車に声を掛けられ、「マネー?ノープロブレム!」というので『ラッキー!』と乗り込んだらそういう意味のノープロブレムではなくしっかりと集金されました。

2018112715423497a.jpeg 


タブリーズまで550,000リヤル≒550円でした。大変にプロブレムですよ。




タクシーの運転手は今年45歳で20歳の娘と14歳の息子がいるそうです。

最初ノリノリで「うちに遊びに来るか!?」「行く行くーw」なんて会話してましたが、次第に話が娘の旦那探しの話になり、なかなか強めに見合いを迫られ、やっとこさ断ったと思ったら「じゃあタブリーズに向かうぞ」とご自宅訪問話は消え去りました。

ご自宅訪問、お見合い前提だったんですね。


そして下車時に「マネー!」
となるわけです。嗚呼。


その後宿の近くのレストランで食べた飯の米がドブの味で萎え、


20181127154238583.jpeg 


バスターミナルのレストランで食べ直してるなうです。

2018112715440968d.jpeg 


まあ、
こういう日もあってこその旅ですよね。

なおこのご飯は兼ねてから食べてみたかった奴です。

名前は不明。人様のブログの写真を見せてオーダーしました。


私、

ケバブ以外の美味しいイラン料理を食べたいのです。


『ケバブしかねーのこの国!?』という

いまの私にような不届き者に今後出会った際に、「何をか言わんや、イランには○○○って言う素敵なノンケバブキュイジーヌがあるじゃあござんせんの!」って言うてやりたくて。




この料理もケバブ味でした。




なおタブリーズ街中からバスターミナルへのバスは104番バスでここに来ます。


20181127154234809.jpeg 


左上にも同じ名前のがありますが、バスはここで拾えましたよ。

なおこの地図外左にすぐゲストハウスがあります。




本日のバス。

20181127154410f39.jpeg 

次はイスファハーンまで一気に行きますよ。
イランの京都(自分で言ってしまった)的な場所です。

そしてお待たせしました。

ようやくここからはイランの大王道観光スポットを巡っていきますよ。いざ参りませうペルシアンワールド!!




え?


201811271544104ef.jpeg 


あ、このバス、お菓子ではなくご飯が出るそうです。

こう見えて米の下にはしっかりケバブが潜んでいます。



私は今日も元気にイランでケバブを喰ってます。



メルスィー!
でした。
 


↓一日一回の応援クリックをお願いします!↓
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ


※会社のパソコンからだとIP重複でカウントされない場合があるのでお手数ですがスマホかご自宅パソコンからお願いしますmm
ーーー

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

MAEDAKプロフィール

Maedak

Author:Maedak
ろくに英語もできないまま地球を東方面へ徘徊しはじめた158cmです。
なにを目指したブログかいまいち模索中ですが、関係各位への生存報告を兼ねて日々更新していきます。記事中の情報はあくまで英語力不十分な私が個人的に体験した限りのことを記載しているまでですので、あくまでご参考程度によろしくお願いいたします。

★2019年5月に無事帰国しました!
 これまで応援いただいた皆々様本当にありがとうございました。
 お陰様でこのブログは2018年11月頃よりブログ村世界一周カテゴリで
 しばらくの間、1位をいただくことができました。
 このブログは記念に残しておきますのでどうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
 また皆さまが旅に出れる日が来ることを心から願っております。


PVアクセスランキング にほんブログ村

最近の投稿記事

#Ep3 最後に。 2019/06/06
#Ep2 持ち物、予算とか 2019/06/04
#Ep1 旅のきっかけ、旅程など 2019/06/02
#534 えっと、、帰国、しました。in帰国(1) 2019.5.30 2019/06/01
#533 虐殺博物館そして次の国へフライト。inカンボジア(6) 2019.5.29 2019/06/01