イランの聖地、エマーム・レザー廟。
そのお祈りの時間にお邪魔してきました。
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▼徘徊メモ
・行き先:マシュハド市内
・手段:徒歩
・料金:ー
・時間:ー
↓マシュハド地図マップ
(英表記はMapsme表記)
・下のオレンジ:長距離バスターミナル
Emam Reza bus travelling terminal of Mashhad
・青:宿 Valis No Smoking Guesthouse
ドミ一泊10ドル。
・紫:エマーム・レザー廟
Emam Reza Holy Shrine
・ピンク:トルクメニスタン領事館
Consulate of Turkmenistan
・緑:エマーム・レザー・バザール
Emam Reza Bazar
・左上オレンジ:トルクメニスタン国境行きバス
メラジバスターミナル
Mapsmeには表示無し。
Me'raj Squareの近く。
※当記事のイランリヤルの円換算レートは私がテヘラン国際空港で両替した1ユーロ≒125円≒125,000リヤルにて換算記載しております。
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朝です。
「今日は豪華ブレックファーストだ!」
とオーナーのバリさんが言うので期待していたら、
パンと目玉焼きと言う、
まあまあ地味な正統派な朝ごはんでした。
この写真には写っていないセサミペーストが、バリさんにとってのご馳走なんだそうです。
バリさん、さてはインド人ですね?
ということで(バリさん的には豪華絢爛な朝ごはんを召した後、正午のお祈りの時間にあわせて出発です。
途中で
このパンを買う時間配分も忘れておりません。
うん、
見た目可愛いが、味は普通のパンでした。
はいやってきましたよエマーム・レザー廟です。
えっとですね、
ガイド無しで入れちゃいました。
正々堂々と正面から行ったら行けちゃいました。
それで良いのかどうかは甚だ不明です。
とはいえムスリムの方しか入れないところに忍び込むつもりはございません。
現在時刻10:30。
まだ人もまばらなこの広場は深赤の絨毯が大変に美しい。
ただ古い絨毯と新しい絨毯の色ムラが悔しい。
時刻11:20。
あと10分でお祈りタイム開始です。
が、
まだまだどんどん人が増えていきます。
てか寝っ転がってる人とかいるけどほんとにみんなお祈りするのかしら?
人通りも一向に減らないどころか増えてくし。
。。。と言う雑踏が、
11:30頃、突然に、嘘のように静まりかえりました。
信じられない光景。
何万もの人が、一糸乱れず、
アッラ〜〜 の声に合わせてお祈りを捧げています。
すみません、人数は不明です。
タイトルも体良く「一万人」としただけです。
あ、
ちょっとおじいちゃん一糸乱れました。
あらあら子供は無邪気だこと。
この人に至ってはメッカの方向に尻を向けてスマホいじってます。
と言った懐の広さを見せつけながら、
お祈りは約30分近く続きました。

やはり「人の祈り」って、
とてつもないパワーを持っていると思うのです。
何に祈るか、どう祈るかは、
それぞれの信じているものによってまったく異なるわけですが、
何を祈るか、はきっとみんな根底は同じなんだと思うんです。
イランの人々の優しさに触れてきたこの三週間の最後に、彼らの信仰の場を見学することができてとても幸せです。
イランの人々の誤解が解けて、
もっとみんなが幸せになれますように。
ケバブ以外の美味しいご飯屋が増えますように。
その後は自分のペースでもう一度聖廟周辺をぐるっと歩きました。
で、
帰宅です。
ええ、
ここから先、Wi-Fiなんてほぼ期待できないでしょうから色々調べごとせねばなのです。
あ、
宿のオーナー、バリさんがトルクメニスタンのお金の手持ち分49マナトを両替してくれました。
お札に描かれてるのはニヤゾフ前大統領。
当国の独裁者様でございます。
この辺りの話はおいおい書きます。
あ、
よく考えたらこれ公定レートで両替しとる!
(トルクメも闇レートが存在する。しかも公定と闇の差は5倍近い)
はい、
で、イラン最後のイラン飯ですが、
当然ながら私はケバブをやりたいわけです。
が、
宿のオーナーバリさんが
「よし、明日は寿司を食おう!」
と張り切ってしまわれたので、残念ながら寿司です。
ということで約束の時間にダイニングへ向かうと、
米が置かれてました。
きゅうりと醤油とわさびと海苔が置かれてます。
あ、お米これから炊くんだ。
バリさん「魚もあるぞ!」
出てきた魚は生の小魚でした。
え、、生魚?
と聞くと、バリさん
「As you like OK!」
そうですか。。
で、
バレーボールの試合を見出すバリさん。
10分後、
バリさん
「どうしたんだい?まだ他に何か必要かい?」
あ、
私が作るのね。
え、
私が作るのお!?
私はてっきりもう酢飯と具材が仕上がっていて、各自が好きなように手巻いていくんだと思ってましたよ!!
てか炊くて!
私「Do you have this?」
バリさん「Noooo!」
なんていうやり取りを見ていたお母さんが溜息つきながら炊かれた米をくれました。
これお母さん、
多分怒ってますね。
バリさん事前承諾取らずに寿司にしたな。
ええ、、っと。
ご存知ですよね。
私の料理力の絶望的な皆無さ。
これまでの自炊はパスタ茹でて塩で食べてただけですから。
ひとまずGoogle先生に
「巻き寿司」
と聞いてみると、素晴らしく丁寧な作り方が出てきました。
が、
バリさんが持ってきた酢がめちゃくちゃアルコール臭い。え、これ薬品?
酢飯って、
酢だけじゃないんですね。砂糖と塩入れるんですね。
うん、それっぽい味になったぞ。
で、
巻いてみた。
ちょw!!
おまw!!
草不可避ぃっw!!
至極当然なのですが、
イランの米はパサパサなので、巻き寿司はあっという間に崩壊しました。
ここで私、素晴らしいアイデアを思いつきます。
じゃん!
ちらし寿司にしましたお。
※テーブル左下。
ちょっと我ながら綺麗に作れてませんか。
包丁の刃がボロボロで錦糸卵が凄惨なことになりましたが、私なりに全力を尽くしましたです。
バリさん美味い美味い言うてくれてますが「俺はわさび醤油大好きなんだ」ああ、ちらし寿司じゃないくてね。
今日からドミに来たドイツ人ナイスミドルは黙々とバリさんが作ったスープを飲んでます。
まあ、
そうなるよね。
ただね、
意外と美味しいのです。
あの劇薬のような酢の刺激臭も気がつけばどこかへ行き、実はお母さんがこっそりくれたツナフレークが見事に一発で旨味を与えてくれ、なかなか良い味なのです。
ドイツ人ナイスミドルもちょっとずつ箸が進み(スプーンですが)、魚と卵以外は全部食べ、お代わりまでしてました。
「ソーリー、生魚は食べないんだ。」
卵も食べない理由を聞きたかったです。
その後は、
「使う前より綺麗にする」
と言う日本人魂を遺憾無く発揮し、
貶めてしまった日本人評価の回復に躍起になりました。
ということで、
今後Valis No Smoking Guesthouseに宿泊される方、バリさんの寿司提案にはご注意を。
あーもう今後の国のこと調べなあかんのにもう22時ー!!
※この日までの日記は予約投稿してますが、ここから数日、更新が途絶えると思います。今しばしお待ちくださいませ。
ということで、
イラン編ここまで。
明日からトルクメニスタンですー!
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