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#361 さあウズベキスタンへ。inウズベキスタン(1) 2018.12.9



トルクメニスタンはクフネ・ウルゲンチでまさかの140円宿に宿泊した私は大量のトルクメニスタン通貨を引っさげて国境へ向かうのでした。

これ両替出来るのかしら。



――――――――――――――――――
▼徘徊メモ
・行き先:
     トルクメニスタン クフネ・ウルゲンチ
  →ウズベキスタン ヌクス No'kis


①クフネ・ウルゲンチ→国境
・手段:タクシー
・料金:100マナト≒700円
・時間:15分
最初50マナトと言われたが手元に100マナト札しかなく、お釣りくれると思ったら運転手が最後に片道50マナトだとか言い出した。爆発しろ。

<国境越え>

・時差なし
・トルクメ・ウズベクとも両替所なし
・国境間は徒歩
・特段、特別なことは無し


②国境→ホジェリ Xojeli
・手段:ミニバス
・料金:2,000スム
・時間:20分くらい


↓到着場所
20181210111333121.jpeg 



③ホジェリ→ヌクス No'kis
・手段:ミニバス
・料金:1,500スム
・時間:20分くらい


↓到着場所
以下地図参照

※ミニバス=マルシュルートカです。


↓ヌクス地図マップ
(英表記はMapsme表記)
20181210111334d1a.jpeg 
・左のオレンジ:ミニバスターミナル
     Mapsme上に表記なし

・中央オレンジ:バスターミナル

     Западный (Гоне кала) автовокзал

・青:宿 ヌクス 一泊12ドル。

     Nukus


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クフネウルゲンチはお爺ちゃん宅の朝。

20181210111335e7b.jpeg 


お茶を頂いております。
ありがとうございます。


ひとまず朝9:45
出発するのでお爺ちゃんに声を掛けようと思ったのですが、まだ寝てるとのこと。
まあ昨夜あんだけ手震えてましたからね。
呑みすぎはダメですよ、お爺ちゃん。


クフネ・ウルゲンチの朝。

201812101113366c9.jpeg 


これ気温何度なのでしょうか。
確実に氷点下行ってると思います。
地図を見ようと携帯を出してるだけで1分くらいでもう手の感覚がなくなってきます。


幹線道路に出たらタクシーが通りかかったのですが、どれも満席。
困った顔をしてると一台の車がズザザッ。
もうほんと最後の最後まで人が良すぎるよトルクメン。。!


おっさん「ガハハァ!国境まで10ダラーだ!」
爆発しろ。
(国境までたった15kmです。)

マナトの値段を聞くと50マナト、闇レートでは350円なのでまあいいか、と乗り込みました。
私は手元に100マナト札しかなかったので、お釣りは?と聞くとウンウンうなづいている。


そして国境にて


おっさん「国境まで片道50だ!

ここから俺が帰るからトータル100だ!」

とか言い始めたのでそのまま捨て置きました。

人の優しいトルクメニスタンもタクシーの運転手はやはりカスです。





はい国境です!





という写真はありません。
この国で下手なことしたら下手したら下手するので。

最初に金網一枚のところに兵士が立っており、まさかここが国境。。!?
と思いきや2km近く遠く離れた場所にイミグレオフィスがありました。
もちろん正面にニヤゾフ前大統領の肖像画がおわしますことは2km手前のここからでも容易に分かります。


イミグレオフィス。
入るといきなり大荷物の人々が手荷物検査で大行列してますが、

まずは左の小部屋で、税関申告用紙を記入。
英語版は係員がわざわざ別室から持ってきてくれました。
用紙はよくある基本的なやつですが、アシガバート滞在ホテルの名前と住所を記入する欄がありました。

で、
手荷物検査。
これが遅い遅い。
たった10人くらいで1時間は待ちました。


で、
肝心の検査は、
私は1分で終わりました。
荷物を開けさせられましたが、
開けておいて「武器はないか?」ってあるわけ無いし。

てか、
あっても言うはずないし。
※無いですけどね。


その後、奥のカウンターであっという間にスタンプバスン、でした。


で、

トルクメニスタン側イミグレを出るともう目の前にウズベキスタン側イミグレです。

最初に手前の小屋で、センサー式の体温計で体温チェック。
私の体温34度でした。


係員爆笑。


いや、お前も

外でてみろ。おお?



で、
ウズベキスタン側イミグレオフィスはかなり閑散。

女性職員に手招きされだだっ広い何も無いところにあるカウンターでまずスタンプバスン。ノークエスチョンでした。


で、最後は手荷物検査。


係員が
「どこそこは絶景だから必ず行くべし」
「あそこはいいぞ」「でもそこも良いぞ」
などなど
仕事そっちのけで観光案内をしてくれました。


で、
手荷物を広げたらすぐさま数々のマグネットを見つけ出し
「これはどこだ?」
「これはなんだ!?」

子供のように大はしゃぎ。


ネパールのブッダアイのマグネットが一番お気に入りのようd仕事して!!



さらばウズベキスタンイミグレ。

20181210111343177.jpeg 


スタンプは右下の緑のやつ。


20181210111342bc5.jpeg 




さて、
このイミグレオフィスの向こうにタクシー共がワラワラしているのが見えたので、オフィス出口の兵士に「ホジェリまでのタクシーは普通いくらですか?」と聞いたら5ドルだと言う。

で、すぐそこにいたタクシードライバーに聞くと『20ドルだ!』とか言う。


兵士に「あれ?5ドルじゃ無いの?」

と聞くと兵士がタクシードライバーに何かを諭し、

タクシードライバー「ご、5で良いし。」

となるのでした。
ふ、馬鹿者めが。


。。と言うところまでやっておいて、
ちょっと向こうに人が屯しているバス停見たいのが見えたので、一目散でそこへ行きました。
兵士さん、ごめんなさい。



ただ問題があるんですよねー。
両替所がなかったんですこの国境。
なので私、ウズベキスタンのお金、スム、を持ってないんです。

とはいえイランを大手を振るって闊歩してきた私は一味違いますよ。
屯しているおばちゃんたちに、
1ドル札を見せながら、
「ホジェリ?」
「バス?」
「(僕、このお金で、座れるかな?のジェスチャー)」
おばちゃんたち血気盛んにウンウンうなづいてしかもドルからスムへの両替までしてくれました。

やはり中央アジアのおばちゃん神説は実証されつつあります。
まあちょっと私もあざとすぎるなぁと我ながら思うわけですが。

だがしかし、


おばちゃんたちの優しさは私の想像を超えていました。

しばらく待った後に来たミニバスは7人乗り。
おばちゃんたちは7人。
私を入れると8人です。
おばちゃんたち、私を我先に乗せて+六人が乗り込み、残る二人は次のバスを待って私たちを見送ってくれたのです。。!しかも残った二人は両替をしてくれた二人。。

なんて優しいんでしょう。


そしてバスの中はまったく言葉は通じないのにおばちゃんたちがしきりに話しかけてきて大爆笑してました。

ほっこり。

こういう時、
相手が喋ったことを見よう見まねで繰り返すと大概ウケます。発音やイントネーションが面白いのでしょう。
そしてだんだんと過激なり下品なりな言葉を言わせたい輩が出てきてなおさら盛り上がっていきます。
まあ、おばちゃんたちはそうはいかないですけど。



バスはホジェリまで2000スム≒28円でした。

↓バス停あたりに屯していたおばちゃんたち。
201812101113466f9.jpeg 



さて、
バスは20分でホジェリのミニバス&タクシースタンドに着きました。

20181210111347f47.jpeg 


↓ここ。
20181210111333121.jpeg 




で、
私がヌクスに行きたいことを知ってるおばちゃんたちは私の手を取りヌクス行きのミニバスを捕まえてくれました。
(ミニバスの定位置は無さそう。車・人だらけの広場に多数ウロウロしてる感じ)


何という。。!

ウズベキスタンは人の優しさに溢れています


ヌクスまでは1500スム=21円でした。

20181210111350fa6.jpeg 


ここもミニバス&タクシースタンドみたいなとこに着きました。


降りて早々にSIMカード屋があったので訪ねてみたら外国人には売れないそうで。みんなそうなのかな?



で、
ちょっと三日間風呂なしなのと、
ブーツに変えた途端にやはり足の臭いが気になっているのと、
ウズベキスタンの事前情報収集が中途半端なので、もう今日は宿を目指しました。
周辺の人々が全然両替に応じてくれないのと、まさかの本日は日曜日でして銀行もクローズで両替できないので、宿までの5kmを歩きます。


宿

20181210111353dcd.jpeg 


その名もホテル ヌクス。
こいぴさんブログで見知ったヌクス最安宿。
ですがそれでもお値段12ドルー!!

やはりこんな僻地に泊まる旅行客なんていないんでしょうね。。
なおお支払いはスムのみだそうです。
支払いは明日朝(両替完了後)へ延期です。

ただWi-fiがあったので、
久々のWi-Fiを浴びて大満足です。

3日分の日記を一気に更新し、
あれこれそれどれした後の、

20181210111355bf6.jpeg 



2018121011135693c.jpeg 

ウズベク飯!!

宿の人に聞いてドルが使える店を聞きましたよ。


写真一つ目これ。読めない。

2018121011142242f.jpeg 


ポトフの具材巨大版のような。
てか何頼んでいいかわからんのでオーダー取りに来たおばちゃんにウズベクー!と言って出てきたのがこれです。何をどう解釈されたかは謎です。
そして料理が提供された途端に涙腺を刺激するくらい玉ねぎ臭が凄かったです。


先ほどの写真二枚目はこれ。


20181210111422ff8.jpeg 


マンティーです。
モモ的なやつ。中央アジア名物だと思ってますが正しいでしょうか。

ポトフは肉がホロホロで美味しでした。
マンティーは、まあ見たまんまかな。
実は私そんなにモモ好きじゃない、というか食べ飽きちゃうんです途中で。

明日以降はもうちょっとウズベク料理をインプットしていくので今日のところはこの和紙よりも薄い感想でご容赦ください。


なおここ結構おハイソなレストランでして、
これに水とパンついて32000スムかな。
約500円弱でした。
お会計は4ドル。
イランならレストラン三回いけます。
キイ悔しい。


その後は明日以降の計画をWi-Fi浴びながら練ってました。
ひとまず明日は、カラなんたらかんたらというウズベキスタン内の未承認国家へ向かいたいと思います。。。っていま調べたらすでにここヌクスがカラなんたらかんたらのようです。

って事で、
明日はカラなんたらかんたらを北上していきます。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
ラフマット!でした。
(ウズベク語でありがとう。たぶん。)


↓毎度恐縮です。個人的な勉強メモ。

+++++++++++++++++++++++++++
▪️国名:ウズベキスタン共和国
ウズベク語:Oʻzbekiston Respublikasi
英語表記:Republic of Uzbekistan

201812101139251f7.png 

+++++++++++++++++++++++++++
▪️地理:
・北:カザフスタン
・東:キルギス、タジキスタン
・南:トルクメニスタン、アフガニスタン
・西:カザフスタン

20181210113925562.jpeg 


▪️首都:タシュケント


▪️人口:3,212万人  世界42位

   (日本は1億2675万人で世界10位)
              ※2017年IMF調べ


▪️
国民:ウズベク人 80%

             ロシア人6%、タジク人5%

               ※wikipedia参照


▪️言語:

        こんにちは Assalomu alaykum! 

             アッサラーム・アレイクン

        ありがとう Rahmat 

           ラフマット


▪️宗教:イスラム教が約90%だが、戒律に対しては厳しくない

               ※wikipedia参照

 
▪️
通貨:スム(UZS)

               1スム≒0.01359円


+++++++++++++++++++++++++++

▪️歴史
・紀元前1000年頃、ウズベキスタンの国土の中央部はオアシス都市が栄え、東西交易路シルクロードの中継地ともなっていた。
・この地域は古代にイラン系のソグド人が活躍したが、8世紀にアラブ人によって征服され、宗教的にはイスラム化した。
・10世紀にはテュルク民族(カラカルパク人など)が進出し、言語的にテュルク語化が進む。
・13世紀にはモンゴル帝国に征服され、このとき多くの都市が甚大な被害を受けるがすぐに復興を果たす。
・14世紀にはこの地から興ったティムール朝が中央アジアからペルシアを含む西アジアに至る広大な地域を征服して大国家に発展した。
・ティムール朝の衰亡後、北からウズベク人が侵入し、ウズベク3ハン国と呼ばれるブハラ・ハン国、ヒヴァ・ハン国、コーカンド・ハン国を立てる。
・これらは19世紀に北からのロシア帝国に征服され、ロシア革命後はソビエト連邦下の共和国となり、その後ソビエト共産党政府の統治下に入り、ウズベク・ソビエト社会主義共和国となった。
・その後1991年のソ連崩壊によってウズベク・ソビエト社会主義共和国はウズベキスタン共和国として独立。
・独立後はイスラム・カリモフ大統領が権力を集約し、ほぼ独裁政権となって統治。
同時に独立国家共同体 (CIS) に加盟した。独立後はイスラム・カリモフ大統領が権力を集約し、ほぼ独裁政権となって統治。  
・カリモフ大統領死去後、シャヴカト・ミルズィヤエフ氏が第二代大統領に就任した。

▪️国際関係
・アメリカ:2005年アンディジャン事件を機に関係が悪化。同事件は国内武装勢力が刑務所を襲撃して受刑者解放を要求した事件と同時期に起こった大統領退陣要求の市民デモに対し、政府治安部隊が一般市民に発砲し多数の死傷者が出たというもの。本件に対して国際調査を求めた欧米諸国に対しウズベキスタン政府はこれを拒否。これ以降、欧米諸国との関係が大きく悪化している。

▪️経済
・名目GDP:488億ドル  世界83位
   (日本は4兆8,721億ドルで世界3位)
・一人当たりGDP:1520ドル  世界151位
   (日本は38,439ドルで世界25位)
・経済成長率:5.3%  世界35位
   (日本は1.713%で世界150位)
・失業率:情報無し
   (日本は2.88%で世界99位)
※2017年IMF調べ


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MAEDAKプロフィール

Maedak

Author:Maedak
ろくに英語もできないまま地球を東方面へ徘徊しはじめた158cmです。
なにを目指したブログかいまいち模索中ですが、関係各位への生存報告を兼ねて日々更新していきます。記事中の情報はあくまで英語力不十分な私が個人的に体験した限りのことを記載しているまでですので、あくまでご参考程度によろしくお願いいたします。

★2019年5月に無事帰国しました!
 これまで応援いただいた皆々様本当にありがとうございました。
 お陰様でこのブログは2018年11月頃よりブログ村世界一周カテゴリで
 しばらくの間、1位をいただくことができました。
 このブログは記念に残しておきますのでどうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
 また皆さまが旅に出れる日が来ることを心から願っております。


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