#369 遊牧の国キルギスへ。inキルギス(1) 2018.12.17
- 2018/12/21
- 07:00
冬の中央アジアは大変厳しい現実を知った小生はウズベキスタンのタシケントをすっ飛ばし一気にキルギスの首都、ビシュケクへ向かうのでした。
そしてその居心地の良さに思うのでした。
あ、
やっぱウズベキスタンがあかんわ。
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▼徘徊メモ
・行き先:ビシュケク市内
・手段:徒歩&乗合バン(マルシュ)
・料金:乗合バン一乗車10スム≒16円
・時間:ー
・オレンジ:バスターミナル
Zapadnyj avtovokzal
・青:宿 南旅館 ドミ一泊350スム≒560円
・左の赤:オシュ・バザール
Osh bazaar
・その右の赤:マナス王の像
Скульптурный комплекс "Манас"
・その右の赤:アラ・トー広場
Ala Too Square
・その右の赤:キルギス美術館
Museum of Fine Arts
・右上の二つの緑:ツム百貨店・グム百貨店
ГУМ "Чынар"、Tsum
・左の緑:店名不明、美味い飯屋
→明日の日記で詳細記載予定
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日記は昨日の続きから。
朝8:30、タシケントを出発したバスがビシュケクに到着したところから再開です。
ターミナル内に両替所ありました。
1ユーロ75スム。市内の両替所が1ユーロ79スムだったので、ぼちぼち悪目なレートです。
ひとまず無垢な私はここで20ユーロを両替。
もうバス降りた瞬間に決意しました。
この街に長居はできんって。(理由:寒い)。
なので一旦少額。
ここから宿までミニバンで向かいます。
宿は「南旅館」という、ビシュケク名物のような、むしろ南旅館に泊まるためにビシュケクに行くんじゃないかって感じの名物宿があるそうなので、日本人との協調性を失った非社交的な私ですが、行ってみることにしました。オフシーズンだしどうせ人はいなかろう。
ミニバンはバスターミナルを出て右手。
132番のミニバンがズラッと並んでる場所があります。
↑Mapsmeでは建物の脇のように見えますが、この青矢印が食い込んでる建物は存在しません。
で、
132番ミニバンは市内をぐるーりしながら南へ。
南旅館はかなり市内の南です。
バスを降りると道の彼方に天山山脈(かな?)
中国はウルムチまで突き進む、巨大な山脈です。
Mapsmeに「南旅館」という場所があるので、その建物まで行き、
入り口がある側(北側)から見て左から二番目の入り口でインターフォン「2→2→K」を押し、『ジャポニャ』と唱えるとドアが開く
なにこれふっかつのじゅもんですか?
で、
私の場合はドアが開きませんでした。
御察しの通り22というのは部屋番号で、Kが発信ボタン?、でベルが鳴るのですが誰も出ません。
朝9:30。
まだちょっと早かったかしら?
ってところに住民の方々ドアを開けて中に入っていったのですかさず滑り込み。
内部は部屋番号16から始まり、4階?くらいに22の部屋がありました。
インターフォンを押すと、
3分くらいの沈黙の後、ドアがガチャリと。
どうやら管理人のおばあちゃんが不在だったようで、ちょうど宿泊していた日本人の方が迷われた上で開けてくれたようです(多分)。
そしてすぐおばあちゃんも帰ってきました。
このおばあちゃんが大変に可愛らしいのです。
英語は一切喋れずロシア語オンリーなのですが、とても親切。
「ハラショ。」※OK的な意味
を数秒に一回呟く。
「ショ。」の部分が超ぷりちー。
ほら手伝って!
てな感じで(何言ってるかは分からないが)私のベッドのシーツを整えるのを手伝う。
仕上がると、
「ハラショ。」
鍵の使い方の説明。
オール身振り手振りで、説明し終わると、「ハラショ?」
私がテーブルに座ってるとあれこれ本を見せてくれて、
「ハラショ。」
やだもう。胸キュンなんですけどっ!!
そんなおばあちゃん家宿がこの南旅館なんですね。
そして狙い通り、
私一人です。
※正確には有名なFさんという長くいらっしゃる方はご在室。もう一人の方は今日チェックアウト。
おばあちゃんを独り占めです。
って何かするわけじゃないですけど。
ハラショ。で通じ合うことくらいしか。
ただね、ここが凄いのが、
Wi-Fi爆速!!
おばあちゃん家なのに。
歴代の旅人たちが仕上げてきたこのワードローブ!!
※本のね
本屋か!
クセが強すぎる。
やはり中央アジアで沈没する人は色々こじらせてる人が多いと思料。
ドミ。
8人滞在可って聞いてたけどベッドが四つ。
さて、
ちょっと実はビシュケクについてなーーんにも調べてなく、何泊滞在するかも決めてなかったので、まずは爆速Wifiで情報収集。
普段はWebサイト表示待ちの間に本を読んだりするのですが、もうWi-Fi爆速すぎて手元が落ち着かない。
ひとまず分かったこと。
ビシュケクには観光スポットがあまりない。
まあなんというか、
『「なにもない」がそこにある。』
って感じでしょうか。
我が地元の東京ドイツ村の初期のキャッチコピーです。
最初頭おかしいんじゃないかと思いました。
ただこの歳になると分かります。
「なにもしない」をする、ということの大切さ。
なおこれが夏になると、
ここキルギスは天山山脈を擁する山と草原の国なので、トレッキングヒャッホウなんですが、いかんせんいまは冬。
気温はマイナス7度です。
うーん。
ひとまずちょっと、
ビシュケク街歩きをしながら考えましょうかな。
まずやって来ましたは、オシュ・バザール。
ビシュケクきってのバザールです。
「オシュ・バザールには行かないでください」
なかなかセンセーショナルなメッセージです。
どうやらここは、スリはもちろん、ニセ警官による持ち物チェックと見せかけてのスリや、麻薬ポケットインからの拘束など、なかなか生々しい事件が多発しているそうなのです。
って事で、
カード類は宿に置き、カバンの上にコートを着てやって参りました。
一見した雰囲気はすごく平和なんですけどね。
なんかすみません。
これまでのバザールと似たような風景しか撮れませんでした。
いえね、
もうすでに十二分に驚いているのが、
キルギス人、めっちゃ日本人に顔つきが似ているのね。
って言う顔写真を真正面から撮る勇気がない私は風景撮ってると見せかけてビシュケク市民のフェイスを頂戴しようと思っていたのですが、なんでしょうか、そう言った写真が一枚もないですね。ごめんなさい。
ビシュケクは首都だからですかね、
センス良い感じの美男美女も多く、ちょっと嬉しい。あ、変な意味じゃなくてね。
それでは早速参りましょうか、
待望の、、、キルギス飯!!!
ウズベキスタンでも何度か食べた、
中央アジア大定番の、
マンティーと、ラグマン(うどん)にしましたよ。
え!?
やだ!!
うっま!!
うま!!!
うまーーー!!!!!
え、なんだったんでしょうかウズベキスタン。私あんな大金払ってきましたけど。
ぜんっぜん美味いぞ。キルギス飯。
特にラグマンは麺がコシが凄くて。
これってやっぱり中国が近いからか?
ラグマン100スム≒160円、
マンティー100スム≒160円、
と思ったより安くはないですが、
超絶美味だったので満足です。
え?
どうしよう。
キルギスが好き。
途中、スタンドで売ってました。
プロフが。
あのウズベキスタンで探し回ったプロフが、ここビシュケクでは街中のスタンドで食べれる。。!!
※冷たそうなので買いませんでしたけど。
バザールの戦利品。
みかん6個で50スム≒80円、
トイレットペーパー10スム≒16円安!!
トイレットペーパー、インドやネパール、イランだと一個100円するのに!!!
これは衝撃でした。
そのほかビシュケクの街風景、
って言うほどそんなに写真ないし、やっぱりキルギス人のおフェイス頂戴、とはならなかった。
マナスはキルギスに口承で伝わる叙情詩であり、かつその叙情詩に出てくる王の名だそうです。
インド人みんな大好きマハーバーラタよりも長い約50万行にも及ぶもので世界最大のギネス認定もされているのだとか。
他民族に支配され続けてきたキルギス民族における英雄伝として、広く国民に愛されているのだそうですよ。
アラ・トー広場。
大きな広場にはためくキルギス国旗。
この国旗の中央に描かれているのはユルタという、遊牧民が使うコテージ的なものだそうです。
遊牧民族キルギス人の誇りですねきっと。
なおこちらの広場もいい感じに仕上がってます。
周囲にはぎこちない足取りの着ぐるみたちが通行人を取り囲んでキャッキャしてました。
はたからみると精神的集団暴行です。
ねえちょっと誰か。なんとかしてあげてよ。
謎の像。
きっと重要なメッセージが込められているんだろうけど、誠に恐縮ながら笑いなしでは考えられないメッセージしか思いつきません。
なんか洒落乙な建物登場。
グム百貨店とツム百貨店だそうです。
そのどっちかに入ってみました。
どっちかは忘れました。
オシャンティーー!!
もう床がツルッツル滑ります。
私の700円靴(withみかん)では太刀打ち出来ません。
ちょっとオシャン過ぎて今の私には無縁だな、
と思ったそのとぉぉぉき!!
スンゴイの見つけました。
もうこれね、その方面の界隈じゃ顔面蒼白鳥肌モノですよ。
新店舗ぉぉぉ!!!!
皆さん、メイソウ優品、ってご存知ですか。
ロゴはユニクロ、アイテムの雰囲気は無印、価格帯はダイソー、ネーミングはダイソーと無印、と言う、著作権と言う次元を凌駕する夢のコラボブランドがありまして、世界各地に出店しているのです。
その新ブランドぉぉ!!
しかもロゴ以外は全部一緒!!
レジ裏の殺し文句、
「Japanese Designer Brand」
もしっかり健在。
熊本県庁ー!!
ああもう凄い楽しませてもらいました。
店員さんも日本のブランドと信じて疑ってないですからね。
私が日本人と分かると凄い喜びます。
凄いですよねー。
ドバイのモールにはメイソウがドヤ顔で出店してるんですよ。
そして同じモールに無印とダイソーも出店してるんですよ。
まあちょっとあまり書きすぎるとこの先私が何処其処で入国云々が云々してしまうかもしれないのでこの辺でお暇しましょうかね。
あとはオランダはハーグにあると言う国際司法裁判の判断に任せましょう。知らんけど。
で、
ここで宿に戻りました。
うん、
たしかに、
何もないね!!
これで気候があったかければなぁ。。
「なにもしない」を楽しめるのですけど。
ひとまず宿に戻って、
明日以降の予定前倒しを検討開始。
ああでもないこうでもない、
とやってると、Fさん(長く滞在されている方)が登場。
「夕飯買い出し行きます?」
行こうじゃないですか。
私はただでさえこのビシュケクで「なにもしない」を楽しめずにいるのです。
Fさんは宿から東のバザールへ。
を買い出し。
さすがです。
手際よく次々に食材が料理になっていきます。
超綺麗に皮剥いた!!
皮剥いてドヤってたら、
「あとはもうやりますんで」
って。
あれ、
野菜切るぐらいできるけど私。
やっぱあれかな。皮剥いてるだけで分かるのかな。
「こいつ自炊力ゼロだなって」
ひたすら写メしてました。
はい本日のお夕飯キャーー!!!
焼きジャガイモ的な?
とFさん仰ってましたが、ロシアでよく食べられる家庭料理なんだそうです。
ヤダ超うまいぃぃぃ♡
豚皮がカリッカリに揚げられてる肉汁じゅわ〜。
豚肉、豚皮、ジャガイモをラードで揚げ、人参をスパイスと一緒に炒め合わせたような感じです。
凄いですね。。
こんな料理をサクサクっと作れるようになれたら良いですね。
まあそうなったら私三日で体脂肪率30%超えるでしょうけど。
Fさん夕飯もこの南旅館の名物?
のようにお見受けします。
食材代75スム≒120円でこのクオリティはヤバイ。
そしてFさん、
詳細は割愛しますがとにかく知識量が半端ないです。1聞くと1000帰ってくるのでもう追いつきません。
ひとまず私はこの後シルクロードを東進するので、色々教えていただきました。
まあ3つくらい質問して3000の情報が帰ってきてメモれたの100くらいですけど、それでも貴重な100です。なんてたって最強に美味い飯屋情報を頂きましたから。ぐふん。
おす。
って事で、
キルギスはビシュケクファンの方が多いだろう思われる中ほんとのほんとに信じられないと思いますが、
明日キルギス出国してカザフスタンへ行きます。
いえ、
まじで悩みました。
ここビシュケクで朝ラグマン食って昼寝プロフ食って夜Fさんお手製ディナー、そしておばあちゃんとの日常を楽しむ、
だなんて夢のような世界ですが、
私早いとこ日本に帰らねばならぬので。
ほら、ね、お金もないしね。
ので、
すみません、キルギスは一日で出国です。。
なのでちょっと今更ですが、とはいえいつもの私的メモを貼っつけて今日を閉じます。
ジョン・ラフマーット!でした。
+++++++++++++++++++++++++++
▪️国名:キルギス共和国
<国旗>
<国章>
英語表記:Kyrgyz Republic
キルギス語:Кыргыз Республикасы
※かつての正式国名はキルギスタンであり、改称以降も別称として公式に認められている。
※タジキスタンやウズベキスタンなどにみられる「~スタン」とは、ペルシア語で「~が多い場所」を意味する言葉。〜はそれぞれの民族となる。上記で言えばタジク人、ウズベク人等。
+++++++++++++++++++++++++++
▪️地理:
・北:カザフスタン
・東:中国
・南:中国、タジキスタン
・西:ウズベキスタン
▪️人口:626万人 世界106位
(日本は1億2675万人で世界10位)
※2017年IMF調べ
▪️国民:キルギス人63%、ウズベク人15%
ロシア人16%
※wikipedia参照
▪️言語:キルギス語、ロシア語
キルギス語話者は僅か55%。
ロシア語話者34%。
以下キルギス語
・こんにちは
Саламатсызбы
(サラマトスィズブィ)
・ありがとう
чон ырахмат
(ジョン ラフマット)
▪️宗教:イスラム教75%、キリスト教正教会20%
※wikipedia参照
▪️通貨:キルギス・ソム(KGS)
1ソム≒1.62円 ※本日現在
+++++++++++++++++++++++++++
▪️歴史
・キルギス人の先祖はモンゴル高原の北に広がる南シベリアのエニセイ川流域で遊牧生活を送っていたトルコ系民族。モンゴロイドではなくコーカソイドであったという。
・紀元前3世紀頃に匈奴(きょうど)に服属。※匈奴はモンゴル高原を中心に紀元前4世紀〜紀元1世紀にかけて中央ユーラシアに勢力を築いた遊牧国家。
・6世紀頃に突厥(とっけつ)の勢力下に入る。 ※突厥は6世紀に中央アジアを支配した遊牧国家。
・7世紀、中国・唐の支配を受ける、
・8世紀には回鶻(ウイグル)の支配を受けたが、840年にウイグル帝国が崩壊すると今度はイスラム王朝であるカラハン王朝の支配下となる。
・その後13世紀に、この地はモンゴルのチンギス=ハンに滅ぼされ、その後は中央アジアを広く支配したティムール朝の支配下となる。
・ティムール朝が滅亡した16世紀頃、キルギス人の祖先がこの地に入植してくる(これが現在のキルギス人の祖)。
・その後のウズベク3ハン時代はコーカンド=ハン国に服属。
・1876年にコーカンド=ハン国ロシアの支配を受けることになった。
・ソ連成立時には「トルキスタン自治ソヴィエト社会主義共和国」の一部となる。
・1924年に国境が整備され「カラ・キルギス自治州」となり、1936年には「キルギス・ソヴィエト社会主義共和国」として一地域から一国家に格上げされソ連に加盟。
・キルギス人はソ連支配下で次第に民族意識を強めていき、ソ連崩壊時にキルギス共和国として独立。
・1995年に初代大統領にアスカル・アカエフ就任するも、2005年、アカエフ大統領の強権主義に対する反政府運動が激化、クーデターが発生しアカエフ大統領は辞任(チューリップ革命)
・2005年、クルマンベク・バキエフ大統領就任。
・2017年、ソーロンバイ・ジェーンベコフが5代目大統領就任。
▪️国際関係
・独立国家共同体(CIS)に加盟。※旧ソ連国を中心とした国家連合体。
・カザフスタン:
二国間関係は非常に強固であり、キルギス人とカザフ人は言語、文化、宗教など非常に共通点が多い。
・タジキスタン:
緊張関係が続いている。タジキスタンの難民や反政府組織は数回に渡りキルギスに渡航しており、人質に取ることさえしている
・ウズベキスタン:
キルギス南部を政治的、経済的に影響下においている。これはキルギス南部では経済的、地理的状況からウズベク人の人口が非常に多い点が影響している。キルギスは天然ガスの大部分をウズベキスタンからの輸入に頼っており、複数の地域でウズベキスタンは天然ガスのパイプラインを閉じる、もしくは供給量を調整することで政治的影響力を保っている。
・ロシア:
中央アジアの他の共和国が時にロシアの干渉に対して不満を持つ中で、キルギスはこれまで以上にモスクワのロシア政府から援助を受けることを望んでいる。国際社会による経済援助にもかかわらず、キルギスは直接的、もしくはカザフスタンを通して間接的に、経済的にロシアに依存したままの状態が続いている。
・アメリカ:
キルギスに対し人道支援、非致死軍事支援を行っているほか、経済的、政治的復興の支援を行っている。また、国際機関からの援助に対するキルギスの要求に対してもサポートを行っている。
・中国:
ちょっとうまく整理できず。良いのか悪いのか不明です。2018年にキルギスの外務感は「中国がキルギスの良き隣人かつ戦略的パートナーであり、中国との関係強化と発展が外交政策方針の最優先の一つだ」と述べてはいます。一方で中国企業によるキルギス国内の事業が環境破壊に繋がっているとしてキルギス現地住民が中国企業を襲撃事件なども起きています。
▪️経済
・名目GDP:75億ドル 世界144位
(日本は4兆8,721億ドルで世界3位)
・一人当たりGDP:1,207ドル 世界159位
(日本は38,439ドルで世界25位)
・経済成長率:4.584% 世界52位
(日本は1.713%で世界150位)
・失業率:7.12% 世界43位
(日本は2.88%で世界99位)
※2017年IMF調べ
・農業および牧畜、鉱業が主。
・農業は主として輸出品目にもなっている綿花、タバコの栽培が活発に行われている。
・鉱業は金、水銀、アンチモンなど。1997年に採掘がはじまったクムトール鉱山は、世界屈指の金鉱山である。また水銀(ハイダルカン鉱山)は2002年のデータで世界第3位の産出量を誇っている。
・ソ連から独立後は、観光産業に早くから注力。旧ソ連邦でも先駆けてヨーロッパや日本からの観光目的の入国に際し、査証不要を打ち出した。
・キルギスは石油製品、天然ガスを輸入し、水力発電による電力、葉タバコ、綿を輸出している。ただし、金の輸出が急速に伸びている。
・2000年における輸入相手国は、ロシア、ウズベキスタン、カザフスタン、アメリカ合衆国、中華人民共和国の順。
・輸出相手国は、ドイツ、ウズベキスタン、ロシア、中華人民共和国、スイス。
・キルギスの対日本への貿易は2012年の財務省貿易統計によると輸入57.6億円(機械類及び輸送用機器、自動車、建設用・鉱山用機械)、輸出0.8億円(アルミニウム及び、同合金)となっている。
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