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#358 トルクメニスタンへ。inトルクメニスタン(1) 2018.12.6



中央アジアの北朝鮮と言われる独裁国家、トルクメニスタン。
もうあちこちに罠があって初日から疲れてます。

――――――――――――――――――
▼徘徊メモ
・行き先:
     イラン マシュハド Mashhad
     トルクメニスタン アシガバート Ashgabat

以下、詳細は本文にて。

①マシュハド宿→ミラジバスターミナル
・手段:路線バス10→路線バス26
・料金:1乗車100,000リヤル≒10円x2
・時間:1時間半ちょい 6:30乗車、7:50

②ミラジバスターミナル→グーチャン Quchan
・手段:長距離バス
・料金:50,000リヤル≒50円
・時間:1時間半 8:50発、10:20

③グーチャン→バジグラン Bajgran
・手段:タクシー
・料金:500,000リヤル≒500円
・時間:1時間ちょい 10:30発、11:30
※バス停車場所に丁度タクシーがいたので乗車。通常はラウンドアバウト「Palestine Square」で拾うらしい。

④バジグラン税関前→国境まで
・手段:ミニバス
・料金:20,000リヤル≒20円
・時間:5分
※黄色タクシーは国境まで行けるらしいが、私の乗った黄色じゃないタクシーは国境2km手前の税関(?)までしか行けないようです。

<ここで国境越え>
・時差+1.5時間

・イラン側イミグレ内に両替屋あり

・トルクメニスタン側イミグレ内には両替屋なし

⑤国境→アシガバート手前の地点
・手段:バス
・料金:なし(本当に無いのかは不明)
・時間:40分くらい  13:00発、13:40着

⑥アシガバート手前の地点→駅
・手段:ヒッチハイク
・料金:なし
・時間:45分くらい  13:30発、14:15

↓移動図
20181209223136a76.jpeg 


↓アシガバート地図マップ
(英表記はMapsme表記)
は、明日の日記にて。


※当記事のイランリヤルの円換算レートは私がテヘラン国際空港で両替した1ユーロ≒125円≒125,000リヤルにて換算記載しております。

※当記事のトルクメニスタンマナトの円換算レートは巷の裏レート1ドル≒105円≒15マナトにて換算記載しております。

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ということで今日は移動情報多目で行きますよ。


まず朝6:30
宿の前のバス停から出発です。

20181209220343e24.jpeg 



バリさんは昨夜「ここで10番のバスを拾ってFelestinSqで降りるんだ!」言うてましたが、ここまでついてきたバリさんがいきなり違うバスを止めたのでちょっと不安になりました。

FelestinSqは宿があるImam khomeiniSqの3つ北東なだけなので、10番バス以外も止まるのでしょう。メトロ駅もありますよ。バス代100,000リヤル≒10円。
(Sq=Suqare=広場=ラウンドアバウトです)


バリさんありがとう。


201812092203466e0.jpeg 



バリさん手書きのガイド。


20181209220341817.jpeg 

もはやよくわかりませんが、
事前に調べていたルートと大まか同じなので安心。


FelestinSqのバス停はFelestin広場のちょっと手前です。


201812092203444fd.jpeg 


FelestinSq。

2018120922034568a.jpeg 



ここから歩いて

201812092204289aa.jpeg 


ここのバス停へ。
バス停というかバスがずらっと並んでるので、そこら辺の人にメラジ?と聞くと良いでしょう。バス番号は26です。


バス番号、

2018120922042818b.jpeg 


こんなに小さいのでご注意を。


26番バスは大通りを通らず住宅街をすり抜けて北へ向かい 

20181209220428917.jpeg 



20181209220428bf2.jpeg 




メラジバスターミナルにつきます。
地図の左上の丸いのがMe'rajSqです。
マシュハド市内のかなり北西です。


バス代100,000リヤル≒10円。

バスは市バスの溜まり場に止まりますが、
となりの島(?)が長距離バスプラットフォームです。


そこらへんのおっさんに次に目指す街、

「グーチャン(Quchan)?」と聞き回れば、

20181209220428f3c.jpeg 


すぐバスは見つかりました。

結構な時間客待ちしてバスは出発。
バス代500,000リヤル≒50円です。



1時間半ほどの後、

バスはグーチャンのここで停車しました。

20181209220428d57.jpeg 

てっきり右上のバスターミナルまで行くと思いきや、否でした。

で、
事前情報だと、
ここから2km離れたPalestineSqまで移動し、そこで国境行きのタクシーを拾う、と聞いていたのですが、バスを降りたらすでにタクシーが屯しており、お値段500,000リヤル≒500円という。


親切に見送りに来てくれたバスの係員もうんうん言うているので、まあ高いが個人タクシーだし他に国境行く人いなそうだし、で渋々乗車。

20181209220428700.jpeg 



車窓の景色はどんどんと地球感を失っていきます。

20181209220503fee.jpeg 



20181209220503e49.jpeg 



20181209220504d84.jpeg 



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201812092205062c9.jpeg 



20181209220508280.jpeg 



結構走りまして、
1時間半ほどで、国境の町バジグラン(Bajigran)着です。


2018120922051075e.jpeg 

うん、
なんっにも無いです。

売店がちょっとある程度。


で、国境はこの村の先です。

が、
国境手前の税関(?)事務所みたいなとこで止められてしまいました。
どうやら黄色タクシーはこの先まで行けるがそうでないタクシーはここまでだそうです。

やられたり。

ここから国境まで2kmだそうで、
じゃあ歩いて行って良いですか?
と聞いたら大変困惑されました。
ダメだったかしら。


そこへミニバスが来たので、まあまあ、となだめられ乗せられました。いや、あの、別に無理強いしてまで歩くつもりは無かったですよ。

、、とここで激しく私の腕を掴むタクシー運転手。
約束通り500,000リヤル札を渡したら、何やら怒りながら指でVサインしてます。
520,000リヤル?
それとも500,000x2=1,000,000リヤル?

とにかく何言ってっかわかんねー奴は無視



バスに乗り込みました。
外で運転手が怒号を挙げてますが、無視。



で、
五分ほどで丘に上の国境に到着。


以下、写真はございませんよ。



イラン側のイミグレオフィスは小綺麗な感じ。

まず両替について。
ここに両替屋がありました。
デスクを構えたちゃんとした感じのやつです。
(以後アシガバートまで両替屋は無し)

545,000リヤルが55トルクメニスタンマナトになりました。
10,000リヤル≒1マナトです。
私はこの10,000リヤルを約10円で手に入れているので、手元のマナトは1マナト10円の価値になるでしょうか。
なお公定レートは1マナト≒32円です。

なおなおドルベースで行くと、
裏レートは1ドル≒15-18マナト、
公定レートは1ドル≒3.5マナト。
1ドル105円、裏レートを手堅く1ドル≒15マナトとすると1マナト≒7円です。

上記を踏まえると、
決してレートは良くない両替屋ですが、
ここから先両替屋はないので、いらないイランリヤルくらいは両替して良いのではと思います。


さて。

今後の両替は1ドル15マナト以上で両替することを目標とし、金額換算は1マナト7円で考えていきたいと思います。


でもって、
建物に入るとまずは荷物検査。
すでにここでトルクメニスタンの方々と思われる華やかな民族衣装の方々がぎょうさん荷物こしらえて大騒ぎになってます。

買い出し。。?
写真がないのが残念ですが、大っ量の枕をバンバン荷物検査機に通してます。
見兼ねた職員さんが私をスススと通してくれました。


で、
続いて出国審査。

これがですね、私にとってはドキムネなんですね。
なぜなら私「eビザ」の名の下にビザの紙もスタンプも無いのです。

いざ窓口へ。


開始数秒「ビザは?」

私「eビザだからありません」
係員「えっと、ビザは?
私「い、eビザだからありません」
係員「(ゴソゴソ→ビザの紙を出してきて)ビザは?
私「い、い、eビザだからありません」





しばし沈黙。

ちょっとここで私耐えきれなくなり
私「パスポート末尾のページにツーリストポリスが貼ったバーコードがありますがそれじゃダメですか?」と言ってしまいました。
すみません、
今後もために、そのバーコードがなくても行けるかどうかを検証すべきだったのですが、私の忍耐負けです。

すると係員、
何をどうしたか不明ですが、
係員「向こうの窓口へ行ってください」

向こうの窓口の係員「(パスポートをじっと見る)オッケー。」
何このわだかまり。


結局何がどうOKなのか分かりません。


そして建物を出るともう目の前にトルクメニスタン側のイミグレオフィスが見えてますが、その敷地の手前で最後のイラン側のチェックがあります。


窓口には兵士。

パスポートをチェックされ、「eビザ?」と聞かれ、イエスと答えたら、オッケー、と通されました。

結局eビザノースタンプノービザペーパーでこの国境を越えれるかどうかは曖昧なままでございます。大変恐縮です。

※なお出国スタンプも押されておりません。





続いてトルクメニスタン側のイミグレオフィス。

まず敷地の入り口でパスポートチェック。
係員がパスポート番号とビザ番号を控えてます。

で、
建物内へ。


まず銀行窓口に誘導されて入国税14ドル支払い。マナトの支払いは「No」と言われました。あんたんとこのお金ですやん。


で、
領収書を持ってイミグレ窓口へ。

唐突な質問。
「Do you go to ガスクレーター?」
!?こんな直球な質問が来るとは。。!

が、
そこは35年も無駄に歳を重ねてますからね。

トボけたフリして

「ガスクレーター。。? I will go Asgabat and Kyone-Urgench」と、あたかもガスクレーターって何?って顔して答えたらスタンプバスン!でした。


ここで「イエースちょー楽しみ♪」って答えたらどうなってたのかの検証はしてませんが、どうなのでしょうか。


補足です。
ガスクレーターとは地獄の門という旅人にとっての唯一のこの国の見どころです。
が、あくまで我々は"トランジット"でこの国の滞在許可を得ているのであり、観光できているわけではありません。ビザ申請時も観光目的では無いことを念押しするために行き先にダルヴァザ(地獄の門がある場所)とは書かないのです。


いやまさかこんな直球な質問が来るとはね。
トラップです。



さて、
お次は荷物検査。
ここがかなり厳しめで。
前のトルクメニスタンの女性たちは枕の中の綿まで調べられてます。

これやばくね。


いざ私の番。


係員A「ジャポーーん!!」
私「さ、さらーむ。。(こんにちは)」
係員B「Do you have ...(刀を抜く動作)?」
私「か、カタナ?  オフコースノー。」
係員C「ニンジャ?」
私「。。ノー。。」
係員A「テコンドー?」
私「。。のー。。」
係員B「サムライ?」
私「。。ノー。。」


係員ABC

「オッケー、ゴー!」


いいんかい。


なんかもうメチャクチャです。
カバンには指一本触れられませんでした。
まあやましいものはないですけれども。


って事で、、、

201812092205407fd.jpeg 


トルクメニスタン入国ーーー!!!
ありがとうございます50カ国目(たぶん)
なんとかここまでやって来ましたよ。


国境周りはこんな感じ。

イミグレオフィス間は目と鼻の先ですよ。


20181209220540eb7.jpeg 


さて、
ここから首都のアシガバートまで移動です。

建物出たら目の前にバスが。

乗り込んで待っていると先ほどの荷物検査機でカーニバルみたいになってたトルクメンおばちゃんたちが大荷物抱えてバスにガンガン乗り込んできます。もうバスの中は枕だらけです。


で、
バスは45分ほど走り、
アシガバート手前のよくわからん場所でストップしました。

20181209220541f0c.jpeg 



どうやらバスはここまでのようで、
ここから先はタクシー運転手がわらわらです。

みんなようわからん言葉でグイグイ攻め込んできては
150マナトだの
80マナトだの
結構な金額を提示して来ます。

この時は私まだ公定レートしか頭になかったので、150マナト。。4500円!? 
などと大混乱。

ひとまずあの枕カーニバルガールたちはどうするんだろう、と見ているとみんなお迎えが来て次々と出発していくではないですか。

タクシー運転手に付きまとわれながら私がカーニバルガールズにヘルプミーぃ。。と苦笑いしてみると一発で『おいでおいで!』してくれました。

ヒッチハイク成功。
ありがとうございます。
トルクメンの皆さま、いきなりお優しいです。


トルクメンの皆さまは、なかなか独特な格好をされてます。

↓イメージ
201812092252229d9.jpeg 



20181209225244d03.jpeg 

全体的に華やかながら、しっかりと髪は隠している感じ。なんとなくインドのブジュ地方の女性たちのようです。

そんなおばちゃんもといガールズたちは

20181209220545cde.jpeg 



20181209220546fa5.jpeg 

車内で爆音で掛かるこの洋楽ビデオを見ながら「ディスコォー♪」と大盛り上がりでした。

ほ、ほんとにムスリム。。?



運転手は彼女たちの従兄弟のようです。
先に女性二人をマンションでおろし、私は駅まで送ってもらうことに。
さてこのアシガバート。

独裁国家かつ報道自由度ランキングワースト3に入るほどの情報統制国ということもあってか、街中の写真撮影が非常に制限されてます。
が、


運転手のおっちゃんもノリノリであっちゃこっちゃ写真を勧めてくるので、気をつけながらもパシパシやらせてもらいました。


20181209220547ef9.jpeg 



2018120922061562b.jpeg 



20181209220613113.jpeg 

すごくないですか。

街中の建物、ほぼ全て大理石です。

ニヤゾフ前大統領の指示で町の建物を全て大理石にする計画だそうです。
曇天なのが悔やまれます。


201812092206151a7.jpeg 



20181209220616076.jpeg 



2018120922061638f.jpeg 



20181209220617bcc.jpeg 


おっちゃんもだいぶ盛り上がりながらやって来ましたのは大統領府。

おっさん「あれが大統領パレスだー!」
私「おおーー!!」


201812092206190b0.jpeg 

なんてやってたら見事、
ポリスに捕まりました。


おっちゃんがポリスと激しく言い合いしてますが、やり取りを見ていると明らかにおっちゃんが押されている。まあそりゃそうなんだけど。


で、
最後にはおっちゃんが紙にサインさせられてました。


おっちゃんしょんぼり。

えっと、、ごめんよおっちゃん。



写真を撮ってた私にはなんのお咎めも写真を消せだのもなく、一方的におっちゃんが悪者になってしまうのですね。
てかそもそも写真についてお咎めされたのかどうかすら分かりませんが、おそらくきっとそうです。

そして、
おっちゃんは駅まで送り届けてくれました。

後味悪い出だしとなってしまい心苦しい。



トルクメニスタン第一ぬこ。

20181209220624395.jpeg 



トルクメニスタンも紅葉してます。

201812092206558d6.jpeg 



先ほどの一件で、
どこが写真よくてどこがダメなのか分からず、もうさっさと宿に来ました。

201812092206549d5.jpeg 


Kuwwat Hotel。


私よりひと月早くトルクメニスタンを旅なさっていたこいぴさんのブログを参考にしました。そして情報通り一泊10ドルでした。

(>こいぴさんありがとうございます!)


部屋。

2018120922065528e.jpeg 


うん、許容範囲です。

というのも、

アシガバートのホテルはクッソ高く、

一番安いと有名なSyyahat Hotelがシングル25ドルで最狂に劣悪な地獄ホテル、と聞いていたので、10ドルでこのクオリティなら◎です。


なお支払いはドルのみとのこと。



さて、
荷物を置いて、出掛けましょうか。



って、

出掛けてみたのですが、

先ほどの通り、カメラのタイミングがわかりません。

ひとまず官公庁系はダメだろうというのと、兵士がいるところはダメそうなので、そうでないところを探しながら。
。。ってちっちゃい公園にも兵士がいる。。


アシガバートは先ほどの通り、大理石の建物がずららららっと並んでいる感じ。
オマーンに似ています。

オマーンと違うのは、
寒さと歩いてる方の格好に華やかさと兵士の数。

あと公園に、
独裁者様と思われる金の像や銅の像はずららららっと並んでいることでしょうか。

なんというか、初めてです。
この「嫌」な感じ。

街全体がよそいきな格好というか、

なんというか違和感がすごい。


街中にちょくちょく流れているのは

2018120922065739d.jpeg 


とても豪華な遊園地で優雅に楽しく遊んでいる子供達の映像ですが、
その映像が流れてる公園には人っ子ひとりおらず、銅像が並んでるだけなんですよ。
あとは清掃員の方々がぶらぶら歩いてるだけ(掃除してない)。


公園内。

20181209220658c72.jpeg 



2018120922065981d.jpeg 

※もういちいち気にしてたらめんどくさいので兵士がいない場所は積極的に行きますよ。



わかりますかこの公園の物悲しさ。

そして時折見かけるトルクメン人は、どう見ても白亜の街並みが似合わない華やかな民族衣装なのです。


ロシアンバザールに来ました。

20181209220659f5d.jpeg 


ここも内部は撮影禁止です。


内部は至って普通のバザールでした。
規模は小さめ。

ただ人々は優しく手を振ってくれ、温かみを感じます。

後ほど触れますが、
ロシア離れをしたいトルクメニスタンにとっては中国は大変重要な取引先であり、今やトルクメニスタンの天然ガスの輸出先はほぼ中国なのだそうです。中国あってのトルクメニスタン経済、ということが一般市民にまで実感値があるのか不明ですがだからでしょうかね、こんなみんな優しいの。

あ、私の見た目が中国人という前提で書いてますけども何か。



ちっちゃな食堂があったので、トルクメニスタン料理(中央アジア料理?)にチャレンジ。


ピロフ(チキン肉ライス)がもう無いと言われたので、Dograma(?)ってのを頼んでみました。


20181209220700b5f.jpeg 


スープに、
細切れのパンと牛タンみたいな柔らか肉。
うん、美味いです。
スープ的な立ち位置かな。ちょっと食べ応え弱めですが、初戦にしては上出来かと。
店員さん優しいし。言葉通じないけど。

10マナト≒70円(裏レート換算)でした。




その後もコソコソとパシパシしながら歩いていきます。

2018120922073706f.jpeg 



20181209220738fa9.jpeg



うん、
街並みは凄いんですけど、
なんかこう、気持ち的に楽しくない。

兵士を気にしながらコソコソって。




独立広場に来ました。
公園の中央にドドンと、
おそらくニヤゾフ前大統領と思われる金の像。


201812092207380e5.jpeg  


これも正面ではなく横からコソコソと。


やや遠巻きながらの
アシガバートの景色。

20181209220739a86.jpeg 



20181209220740ec6.jpeg 



20181209220742329.jpeg 


ふう。
えっとですね。

疲れた。


一区画一区画がデカイんですよ。
ここまで3km近く歩いてますが、一つの建物と敷地がでかすぎて景色に刺激が少なく、
買ったばかりの靴がまだ馴染まないのもあって、
そして街の閉塞感も相まって、

しばし座って休憩してました。



夜のニヤゾフさん。

iPhoneの光度調節効いちゃってさっきの写真より明るい罠。


20181209220745fb3.jpeg 



ニヤゾフさんの見下ろす街。


20181209220746376.jpeg 

なんか凄そうな建物。

201812092207444e0.jpeg 

誰もいない夜の公園。

2018120922075118d.jpeg 



誰もいない夜の噴水。

20181209220757786.jpeg 



物陰から盗撮する私の好みのタイプ。

20181209220801a6f.jpeg 


もうだいぶ暗くなったので結構堂々と撮った大統領府前の公園の銅像。

20181209220802f75.jpeg 



同、噴水。

20181209220804ae8.jpeg 


※大統領府自体には警備員が凄くて近づけもしません。


そして再びのロシアンバザール。

20181209220803512.jpeg 



で今度はDolama(?)を頂きました。

201812092208079a0.jpeg 



20181209220807d60.jpeg 


ロールキャベツみたいなやつ。
中身は肉と米です。

これ美味!!
お隣は私大好きビーツのサラダです。
やはり美味いです。

お会計12マナト≒84円。


で、
もう宿に帰って来ちゃいました。


うん。。。
なんかちょっと、予想以上に窮屈です。

明日はもうちょっと市内をぶらっとしてみて、午後にはアシガバートを出発です。

サグボルン!
(トルクメン語「ありがとう」)
でした。


あ、

いつものメモをここに貼っておきます。

ちょっとさすがの独裁国家、いつもより情報少ないです。

+++++++++++++++++++++++++++
▪️国名:トルクメニスタン
トルクメン語:Türkmenistan
英語表記:Turkmenistan


国旗
20181209231232df1.png 

国章

2018120923123032c.png 


+++++++++++++++++++++++++++
▪️地理:
・北西:カザフスタン
・北東:ウズベキスタン
・南東:アフガニスタン
・南:イラン
・西:カスピ海

2018120923123383a.jpeg 

▪️首都:アシガバート


▪️
人口:571万人 世界110位

   (日本は1億2675万人で世界10位)
              ※2017年IMF調べ


▪️国民:トルクメン人85%
                ウズベク人5%、ロシア人4%
               ※wikipedia参照


▪️言語:トルクメン語、ロシア語

        こんにちは Salam サラム

        ありがとう  Sag boluň サグボルン

トルクメン人同士は主にトルクメン語で会話するが、トルクメン人でも長く都市部に住んでいる者やエリートなどの中にはロシア語を母語とし、トルクメン語が満足に話せない者もいる


▪️宗教:イスラム教スンナ派が大多数

               ※wikipedia参照


▪️
通貨:トルクメニスタン・マナト(TMM)

            公定レート 1マナト≒32円
            裏レート1ドル≒105円≒15マナト

                                →1マナト≒7円


+++++++++++++++++++++++++++
▪️歴史
・首都であるアシガバードの郊外には人類最古の農耕集落遺跡の一つであるアナウ遺跡、および紀元前2世紀または3世紀頃のパルティア王国の発祥地とされるニサ遺跡がある。
・この時代には現在のアシガバードの位置に小さな集落があったが、その後、サーサーン朝ペルシアの領土となった。
・6世紀には遊牧民のテュルク系民族に、7世紀からはイスラム帝国(ウマイヤ朝およびアッバース朝)に支配された。
・9世紀からサーマーン朝、セルジューク朝、ガズナ朝、ホラズム王国などの領地となる。
・13世紀にはモンゴル帝国が侵攻し、イル・ハン国やティムール朝の統治下となる。  ・16世紀以降、ヒヴァ・ハン国、ブハラ・ハン国、サファヴィー朝などに絶えず侵略される。  
・1869年に帝政ロシア軍がカスピ海東岸に上陸し、1873年にザ・カスピ軍区を設置。
・1880年にザ・カスピ鉄道が開通する。
・1881年にアレクサンドル2世治下のロシア帝国陸軍がアシガバートを占領し、基地を築く。  
・翌1882年にアレクサンドル3世治下の帝政ロシアにより、カフカス総督管区内のザカスピ州とされ、ロシア帝国へ編入。
第一次世界大戦中にかけて反ロシア大暴動(バスマチ運動)が起きるが、1924年にはトルクメン・ソビエト社会主義共和国としてソ連を構成する国の一つとなった。
・スターリンによる農業集団化に反発した遊牧民の抵抗が1936年頃まで続いた。
・1948年には大震災に見舞われ、11万人の犠牲者を出した。    
・ソ連時代末期の1990年8月22日に主権宣言を行い、10月27日には直接選挙による大統領選で単独候補のサパルムラト・ニヤゾフ最高会議議長が98.8%の得票率で当選した。
・1991年10月26日の国民投票でソ連からの独立に94.1%が賛成し、翌10月27日独立。
・その2ヶ月後の12月26日にソ連が解体されたことで晴れて独立国家となる。
・1992年5月18日、最高会議が大統領権限を強めた新憲法を採択。傍らで同年5月にロシア・CIS諸国との集団安全保障条約の署名を拒否。 
・1992年6月、大統領選でニヤゾフ大統領が99.5%の支持で再選し1995年12月、国連総会において「永世中立国」として承認された。
・ニヤゾフ大統領は2002年8月には終身大統領とされ、国内ではニヤゾフ大統領は「テュルクメンバシュ(トルクメン人の長)」を姓としている。  
・その後、ニヤゾフ大統領は2006年12月21日未明に66歳で死去。約2ヶ月後の2007年2月14日に大統領選が行われ、89.23%の得票率を獲得したグルバングル・ベルディムハメドフ大統領代行が正式にトルクメニスタンの第2代大統領に就任した。

▪️国際関係
・中国、トルコ、ロシア、イラン、アフガニスタンと貿易量が多い。
・中国:2009年に天然ガスのパイプラインが完成。天然ガスの販路拡大相手として急速にのび、現在輸出の85%を中国が占める。
・トルコ:建設ラッシュが進むトルクメニスタンにおいて多数の建設受託を担う。
・アフガニスタン:同国の電力供給の大半がトルクメニスタンに依存。一方でトルクメニスタンはアフガニスタンを経由してインド市場に天然ガスを供給する準備を進めており、両国間の経済は成長期待値が高い。
・イラン:イランはトルクメニスタンを独立国として認めた最初の国。両国間の貿易額は10億ドルを超える。
・日本:ニヤゾフ大統領の時代から、要人の往来が行われており、良好と言える。


▪️
経済

・名目GDP:379億ドル  世界94位
   (日本は4兆8,721億ドルで世界3位)
・一人当たりGDP:6,642ドル  世界85位
   (日本は38,439ドルで世界25位)
・経済成長率:6.47%  世界25位
   (日本は1.713%で世界150位)
・失業率:情報無し
   (日本は2.88%で世界99位)
※2017年IMF調べ
・主な産業は、天然ガス、石油、綿花栽培、繊維工業。
・特に天然ガスは狭い国土にも拘らず世界第4位の埋蔵量の資源国である。
・これらの資源の輸出により潤沢な資金流入がある為、経済が豊かで、政府による治安維持が行き届いている。現状では治安はとても良い。
・経済成長率は潤沢な資源のおかげで高成長を見せている。
・更に、食料品・日用品や住居等の物価が低く抑えられている他、教育・医療費や電気ならびガス・水道などが無料とされている。この為、国民生活は実質的な収入金額以上に安定していると言える。
・天然ガスの輸出による豊かな財政で、国民の住宅・学費・公共料金の一部が無料
・ベルドイムハメドフ大統領は独裁色の強い政治体制を敷いていて、言論は厳しく統制。世界各国の報道の自由度に関するランキングでは、180か国中、下から3番目


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ということで、

続きはまた明日!!


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コメント

No title

荷物検査のやり取りに吹いてしまいましたwww
トルクメニスタン、未知の国過ぎます〜!
更新楽しみにしていますね^^

そして、ランキング2位になってましたね!!
1位まで、もうちょっと!
こちらも楽しみ〜♪♪

はじめまして!

いつも楽しくblog拝見しています。
個人的に憧れてやまない中央アジア編のスタートという事で、思わずコメントさせていただきました。
イランin、この季節、とあまりお見かけしないルート&タイミングなので、どんな旅をされるのか、楽しみにしています!

Re:

AKiKOさん>
そうなんです。出だしから変な方向に想像を超えてました。
面白いですよこの国w!

ランキングはタイミングもあると思います。。!汗
引き続き謙虚に精進致します。。!

Re:

わっしーさん>
コメントありがとうございます!とても嬉しいです!
私もあまりイメージが湧いていない中央アジア、とても楽しみなのですがウズベキスタンはすでにもう極寒でこの先どうなってしまうのか甚だ不安です。

こんなブログですが引き続き御高覧いただけると幸いです。。!

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MAEDAKプロフィール

Maedak

Author:Maedak
ろくに英語もできないまま地球を東方面へ徘徊しはじめた158cmです。
なにを目指したブログかいまいち模索中ですが、関係各位への生存報告を兼ねて日々更新していきます。記事中の情報はあくまで英語力不十分な私が個人的に体験した限りのことを記載しているまでですので、あくまでご参考程度によろしくお願いいたします。

★2019年5月に無事帰国しました!
 これまで応援いただいた皆々様本当にありがとうございました。
 お陰様でこのブログは2018年11月頃よりブログ村世界一周カテゴリで
 しばらくの間、1位をいただくことができました。
 このブログは記念に残しておきますのでどうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
 また皆さまが旅に出れる日が来ることを心から願っております。


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